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形容詞とは?

いい歳をして英文法の学び直しをしています。既存の日本語で書かれた参考書は何十年も改訂がされておらず、10代の頃に読んだわかりにくい文章に付き合うのが嫌なので、ケンブリッジの本と併用で見ています。で、ふと気づいたのですが、「形容詞」という品詞の説明って国文法と英文法で違うんですよね。国文法では形容詞というと状態を表す用言なのですが、英文法ではadjectiveなので、名刺を修飾する言葉、すなわち国文法における「連体詞」なのです。日本語のように用言としての形容詞にするには、be動詞とセットじゃないとワークしないのです。英語と日本語の述語構造の違いを理解するのは重要だと思うのですが、この辺りの説明が全然足りていないように思えます。困ったことに日本で英語を教えている人の大半は、あのややこしい参考書でマスターできた人が大半らしく、改定されないことに疑問を持っていないみたいなんです。言語は生き物だからアップデイトは必須なのですが。

ハーバート.クラークとキャット.アンダーソンの共通点について考える。

ハーバート.クラーク。言わずと知れた大名人でトランペットのエチュードの作者です。キャット.アンダーソン。エリントンバンドを長く支えた素晴らしいハイノートヒッターでした。クラークのテクニカルスタディは最小限の音量で決められたパターンをワンブレスでできるだけ長く吹くことが要求されています。他方、キャットのやっていたいわゆるSilent Gは、やはり同じく最小限の音でワンブレスでできるだけ長く真ん中のGをロングトーンすることが要求されています(私はキャットのエチュードは持っていないのですが、ボストンのTony Lujanが個人レッスンをつけてもらった時のレジュメを公開した時にシェアさせてもらったものがあります)。私はワンブレスで1分をルーティーンにしています。クラークもアンダーソンも「最小限のエアでできるだけ長く」ということが共通しています。どちらにも共通していることは「必要最小限のパワーで楽器を鳴らす感覚を掴む」ということではないかと考えています。古今東西さまざまな教則本がありますが、言い方は違えど、共通していることは「いかに楽に、自然に吹くか」なのです。ただ、そうしたものを書く人はそれぞれ頑固職人なので、似たようなことを言ってるのにお互いを排斥しあったりしているのではないかと感じてしまうのです。アンダーソンは今は埋もれてしまっているコステロ=スティーブンスメソッドに近かったという話がありますし、アルマンド.ギターラもコステロ派でした。コステロの本を読んでみると、クラークが触れていなかったことで重要と思われることも書かれていたりします。私は独学ですし、奏法について特定の先生に長期にわたって教わったこともありません。なので、逆説的ですが、却ってニュートラルな位置から試行できているような気がしています。ブライアン.デイヴィスやポール.メイズの映像からも大きなヒントを得ています。つまるところ、すべての楽器はリラックスして共鳴体を鳴らす、ということに尽きると思っているのですが、トランペットは楽器の構造上非常に「力みやすい」楽器なんですよね。クラークやアンダーソンのキモであると思われる「最小限の音量で鳴らすポイントを掴む」と言うことはクラークがエチュードの中で口を酸っぱくして書いている「緊張しない」というところと密接にリンクしていると思えるのです。

貝毒の謎

貝毒というものがあります。貝を食べてお腹壊すってヤツです。2枚貝が有毒成分を持つプランクトンを食べることで引き起こされるようで、牡蠣とアサリなどではそのプランクトンの種類が違うようです。牡蠣は下痢系でアサリとかの方が神経毒で怖そうですが。でも、考えてみると、アメリカに行けばチェリーストーンやリトルネックといった蛤系の回は普通に生で供されますし(個人的には牡蠣より好き)、赤貝や青柳やホッキ貝にもリスクがあるのに、ちゃんとした寿司屋に行くと生で出てきます。しかも牡蠣でもアサリでも、貝毒は熱をかけても消えない、とされています。でも火を通した貝で貝毒云々というのも聞きません。瀬戸内にかつてあった青柳を干した姫貝は昔はおやつみたいな感じで売られていました。姫貝はもはや手に入りにくので、青柳が手に入れば(舌だけでも)自分で干して作りますが、どう考えても貝毒というワードは謎です。これ何なんでしょうか?