子猫使いのやすしの日々 -11ページ目

まだ未定



 佐藤は仕方がないというようにポツリポツリと話し出した。少しずつ小出しに話せば、少しでもぼくの怒りが収まるとでも思ったのだろうか。
 「うん、おまえには、悪いことをしたな、とは、思って、いるよ」
 「悪いと思うならとっとと別れろよ」
 一瞬迷惑そうな目で見上げると、すぐに目を逸らし、手元にあるコーヒーに口を付けた。もうコーヒーはぼくのカップにも佐藤のカップにも残っていない。この店はコーヒーのおかわり自由な筈なのに、店員は一度もぼくらの席にコーヒーを持ってきてくれない。佐藤がおかわりを頼んだらそれに便乗するのに。
 灰皿にはぼくの吸ったセブンスターの吸殻がぎっしりと詰められている。ぼくはまた新しくセブンスターを咥え、火を付ける。俯いてる佐藤の表情まではここからでは伺えないが、ぼくがタバコに火を付けたことで、佐藤の眉がピクッと動いたのが見えた。
 「ていうか、なんでおれが謝らないといけないの?おまえが悪いんじゃん。別れろよっておまえにはこれっぽっちも関係なくね?おれら二人の問題なんだから。ちょっとタバコもくもくしてるから火消せよ」
 突然逆ギレなのか、正当ギレなのか判断つかないが、佐藤はここをファミレスだということを忘れてしまったのか、かなりの大声で怒鳴りだした。もう2時になるのだろう。店内にはぼくら二人と、カップルが二組と、寝ているサラリーマンが一人いるだけで、カップルは二組とも好奇心100%の目を向け、寝ているサラリーマンは一瞬ビクッとなり、迷惑そうな顔をぼくらのテーブルに向けている。もう少し小声で話せないものなのか。これはドラマじゃなくてリアルなんだから。
 ぼくはタバコを深く吸い込み、佐藤に向けて煙を吐き出す。
 佐藤はぼくのそんな気持ちを汲んではくれず、さらに大声でまくし立てる。
 「おまえが悪いんじゃん。絵里のことなんてなんにも考えなかったお前が悪いんじゃん。なんでおれが責められなきゃなんねーんだよ!もう帰れよ!ってかタバコちゃんと消せよ。さっきからずっともくもくしてんだよ!」
 「おまえが帰れ。そのコーヒーくらい奢ってやる」
 佐藤はアメリカ人のように大袈裟に溜息をつき、財布から千円札を取り出し、机に叩きつけて、キッとぼくのことを睨むとズカズカと自動ドアを抜けて外へ出て行った。あいつは顔さえよければきっといい役者になれたことだろう。ありがとうございましたー。間の抜けた店員の声。ヒソヒソ話するカップル。サラリーマンはもう寝ている。
 佐藤はこんな時間に外に出て一体どうするつもりなのか。もう当然電車は動いていない。これから始発までどこで時間を潰すつもりか。ぼくはこのファミレスで痛い視線に曝されながらも始発が発車するまで粘り続けるつもり。
 ウェイトレスを呼び、灰皿の交換とコーヒーのおかわりを注文した。さっきのぼくらのやりとりを見ていたのだろう。まったくの遠慮のない不躾な眼差しでぼくのことを見てくる。ああ、これで怒鳴られていた人というキャラ付けをされてしまったか。本当に迷惑な奴だ。
 しかしあの佐藤の顔は傑作だったなと思う。なんだあの気持ち悪い顔は。あれが演技じゃなく100%のガチだというのが余計に気持ち悪い。
 店内は少しエアコンが効き過ぎていて肌寒いし、カップルは相変わらずヒソヒソしているが、その二つを除けばいたって快適だ。灰皿は言えば換えてくれる。コーヒーも言えばおかわりを持ってきてくれる。佐藤はコーヒー一杯しか頼んでいないのに、千円も置いていってくれたから、佐藤の分までなにか注文してやろうかと、一瞬考えたが、あまり腹も減っていないから取っておくことにしよう。
 今頃佐藤はどうしているのだろうか。漫画喫茶にでも泊まるのか、それとも駅の反対側のファミレスに入るのか、こんな寂れた街でも安く朝を迎える方法はいくらでもある。





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電車内の暇潰しですから、読まなくていいですよ

 はじめてケータイからウップしてみます。
 
 一昨日の話なんですが、歌番組見てたんですよ。
 で、思ったのが「男と女、別れると大変だな」って。見ていた番組は歌よりもトークがメインでかつ生放送だったから、もしも元恋人が出ていたら、放送事故みたいなもんでなにかが起きる可能性も決してゼロではない。
 ああいう番組って当然にジャニーズが金の関係なのかぼくなんかにはよく分かりませんが、当然一組は出さないとならないのでしょうから大変ですよね。
 ナンバーワン人気グループも一人「あいつらできてるっぼい」報道されっちゃったし、ナンバーツーなのかわかんないけど五人組のまあ人気グループも爆弾を二人も抱えてるから出せるわけない。じゃあ仕方ない、V六人組よ、おまえらなら表面上なんの弊害もないから行けってなったとしか思えませんでした。
 イメージとかファンとかそりゃ大事なんでしょうが、なんかねーって思います。「おれたち(あたしたち)はファンもイメージも大事にしないぜ。おう、(元恋人の肩に手を置いて)おれ(あたし)は今でもあの夜を忘れたことはないぜ、ベイべ」みたいなことを平気で放送中に発言するようなグループ出たら、まわりがなんと言おうがぼくは支持するのにな。ミャンマーとかの人組グループとか平気でそういうこと言いそうじゃないですか。100%偏見ですけど。
 恐れるな。ぼくは支持するぞ。

 やっぱケータイだと書きづらいですね。

ここでがんばれ、おれ

 大人買いしてしまいました。

 
ベルセルク (31)/三浦 建太郎
¥530
Amazon.co.jp

 単行本じゃなくてコンビニで売ってるぶっとい読み応えがっつりのやつを11冊買ってしまいました。中古本屋で11冊まとめて2500円で売ってたので衝動買いしました。定価なら1冊630円するからかなり安く買えました。

 これ読むだけで丸一日くらいかかってまいそうです。涎垂れそうです。
 
 
 やばいですね、最近書くことなくなってきました。仕方ないから小説でも書こうかしら。あんまり期待しないで乞うご期待!

青春の1ページが今、蘇る!

 連休に浮かれて更新できませんでした。まあいいよね、休みだし。
 
 ってことで、3連休また終わりました。正確にはまだ終わってないけど、普段の日曜日のサザエさん的な段階にさしかかってきました。あと少ししたらまた現実が始まっちまうというこの恐怖と後悔、いやですね。
 
 いろいろしたんですが、一番印象に残ったのは映画ですね。映画館に着いただけで、ぼくのこいつはズッコンバッコンしている。おい、おまえちょっとは落ち着け!と念じても、聞く耳もたず、勝手にズッコンバッコンしてる。
 そう、エヴァンゲリヲンの映画見てきました。大興奮してました。鼻息荒く、ポップコーンにむしゃぶりつき、50年間生きてきて初めて冷蔵庫というものを見た人みたいに視線は釘付けでした。
 平べったく言えば総集編です。そしてほぼ総編集しています。パチンコ、スロットでがっぽり稼いだのでしょう、すげー金のいい匂いがしました。
 だから一度だけだけど見たことあるって人には少し退屈かもしれません。だけど中毒をもっている人にはとても楽しめる映画です。「お、このシーンは編集はしてないっぽいな」とか「シンジがあそこでああしてたのはこれからの話しの展開にどう絡んでくるのか」とか余計なことを考えてしまうから、楽しいですよ。
 
 でもそんなすばらしい映画でしたが、もっともズッコンバッコンしたのは本編が終わった後の予告でした。もちろん本編もすばらしいのです。だけど予告に度肝抜かれました。頭の中で「なに?なに?」と疑問符が飛び回り、口からは涎を垂れ流す始末。劇場から出た後も5分間くらいは予告のことが頭から離れませんでした。

 早く次回が見たくてたまりません。


 またこれでパチンコもいい具材がたくさん手に入るでしょうから、新しいの出すでしょうね。そしてぼくはまた打ちにいくでしょうね。負けると思いながらも、一瞬の花火の見たさに駆られて。
 いいんじゃないですか、日本て資本主義の国ですし。

 

戯れ言

 来年以降の話しでしょうが、新Macbok出るかもしんないってね。アルミニウム製で。
 
 うーん、どうなんでしょうかね。やっぱiMacかな。またモデルチェンジしねーかな、もしくは新品が電車に落ちてねーかな。

 ipodtouchもそろそろ出荷されそうだし。あー欲しい。でも急いだことにろくな記憶ねーからとりあえず10月まではなにも行動は起こすまい。