子猫使いのやすしの日々 -10ページ目

本を忘れちゃったから電車内の暇潰し

 死なない人間てのがもしもいたら、ほんとに無敵だなって思います。
 いや、死なないから無敵なんだけど、ここで言いたい無敵っていうのは、マリオ的な物理的にって意味じゃなく、その人間は法にも国にも属する必要もなくて、なにもかもがすべて自分の思うがままに生きていけるなって。
 だって殺せないんだもん。例えばコンビニに強盗に入って「おい、金寄越せ」って無敵マンが言うとするじゃないですか。すると店員は怖いから「はい、どうぞ」って渡すじゃないですか。そんで店から出たのを確認したら警察に電話するじゃないですか。まあこの店員が極めて善良的な保守的な人である場合ですが。もしも悪いやつならおまわりなんかに電話してやらね、とか、ここでおれがこのレジに残ってる金抜いても、あの強盗のせいになるからお咎めなしじゃね?とかよからぬことして警察の出番がなくなっちゃうからだめね。
 で、警察きました。無敵マンは無敵だから逃げも隠れもしないで、ゲーセンで遊んでいたと。警察はまあ逮捕しようとしますよ。でも無敵だから警察をその場で皆殺しにします。警察も応援を出しますが、銃で撃っても、パトカーでぶっとばしても死なない無敵マンにぶるってみんな逃げ出します。警察も命は大事ですもんね。
 無敵マンはコンビニ強盗に味を占めて、銀行強盗もしました。だけど気付いた。金なんかいらないってことに。「ちょっと待てよ。金を払うってのは、相手にお願いしてその金銭の対価として物なり、サービスを受けるってことだろ。おいおい、おれよ。なんでお願いしてんだ。奪えばいいだけじゃねーか」ってことに。それに気付いた無敵マンは悪さの限りを尽します。強盗、強姦、殺人。
 国もその傍若無人な悪行の限りをただ指をくわえて黙って傍観しているだけじゃない。自衛隊も出たし、国連も行ったし、腕に覚えのある武道家もみんな殺しにいったけどみんな返り討ち。一つの県を犠牲にすることになった核兵器まで投下したけど、なんのダメージも与えられなかった。
 無敵マンはやりたい限りやってたけど、やりたい限りやりすぎて飽きちゃいました。で、思うわけです。もう政治しかないって。好き勝手に法律とか作るけど、そもそも自分に法律なんて関係ないからそれにも飽きちゃう。仕方ない。世界大統領になるかって、世界大統領になるけど、それももう面白くない。やべえな、なにやっても楽しくないってなっちゃって、暇だから世界遺産を壊したり、リアル三国無双で好きなだけ虐殺したりしたけどすぐに飽きちゃう。
 「もうなにもかもつまんねえからおれは死ぬことにした。喜べ」って全世界に放送を流して、世界がお祭り騒ぎになってるその場に姿を現して「今喜んでたやつら。全員切腹しろ」とかどっきりをしたりもしたけどすぐに飽きた。
 どうしても暇には無敵マンも太刀打ちはできなくて、ついに自殺します。無敵だけど自分だけは自分を殺せるらしい。

 だから大変ですよね。もしも無敵な人間がいたら。被害は甚大です。あ、でもめちゃめちゃ深く掘った落とし穴なら倒せるか。その上からセメントぶっかけちゃえばもう出られないんだから。なによりも協力な攻撃が落とし穴だなんて、人間、しょぼいな。

眠りは尊い

 普段コンタクトを着用しているのですが、ハードなので仕事をしていると目が乾いてなんか目の奥がギュルギュルと疼くので、眠気覚ましも兼ねて目薬を差すことが多いんですよ。
 で、愛用している目薬ってのが、これ以上ないってくらいの超クールな目薬なんで「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!」のキターじゃなくて、織田裕二風の「キターーー!!」って感じになるんですが、その後すぐに眠くなっちゃうんですよね。
 これじゃあ意味ないじゃないか、と思うんですが、そもそも目薬って眠くなる成分が入っているんですかね。だってコンパとかで「おい、ちょっとあの娘の飲み物に目薬入れようぜ!いいから貸せよ!1滴ー、2滴ー、3滴!」みたいな悪いことに活用することもあるようですし。
 前までは目薬点しても眠くなったりしなかったんですが、こうも眠くなるということは、目のどっかが過労により溶けちまって、そのどっかから目薬が直接体に取り込まれてると思うんですよ。目医者行ったら目に傷があるって言われたことあったし。やばいですね。
 だから、眠くならない目薬あればほしいです。誰か知りませんか。クールさももちろんあるやつで。


 で、本の紹介です。
アフターダーク (講談社文庫)/村上 春樹
¥540
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 出ました、大御所、村上春樹です。説明はいりませんね。
 この作品の中で、ずっと寝ている女というのが出てくるんで、目薬の話しと無理矢理結びつけてみました。
 滅多なことではハードカバーを買わないことで有名なぼくが、早く読みたいあまり、文庫化が待ちきれず、ハードカバーで買った作品です。文庫化まで待てばよかったと読み終えた後に思いました。
 ここから先は、ぼくの200%の独断と偏見なんであんま参考にしない方がいいです。感じ方なんて人それぞれだしね。だから好き勝手に書きます。
 
 もしもあなたが、村上春樹の作品を一作も読んだことがないというのであれば、最初にこの本を読んで欲しくないです。面白いのはいくらでもありますから、焦らないで。
 でも、焦った結果、最初にこの本を読んでしまったあなた。そこで、面白いと思えばあなたの未来は無限に広がっていきます。この作品より面白い本はいくらでもあるのですから。
 やっぱり、あんだよつまんね、って思ってしまったあなた。ここで諦めないでください。これがすべてじゃない!面白い本はたくさんあります。

 ってことで村上さんの作品はぼくが好きだからどれもおすすめですよ!


 

ズボンの中までアメリカ野郎

 アメリカ人(カーネルサンダースさんみたいな顔してたから)の方とトイレで隣り合いまして、別に下心とかなかったんですが、偶然その方のパンツが目に入ってしまいました。
 チャーンチャチャーンチャーンチャーンチャーン、星条旗模様でした。「テリーマンさんですか?」と声は掛けませんでした。仕事中だったからね、ぼくもテリーも。
 日本人が日の丸模様のトランクス若しくはブリーフを履いてるようなものであって、「やっぱ外人は愛国心が強い!日本人も見習った方がいいのではないでしょうか?」と問いかけました。空に。

 まあそんな話でつかみはオーケーってなったことで、本題です。
 沢尻エリカ様、すごいですね。あの態度。そりゃアッコさんも「シめるで、ほんま」とか言いますよ。
 記者の方もそうとうびびってましたね。声がかなりバビってました。
 なにがそんなに気に食わなかったのでしょうか。生きているのがしんどくなったんでしょうか。それとも一部の人が言ってるようにあれもキャラ作りなのでしょうか。キャラ作りであったらすごいですよね。かなりのバッシングを受けるということももちろん想定している筈だから、これから第一線で活躍していくことを踏まえた長いスパンを見越してのキャラ作りだと思われます。
 「あたしは今、ここでこの「ツンツン」キャラをしておかないと、いつまでたっても1リットルの涙キャラで、この先「ツンツン」キャラになれない。我慢をし続けて、5年後にいきなり「ツンツン」しだしたら、すぐに干されかねない。最近徐々に「ツンツン」キャラの布石も敷かれてきた。行くなら今しかない、今だ!行くのよエリカ!!」なーんてことをもしも思っているのであれば、ぼくはもうエリカ様大好きです。今はあんま好きじゃないけど。

 あーあ、ついに芸能話まで手を伸ばすようになってしまいました。これじゃあただのブログじゃん。まあ、間違いなくただのブログなんだけどさ。

もう秋の匂いがプンプンしますね

 寒いですね。もう夏は終わってしまったようですね。そりゃそうか、もう10月だし。もう衣替えのシーズンですもんね。これから急激に寒くなるってこと考えるだけで気が滅入ります。もう朝シャワーを浴びるのが苦行になるわけです。いやだいやだ。
 今日はそんな嫌な気分もぶっ飛ばせ!ってことで本の紹介です。


鳶がクルリと (新潮文庫)/ヒキタ クニオ
¥620
Amazon.co.jp
 ヒキタクニオさんの作品です。「凶気の桜」を書いた人と言った方が分かりいいかもしんないですね。
 映画化もされていたようですが、残念ながら映画は見ておりません。「凶気の桜」は映画も見たんですけどね。「ネオトージョー」おもろかったですね。
 で、この作品ですが、作品名からも分かるように「鳶職」の話しです。仕事を求めていたひとりの女子がなんの因果か、鳶職の経理のようなことをするお話です。語弊があります、経理とかそんな堅苦しいの全然関係ありません、いかす鳶の人達の話しです。
 けっこう鳶職の作品って多いですよね。以前紹介させてもらった吉田修一さんの「ランドマーク」もそうですし、この本もそうです。三羽省吾さんの「太陽がイッパイいっぱい」も鳶職の話しです。ほかにもあった気がしますが、読んだ本で思い出せるのはこれくらいです。あんまなかったですね。個人的には「太陽がイッパイいっぱい」に一票ですね。
 じゃあその本紹介しろよとか思われそうですが、最近読んだ本の紹介をあんましていなかったので、「なんだよこいつ、偉そうなこと言ってるけど、全然本なんて読んでねーんじゃねーの?」なんて思われたら悲しいので、この本を紹介しました。
 ヒキタクニオさんの本は面白いですよ。見た目が所ジョージっぽいですが、内容は所ジョージとはちと違うぜよ!





まだ未定2

 


 机の上の携帯を手に取り、時間を確認すると2時32分だった。電車が動くまであと2時間少し、さて、なにをして時間を潰すか。
 店内で起きている客はいつのまにか、ぼくだけになっていた。サラリーマンは起きる気配はない。ヒソヒソ話をしていたカップルも少し目を離した隙に、二人仲良く手を繋いで寝ている。気持ち悪いやつら。店員の姿は見えなかったが、きっと厨房にでもいるのだろう。どうやってコーヒーのおかわりを頼めばいいんだか。佐藤のような大きな声は出せそうもない。
 佐藤とのやり取りのせいか、気が昂ぶっていて眠れそうもない。それにコーヒーを飲みすぎた。当分眠気は訪れそうもない。こんなに暇になるなら佐藤を怒らせるのをもっと後にすれば良かった。面白みのないつまらない男だが、それでも時間つぶしにはなる。
 
 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。変な寝方をしたせいか、首と左足が痛む。外に目をやるといつの間にか、うっすらと空に青味がかかっている。店内からは蛍の光が流れている。客はぼくだけになっていた。店員が早く帰れと目で訴えかけてくる。分かったよ。
 外は寒かった。痛む首を揉み解しながら外へ出ると、雨が降っていた。最悪だ。もちろん傘なんてない。仕方ないからフードをかぶり、駅へと歩を早めた。出勤するサラリーマンがのそのそと病人のように歩いている。こいつらになにか楽しいことなんてあるのだろうか。日々をただ消化しているだけ。ああはなりたくないが、自分もあまり大差はないのだろう。特に目標もなく、夢もなく、ただ生きている。不安がないと言えば嘘になる。親もいつまでも家に置いてはくれないだろう。このままでいられるわけがないと分かっている。いつかはなにかしらして金を稼がないといけない。
 ただあんな風にスーツを着て、型にはまった生活をすることによって自分がなくなってしまいそうで怖い。日々に忙殺されて、なにかを考えることすらやめてしまいそうな気がしてたまらない。自分になにか大きなことができるとも思わない。それでも、それでも望んでしまう、自分以上を。
 現実との折り合いをうまくつけるのが大人だと、前に誰かが言っていたが、それを認めてしまうのは「諦める」ということ同じだ。諦めることが大人になるということなら、ぼくは大人なんかにならなくていい。子供のまま生きていく。




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