宝くじ売り場の「本日大安」の張り紙
年末ジャンボが売り出されている店頭。
大安日とか一粒万倍日の吉日には
「本日大安」とか「本日 一粒万倍日」の
張り紙が出ています。
あれはなかなか強力なセールスワード。
「もしかしてこれ(張り紙)を見た私は幸運に
導かれているのかしら?」という気持ちもなって
宝くじ愛好者でなくても心が動かされてしまいます。
10億円当たる!より、「本日大安」の方が
購入を後押しする。
通販広告にもこのような強力なセールスワードがないか、探してみよう!
ちなみに2022年末ジャンボ売り出し期間中の
一粒万倍日は
11月 28日、29日
12月 12日、13日
特にいい日が12月の12日、13日だそうですよ。
最近の通販広告の傾向(3)
今回はクリエイティブ
今、世の中の動きがとても速くなっている感じがしませんか?政治や経済もここ半年前とガラッと変わって、先行きの不透明さも増している。消費者心理も不安感を抱えながらの生活の中にいる。そのせいか、レスポンスも安定しなくなってきているようだ。先月よかった原稿も今月ダメとか、媒体によってかなりの差が出た、とか聞く。とにかく疲弊も早くなっているのではないだろうか。
こんな時代は、時間をかけて原稿を作成している場合じゃない。世の中の状況を読んでタイムリーにクリエイティブをどんどん投下していくべき。1つのクリエイティブに2か月~3か月なんてかけていたら出稿する時には状況は一変している。わたしの経験からも、時間をかけた原稿ほどレスポンスが芳しくない。
変化の激しい今は世の中の動きや消費者心理を踏まえながらスピーディにクリエイティブ開発していかないといけないと思う。
最近の通販広告の傾向(2)
最近の通販広告の傾向(2)
今回は折込チラシとDMまとめて
●折込チラシ
折込チラシも新聞購読者数の減少に伴い、減少傾向にあるが、新聞本紙の掲載から折込チラシへ広告予算を移している企業も多いようだ。4から6パターンほどのクリエイティブをスプリットで実施してレスポンスの良いクリエイティブを拡大していく。印刷や配布コストは新聞より高いが、やりようによっては精度の高く効率的なメディアとして活用できる。
●DM
最近ネットによる販促も効率が悪くなってきてアナログのDMをやってみたらけっこうよかったという声も聞く。
DMは新聞・折込チラシより対象者が明確。ポイントはDMの送付タイミングとクリエイティブだ。対象者のインサイトを十分推察してクリエイティブを作成できるかがポイント。
つまらないDMはゴミ箱に直行するだけ。先ずは、開封してみたい、という気持ちにさせる工夫が必要。従来のクリエイティブから脱却して、チャレンジングなものがいいみたいです。
次回はクリエイティブについて書きます!
最近の通販広告の傾向2022(1)
(1)新聞媒体
今年9月のABC協会の発表によると朝日新聞の発行部数は400万部を切ったそう。これは朝日だけのことではなく他紙もどんどん部数を減らしている。
インターネットの普及と、世の中の不景気が大きな原因だろう。部数減は通販事業者や私のような新聞広告を制作している人間にも悩ましい問題だ。でも、広告媒体という視点で考えると、新聞は毎日一度に数百万部を発行しているという点では効率的な媒体なのだ。
さらに、今新聞を購読している読者は、経済的に余裕がある人たちではないだろうか?確かに媒体の読者母数が減った影響は出てきているが、経済的にセグメントされた人たちを対象にしていると考えて、今後掲載商品や販売価格・オファーを考えてみてはどうだろうか?
CPOばかりにこだわらず、LTVも考えていかないと今後ますます打てる媒体がなくなってくる。
転職支援会社のCMに違和感
昨今 転職支援企業が儲かる業種らしく、
TVCMをよく見ます。
内容的に今いる会社で頑張って提案しても
会社がその提案を受け入れてくれないシーンや
チェレンジに後ろ向きな上司の様子が描かれていて、「転職するなら今だ」というメッセージで転職を促します。
わかりやすい話で構成しているのはわかりますが
(あくまでCMとして)、自分の頑張りが評価されない会社は去った方がいい、みたいなことが当たり前みたいになると、大きな勘違いにつながります。
世の中に、自分のベストな場所(会社組織)などは
ほぼなく、自分自身でベストな場所にしないといけないのではないかと思います。
そのためには、自分自身がその会社組織の中で必要不可欠な存在になり、その中で、不条理や不都合と戦っていかないといけないのです。
その中で、成長して実力がついてくるのだと思います。何も戦うことなく、評価されないから転職しようというのは、自身の成長にはつながらないように思います。
通販広告の失敗の原因
久々の投稿です。気づけば2か月放置でした。
ロシアのウクライナ侵攻と我が国の政治の
メチャクチャさに嫌気がさして、
という理由にさせていただき・・・。
今回は通販広告における失敗の原因について
語りたいと思います。
通販広告を作り、出稿して思ったような
反響がない場合があります。
なぜ、反響がなかったのか、検証することになります。
このコピー?デザイン?イラスト?オファーの見せ方?といろんな部分が候補として後出しで出てきます。もしかしたらそうかもしれませんが、細かい部分よりももっと大きな間違いから来ているのではないでしょうか?
私の経験から、以下の5つの間違いが反響の悪さに大きく影響を与えると考えます。
① ターゲット分析の間違い
② 商品の訴求ポイントの間違い
③ 表現手法に溺れすぎ
④ オファーの間違い
⑤ 商品選定と媒体の間違い
次回のブログで細かくお話します。
初 オンライン座談会で
昨晩、弊社のMac機器の保守管理を
してくれている会社TOOさんの主催で
デザイン関係の仕事をしている人たちとの
座談会があり、初参加させていただきました。
人見知りもするし、自分から進んでこのような座談会に
加わるタイプではないのですが、
ちょっと狙いがあって参加しました。
参加者は今第一線で活躍されている2~30代くらいの方が多く、パッケージデザインやWEBデザイン、レタッチャー、ブランディングなどの仕事をしている方でした。
私のやっている通販広告のデザインは、彼らのやっている世界とはまるで別世界に見られていて、(いや、そんなのデザインじゃない、とさえおもわれているのかもしれない)、興味を示す方はいないのです。
今回、私がこの座談会に参加したのは、
通販広告のデザインの魅力や奥深さなど多くのクリエーターの方に知ってもえれば、と思ったからです。
一般的なデザインの仕事は感性やセンスが評価されますが、これは曖昧なもの。通販広告デザインは、どれだけその広告で売れたか、というのが数字でわかるわけです。さらに、クリエイティブ業界は若さが武器になりますが、通販クリエイティブは、経験は武器になります。だから、いくつになっても続けられる仕事なのです・・・・。
というようなことを座談会でお話しましたが、皆さん「????」という感じ。
うーんなかなか通販広告デザインの仕事を啓蒙しているのはたいへんそうだ。でも、めげずに頑張ろう!
通販広告デザイン業界の地位向上を目指して!
なぜ、自分のことは棚に上げて考えてしまうのか?
つくづく人というのは自分のことは
棚に上げて考えてしまうものなのだと思います。
(自分も含めてですが・・・)
自分が子供のときには勉強しなかったのに、
子供には勉強しなさい、と叱る。
ビジネスでも、自分じゃ買わないのに、
人は買うと思う。
通販における定期コースなんてまさにそれ。
初めて使ったこともない商品をいきなり定期コースで売りつけられたら、どうでしょう?
美味しそうだけどまだ食べてみたことのない店があって、
そこは定期コースの人しか入れません、って
言われて入りますか?
そのお店の評判とか、詳細を良く知っていたら別かもしれませんが、たたまた道を歩いていて出会った店に定期で通いますか?
自分ならまず入りません。怖いもの。
たぶんあなたもそうでしょう?
でも実際ビジネスではこんなこと平気でやっています。
定期コースの販売の多くは売り手の都合からで、そうしないと利益がでない構造だからでしょう。
気持ちはわかります。LTVを上げたい、利益を確保したいというのは決して悪いことではありません。
でも、本来は、「これはいい商品です。一度お使いください、良ければ継続してお使いください」、
というのが自然な流れ。
試していただくことにエネルギーを注いで、
使い続けていただくとこにエネルギーを注ぐ、
そうして顧客との深度を深めていけば違う商品も購入してくれて、よりLTVが高くなるはず。
また、口コミでも広がっていくはずです。
誤解しないでいただきたいのが、すべて定期売りがNGということではありません。
例えば育毛剤のような、
継続しないと効果が得られない、ものは続けていただかないといけないので、「定期コースにしますのでお安く提供します」、というのはありです。
お客様にとっても安くて続けやすいのはいいことです。
安易に売り手の都合だけで定期売りをすることは避けたいものです。
今一度、上にあげた棚を見直してみるのもいいかもしれません。
新商品の訴求の仕方
新商品の場合、「売り上げNO.1」とか
「これだけ売れています!」的な実績もないし、
愛用者も多くいないので、
広告コンテンツ的には弱くなります。
前回のブログでも書いたように
人は知らないものには抵抗感があるので、
売るには不利ということになります。
なので、広告が見ている人が少しでも知っていることを
付加することで、「知らない」という警戒感を低下させるようにします。
でも、社名も知られていない、商品も知られていない、
訴求コンテンツもそれほどない場合は、
新規性を強調するのです。
人が注視し、関心を寄せるものは、
馴染みのあるものと、まったく新しいものです。
馴染みのあるものは目につきやすく、
新しいものは「これは何?」と興味関心を引きます。
ただ中途半端では「何?」と思ってもらえないので、
かなり「これは何だ????」と思われるくらい
新規性を持たせた訴求にしないといけません。
新商品は今までにない「何か」を探して訴求しましょう!