湘南の建築家のひとりごと -14ページ目

雰囲気を変える

自宅にいくつかの家具があります。
どれも、著名なデザイナーの作品ではなく
ごく普通のソファやテーブルなどの家具達です。

どれも、結婚当初から使っているものや、両親が使っていた
お下がりなどで、年季ものというより、ヤレテる感じです。
ソファは2回ほど張り地を張り替え、椅子の座面も1回張り替えています。
それでも結構なガタがきており正直「変えようかなー」なんて思うこともあります。

でも、変えない理由があります。

「モノを大切に扱う」という理由であれば模範的ですが
毎日使っているものであることや、自身の性格から正直なところ「丁寧」というより
「雑」な感じで扱っていると思います。

本当の理由はその家具達を置き家具とし固定化しないことで室内の雰囲気が
変えられるからです。
決して、高価な家具でなくともです。

見慣れた家具達のカタチであっても、向きや場所を変えることで
新たな見え方や使い方の発見があったり、それらに腰掛けた位置から
室内全体の見え方が変わったりと、家具を起点にいつもの部屋が新鮮な
気持ちに変えられると思います。

そんな理由から「今度はこのレイアウトにすれば!」など思案していると
今、手持ちの家具が変えてくれる可能性(大袈裟)に期待して
新たな家具購入への触手が遠のいてしますのです・・・

それと、名作家具に座っている自分が全然似合わないのが
よーくわかっているから・・・



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深める

趣味として「釣り」を続けています。
狙う魚は「黒鯛」とかなり趣向性の強い魚種です。
更に、釣り方法としても「ヘチ釣り」という
これもまた、趣向性の強い釣り方法です。

ホームグラウンドである藤沢の釣場でもかなり少数派で(東京湾はメッカなので大勢いますが)
いつしか、顔見知りとなり、いまでは釣り仲間としてお付き合いさせていただいてます。
皆さん、このマニアックな釣り師(黒鯛師)だけあって
趣味への精通が深く、釣り以外でも文化的な見聞、見識に長けていて
話を伺っていると「へー、なるほど!」と教えられる事が多く
釣場が社会勉強の場になったりする事もあります。(ちょっと大袈裟か!)

その仲間のお一人が、釣った魚をいつも美味しく調理し、お酒と一緒に
食事を満喫されています。
聞けば、やはりただ単に「酒」ではなく料理の味を深めるセレクションを
されているとのことです。
特に、「ワイン」への造詣が深く味わいのお話を聞くと
テイスティング表現には舌を巻くものがあります。

最近は、私も「ワイン」について少し教えていただき、香りや味わいなどを
楽しみはじめました。(とは言っても本当にわかっている筈はないんですけど・・・)
わからないながらも、「味わう」や「想像をめぐらす」など
「食す」ことに新たな要素が加わり、食事時間にプラスな要素が増えました。

住宅の設計にはキッチンやダイニングの存在は不可欠であり
更に、とても大切な空間であることはいつも認識しながら設計をしています。
これからは、私自身にプラスとなってきた「食す」時の要素を
加えながら、設計動線や寸法や配置は当然のことながら、深みのある設計を
心がけていこうと思います。

こんな、考えを与えてくれた釣り仲間に感謝!
あっ、もとを正せば、釣り仲間が集まる理由の「クロダイ様!」に感謝かな!



まずはと、教えていただいたワインメーカー
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構造計算

建築基準法第6条第1項第4号に掲げる建築物

法規の中で定められた一定規模の建築物の定義ですが
木造建築で地上2階建ての住宅などが、主に該当します。
これに該当する建築確認申請の審査内容には構造上の安全確認とする
書類上(構造計算書等)審査における提出義務は、原則的にありません。
つまり「設計者の判断による構造上の安全確認」にゆだねられているのです。
しかしながら2007年以降、この規模の建築確認申請の審査内容について
国土交通省を軸に法改正の動きが強まってきています。
つまり、審査基準の一つとして、構造上の安全確認の具体性が現実味を
帯びはじめているのです。

これは、お客様にとっては非常に優位なもので、安全の根拠が確証できるのです。
まあ、これに加えて実際の現場においての監理体制が更に大切なのは変わりませんが・・・

これらの動きと将来への体制を踏まえて、既に私は構造設計士との
パートナーシップで仕事を進めています。
お客様への初期の提示となる「基本設計」の時から構造設計士と
安全検証を行い、打合せ過程での変更内容に則して協議しています。

これを行うことは、ただ単に安全検証にとどまらず
お客様の求める間取り変更などの御要望に対し根拠を持って
こたえられるメリットが大きいのです。
また、初期の段階の構造検討は、その後の「実施設計」段階の構造上における修正や変更を
少なく抑えられ、結果として効率よく作業が捗れるのです。

建物の安全性の確証は、専門分野による根拠を持って成立することが
何より、お客様にとっての安心だと思います。









基本プランの段階で、構造上の必要な壁の位置、寸法そして形状などを
構造設計事務所と協議している過程
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