そんなわけで今回は、BATI-HOLIC『20th Anniversary Special Oneman Show ULTRA KIMONO ROCK PARTY』@京都磔磔へ参加してまいりましたヽ( ´ー)ノ 

毎年恒例の夏の風物詩となっている、BATI-HOLICのワンマンライブ。今年で参加三年目。

今年はバンド結成20周年ということで。節目の記念公演でROCK A GO GO協賛でのワンマンライブということで。

去年リーダーと20周年でなんかやりたいんだよね、って言ってたんだけど、磔磔でのワンマンというのがいい(・∀・)

私自身も好きなハコの一つだし<磔磔

 

去年までのアバンギルドでも、開場すぐはそんなに人がいなかったから大丈夫って余裕ぶっこいてたんだけど、雨がぱらついてきたので開場すぐにいくことに。すると入り口の入場列みてビビったΣ(゚Д゚)

慌てて入場したら…、入り口でドリンクをピックアップするスタイル。ということはお客さんめっちゃ入るということだ。

なんか嬉しい反面、複雑な気もしたりして(;'∀')<ォィ

正直後ろで見る羽目に・・・って思ってたんだけど、意外とドセンが空いていたので、リーダーのド真ん前で見ることに。

前に誰も人がいない方が、踊っても迷惑をかけることはないのでよし、と。しかも柵がなかったしね(;'∀')

(ドーパンの磔磔の時は柵あったけどね)

今まではライブ前とかでも、メンバーが出てきて物販対応してたりしてたけど、流石に今回は出てきてなくて。

てか、人が思ってる以上に増えてきてて、なかなかの状態だった(;'∀')

テーブル出てたけど…そりゃお客さん層からしたら、出てきてて当然かもなんだけど、人増えてきたら撤去してもよかった気が…(実際は無理。テーブルがデカいから)

 

で、オンタイムでスタート。プロレス入場でメンバー登場。今回はメンバー6人での登壇。サポートのnaohideくんが入る形。

プロレス入場でステージへ行くまでに、メンバーが手にしている手ぬぐいをお客さんへぽいぽいと投げ入れたり、手渡したり。

笑顔でステージにあがっていくんだけど、どことなく緊張した面持ちもあって。

そしhて太鼓衆が4人というどう考えても音がモリモリしている中で、『シェケハン』からスタート。

パンパンのフロアから手拍子が鳴り響く。リーダーの歌声が、鋭い眼光と共に、フロアを駆け抜けていく。

 

フロアからのシンガロンを受けて、強くギターのリフが鳴らされる。小太鼓が激しく打ち鳴らされる。弦組のかき鳴らされるスピードに合わせ、太鼓の叩くスピードも上がっていく。そんな音の『KARAMARI』がフロアに襲い掛かっていく。

黒坂さんが手ぬぐいを掲げて、お客さんへアピールすると、みんな手ぬぐいやタオルを手に、ぶんぶんと振り回しながら”風”を引き起こしていく。

 

みつるさんがフロントへ戻り、長胴太鼓を担ぐ。鋭い音から一転、明るい曲調へと転じ、『約束のSushiPunks』が投下される。

ここはみつるさんが先導して叩きながら、お客さんの手拍子をアシスト。歌っているリーダーの声が明るく弾むように響き、フロアの状況を見ながら、安心したような笑顔でギターを弾いていく。

ラストのみつるさんのソロも、お立ち台に乗って高速乱れ打ちを披露。ボルテージも一気に上がって行く。

 

リーダーからの軽い挨拶が入り、今回もライブが2部構成であることが告げられる。

2部構成であるのは彼らのワンマンライブでの、ある意味鉄則というかこだわりというか。

年齢層が上がると、小休止があるといろいろとありがたい感はある。ま、私は酒を飲む時間に当てるけど(オイ

 

そして、メインの歌い手がチェンジ。ガイコツマイクを片手に、軽快に言葉を繰り出す黒坂さんの声がフロアに響き渡る。

『GreenTeaCrazy』で、フロアを軽く揺らしたあとは、ギターのリフと共に、”足りない”と吐露する声。

”もうちょっと足りないんじゃないの??”と煽っていく『三弦ギター』。目の前にいるのは、紛れもないロックンローラー。

だけど羽織を纏い、三弦の楽器を携える、風変りなロックンローラー。飾る和太鼓の音を背に、熱く歌い上げていく。

 

すると今度は一転・・・下手から、風変りな…パリピ???(゚Д゚;)

あ、黒坂さんですよ?(笑)

”This is the WASHOKU Time!”ということで、『WASHOKU SHOCK』が投下。太鼓もさらに軽やかに、歌も軽やかに、左右のステップをフロアもステージも踏みながら、繰り出す言葉の遊びを楽しんでいく。

曲中の”君の笑顔は100点満点”では、お客さんロックオンでキメ顔(´ー`)>黒坂さん

 

「世の中の、美しい女性たちに、敬意を表して、歌わせていただきます。」

 

と、リーダーの口上で始まったのが『小股の切れ上がった佳い女』。

ごったんのつま弾く高音の旋律に、鋭く刺さるギターのサウンド。流石に今回はリーダーのウィスパータイムはなかったけど(ヲィ

・・・多分それどころじゃなかった気も、しないでもない(;'∀')

中盤の松上さんの和太鼓は、パワーを左腕に込めた一投が、めちゃ気合が入ってた。袖なしを着ているから、上腕二頭筋の筋肉がはっきりとわかるので、さらにその放つ音のパワーが伝わってくる。

アウトロの音の応酬では、太鼓が4台分(桶胴、和太鼓、長胴×2)で、BPMが徐々に上がって行く様は、いつも以上に覇気迫るものがあって。その姿に思わず煽りの声を上げずにはいられない。

 

 

そんなパワーの応酬の後は、再びガイコツマイクを携えて、フロアに呼びかける黒坂さん。

 

「今日までに出会った、全てのみんなに感謝します、ありがとう!そんな記念すべき日に、一緒に歌ってください、あなたの声で!」

 

『ボロ』が始まると、フロアも歌い、手を振り、共に一体となって楽しんでいく…んだけど、

 

2番に差し掛かった時、メンバーが何かを確認し、リーダーが演奏を止めるように制した。黒坂さんと共に声をかける。

 

「大丈夫?」

「倒れちゃった?」

「あの、しんどくなったら、周りの人たちで助けてあげてね。あれだったら、2階の控室使ってもいいから。」

 

どうやら後ろの方でご年配の方の気分がすぐれなくなったみたいで。詳細はわからないけど、とりあえず介抱したっぽい。

人がぎゅうぎゅうのライブハウスで立ったまま見るから、慣れてないとしんどいもんね(;'∀')

 

リ「じゃあ、続きやる?」

黒「どこから?」

リ「最初から?」

み「2番でいいんじゃない?」

黒「そこからでいい?」

 

ということで、『ボロ』の途中から再開。いろいろハプニングも、ライブならではだけど…こういうのはあまり起きてほしくないよね(;´Д`)

 

ここでリーダーがギターをおろすと、MCを。

 

リ「学生時代から太鼓をやり始めて、郷土民謡とかも好きになって、2004年に結成したわけなんですけども、…いろいろとあって、合わないといって辞めちゃった人もいたりしましたけども(笑) こうして20年続けて来れて・・・」

 

と、これまでの紆余曲折を話しながら、上手側へ向かうリーダー。すると、

 

リ「僕も元々太鼓を叩いていましたので、今日は僕も太鼓を叩いてみようかなと思います(笑)」

 

と、みつるさんが置いた長胴太鼓を担ぐリーダー。

 

リ「僕ら、太鼓の曲もありますんで、ここから『弥次喜多グルーヴ』と『締切限界』、2曲やりたいと思います。」

 

と、ここで太鼓オンリーの曲を投下!これもワンマンならではの選曲で(・∀・)

『弥次喜多グルーヴ』は小太鼓と長胴太鼓の速いビートが、肌に当たっていく。ブラジルのサンバのような、速いステップを踏むような踊れるサウンドが、高揚感をどんどん高めていく。

 

『締切限界』も迫力満点。ただ前曲と違い、主体が和太鼓になるイメージ(というか、後半の和太鼓の音がめっちゃインパクトあったので)。

BATI-HOLICの源流となる和太鼓オンリーの曲を放出して小休止。15分の休憩時間へ。水分補給・・・と行きたかったけど、トイレ行きたくなるのもキツイと思い、とりあえずは残りのビールを飲み干す(2缶目のビール)。

序盤はどちらかというと、グルーヴ感が強い選曲だったので、アンセムや爆裂系は後半だろうな、という感じを思いつつ。

ちょい酔いがイイ感じになってきたかなぁなんて思いつつ、無理はしないと誓いながら。

 

 

後半。メンバーが戻ってきてスタンバイ。するとごったんの奏でる音と共に、少し照明が暗めに当たる。

『楽園』が投下されると、ステージの歌い手の姿に、じっと目や耳を向ける。

ここでの和太鼓はnaohideくんが担当。たいらさんとのユニゾンからのアウトロへの道筋は、曲を盛り上げる重要な局面。

そこからアウトロで終わっていく過程が、雄大で力強く、物語を結ぶエンディングを形成していく様が好きだったりする。

 

ここで(だったと思うんだけど)、前半で倒れた方の様子をリーダーが報告。

会場内に医師と看護師の方がいたらしく、速やかに処置の上、病院へ行かれたそうで。経過も問題ないとのこと。

フロアからも安堵の声が漏れる。いや、やっぱり知らない人とは言え、その空間に一緒にいた人だし、心配やもんね…(;´Д`)

 

そんな杞憂を取り除いた後は、BATI-HOLICの強固なインストキラーチューン『WelcomeToTheClubGENROKU』。

ごったんの音色を引き金に、音がどんどん重なりあっていく。エフェクトを効かせたギターの音が響くと、華やかな旋律の裏にある裏の姿が見え隠れする。音が高まり、リーダーの低いキーワードが発せられると、太鼓がけたたましく鳴り響き、銅鑼の金属音がフラッシュのように、景色を眩く色を浮き上がらせていく。

リーダーのべースラインからの小太鼓ソロは、やっぱりなんど見てもかっけーなぁと。元々私が好きになったきっかけの曲だし、余計にそう思うわけで。その後のギターソロも、妖艶でなまめかしさを湛えながら奏でているのは、ベースになった”元禄花見踊り”になぞらい、少し色恋の要素を含んでいるようで。

 

リ「ここで、久しぶりに・・・吹いてみようと思います。」

 

と、リーダーが取り出したのは、一本の横笛。篠笛と呼ばれる日本古来の横笛の一種。

日本の横笛というと、黒塗りで節がついてるような形状のイメージで。…多分映画『陰陽師』で源博雅が吹いているやつ、というイメージが強すぎて(;'∀')

なので、リーダーの横笛は、ホントにシンプルな一本竹に指穴が開いてて、という感じなのが、かえって新鮮味だったり(・∀・)

音的には、フルートの中~高音域の音色に近い。そんな篠笛の音が響く『パノラマ』が投下される。…私は初めてライブでみた(;・∀・)

篠笛の高い音色を引き立てるような太鼓のリズムが、完全に祭囃子のそれで。奇しくもこの時期の京都は祇園祭一色になっており、時期的にも遜色のない…いや、今だからこそ引き立つ光景ではなかろうかと。

 

ここからは踊れる曲が一気に放出されていく。

『Y.G.S.』では黒坂さんとリーダーとのかけあいが展開される。太鼓それぞれが音を主張していき、フロアのテンションを一気に底上げしていく。男たちの気合が入った掛け声に、フロアも突き動かされるように拳があがる。

そして今度はリーダーがハンドマイクを持って。リーダーがギターを持たない曲は基本現状1曲だけ、『叫ぶ男』が投下。

左右のお立ち台にあがりながら、フロアを煽って歌い上げる。その目つきは、目の奥がエロ・・・じゃなかった、なにかよからぬことを企んでいそうな、そんな雰囲気を醸し出している(言葉はちゃんと選びましょう笑

 

「皆さん飲んでますか!もっと飲んでいきましょ!」

 

と、くれば、BATI-HOLICのアンセム『夜の帝王』が放たれる。最前列でおもっくそ踊り狂うスイッチオン(ぉ

いつもは日和って動きが小さくなってしまう時が多いけれど、もう今回はそんなリミッターは無視(。-`ω-)

逆に後ろのお客さん焚きつけてやろう的なレベルで踊り倒す。

・・・前日にガンガンライブで踊ってたことも功を奏した感はあるよね(ぉ

 

そんなアッパーなチューンに後押しされるように、新曲の『朝までダンス』へ。フロアの状況として、新曲を投下するのはどうかとは思いつつも、この流れだからこそうまく乗せれたという感じもあって。

これもまたひたすら踊りまくる感じの曲なので、これはこれでイイ(・∀・)

 

じゃあずっとアッパーなままかと言えばそうではなくて。ここで一旦、『SamuraiFly』を投下する。

クールダウン、というよりも、どちらかと言えば”陰”と”陽”という感じで。さっきまでの音とは一転、ボディブローのように、ずしりとした低音と、低い太鼓の音が、黒坂さんのラップとの対比を生み出していく。リーダーの合いの手が、まるでパイプラインから上る、一瞬の火柱のように、ゴウッと曲のエネルギーを放出していく。

 

本編は佳境を迎え、『MATSURI』では、メンバーと共に”わっしょい!”の掛け声で、ラストに向けて一体感を演出。

銅鑼が大きく打ち鳴らされると、ただただ楽しい”Festival”的な祭りではなくて、祈り、願い、思いを込めた”Ceremony”を表していると、強く知らしめられているようで。

歌声が、太鼓の音が、弦を弾く音が、強く強く共鳴しあって。

 

リーダーが最後の曲を告げると、ギターの音にリバーブがかかり、ハコに響いていく。この曲をラストに持ってくるとは…勝手な想像だけど、なんだか試されている気がして(;'∀')

スポットライトが後ろからあたり、フロア側からはシルエットだけが浮かび上がる。そんな中始まる『ブライトネス』。

もう動画を録るつもりもなかったので(この曲は)、ひたすら踊ろうと準備をしてたんだけど、前半のサビで想定外のことが起こる(私に)。

 

息が苦しい(;・∀・)

 

軽い酸欠っぽいのか、マスク越しの呼吸がしんどい。…まぁほぼ8割方空きっ腹の酒が原因なんだが(;´∀`)

人が密集するライブは、基本マスクをしているんだけど(去年某ライブでコロナうつされたので)、とにかく空気をしっかりと吸わなきゃと思い、マスクをずらす。幸い最前列なんで、そこまで影響はないと判断。…しかし後半のサビ手前で声を上げる場面で、流石にマスクしたままはきついと判断。

 

・・・めちゃ久しぶりに、マスクなしで大絶叫したよ(;・∀・)<後半サビ前の音が消えた瞬間

 

この瞬間だけは、自身がクッソデカボイスでよかったと思う瞬間だったり(笑)

別に自分が先陣切って叫ばなきゃいけないなんて思わなかった。だけど、ここで日和るよりは、デカい声で扇動するほうが絶対絵になるだろうと思うと、勝手に声が出てた(;´∀`)

 

そんなこんなで本編が終了。

ひと時のち、メンバーが再び登壇。その中で、今回のワンマンライブ、約190名以上の入りだったことを明かすリーダー。

そりゃ前詰めろって言われるよね(;'∀')>テーブルもあるし。

それと、今回のワンマンライブにおいて、ROCK A GO GOのしのやんさんに尽力してもらったことを伝えた上で感謝の意を。

1年前から相談の上で準備していたとのこと。しのやんさんも今までたくさんアーティストを見てきたと思うし、いろいろ相談も受けてきたと思う。その中で手を差し伸べて、協賛としてワンマンライブを後押ししたのは、それだけの信頼関係を紡いできた結果だと思ってる。

 

そんなことも加味してか、次回の彼らのライブが1ヶ月後の”夏の近畿ロックンロール万博”で。ROCK A GO GO企画が放つ、夏の定番イベントで。彼らは本祭の2日間(今回は前々夜祭を含む4日間開催)に出演と。そこに遊びに来てくださいとリーダーが告げる。少し苦笑いしながら、

 

「その時(参加する時)は、僕らの名前で予約してもらえれば、僕らがとても喜びますんで(笑)」

 

・・・まぁワンマンだから言える話だけどね(苦笑)

そんな話もしつつ、アンコールをやるんだけども。。。

 

今回の副題なんでしたっけ?

 

”ULTRA KIMONO ROCK PARTY”

 

だよね?てことは???

 

ギターリフが鳴り、たいらさんの太鼓のリズムで曲が始まると、マイクを持った黒坂さんがお立ち台にあがって、

 

「ULTRA KIMONO ROCK PARTY!今日も美しい着物姿のみなさんにお集まりいただいております!この曲やらずに、追われるわけないでしょうが!!!すべての美しい着物姿のあなたに贈るよ~!!!」

 

そう、着物姿なんだから、『Kimono-chan』は外せないよね!?(∩´∀`)∩

(ひよーんはガチライブスタイルなのでnot着物)

みんなで楽しく飛び跳ねながら、このワンマンライブでのアンセムを解き放っていく。

 

そしてラストは彼らのテーマソング『虹』を。この時も黒坂さんが口上言ってたんだけど、もう爆音なのと、踊りすぎてわけわからんくなってたので聞き取り不能(笑)

サビで大きく手を振りながら、”ありがとう”と笑顔でフロアに声をかける黒坂さん。そして中盤に差し掛かると、さっと羽織を脱いで臨戦態勢へ。

しかしいつもなら和太鼓の位置にスッと入るんだけど、今回は和太鼓衆が4人。和太鼓には松上さんがいたんだけど、黒坂さんが入るとすぐにスッと長胴太鼓のところへ移動。でも黒坂さんがお客さんにアピってる時に横から和太鼓を叩いてて(;'∀')

本編の時もそうだったんだけど、松上さんは小技が多い(・∀・) 今回は正面だったので割とよく見えてたから、細かいところもわかったんだけど、これは…マニアむけだなぁとか(ぉ

そして黒坂さんとたいらさんが見合いながら叩いて。そこからの太鼓5人のユニゾンは圧巻。音の圧がヤバすぎる(;゚Д゚)

そんな大迫力をフロアに叩きつけて、ライブは大団円。最後に記念撮影をして終幕と。

 

終わってからすぐに会場から出れなかったので、ビールを飲みながら人が空くのを待ってて。

その間にメンバーと軽く挨拶したりで。naohideくんは緊張しましたけど楽しかったと話してて、たいらさんには、

 

「ひよさんが前にいると安心するんすよ」

 

なんて言われたり(*´ω`*)

アンコールの時に、たいらさんとリーダーと目があってしまったんだけどね(笑)

美味しそうにビールを飲むみつるさんとも乾杯できたし、リーダーとも軽く挨拶できた。とにかくいい笑顔だった。やりきった顔だった。

そんなわけで今回は、『三国演義』@梅田CLUB QUATTROへ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

 

何気なくネットサーフィンしてたら、去年ペンタポートで見てどハマりしたJAMBINAIが来日公演するとの情報があってΣ(゚д゚lll)

しかも東阪でライブ!!!キターーーーーー!!!

そりゃあもう何を置いても行かなきゃいかんでしょってことで。

しかも対バン相手もなかなかアツいインストバンドということもあって。

WANG WENは中国のバンドなんだけど、これまたなかなか面白い感じで。

そしてMONOは前から見てみたかったバンド。フォロワーさんの繋がりで、名前はめっちゃ聞いてたところもあって。

 

今回WANG WENとJAMBINAIのアジアツアーの一環で日本公演が実現したとのこと。

親交のあるMONOを迎えての三カ国バンドでの競演ということで三国演義と。

 

整理番号は…まぁここの会場で言えば早い方なんだけど、どーーーー考えても、背が低い私には、前が塞がってしまう予感しかしなくて( ̄▽ ̄;)

撮影をめっちゃしたいわけではないけど、やっぱちゃんと全体を見れた方がいいと思うので、中段のドセンをゲット。

ここから全体をくまなく見ることができそうで。

 

そして…フェスで買えなかった(ってかペンタポートのグッズ購入が外人には超難解だった)ので、JAMBINAIのグッズ購入。

レコード買えるってのは盲点だったよ…。゚(゚´Д`゚)゚。

全部欲しかったけど、1stをお買い上げ。理由は1stは組曲形式になってるので、スキップやシャッフルが出来ないアナログ盤で聴くのに持ってこいだったので。

あとONDAピンバッジとTシャツも購入。めっちゃ満足(*´ω`*)

 

そして開演。まず最初は日本勢よりMONO。

さっきも書いたように、名前は何かしらで聞いてたけど、なかなか実際にライブの機会がなかなかなくて。その理由の一つとして、Takaさんが序盤のMCで言ってたことが関係してて。

 

「こんばんはMONOです。今日は久しぶりに大阪でやるので、本当に楽しみにしてきました。よろしく。」

 

大阪で彼らがライブをすることがあまりなかったから。つまりは、私が彼らに触れる機会がほぼなかったってことなんだよねぇ( ̄▽ ̄;)

 

で、ライブに臨んだわけだけど…

 

お、お…音圧がすっさまじい((((;゚Д゚)))))))

 

とにかくギターの音がどかーーん!と刺さる。多分今まで見てきたインストバンドの中で、1番ギターの音圧がデカいかもしれん…。

しかもそれはただただ音がデカくて衝撃が、というわけじゃなくて、普通に旋律を奏でているだけなのに、そのギターの音の主張が強いというか。

 

そしてTamakiさんのベースが…絶妙。ギターの圧が凄いから、どうしても負けてしまいそうな感があるんだけど、そこはしっかりと主張している。でもギターを引き立てるような加減が絶妙。

プラス…スタイルもいい(*´ω`*)

厚底の靴履いてたけど、それでも足長いし、弾いてる姿がシャープでカッコいい(*´ω`*)

…語彙力がなくて申し訳ないんだけど、なんか言葉が出ないんよね。何もかもが圧倒されてて。

 

MCなしで6曲。1時間近くのACT。私自身コロナ禍に入ってからインストバンドのライブを再度見に行き出して、今までに幾つも見てきたけれど、なんというか…全く別次元の音だった。やもすればとっつきにくさも含まれるかもしれないけど、こういうクセ…じゃないね、強い個性を持つことが、世界を渡っていく武器になるんだな、と。

本命を見る前に、おもっきし往復ビンタくらったくらいの衝撃だった。正直見れて良かったなぁ。

 

で、続いてが本命JAMBINAI。

ペンタポートでちゃんと見てから約1年振り。まさか日本で見れるとは思わなかったな…。

実際韓国でも公演数がかなり少なくて。MONOとかと同じように、海外ツアーを頻繁にしているとか。

だから韓国の人も彼らのライブを”来韓公演“と揶揄するのかと( ̄▽ ̄;)

 

位置的にはギターのイルさんの真正面で見る感じだったんだけど、上からの方が音がバランスよく聴こえるのでヨシ。…まぁ彼らの演奏スタイルが座って行うから、前の方に行かなくても、というところはあったんだけどね。

 

スタンバイが出来て、いよいよライブスタート。

青く光るステージから放たれた、低音のコムンゴの音色。その音に導かれるままに弾き鳴らされるへグム。その2音が合わさった瞬間、爆発力を持って全てのサウンドが解き放たれる。

『Once More From That Frozen Bottom』の序盤の爆発力は凄まじい。フロアを一気に掌握するくらいのパワーを放出する。中盤のイルさんの歌声が、曲の通りの“Bottom”にあたり、メリハリを強く濃く決定づけていく。

 

平昌オリンピックの閉会式でも披露された『Time to Extinction』では、音の波が一気に雪崩込んで行く。その中でヘグムの旋律が合間を縫うように、駆け抜けていく。そして突如現れるテピョンソに取って変わると、背景がより濃く描き出されるようで。

 

 

 

ここでイルさんがMC。

この曲は“自由”を唄っていると、次の曲を告げる。

ピリの音色だけが、静かに響き渡っていく。

そこから引き出されるようにドラムとコムンゴ、ベースの低音リズムがゆっくりと響き渡る。

『Sun.Tears.Red』は前半の雄大な旋律を経て、語り手が情景を伝え始める。その情景は、闇夜からの夜明けを語るけれど、その真意は、人が底から這い上がって行こうとする、エネルギーの爆発を表していて。イルさんの叫びが、そのエネルギーの放出を如実に表していた。

なるほど、この曲を聴いていると、イルさんがハードコアバンドやってたってのがよくわかる( ̄▽ ̄;)

 

そして、私の推し曲『TheyKeepSilence』が投下。この曲も、前曲同様に音のメリハリが強い曲で。

歌詞が少ない分、それぞれの音の躍動感が強くて。

 

内なるエネルギーの爆発が強くハッキリしてると思ってて。ただ、この公演の前に、この曲の解説が書かれている記事を読んで、ちょっと見方が変わった。

韓国史上最悪の海難事故と言われたセウォル号沈没事故。この曲はその事故を背景に作成されたとのこと。この事故を背景にした他のアーティストの曲は感じとしてはレクイエム的な感じだったんだけど、これは全く違った。どちらかと言えば鎮魂ではなくて、やもすれば憎悪に近い。それもそのはず、これはその当時の政府に向けた曲。怒り、憎しみ、恨み…、それを音に込めて昇華する。

そのエネルギーの放出と昇華に、なぜか自分を当てはめるような気持ちになって。憎悪があるわけじゃないけど、鬱屈したものを落とすような、そんな気分にさせてくれた。

 

『Candlelight In Colossal Darkness』では一転して、へグムとコムンゴの音が、穏やかにそして暖かく包む。ピリの音色がじんわりと染み入り、落ち着きと取り戻して行くような気分にさせてくれた。

 

ラスト前にイルさんがMC。今回日本で公演をするのが初めてと明かして。バンドとしてはキャリアは中堅クラスなんだけど、そこは意外だったなぁと。

街も食べ物もよくて、来れてよかったと話し、ラスト曲の説明をする。

 

日常の中で疲れ果て、諦め、見失いそうになると、瞬く星空を見上げる。そしてそこに至る。もし夢を諦めることがあっても、酷く辛いことがあっても、笑顔を絶やすことがないように。

 

そんなニュアンスの言葉をかけ、放たれたのが『ONDA』。

まずセンファンの音色が先行する『ONDA Prelude』からの『ONDA』。

遠い山を眺めながら、望郷の念にかられるような、そんな気分にさせてくれる。

静かな音色がひと段落すると、弦部隊の音色が迫り、三次元の広がりを演出していく。

 

ボミさんの歌声は、母なる大地“GAIA”の導きにも思える。そこへイルさんの声が重なる。となれば、さしずめ“Uranos”だろうか。

雄大なエネルギーに包まれるように、音が大きく重なり、次第に熱を帯びる。イルさんも最後は立ち上がってエネルギーを放出しているかのように見えた。

 

あまりにも短かった45分。だけどそれ以上になんとも言えない充足感が得られた気がした。感動…を通り越して、ただただ骨抜きにされた感覚だった。

 

そしてWANG WENへ。軽くアルバムは聴いてみたんだけど、まぁインストなんやなぁという感じで。

浅く聴いた程度だったので、どうなんだろうという感じだったんだけども。

メンバーが登場してちょっと驚いたのは、MONOの時にスタッフパスをして明るそうなメガネのお兄さんがいたんだけど、目の前に。その人ドラムの人だったわ( ̄▽ ̄;)

 

まずメンバーが…思ったより多かった( ̄▽ ̄;)

6人いた。メインギターさんが松葉杖をついて登場してた。でもギター2人とも座ってたので、特に違和感はなく。両側にシンセが置いてあるのが何で?って思った。ここのシンセ2人分がアベンジの1人分になるやんって、思ったのは多分私だけ( ̄◇ ̄;)

 

曲が始まると、不思議な感覚。アンビエント系にも思えるし、でもリズム系がしっかりしてるから、その辺はガッツリロックだなぁとか。

で、下手のシンセの人が取り出したのが、

 

 

トランペット!Σ(゚д゚lll)

でも強い高音を鳴らすというよりは、それぞれを活かすくらいの中音で、それぞれの音をうまくまとめ上げていく。

インストでトランペットと言うと、軽快な音楽だったり、どうしての強く高めの音を想像するんだけど、あくまでも引き立て役に徹するところが、職人チックでいいなぁなんて思いながら。

 

すると次の曲で、またトランペットが出るのかなって思ったら、

 

 

え?( ̄▽ ̄;)

 

 

楽器がデカい…

 

 

え“

 

 

ゆ、ユーフォニアム!?Σ(゚д゚lll)

 

 

…興奮のあまり、ライブ終わってからユーフォが出た出たとつぶやいてしまったんだけど、厳密に言うとバリトンが正解。楽譜上では同じだったりするんだけど(ユーフォの楽譜に括弧書きでバリトンとあるので)、もうちょいトーンが高めな音が出る感じ。

いずれにせよ、ロックバンドでバリトンを吹いてる人なんて、ほぼ見たことがないので、これはめちゃくちゃびっくりして( ゚д゚)

 

『Lost in the 21st Century』では、そのバリトンのソロがあって。思わず見惚れてしまうよね…。

 

正直なところ、さっきも言ったけど、アンビエント系だとばっかり思っていて。でも実際ライブで見ると、ロックバンドだなぁと。

多分音源とアレンジが違うからかなぁとか?

(そんなことはないだろうけど

まずリズム隊…ドラムとベースの音が、堅固。強いとか主張してるとかじゃなくて堅固。

土台がめちゃくちゃしっかりしている感じ。

そして中音域を担うバリトンやツインギターをうまく引き立たせている。そして高音域のシンセやグロッケンが、曲に彩りや濃淡をつけていく…、なんだかシンフォニーみたいな感じ。壮大なサウンドなんだけど、それでいてダイナミックというか。

 

『水之湄』は、どうやら彼らの曲の中でも、アンセムに近いカタチっぽい。

お客さんの反応が他の曲と少し違った風に見えたので。

その後に演奏した曲・・・あとから復習しようとしたんだけど、なかなか探し当てられてないんだけど、今も。

曲調が少し明るめの曲だったんだけど、バリトンのソロがすごくきれいで。とにかくクリア。周りの音もバリトンを最大限に引き立てる柔らかいサウンド。そのクリアな旋律が、すごく胸に突き刺さってきた。自然と涙で視界が滲んでいく。

 

ラストの曲の前に、ギターさん(上手側の)がMC。

今回のツアーに対しての感謝の意を述べる。久しぶりの来日ツアーであること、対バン相手のMONOやJAMBINAI、そしてここに集うお客さんに対して、最大の感謝を述べ、また近いうちに会おうと告げる。

 

そしてラスト曲。『第八層地獄』へ。

 

赤いライトが瞬き、中音域のメロディーが襲い掛かるように押し寄せてくる。彼らのステージングを見ていて、たびたびギターの弾き方をみて”あれ??”って思ったのが、ギターの”Bowing”。

私も実際に見たことがなくて、話にしか聞いたことがなかった。まぁ確かにギターも弦楽器だからできないことはないんだろうけど、エレキギターを弓で弾くというのがイメージできなくて。

今回、たびたびそのシーンが出てきて、最初は棒で叩いてるのかと思ってて(;・∀・)

(絶対JAMBINAIのコムンゴのせいだと思ってる笑)

でも、この曲で明らかに弓だと認識できた。なんか不思議な音色。でもおどろおどろしさが出てて、この曲の世界観を存分に引きだしていた。

 

 

アンコールはなくて、これにてフィニッシュ。

すごくあっという間な時間だったけれど、ものすごく贅沢な時間に感じた。

世界をまたにかける彼らのライブを、一同に、しかも大阪で見れるなんて、この上なく貴重な時間だった。

ああいうステージを見てると、世界レベルってホントに高次元なんだなぁなんて思いながら。

またどこかで必ず見たい、そう思わせてくれる充実したライブだった!!

そんなわけで今回は、GUMX presents『LOUD BRIDGE JAPAN 2024』@川崎CLUB CITTA‘へ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

コロナ禍が明けてから、韓国のバンドを見る機会はちょこちょこあったけども、なかなか本命バンドに当たることがなくて。

本国のフェスも、タイミング悪くあたらないし、ワンマンツアーがあっても、ほいっと行ける状態でもないし。…つぅか飛行機代がめちゃくちゃ高い。コロナ前時の1.5倍以上は、流石に痛い。

このイベント、実は4月にソウルで2days開催だったんだけど、よりによってSYNCHONICITYと丸かぶりという_| ̄|○

…そんなわけでド凹みしていたら、

 

日本開催決定!

しかもYBが来日!!!!!

いや、本命が日本でライブだよ!?と。

前に確認したら、YBが来日するのって、2012年の東阪ワンマン以来とか。

いやいやいや、そりゃ行かない選択肢なくない!?

しかも主催のGUMXは丁度コロナ禍に入る前のギリギリの時にツアー行った以来で。まぁ普通に見たいし。

日本側の対バンは、HAWAIIAN6だけは見た事あって。…それも13年前なんだけどなぁ( ̄▽ ̄;)

今回メンツがゴリゴリのメロコアだし。正直体力持つかが1番心配ではあるんだけども( ;´Д`)

SURLがちょっと異色なのがあれだけど。SURLは向こうにバンドオーディション番組で気にはなってたから、見れるのは嬉しいかな。

 

整理番号はそれほど早くなかったんだけど、2列目まで行ける状態だった。

でも老体鞭打って迷惑かけたら本末転倒なので、端っこで(ぇ

まぁ後ろでもいいんだけど、折角だしね。被害が少なそうなところで( ̄▽ ̄;)

物販見に行ったら、YBのはなかった(´・ω・`)

一応記念にと思って、今回のイベントTシャツを購入。

 

まずはTOPを務めるのは、SURL。このメンツの中で、正直なところ、系統が違うバンドだから、本当に心配だった感があって(;'∀')

だけどそんなことを考えるのは完全に杞憂だったと思い知らされ。

1曲目の『WHAT TIME IS IT NOW?』でのイントロで、思わずフロアが”お??(゚Д゚;)”という感じにさせて。そこからジワジワとフロアを温めていくように、音のギアを上げていく。

その音たるや、めっちゃロック。メロコアじゃなけどガツンとくるロック。ホスンくんの声と、ギターとのバランスが絶妙で。

その声を支えるリズム隊が、とにかく堅固。ベースのハンビンくんの音が、心地いい(*´ω`*)

 

MCはもちろんホスンくんが担当で。

 

「今日は、GUMXありがとうございます!えー…、ハルカミライ・・・うーん…」

 

なぜかそこから先が出ない(;'∀') 最前から”YB!”って言われて、

 

「あ、、YB!あ・・・(フロアから声が飛ぶ)HAWAIIAN6!!ありがとございます!」

 

たどたどしい日本語でも、頑張ってしゃべってるのがいいね(・∀・)

その後3曲を一気に演奏。『Cilla』がかっこよかった。お客さんに手拍子を促して、ミディアムテンポを歌い上げるんだけど、その音は芯が強くて、引き込まれいくようで。

 

また『ringringring』は、ちょっとメロウっぽい要素が入った曲。このイベントのメンツからして、身構えてかからなきゃいけない気分だったんだけど、いい意味で緊張感をほぐされた感じ。これもまた良き良き。

 

MCで最新作の『ringringring』の話になると、

 

「これは…新しい…うた?で、あ・・・(フロアから声が飛ぶ)MAY?ご、五月!」

 

ホスンくん、めっちゃ頑張って日本語喋ってて。その姿がなんとも愛らしい(*´ω`*)

 

「…に、に、2曲?もう…2曲です。」

 

多分”あと”2曲って言いたかったのかと(;・∀・)

 

「また逢いましょう!…10月?10月に来ます!」

 

どうやら10月に再来日公演が決まっているようで。…関西にも来てほしいよなぁ。ってか去年からミナホでも海外バンド(アジア圏の)の招聘してるし…ってか、10月?ミナホワンチャン??(ォィ

 

2番手はENTH。こちらも初見。会社の同僚がメロコア系を聴く人で、”こないだライブで腕上げ過ぎて疲れた”っていうくらい、まぁ激しいんだろうなぁと予測。というか、始まる直前になって、もうフロア中央から前方部に、男性陣集結(;'∀')

さらにステージ前には屈強なセキュリティー勢布陣(;'∀') 全員ラガーマン級。

もうその時点で、”ぉ、おぅ…”という感じ。

 

メンバーが登場してスタンバイすると、一人明らかにメンバーじゃない人がお盆に乗った何かを弦勢に差し出す。

その人・・・

 

バニーガールの格好をした・・・

 

 

オッサン!!Σ(゚Д゚)

 

弦の2人とそのバニーオッサンがお盆に乗ったものをもって・・・乾杯し、一気に飲み干す・・・、

 

あ、テキーラか(;・∀・)

そしてエンジンが点火され、一気に音を鳴らすと、もうのっけからダイバー続出。…いやいや、マテマテ、

 

またイントロ10秒もしてないよ!?(゚Д゚;)

その間に4人飛んでった。しかも結構ガタイのいいにぃちゃんが(ぇ

もう最前列は阿鼻叫喚。というのも、今回最前勢がYBのファンが多く、はっきり言ってしまうと”モッシュダイブの耐性がない”(;´Д`)

年齢的にもメンバーと同世代の人がそこそこいらっしゃるということもあって(50代)、最前の人は下敷きになり大変な状態。

仕方ないので柵を空けるもんだから、両サイドがキュウキュウの状態(;'∀') それでも最前死守するのに、もうしゃがんで、柵の下に頭をもっていって、なんとか身の安全を確保するのに精いっぱいの様子。

多分コロナ禍前だったら、真ん中ツッコんでダイバーガンガン流しながら前で見てたと思うんだけど、去年のコロナ罹患もあってか、ちょっとモッシュに突っ込むのが怖くなって(;´Д`)<だから下手の端で見てた

 

しかしながら、音楽はガツンとくる感じで、久しぶりにガンガン腕振り上げてて。そりゃ腕が使い物にならんっていってた理由わかるよ(;・∀・)

そしてMCでは、

 

「チェゴ~!(韓国語で”最高!”)スル、チョァヨ~(”酒、好きです”)」

 

と言いながら、さらに酒飲んでた(笑)

しかも途中でまたテキーラバニーオッサン登場して、追いテキーラしてた(;'∀')

 

 

3番手はHAWAIIAN6。私は物凄く久しぶりにライブを見る。

前述したように、13年前に9㎜との対バンでみたっきりで。しかも後で調べたら、ベースが前の人の時だった(;'∀')

ただいろんなイベントでHAWAIIANの曲はちょこちょこ聴いたことはあったので、全く知らないってことはなかったんだけども。

 

序盤からハタノさんがMCでフロアに檄を飛ばしてくる。

 

「おらおらおら~!今日のライブは後ろで寝ながら見てもいいんだぜ~!」

 

・・・まぁ確かに今回会場広いし、平日だし、時間速早いから、致し方ないところはあるけども(;・∀・)

それに火が付いたフロア(というか、もう襲い掛かってくる気満々という感じだったけど)から、バンバン人が飛んでくる。

ENTHの時に最前のお客さんが大変だったので、始まる前に英語ができるスタッフさんが来て、最前の人に”また飛んでくるからよけたほうがいいよ”と説明してた。

 

「後ろで寝ながら見てる奴・・・流石にいねぇか。おまえらいけんのか!?韓国のやつらに、日本のライブハウスの凄さを見せつけてやれやぁ!!!」

 

・・・まぁ確かに、韓国ではここまでゴリゴリのモッシュダイブって、そうそうなかったりする(;'∀')

 

「今日は(曲の)時間短いから、ちょっとしゃべるわ。」

 

いや、時間が短いから曲やりますじゃないの?( ̄▽ ̄;)

 

 

「今日もさ、さっき楽屋にSURLのメンバーが来てさ、挨拶してくれたんだよ。ホント彼らは凄いよ。海外に来て(ライブを)やるなんてさ。俺ら頭わりぃから、そんなのできねぇなって思うもん。」

 

ホームグラウンドから離れて、海外でライブすることが、大変だし、難しいし、上手くいかないことも多い。けれど、覚悟を持って挑むことが、いかにすごいことなのか、と言うことを話すハタノさん。

 

「でも前に台湾でライブやったとき、BRAHMANのTOSHI-LOWとさ、『MC日本語でしゃべりゃいいじゃねえか!』って言ってたのに、あいつ出番前にカンペ持ってて、向こうの言葉(で言うように)書いてやがってさ。」

 

トシローさんも、向こうのお客さんを楽しませてようと頑張ってるんだから、それは問題ないと思うんだけども( ̄▽ ̄;)

 

「んで『てめぇ何もってやがんだよ!』って言ったら、あいつ紙をバッ!と捨てて、『じゃあ見ないで(MC)やってやんよ!!』って啖呵切って(ライブに)行ったんだよ。」

 

あーあ、怒らせちゃった(;´д`)

 

「で、MC日本語で喋んのかなって思ったら、あいつ頭いいから、英語で喋ってたんだよな。」

 

英語でMCできるけど、そこは現地語でやろうとしていたトシローさんの優しさがよくわかるエピソードだよね。

 

後半のガッツリ燃えるステージ。

その中で、gureさんがマイクを持ってステージから降りていって( ̄▽ ̄;)

どこいくんだろって思ったら…、

 

え?( ゚д゚)

 

下手側のスピーカー前。フロアを狭めるために空いているスペースにマイクを置いて、

 

「フロアステージ行く?準備OK??」

「うぉらいくぞー!」

 

そしてまた曲をぶっ放す( ̄▽ ̄;)

いやはや、ホントスゲェとしか言いようがなくて(ぇ

gureさんの5弦ベースを間近で拝めたのが本当に至福。音もカッコよければ、プレイもダイナミック。みんなが興奮するのがよくわかるよ。

 

だけどやっぱりゆうたさんの声とメロディが泣ける。泣けると言うよりは、ダイレクトにスッと身体に馴染んでくるという表現が正しいかも。

旋律が…うーん、表現として上手く言えないんだけど、”歌謡曲“と言うか、そういう昔からあるコード進行だったりメロディーラインだったり、そこからエモを引き起こしてる感じだったり。

これぞジャパニーズ・メロコア(…語呂が微妙だなぁ笑)と言うのを目の当たりにした感じ。

 

 

で、いよいよ本命。他のバンドはメンバーがサウンドチェックをしてたけど、彼らは出てこずで。

照明が暗転すると、SEが流れる。久しぶりに、心臓がグッと苦しくなるような感覚に襲われる。これが”推し”に対する感覚なんだよな、と。

『BloodType』が流れ、メンバー4人が登場。歓声が一気に噴き出す。

次のフレーズに差し掛かった時、ヴォーカリストがやってくる。コロナ禍が明けて、長かった髪が昔のように短くなったドヒョンさん。初めて見たときと同じくらいの髪型。あれくらいが一番好きだ。

サンプラーの音が鳴り、ジンウォンさんのドラムが鳴らされるとライトが一気にステージを照らす。ステージの開幕。『10E』が放出される。


『Silence』『Invisible』と、ドラマのOSTで提供した曲を放出。重厚感のある楽曲は、5人のポテンシャルを存分に引きだすのに不足ないチョイス。ドヒョンさんの力強く歌い上げる『Silence』は、耳の肥えた客に対して有無を言わさぬほどの圧倒感を放っていく。

上手の二人(テヒさん&スコットさん)の掛け合いが見事。

 

曲が終わると水分補給とするために、後ろのテーブルに行ったドヒョンさん。すると片手に携帯電話を持っていて、ということは…、

 

「私たちは韓国から来たYBバンドです。」

 

ドヒョンさんの日本語キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

・・・実は12年前のワンマンの時、MCで一切日本語をしゃべらなかったといわれているドヒョンさん(あくまでも噂として聞いただけだけど)、今回はどうするんかなって思ってたんだけど。基本的に英語喋れるからね、普通に。

 

「日本は久しぶりです。とても幸せで、とても楽しみです。今日、私たちYBの音楽に狂ってください!」

 

頑張って携帯見ながら力強く話すドヒョンさん。言い終わった後の歓声を聞いて、少し照れながらもホッとした表情をしていたドヒョンさん。隣でテヒさんも拳をあげてフロアを盛り上げていた(・∀・)

 

 

その後放出したのが、ライブでも盛り上がり系の『It burns』。ここでは途中コール&レスポンスがあるんだけど…、

 

「チャッカッマンッ(韓国語で”ちょっと待って”の意)…Stop!Stop!」

 

と、曲を止めるドヒョンさん。お、これはもしや、コール&レスポンスの練習する!?(゚∀゚)wktk

 

「Ok…I wanna sing you,guys?」

 

やはりここはみんなでコール&レスポンスですよ。

 

「This is so easy. …Just follow me.」

 

そして手ほどき受けて、もう一度序盤から。

 

♪Just keep on “Buring”〜

『Buring〜』

♪Just keep on “Turning”〜

『Turning〜』

 

さっきよりも数倍の声がフロアに響くと、一気にテンションが燃え上がり、飛び跳ね、頭を振り乱し、爆発させていく。

 

中盤のホジュンさんのギターソロ、この人も、私的には韓国の”ギター職人”な一人と位置付けてるんだけど、芯が太く、なおかつ渋く歌い上げる音色がYBのサウンドの根幹を作りあげていく。

・・・で、ホジュンさんのギターソロ、センターまで行って弾いてるんだけど、ホジュンさんのギター、ワウの音が聴こえてくる。でも…ホジュンさん、ギターにアームないよね?(;'∀')

 

・・・ワウペダル、動いてたわ。ギターソロの間、暇になってるドヒョンさんがワウペダル踏んでたわ( ̄▽ ̄)

 

さらにギターのユニゾンが流れると、赤い光が強く光る。この曲聴けるのはホントに嬉しかった、YBを好きになったキッカケの曲だったので。

『StayAlive』は

 

ここでまたドヒョンさんがMC。

たどたどしい日本語で、頑張って読み上げていく。今回は韓国語で話したあと、日本語を読む感じ。

 

「私たちは韓国ではかなり有名なバンドです。でも今日は新人のつもりで、(ライブを)やっています。みなさんはYBの音楽を楽しんでいますか?」

 

ところどころ発音難しくて、なかなかすんなり言えてなかったドヒョンさん。それでも苦笑いしながらMCをしてくれて感謝感謝。その必死こいてるドヒョンさんを見て、思わずテヒさんが横へ来て肩を組んで、

 

「ありがとーございまーす!」

 

と、笑顔で挨拶してた(*´▽`*)

いつもと全く勝手が違う状態。しかももうバンドとして30年近くやってる中で、明らかなアウェイで奮闘している姿は、かっこいいい以外の何物でもなかったり。でも、MCで四苦八苦してる姿は…かわゆす(ぇ

 

ドラムとエフェクトしたギターの音が激しく鳴らされる。思わずテンションぶちあがる。『CigaretteGirl』をやってくれるとは思ってなくて。YBのカバー曲の中で、一番かっこよくて激烈。でもオリジナル曲じゃないし(ミュージカルの曲)、どうなんかなぁって思ってたけど、まさか日本で聴けると思ってなくて。しかもコロナ禍の間に、歌詞が一部YBヴァージョンに変わってて(人物が出てくるところをメンバーの名前に変えて歌ってる)。

 

ドヒョンさん、下手のギリギリまで来てくれたし、めっちゃ近かった(∩´∀`)∩

 

「GUMXありがとう!みんなありがとう!また逢いましょう!」

ドヒョンさんが英語でMCをし、ラストは『ジャングルの法則』。テヒさんとのコーラスからの冒頭の強い一発。

・・・この曲聴いてると、どうしても前の大チョンボを思い出してしまうので、かっこよく決まるとなぜかホッとしてしまう感(;'∀')

(詳しくはこのblogの2018年のYBワンマンに詳細記載)

 

ラストは全員1列になって一礼。お客さんから”YB IN KAWASAKI”の看板手渡されて、ちゃんとドヒョンさんが持って挨拶&写真撮ってた。

 

ここでようやくビールを。しっかり踊った後のビールはオイシイ(^ω^)

下手から上手側に移って、続いてハルカミライを。

 

てか、初手からダイブ・・・というか、ヴォーカル&ギターがお客さんの上に乗って行って(;・∀・)

いや、いきなり???

ヴォーカルさん、あっという間に上脱いじゃってるし(;・∀・)

 

本人たちめっちゃ楽しそうに、上で転がりながら歌って弾いてしてるし、なによりお客さんがめちゃ笑顔。

そしてヴォーカルさんがめちゃくちゃタフ・・・。あれだけ転がってるのに、ふっつーに声量落とさずに歌い切ってるし、何回もフロアへようこそしてるし(;'∀')

 

ギターの子もドラムに飛び込んでるときあったし(;'∀')

一瞬ドラム大丈夫かって思ったんだけど、バスドラの上にあおむけで乗ってた(苦笑)

 

「俺さっき、ENTHやHAWAIIANのライブで、韓国語いっこ覚えた。チェゴーーー!!」

 

大体お客さんの上に乗って行ってたヴォーカルさん、途中フロアに降りてきてたところがあったんだけど、

 

「今からそっち行くんで、そこ開けてもらっていいかな?あ、言っとくけど、これ、ウォールオブデスじゃないからね?(笑)ただそっちにいくだけだから(笑)」

 

降りて行っても、本人に触ろうとしないところは、みんなちゃんと空気読めてるよなぁと。

(意外とね…読めない現場も多いんだよね)

フロアの真ん中まできて、

 

「あの…椅子もらっていい?」

 

と、パイプ椅子を持ってきて、フロアに置いて、その上に乗って歌うと。いわばミニサブステージ(・∀・)

HAWAIIAN6の時は、サブステージは下手側のフロアだったけどね(笑)

で、背もたれのところに足かけて歌ってたんだけど、ギターの子がお客さんの上に乗ってフロアの真ん中まできちゃったもんだから、ヴォーカルさんもお客さんに肩車してもらって(;'∀')

またお客さんの上に乗って、ステージ戻って行っちゃった(;'∀')

その時前後かな?『世界を終わらせて』を歌っていたと思うんだけど、みんなでシンガロンしている光景が、なんだか神々しく見えて。

今回のお客さん、やっぱりハルカミライのTシャツ着てる人が結構多かったんだよね、支持されてるのがなんとなくわかると言うか。

 

「今日こうやって、韓国からやってきてくれて、日本も韓国も関係なく、みんなが楽しんでるのがすごくうれしくって。自分たちの国を飛び出して、こうやって一緒にライブでできるのがホントにすげぇなぁって。だから俺たちも、来月、韓国へ行きます。」

 

7月にソウルでのLOUD BRIDGEに出演予定の彼ら。メンツもなかなかのコアメンツの中に乗り込んでいくけれど、あの熱意で韓国のお客さんも魅了していくこと間違いないだろうなぁ、なんて思いながら。

 

 

ラストは主宰のGUMX。

 

TOPから一気にギアをあげていくように、ギターの鋭い音からのサウンドに応酬で、フロアを一気にたぎらせていく。

『GREEN FREAKZILLA?』では、バンバン人が飛んでいく。最前付近はもうひたすら人がわちゃわちゃしてて、みんな襲いかかって行きそうな勢いなんだけど、顔はすごく楽しそうで。

その様子を伺いながら、Yoshiさんが下手側を鼓舞していく。

 

数曲演奏してひと段落すると、フロアから声があがるんだけど、日本語もさることながら韓国語が飛び交ってて。ヨンウォンさん思わず、

 

「ここは韓国ですか?(笑)」

 

なんて言ってたり(;・∀・)

 

「みんなありがとう!GUMXです!楽しんでますか?今日ここでLOUD BRIGDEができて、本当に嬉しいです!」

 

ヨンウォンさん、ホントに日本語が流暢になってきているなあと(;・∀・)

ちなみにヨンウォンさん、バンクーバー在住なので、現状トリリンガルなんだよね、すげぇ(;・∀・)

 

そして『PinkLips』が投下されると、フロアから歓声があがる。

サビでは拳を突き上げて、音にガンガンのせられ、フロアのテンションも上がって行く。

『KommSusserTod』では、ダイバー・・・というか、担ぎあげられた人が上を通っていく光景が結構発生してた(;'∀')

でもみんな楽しそうな顔してたなぁ。

 

 

「カンコク!ニッポン!トモダチー!」

 

ヨンウォンさん、このライブの中で、しきりに言ってた言葉。でもこの言葉がこのイベントの主旨でもあって。

その言葉に鼓舞するフロアを眺めながら、メンバーも顔がほころんでいる。

『TheAnswer』では、お客さんも拳をグッと力をこめて振り上げていて。

 

 

そしてステージが少し慌ただしくなってきて。ヨンウォンさんがおもむろに、

 

「今日はスペシャルゲストが来ます。…ボクのPUNKROCKのお師匠さん。リスペクト。…HAWAIIAN6、YUTA!」

ここでHAWAIIAN6のYU-TAさんがゲストで登場!アンプをセットする間、ヨンウォンさんがYU-TAさんのことを

話し始めて。

 

「YUTAさん、ヨンウォンはホントに韓国foodブラザーズですね。YU-TAさんホントに韓国好きです。If I トウチャク・・・Japan、YU-TAさんは・・・”Let’sgo 新大久保!韓国Food、Let’sGo!”って、But、韓国foodはちょっと・・・everyday I ate 韓国food(苦笑)(YU-TAさんを指さして)日本到着、韓国foodLet’sGo(笑)…ホントに優しいですね(笑)」

 

そこで思わずYU-TAさん、

 

「韓国人しようと思ってたんだけど、ヤバイよね(笑)」

 

いや、それってどうなの?(笑)

まぁそれも愛情があるからこそなんだろうけど(笑)

 

「ありがとうございます(笑) Today is special day!Are you ready?Are you rock 'n' roll?? ”Sadness is over”!!」

 

YUTOさんのカウントで始まったのは『Sadness Is Over』。ヨンウォンさんとYU-TAさんのギターリフが強くかき鳴らされると、フロアも一気に沸き立って。二人の息がピタリと合い、力強い歌声とギターの音が、さらに身体の熱を上げていく。

YU-TA7さんの出番が終わって、

 

「政治、No。宗教、No。みんな、トモダチー!!」

 

 

ヨンウォンさんの強い叫びと共に、ラストは『Hymn To Love』でフィニッシュ。誰もが聞き覚えのあるメロディで、思わず口ずさんでしまうような、そんな多幸感を湛えて本編が終了。

 

アンコールでスタンバイをしている時に(だったと思う)、ヨンウォンさんからYUTOさんにMCを振られて。

 

「ホント、めっちゃ楽しいんだけど(笑) 俺ら、日本と韓国のロック懸け橋になりたいって思って活動してて。今度来月、俺らが通常やってるLOUD BRIDGEに、ハルカミライも出てくれるんだけど、そうやってもっともっと日本と韓国がつながって行けたらなって思ってるんで、また遊びに来てください!」

 

アンコールで2曲演奏してフィニッシュ。最後の最後まで、3人の顔は笑顔のまんまで。もちろんお客さんも満足げな顔をして、音と遊んで、戯れて、思い思いに感情を表に爆発されていた。

 

最後に出演者全員が登壇し、写真撮影。YBのメンバーが出てきた時、ファンの人がジンウォンさんにさっき手わしてた看板を再び持たせてて(笑) 

そして全員でGUMXの”X”を模してポーズ。こうしてLOUD BRIDGE JAPANはお開きと。

 

コロナ禍が明けて、特に韓国内の日本に対する諸々が、ある種緩和されてきたのもあって、日韓のアーティストがそれぞれ公演をしているけれど、やっぱりそれでもなかなか持続って話になると難しいとは思う。ましてやインディーズバンドであれば非常に困難で。ヨンウォンさんが韓国でLOUD BRIDGEの基盤を作ってきたのは、やっぱりすごいなと思う。

個人的には、韓国よりも日本で行うのが、ものすごいハードルが高いと思っている。動員数もだけど、そもそも論として、日本人は海外バンドを受け入れにくい傾向があって。国内バンドのファンは、海外バンドの音楽に自発的に触れることをしない人が多いと思ってる。

今回のように、対バン形式のイベントが増えてきたら、自然と聴く機会は増えてくると思うし、そこからまた音楽の幅は広がると思ってる。実際に私がそうだったように。別に『みんな韓国ロック聴けよ!』って言ってるわけじゃないけど、こういうきっかけで、知らない音楽に触れる機会があってもいいと思うし、日韓のインディーズ界隈がさらに活気付いたらいいなぁと思う。

そんなわけで今回は、DOPING PANDA『mugendai THE CARNIVAL 2024〜KYOTO de onemanshow』@京都磔磔へ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

去年と同じタイトルのツアー。今年は地方を回るコンセプトの下でのライブ。

関西はここと翌日のVARITになるんだけども、やっぱり関西メイニアとしては、磔磔はある意味特別な感はあって。

そもそもすたぁさんが磔磔をえらく気に入ってるということがかなり大きいみたい。

私自身そこまでメイニア歴は長くないけど、それでもドーパンのライブは過去3回行ってたり。

ハコとしては磔磔は好きなんだけど、いかんせん背が低いと見えない問題がつきもので( ;´Д`)

初回行った時はモッシュで押されまくって気がつきゃ前の方まで行ってて、終わった時にはボロゾーキンになってた記憶(;´д`)<でもハヤトさんのスティックはゲットした。

あとの2回は椅子の上から見てたし。

 

そんなこんなの磔磔なんだけど、今回ミラクルが起こったようで、”ひよ番“(1桁前半を指す)で見ることに(・∀・)

日頃のなんちゃらってことにしておこうかな。ありがたや。

物販開始直後に磔磔へ到着。とりあえず今回の新作ショルダーは買おうかなと思ってて。で、Tシャツが七分袖ということですごく気になって。見に行こうと物販列に並ぼうとしたら、

ライブハウス入り口の横で座ってる人がいて。ピンクの髪の人。

 

・・・ハヤトさんやん(;'∀')

 

物販買いにくい…(笑)

だからってわけじゃないけど、Tシャツも買いました(笑)

その後偶然にも解散前から仲のいいメイニアさんにも会えて。今回10番台だったので、うまくいけば最前行くねって言われて。

結局お互いすたぁさん前で見ることに。

開演までは昔のことを話したりしてて。懐古厨って言われたらそれまでだけど、思い出話はいつしても盛り上がるもんだよ。

入口でもらったビールはあっという間に飲み干して、いざライブ。

 

SEが途切れた瞬間、呼び出される“DOPING PANDA”。

磔磔の特性上、入場は後ろの階段から。俗に言うプロレス入場スタイル。

3人が登場して、まず手始めにフロアへ弾き出されたのは、最新曲の『goodbye to the old me』。

久しぶりの地方ツアーだから、まずは旧曲でウォームアップ…なんてことはしない。常に“進化“し続けている姿を見よ、と言わんばかりに、音を放り込んでいく。

続いて『THE PROMISE』が投下される。中盤のラララのコーラスは、フロアからステージへ浴びせられる。この序盤2曲は、コール&レスポンスのようで、”今の俺らについて来れるよな?“というシグナルに、フロアの歌声の大きさでそのレスポンスを表すよう。

 

フロアのテンションを感じたかのように、すたぁさんがタロティさんの方を見やる。

タロティさんがベースのヘッドを少し上げる仕草をして、冒頭のベースラインを弾く。次の瞬間、無数の拳と“Oi!”の声が高く突き上げていく。

『Lost&Found』で一気に熱を帯びるフロアへ、さらにタロティさんのベースが鳴り響き、この流れで『GAME』が放たれる。

タロティさんの見せ場を序盤にガッツリ作った上で、

 

す「Say“DOPING PANDA”!」

 

コール&レスポンスで一体感を作り上げる。ハヤトさんのドラムのスピードが、音に乗ったお客さんをさらに押し上げていくようで。

 

 

す「DOPING PANDAです!…京都磔磔、帰ってきました!」

 

序盤ですでに髪の毛がしっとりとしてたすたぁさんが挨拶。

 

す「もうね、DOPING PANDAの京都と言えば、磔磔ありきだからね。ソールドアウト・・・惜しかったね。でもこんなにたくさん来てくれてありがとうございます!」

 

感謝を述べるすたぁさんなんだけど、

 

ハ「あーーっついね(;´Д`)」

 

既にすたぁさんの眼鏡が曇りがかってるくらい、中は湿気と熱気でムンムンと暑い(;´Д`)

自分のTシャツですら、ちょっとしっとりしかかってきているくらいだし。

 

す「Bass、タロティ!」

 

タロティさんが紹介されると、タロティさん両手を上にあげて拍手をする。その後、顔の横でお客さんに手を振るんだけど、

 

す「なんだよそれ!なんか上流階級な・・・皇室みたいな手の振り方は!あなた昔から変わってないねぇ~。」

 

ただただ苦笑いをすたぁさんにしていたタロティさんだった(´▽`*)

 

す「Drum、HAYATObeat!」

ハ「暑いね~!京都だよね~。」

す「あの、再結成してからとにかくよくしゃべります。この後もいっぱい喋ります。…で、そこにさらにシモネタを重ねてくる感じなんだけど(苦笑)」

 

すたぁさんの口からシモネタって聞くことは、そうそうないんだけども…言い慣れてきた?(ぉ

 

す「あのねぇ、ハヤトは話すのがうまいのよ。で、シモネタも話すんだけど。解散前しか知らない人は、びっくりしてるかもだけども。昔はさ・・・ハンサムガイでキャラ付けしてたから、ほとんど話してなかったのよ、MCとかでもね。」

 

そんな中、ハヤトさんが、

 

ハ「オレ、今徳島に住んでるんだけど…」

 

と言った瞬間、若干フロアから”えー(゚Д゚;)”と声があがる。

 

ハ「えーってなんだよ、徳島ダメなの?」

 

多分ハヤトさんのヴィジュアルで、都会暮らしじゃないんだってことに驚いてるだけだと思われ(;´∀`)

 

ハ「で、徳島の・・・前に住んでた家が、山のところに住んでて。川もあって、海もあって。でね、俺さぁ、茨城県の古河市出身なんだけど、”関東の山”って言うとさ、こぅ…”避暑地”みたいな、涼しいって感じだったんだけど、…もう徳島の山はあっつくてジメジメしてて…」

 

徳島は標高が高くないからね<山は

しかも南の方なんかになると、多雨地域だから、湿気を含んだ暑さになるし、山の方なんかは住みにくいんじゃないかなぁってイメージなんだけども(;・∀・)

 

ハ「しかもさあ…どこのディスコから来たのって感じのカラフルな虫が出てくるし、まるでプラスチックみたいなムカデが出てくる(笑)」

す「表面テッカテカみたいな?(笑)」

ハ「そうそう、妙に光ってるやつ(笑)」

 

・・・それはそれでイヤだ(;´Д`)

そんな感じで現在拠点がバラバラなメンバー。そんなもんだから、会場入りもバラバラで行動するらしいんだけども。

 

ハ「実はこないだの千葉の時、俺は二人と別行動で、電車のって会場に来てたんだけど。」

す「俺たちはリムジンで来てるからね。(タロティさんを指して)運転手で、俺はリムジン(笑)」

ハ「(タロティさんを見て)運転手(笑)」

す「だって俺、車の免許持ってないから(笑)」

 

すたぁさんが車の運転をする・・・姿は想像できないよね。確かに後ろの席で腕組んで座っていそうだけど(ぉ

 

ハ「で、千葉ではさ・・・、お客さんとかがたまに”野生のタロティ”って言ってるんだけど、まさに”野生のタロティ”に遭遇したんだよね~。」

 

あれ、リムジンの設定どこいった?(;・∀・)

 

ハ「でね、今日はホテルからさ自転車で来たのね。LUUPに乗って。でさ、磔磔のすぐ近くでタロティ見かけたの。いかにも”磔磔から出てきました”みたいな感じだったから。で、すーごい勢いで近づいたらさ、ただの外国人だった(笑) あっぶねぇ~って(笑)」

 

その外国人からしたら、ピンクの髪の人が勢いよく近づいてきたもんだから、さぞかしビックリしてることだと…思うんだけど(;・∀・)

フロアがひとしきり爆笑して、

 

ハ「だってさあ、後ろ姿がタロティそのまんまに見えたんだもん。」

す「体格が外国人みたいだもんな」

ハ「アングロサクソン的なね」

す「ティムみたいな?」

 

誰だ、ティムって(;・∀・)

そんな話もしつつ、やっぱり暑い暑いと言ってるすたぁさん。

じゃあ衣装脱げって話なんだけども。

この日の衣装は、現在のアー写の衣装。すたぁさんは黒のジーンズに黒のオーバージャケット。タロティさんは上下ウインドブレーカー。ハヤトさんはパイナップル柄の上下(上はハワイアンシャツ)。

前二人はどー考えても暑いことこの上ない感じなんだけども。

 

す「さっきから”暑い暑い”って言ってるから、”脱ぎゃいいじゃん”って思ってるんだろうけど、脱ぎません。」

 

なぜそこまでかたくなに脱がないのよ(;'∀')

 

す「これもね、ちゃんとスタイリストさんが決めてくれた衣装なの。だからおいそれと脱ぐわけにはいかないの。もう少し着ておきます。」

 

そこは律儀…なのか、めんどくさいのかわからない感じだけども(ぉ

 

MCを経て、『kiss my surrender』『nothin‘』と、新旧のアッパーソングを投下。その後もレア曲も放出されて、フロアをイイ感じに盛り上げていく。

すたぁさんがお立ち台でギターを弾くのは当然のことなんだけど、タロティさんがお立ち台に立つと、なんだか不思議な感じがする。でもそこはビシッと芯の太い音を放ってキメてくるから、流石だなぁなんて。

ハヤトさんは二人の状況を見やりながら、フロアを結構見ているのがよくわかる。私がいる位置だと、微妙にシンバルがあるから顔は見えにくいんだけど、たまーに隙間から目が合いそうな感覚になって焦る(笑)

 

 

第二ピリオドをやりきったすたぁさん。もう右側の眼鏡が完全に曇ってる状態で(;・∀・)

頭振り乱してる時に汗の水滴がはっきりとわかるくらいの量が飛んでたくらい、すさまじく汗をかいていると思われるんだけども…、

 

す「Impossible!Mission impossible!」

 

終わってギター外した瞬間に、ジャケットの前ボタンに手をかけて、すぐに上着を脱ぎ始めたすたぁさん。いや、たぶんそのままやってたら、熱中症で倒れまっせ(;´Д`)

そして脱いだあとに、ハヤトさんが

 

ハ「実はこないだの千葉の時、俺は二人と別行動で、電車のって会場に来てたんだけど。」

す「俺たちはリムジンで来てるからね。(タロティさんを指して)運転手で、俺はリムジン(笑)」

ハ「(タロティさんを見て)運転手(笑)」

す「だって俺、車の免許持ってないから(笑)」

 

すたぁさんが車の運転をする・・・姿は想像できないよね。確かに後ろの席で腕組んで座っていそうだけど(ぉ

 

ハ「で、千葉ではさ・・・、お客さんとかがたまに”野生のタロティ”って言ってるんだけど、まさに”野生のタロティ”に遭遇したんだよね~。」

 

あれ、リムジンの設定どこいった?(;・∀・)

 

ハ「でね、今日はホテルからさ自転車で来たのね。LUUPに乗って。でさ、磔磔のすぐ近くでタロティ見かけたの。いかにも”磔磔から出てきました”みたいな感じだったから。で、すーごい勢いで近づいたらさ、ただの外国人だった(笑) あっぶねぇ~って(笑)」

 

その外国人からしたら、ピンクの髪の人が勢いよく近づいてきたもんだから、さぞかしビックリしてることだと…思うんだけど(;・∀・)

フロアがひとしきり爆笑して、

 

ハ「だってさあ、後ろ姿がタロティそのまんまに見えたんだもん。」

す「体格が外国人みたいだもんな」

ハ「アングロサクソン的なね」

す「ティムみたいな?」

 

誰だ、ティムって(;・∀・)

 

相変わらず話があっちこっちに行きまくってるDOPING PANDAさんですが、やるときはちゃんとやるのです(ヲイ

 

す「じゃあ…ちょっと次は少し・・・”バラーディー”な曲を・・・」

 

 

はい!?(゚Д゚;)

バラーディーって何?

これにはフロアも失笑しまくりだし、ハヤトさんも思わずツッコんでたし(笑)

 

す「え?Balladey(Balladieか?)って言わない??」

 

聞いたことないんですけど、みなさんそんな言葉聞いたことありますか?(;゚Д゚)

苦笑いしつつも、立て直したすたぁさん。

 

す「えー、次にやる曲は、すごく気に入っているカバーの曲をやります。」

 

という言葉で始まったのは、the band apartの『DEKU NO BOY』をカヴァーで。今回のツアーに先駆けて発売になったEP”mellow fellow”でお互いの曲を1曲ずつカヴァーしてるんだけど、その曲をライブで演奏。

すたぁさんが歌うこの曲、ホントにしっくり来てるからすごいなぁって。でも歌を聴いていると、バンアパのらいさんはやっぱ声高いんだなぁってふと思ってみたり。

 

その後も宣言通りのバラードタイムへ。『Moralist』や『Stairs』を聴いていると、ちょっとせつない気分になるのは、なぜなんだろう。そんなことを考えながら、髪の毛から雫を落としながら、力強いまなざしで歌うすたぁさんをじっとみていた。

 

 

す「えー、明日はVARITでやりますが、…多分この中でも行く人がいると思うのですが、セットリストは…変えません!」

 

完全に言い切ったすたぁさん。それはいいとも悪いとも思わないけども。フロアの反応をみて思わず、

 

す「あのね・・・そんな簡単に代えれないのよ?」

 

といいつつも、

 

す「あ、明日1曲だけ変えるわ。…かなりレアな曲をやろうと思いますので、来られる方は楽しみにしててください(笑)」

 

ここでまさかのレア曲宣言を放つすたぁさん。これにはフロアから喜びの声があがる。だけども、今は今なので、

 

す「じゃあちょっとサービスして・・・」

 

と、ギターをかき鳴らし歌い始めたのは、『MELLOW FELLOW』のフレーズを。歌っているすたぁさんに合わせて、ハヤトさんがドラムを打ち鳴らしていく。

ほんの少しだけだけど、そのサプライズにはお客さんも大喜びで(・∀・)

しかしながら、いきなりだったのでホントにちょっとだけだったもんだから、

 

す「これ、ホントに示し合わせてないのよ?だってね、普段3人ともバラバラ(な地域に)いるから、すぐに合わせるとかってできないのよ?」

 

どうしてもハヤトさんが拠点を徳島に移していることもあって、なかなかすぐに対応ができないのがネックであることを示唆してるんだけども、

 

す「だってタロティなんかアラスカに住んでるんだからね?」

 

マテ(;'∀')

 

ハ「アラスカ!?(笑)」

す「あの人アザラシ食ってるんだから。」

 

いや、先のアングロサクソンの話引っ張りすぎてないか?(;'∀')

 

そんなわけで、今回のEPにまつわる話として、DOPING PANDAとthe band apartとの関係性についての話になって。

 

ハ「ユタカと木暮の対談のやつ、面白かったよ。」

す「こないだまーちゃんとラジオに出てたんだけども…」

ハ「あぁ、藤田琢己さんのやつね。」

す「そうそう。その時さぁ、まーちゃんに言われてショックなことがあってさ。」

 

すたぁさんが原さんに言われた衝撃の一言について語り始める。

 

す「ドーパンとバンアパと20数年前に一緒に対バンとかやってたんだけど、実はメジャーに行ってからは俺ら(どのバンドとも)対バンライブをしてなかったの。フェスとかは除いてね。なんか”俺らだけでやってやる!”って感じもあったんだけど、その頃に、俺がまーちゃんに対して、『これから対バンできなくなるけども、ごめんな』って言ったんだって。それをこないだのラジオの時に聞かされて(゚Д゚;)」

 

・・・それはなかなかショックかもしれないね(;・∀・)

 

す「俺全く覚えてなくってさ(苦笑) だって、完全に別れるってことでもなかったのにさ(゚Д゚;) でもまーちゃん、『あれは…ホントにショックだったよ』って言われて(´・ω・`)」

 

その時の原さん、寂しかったんだろうなぁとか。だけど時間を経て、今は仲良くしてるから、笑い話にできるんだろうけどね。

 

す「ハヤトはさ、バンアパの中で仲いいのは木暮だよね?」

ハ「そーだね。ほら、ドラムの奴らだけで集まったりとかしてたからね。」

す「だけど最近、荒井とも仲良くない?MV録ってた時もずっと話してたし。」

ハ「うん、あのね、俺、荒井に褒められたんだよね。あの時も荒井から『ハヤトのドラム、いいよねぇ(少しモノマネちっくに)』って言われてさ。」

 

その声色に思わずクスクス笑いだすフロアを見たすたぁさんが、

 

す「オマエら、(SNSに)書くなよ!荒井はライブでいじられてるの気にしてるんだからな!」

 

ディスってるわけじゃないから、問題はないと思うんだけど、それも違うのかな?(;'∀')<考え方によりけりだけどね

するとここで、タロティさんの話を振るすたぁさん。

 

す「タロティは…川崎と仲いいよね?」

タ「そう・・・かな。」

す「結構話したもんね、何話してるの?」

タ「こないだは…野球の話してくれて、こうくんは…」

す「え?タロティ、川崎のこと”こうくん”って呼んでるの?」

タ「うん」

す「俺でも”こうくん”なんて呼べないよ?って、これ、(SNSで)書くなよ!!!川崎はこういうの気にするんだから!」

 

とにかくバンアパネタは、ナーバスになりがちなすたぁさん(笑)

 

ス「だってまーちゃんは川崎のことを”こうくん”って呼んでるけど、…あ、まーちゃんってわかる?」

 

お客さんに”まーちゃん”について解説がいるかを心配するすたぁさん。いや、この話題の中で、消去法で行くと”まーちゃん=原さん”ってことはわかると思うんだけども(;'∀')

 

す「マルシアじゃないからね?…って古いな、俺(苦笑)」

 

このネタ、バンアパのネタが出たときのワンセットになってない?(笑)

 

す「俺さぁ、川崎と仲良くなりたいんだけど、なんかずっと避けられてる感じだったんだよね。あってもなんか睨まれてる感じだったし(苦笑)。絡んでいったのが気に食わなかったのかなって、本気で相談したのよ。まーちゃんに『川崎、ああいうのって嫌がってんのかなぁ』って、そしたら『あいつああいうの好きだよ』って言われたから、その後からめっちゃ絡みに行ったのよ、こんな感じで(笑いながら両手で突きに行ってるポーズで)。そしたらそこから全然無視されて(;´Д`)」

 

かわさまもなかなかとっつきにくい性格なんかなぁ、なんて思うんだけども…?

 

す「そしたらある時一緒に(現場が)なった時に、川崎が来て、『ユタカんとこのベースって(村田)シゲ?』って言われて。」

 

きっかけがないと話せなかっただけなんじゃないかなぁと。人見知りなんだって(;'∀')

そんな感じでバンアパネタで盛り上がりまくってたもんだから、

 

ハ「ユタカさ、今回一番喋ってるんじゃない?」

す「喋ってるかな?」

ハ「しかもバンアパネタで(笑)」

 

めちゃくちゃ好きやんってことにしとこっ(*´ω`*)

 

す「あの…(髪を両手でかきあげながら)この後は…お察しの通りmugendaiがあるんですけど、…これ、タイムマシンに乗れるんだったら、これを考えた十数年前の自分をぶん殴りたいんですけど(苦笑)」

 

気力体力を持っていかれる持久力耐久戦なわけだしね(;'∀')

 

す「…やりたくねぇなぁって(笑)」

 

と、両手で拳を握って喋ってるすたぁさん。でもそのポーズはやる気のないポーズでは・・・ないよね?(;・∀・)

そんな言葉と矛盾している姿に、お客さんも爆笑。

 

す「何?(手を見ながら)手?これは”やってやるよ”っていうことだよ!ロックスター舐めんなよ、やってやるよ!」

 

あ、そのポーズは西川きよし師匠のやる気ポーズに由来してるんですね、わかります(ナンデヤ

 

気合十分チャージした三人は、1曲演奏して・・・

 

”mugendai Dance Time!”

 

あの機械音声が、フロアへ響き渡る。

『The Fire』から始まるこの時間は、まさしくフロアvs3人とのガチンコ対決。飛び跳ね、手を上げ、声を上げ。思い思いに楽しみながら、3人の放つ音に立ち向かっていく。

すたぁさんが、この前の公演・千葉LOOKでのフロアの様子をSNSで上げていて。その光景がもちろん磔磔のフロアでも繰り広げられていた。

再結成後に作られた曲『Imagine』。この曲がmugendaiに組み込まれ随分と経つ。あくまでも再結成の曲を組み込む意味もあって入れられていたのかもしれないけれど、今となっては立派な構成曲・・・キラーチューンの一つへと位置付けられている。

その証拠が、SNSでも挙げられていた、この曲の”シンガロン”だ。

今まではメンバーがアシストをして歌っている状態だったけれど、もう今はすたぁさんもマイクを使わず、フロアに任せている状態だった。その時の顔は、本当に楽しそうでうれしそうな顔だった。

 

mugendaiの時間は、とにかくひたすら踊って楽しんで、という感じ。もうこの時にはTシャツは汗でかなりしっとりしてる状態だった(;'∀')

ハヤトさんもライトが照らされると、首筋がよく光って見える。それだけ汗をかいているのがよくわかる。

タロティさんは下手だったので、汗かいてるかはあんまりわかんなかったけど…、でも飄々と弾いてるから、この人ホントに暑さ耐性すごいんかなって思ってしまったり(;'∀')

そしてすたぁさんは…

 

もうボットボト(;'∀')

ギターを弾いてる時に、身体を振り、髪を後ろに振り上げるんだけど、

 

汗が飛び散る量が半端なくて(;'∀')

お客さんもメンバーも、熱気と湿気でMAXになってる磔磔で、ひたすら音の饗宴を楽しんでいく。

すると『beautiful surviver』の最初のサビで、

 

”ライドンタイム!”

 

と、すたぁさんが歌った瞬間、

 

スパーン!!

 

Σ(゚Д゚)

 

後ろからなんか飛んできた。飛んできたものが左腕に当たって、思わず、

 

ええ~っ(;゚Д゚)

 

と、言ってしまった私。柵を越えて落ちて行ったのは、

 

 

メガネ

 

 

え?メガネ!?Σ(゚Д゚)

ってことは…、

 

誰か(ダイブで)飛んでくるんか!?Σ(゚Д゚)

 

”ライドンタイム!”からここまで、約1秒弱。

少し身構えて、対処できるようにしたけれど、結局ダイブはなかった。それはそれでホッとしたんだけど(;'∀')

ドーパンでダイブってあんまり聞いたことないんだけど、勢い余って何が起こるかはわからないわけで。

(本編終了後、スタッフさんに拾っていただいたところ、私の後ろの人の眼鏡が吹っ飛んでいっただけだった笑)

 

キラーチューンをぎゅっと詰め込んで、一気に浴びせかけていくこの時間は、体力勝負なところもあるけれど、やっぱりドーパンならではというところでもあるから、これを楽しみにしているところもあったりするんだけどね。

 

 

す「俺ね、昭和53年生まれなんでね。言い換えると46歳。すごいでしょ?mugendaiで一切水飲まないで歌ってたのよ、すごいでしょ~?」

 

年には抗えないのは仕方ないけど…いや、流石に脱水症状で倒れられても困るので、一口でも飲めるようにしてください(;'∀')

お客さんは”すごーい!”って褒めまくってるんだけども、

 

す「ここで言わなくていいよ(笑) ここに来てるのは(俺が)すごいって思ってる人ばっかりが来てるんで(笑)」

 

ちょっと照れ隠し的にいうすたぁさん。だけど、

 

す「世に忍ばせていってください、”ドーパンはすごいんだぜ”って。よろしくお願いします。」

 

刷り込ませていけってことですね、わかります( ̄▽ ̄)

そしてふとタロティさんを見やったすたぁさんが、

 

す「タロティさぁ…なんでそんなかわいいの?」

タ「(半笑しながら)いや…」

す「昔からさぁ、優しくて力持ち、みたいな感じだったんだけどさ。ホントはもっと毒っ気も、あるでしょ?」

タ「(軽く頷く)」

す「俺はねぇ、その感じをみんなに見せたい!見てほしいのよ、腹黒いタロティをさ!」

 

今後は腹黒いダークタロティさんが出てくるようですので乞うご期待(コラ


ラストは『Crazy』で本編フィニッシュ。目一杯フロアを沸かせていった3人の顔は、とても満足した感じだった。

 

 

・・・けども、フロアは待ってます。アンコールを。

ひと時のちに登場した3人。すたぁさんは衣装を変えてなかったけど、タロティさんとハヤトさんはグッズのTシャツを着て登場。

(タロティさんはFC限定のTシャツ着てたけども)

 

す「アンコール有難うございます!ここからは…ハヤトに一任しております、再結成後の恒例の物販紹介です。」

 

するとハヤトさん、椅子の上に乗って、後ろも見えるように構えて。

 

す「なに、椅子の上に立ってるの?」

ハ「そうそう。…ユタカが”立ってる”って言ったから余計なシモネタが浮かんだ(笑)」

す「なに、別のところが立ってます的な?(苦笑)」

ハ「椅子にも立って、あちらもほうもたってます~みたいな(笑)」

 

ちょっとマテ、ヲイ(;・∀・)

 

す「シモネタいうね~(笑)」

ハ「もうね”夜の赤ちょうちん”みたいな(笑)」

す「”夜の赤ちょうちん”って何よ?(笑) ちょうちんは夜でしょうよ(笑)」

 

なんなんだそりゃ(;'∀')

”雨降りの傘”と同じこと言ってんじゃんかよ(;'∀')

そんなハヤトさん、シモネタがナチュラルに飛び出すのには理由があって、

 

ハ「俺さぁ、両親がホストクラブ経営してたことがあったから、母親のシモネタとかめっちゃ聞いてたんだよね(苦笑)」

 

なに、そのある意味壮絶な少年時代は(;・∀・)

流石にすたぁさんもちょっと引いてた(笑)

そんな感じでグッズの紹介をしていくんだけど、その中でハンドタオルの説明になった時に、

 

ハ「真ん中に無限大のマーク(∞)を入れてもらってるんだけど、この”CARNIVAL”ってタイトルで、俺の中ではこう(目のところで描くように)仮面のイメージだったのね。なんかいやらし~い感じの。」

 

・・・まぁ、言わんとしてることはわからんでもない(;'∀')

 

ハ「で、その仮面も入れてツアーロゴにしてみました!…で、全然関係ないんだけど、俺、初めてちゃんと聴いたJ-POPが『仮面舞踏会』だった。」

 

ここでなぜかカミングアウトをするハヤトさん。その意図は???

 

ハ「…多分父親が店で歌いたかったんだろうね~、♪ヤーヤーヤ、ヤーヤーヤッティアッ♪って(笑)」

 

幼少期に聞く音楽は、なかなか沁みつくっていうしね。

 

ハ「まぁ…ユタカも“ヤーヤーヤーヤッ”って歌ってるけどさ(笑)」

 

確かに『Ya-Ya』って曲ありますが、この日は歌ってないよ?( ̄▽ ̄;)

そして何かを感じ取ったすたぁさん。

 

す「この流れで俺が『仮面舞踏会』を歌う感じになってるけど、歌いません!」

 

別にそこまで言ってないじゃん!Σ(゚д゚lll)

そりゃあ…歌えばすたぁさんの株はちょっと上がったかもしれないけど(ォィ

するとすたぁさんがハヤトさんの方を見て、

 

す「ハヤト、そこ立ってるのいいの?」

 

実はハヤトさん、椅子の上に立ってるんだけど、厳密には左足を乗せていて、右足はタムの上に乗ってる状態。言わば楽器の上に乗ってるわけで( ̄▽ ̄;)

 

ハ「だってさ、椅子だと足一本でグラグラするから危ないのよ。だから(タムに足を)乗せてる。」

す「楽器だけどいいんだ?(汗)」

ハ「うん、大丈夫。」

 

楽器は丈夫です(違

 

ハ「で、前々から”アクリルスタンド的なものを作らないんですか?”って、結構言われてて…」

す「俺らの?そんなのいるやついるの???」

ハ「いや、かなり多く言われてたんだって。どこでも連れて行けるようにって。で、今回こんな(取りだして)ミラーを作ってもらいました。ソニーさんの方からいいのを提案してもらってね。アクリルスタンドも考えたんだけど、あれってそれぞれの(立ち姿の)写真が必要なんだけど、なかなかなくってさ。で、作るためにわざわざ写真撮らなきゃいけないって言われたんで…。」

 

そのために撮影日を設けて。。。ってなると、いろいろ大変だもんね(;'∀')

 

ハ「でもこれめちゃくちゃ使いやすいの。ユニセックスな感じだしね。」

 

と、いうと、すかさずすたぁさんが、

 

す「ユニセックスって別に変な意味じゃないからね!」

 

(;'∀')

 

・・・いや、そこはみんなわかってると思うんですけども(ぉ

それは墓穴掘りではなかったんだろうか(;'∀')>すたぁさん

その後ハヤトさんはXでみんながいろんなところに”三人”を連れて行ってる写真を、結構みてるよと言ってて。

これもまた販促の方法だよね(・∀・)

 

で、今回ショルダーバッグもリニューアルになったんだけど、ここに描かれたパンダの絵について。

 

ハ「このかーわいらしいパンダなんだけど…、ファンクラブサイトの方に、質問が来てたんだよね?」

 

と、作者のほうに話を振るハヤトさん。

すると、

 

タ「”絵描かないんですか?”って言われて・・・」

ハ「あれってZeppツアーの時だっけ?ステージ上で”絵描きます”ってなったの。」

タ「ユタカに”書け”って言われて・・・」

す「あれ?俺が言ったの?…全然覚えてないわぁ(;'∀')」

ハ「でね、我々、グループラインやってるんですよ、再結成の少し前くらいから。だけど、タロティだけなかなか喋らないの、ただでさえ人数少ないのに。で、たまに発言したと思ったら、『了解』とか『かしこまいりました』とかで(笑)」

す「もうなんか御大感になってるんだよ(笑)」

 

だからパンダの下に”onT”と書かれているのか…。あれは”onタロティ”の略じゃなくて、”御大”の略だったのか(ぉ

 

グッズの販促コーナーもつつがなく(?)進み、関西のライブ告知もしつつ。

なぜかバンアパとの対バンについては、

 

す「我々の大好きな!愛してる!the band apartとのライブですので…」

 

と、強調してた(・∀・)

 

そしてすたぁさんが”このツアーのテーマソングとして作った曲”と位置付けている『CARNIVAL』を演奏。

ミドルテンポの曲が放たれると、フロアもふわふわと横揺れしながら、また音に身を委ねていく。

 

す「ありがとう、京都磔磔!最後の曲・・・『CandyHouse』!」

 

ラストは『CandyHouse』を投下。サビでは共に飛び跳ね、そして歌い、ドーパンとメイニアが満面の笑顔で楽しんでいる、とても幸せな空間が広がっていた。

このアンコールの曲中に、すたぁさんが歌詞を”武道館”という言葉に変えて歌っていて。その時、すたぁさんはニヤリと笑いながら、上目遣いでフロアを見やっていた。その表情は、”いたずら心として歌詞を変えた”という意味合いではなく、”一緒に必ず行こうぜ”という、ある種の決意表明みたいな、そんな意味が込められていたような。そういう気しかしなかった。

 

曲が終わり、3人がステージを去ったんだけど、それでもまだなり続ける手拍子。

しばらく鳴らされると、三度メンバーがステージへ。ある意味磔磔はダブルアンコールが既定路線(というか、そういうケースが散見された)な気もしてたので。…ってか、多分どこも今回はダブルアンコールありそうな気がしてる(;'∀')

 

 

ダブルアンコールに対して感謝の意を伝える中、ハヤトさんが、

 

ハ「俺さぁ、ここで言うのもアレだけど、昔はネガティブだったんだけど、結局俺は俺にしか慣れないなぁって思って。だって俺みたいな人いないでしょ?」

 

その人はその人にしか慣れない。当たり前だけど、意外と気づかないこともあったりする。

 

ハ「でさ、俺、昔よりもドラムも上手くなったと思うの。良くなってるよね?こないだもはらちゃんに褒めてもらってさ。“ハヤトのドラムいいねぇ“って。あんな感じの人に褒められたら嬉しいよね。それを糧にして生きてます。」

 

一言の言葉だけでも、その人の存在意義というか、意味を与えられている。ハヤトさんはそれをしみじみと感じたんだろうなぁと。

 

ハ「ユタカも褒めてくれたもんね?たまに褒めてくれるの。」

す「俺も普通に褒めますよ?(笑)」

 

そしてすたぁさんは御大にも話を振って(ぉ

 

す「タロティはさ、何を糧に生きてるのよ?」

タ「(少し首を傾げて考えて)特に…ないです(苦笑)」

す「ないんだ(笑)」

 

誰か、タロティさんに糧を授けてください(ォィ

いやいや、ドーパンで活動することが糧ですよね?(・∀・)

そしてダブルアンコールは『It's my life』を。

 

あっという間に終わったライブ。最後にはすたぁさんが「愛してるぜー!」と叫び、ハヤトさんも去り際に「大好き!」と叫んでステージを後にした。

 

まさかまたドーパンを磔磔で見れる日が来るとは…ホントに思ってもみなかった。

ふと帰り道で思ったのは、本編ラストの『Crazy』ですたぁさんが歌った、

 

”ミラクル起こしちゃってさ”

 

の言葉は、再結成を意味するものではなくて、これから進化していくDOPING PANDAに対しての言葉だと思ってて。

だからこれからも毎回”ミラクル”は起こし続けるものだと信じている。

そんなわけで今回は、fox capture plan“TOUR 2024 TRICOLOR”@心斎橋JANUSへ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

関西圏でのライブは…去年の10月以来なんじゃないかな?ワンマンしますってなって速攻で取って。

今回はJANUSだったので、ステージが低い(会場の広さの割に)んで、ちょっと整理番号がってところだったんだけど。幸いなことに前の方だったのでちょっとホッとしたところもあって(背がそこまで高くないんでね。)

 

開場前にフォロワーさんにお会いできてお話したり。

整番みたら私の2つ前だった。示し合わせてないのに(;゚Д゚)

中に入って2列目ドセンにてスタンバイ。ドリンクもちゃっちゃと取ってきてビールで乾杯。

すると、割と早い整番で入ってきた人から声をかけられて。私らがドリンク代えてるのみて不安に思っちゃったみたい。

ライフハウス初めてな方だそうで。一応説明して、終演後は混むからって話もしてあげて。見た感じ私より少し年上の方だったかな。いくつになっても初めてのことを経験する勇気に敬服。それの機会がfox capture planのライブだったというのが、なんだか嬉しさも感じたり。

 

そんなこんなでほぼオンタイムでスタート。3人が登場しスタンバイ。SEの音が鳴っている中カットインしてそのまま演奏。

『TheDawnComing』で、ステージもフロアも徐々にエンジンを温めていく。

『Acceleration』が鳴らされると、フロアは徐々に揺れ出していく。聴き馴染みのあるピアノのメロディーが、フロアの表情を緩め、音に身を委ねて行く。つかささんのドラムが関ジュをつけ、時にピリッとしたアクセントを加えていく。

 

早いスネアの音とピアノのスピード感のある旋律が気分を高まらせていく『Evolution of science』(

ちょっとアヤフヤ。曲名これだった気がする。)に続き、『Fragile』が投下される。

この並びには思わず驚かされた。ルイージさんもここで5弦ベースに代えて。『Fragile』はライブでは初めて聴いた。音源と全く違う感じなので、後でメルテンさんからの説明がなかったら、全くわからんかった( ̄▽ ̄;)

そして更に意外だったのが、ドラマ『ブラッシュアップ・ライフ』の挿入曲『Let’sAction』を演奏したことだった。

結構劇伴を作ってる彼らだけども、ドラマ曲をやることはほぼほぼなくて。直近だったら『We are Confidence Man』くらいしかライブではやってなかったし(カルテットの曲も…あったか?)。

そういう意味では、ドラマ曲からライブ映えする曲を送り出して行くのも、これはこれでいいなぁなんて思いながら。

 

つ「こんばんわ~。今日はありがとうございます、fox capture planです!」

メ「大阪のみなさん盛り上がってますか?…まぁ、まだまだかな。」

ル「なんでそんな偉そうなんだよ(笑)」

 

相変わらずちょい上から目線なメルテン氏( ̄▽ ̄;)

 

メ「大阪は・・随分来れてなくて。」

ル「久々だよね。」

つ「結構空いたよね?」

メ「去年のツアー以来・・・かな?」

ル「約1年振り?」

つ「あれ?(お客さんの表情をみて)10月にやったっけ?」

 

厳密には10月のMETA BALLEYのこけら落としシリーズ以来です。<大阪公演

 

メ「まぁ約1年振りということで。」

ル「ざっくりしてんなぁ(笑)」

メ「で、今回は…”TRICOLOR”ツアーということで。あの…我々3人のいいところを、”いっしょくた”にして・・・」

ル「”いっしょくた”?もうちょっと言葉あんだろ(笑)」

つ「語彙の範囲狭っ(笑)」

 

いつものごとく“勢いのまま”喋るメルテンさんなので、思ってることと語彙がついて来てない感( ̄◇ ̄;)

 

メ「今回は懐かしのあの曲から、あのドラマの隠れた名曲まで、いろいろとやりますのでね。あの…比較的新しい曲とかも…」

ル「比較的って(笑)」

メ「で、曲を聴いて、帰りにCDを買っていただいて・・・『あ、これ、ライブでやった曲!』という感じで、楽しんでいただけたらと。」

つ「今日はCD全部あるのかな?アルバム10枚と、EP少し出してますんで、よかったら見ていってください。」

メ「でね、曲がわからなくて、勘でCD買っていただいて・・・」

ル「勘!?(゚Д゚;)」

メ「で、買ってみて『これ、今日ライブでやった曲入ってなかった・・・』ってなる場合もありますけど、是非それも…」

 

いや、薦め方のクセ!Σ(゚Д゚)

 

メ「たくさん演奏しますので、楽しんでいってください。よろしくお願いします!」

 

で、スタンバイをするんだけど、

 

メ「あのー、昨年~」

 

おもむろにしゃべりだすメルテンさん。

慌ててマイクを取るルイージさん。

 

ル「え?曲に入るんじゃないの??(;'∀')」

 

MCひと段落でスタンバイしたら、誰もが曲やるって思うでしょ!?Σ(゚Д゚)

もうお客さんも笑うしかないわけで。

ホント、この方マイペースだわぁ…(;'∀')>メルテンさん

 

メ「昨年で、デビュー10周年となりまして…(拍手が起こる)、あの”TRINITY”というアルバムなんですけども、これからその中から何曲かやっていきたいと思います。」

 

内容的には問題ないんだけど、タイミングでgdgdにしかならんのは、もうfoxクオリティということでおk?(ォイ

そんなgdgdを完全に吹っ飛ばして行ったのは、キラーチューンの『衝動の粒子』。この曲のルイージさんのベースがめちゃくちゃ好き…(*´∀`*)

後半のベースオンリーからのピアノとのシンクロは、思わず一緒に手を動かしてしまうくらい(笑)

続いて同じく”TRINITY“より『Reincarnation』が演奏される。これにはフロアの古参組からも驚きの声が上がる。初期曲が時を経て、ある意味”ブラッシュアップ“されて、サウンドがより鮮烈に作り上げられているような感覚になる。音源しか聴けていない私がそう思うのだから、昔からライブを見ているファンの方々は、尚のこと思っているのではないか、と。

 

ここで最近のライブキラーチューンとなっている『AkashicXronicle』を投下。それぞれの音がクリアに、それでいて螺旋を作り出すように、絡み合いながらフロアへ放たれていく。

軽快なサウンドとは一転、Jazzyなピアノの音色が響く。『夜間航路』の雰囲気は、まさしくこJANUSにピッタリで。都会の喧騒を遠目で見ながら、心を解きほぐされるような、そんな感じにさせてくれる。

そして『繰り返される時空のワルツは千の夢を語り』が投下されると、ハイハットとピアノの旋律のループが、徐々に風景を差し替えていく。ベースの音が、『夜間航路』の流れを組むかのように、暖かくそして煌びやかさを引き立てるように紡ぎ出されていく。

 

メ「ありがとうございまーす!fox capture planでーす!」

ル「もう始まってだいぶ経ってるけどな(笑)」

メ「何曲かお届けしましたけども…」

ル「だいぶ曲やってるけどな(笑)」

 

相変わらずぬるっとしたMC( ̄▽ ̄;)

で、曲の話とかになると、MC直前にやった曲とか、直前のターン(2ターン目)の曲紹介とかになるんだけど、

 

メ「えー、本日最初に演奏しましたのはね、10枚目のアルバムの…」

ル「え“?最初っから説明していくの?( ̄◇ ̄;)」

 

初見民には非常にありがたいスタイルではありますが…、

 

メルテンさん早口!Σ(゚д゚lll)

しかもちょい声絞り気味だから余計にわからん!Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)

そこはほら、ちゃんとアナウンスしてあげないと…CDを売る営業チャンスでしょうに!(ぉ

 

結局10曲全部曲名言い終えるメルテンさん、顔満足してた( ̄▽ ̄;)

 

メ「で、ですね…昔の曲もいいけど、”ツアーやぞ“と。新しい曲はないんか?ってことで、今回新曲を、この後やりたいと思います!」

 

と、ここで新曲披露と言うことに。

しかしながら、今回は趣向があって…、

 

つ「これ、まだ完成してないの。…”新曲やるならちゃんと完成してから出せよ“って言われると思うんだけど(笑)」

 

普通はそう言われちゃうよね( ̄▽ ̄;)

 

つ「今からそれをやるんだけど…ちょっとだけ、ショートバージョンなんだけど(笑)」

メ「まぁお試しってことで。」

ル「トライアル的な感じで(笑)」

つ「で、このライブ音源を録って、ライブ終了後にみなさんへお渡しします。」

 

と。

なんと新曲のライブ音源がもらえるというわけで。ふとっぱら〜(・∀・)

 

つ「(スタッフに確認しながら)後でQRコード?出るんだよね?ちゃんと後で出すと思うので、是非そこから聴いてください。」

メ「スタッフがこの会場のどこかに(QRコードを)持っていくので、スタッフ捕まえてゲットしていっていただければ…」

ル「スタッフ見つけなダメなんかい( ̄▽ ̄;)」

 

どう考えてもそれは効率悪いやん(;´д`)

(結果的にロビーにQRコード貼り出されてた。)

 

そんな前振りもありながら新曲を披露。

低音が結構ガッツリ効いてる楽曲。序盤のピアノの低音の旋律がワクワク感マシマシにさせるという感じ。

バスドラ&タムが結構早いビートを放ってる。ルイージさんは5弦ベースで全体を突き上げて。

foxの楽曲のセオリー的には、本編ラストに放り込めるくらいの、スピードとテンション。

今後これが進化するとなると、なかなか面白そうな感じ(*´ω`*)

 

メ「いかがでしたでしょうか?」

 

お客さんに反応を求めるメルテンさん。フロアから笑顔と拍手がステージ届けられる。最新の“姿”を見せてくれるんだから、ファンにとっては喜び以外の何者でもないわけであって(・∀・)

しかしながら、メルテンさんはストレートに表現しないというか、なんか小難しい言い方にするというか(ぉ

お客さんにイマイチ伝わりが悪いというか(ォィ

それはメンバーも重々感じているところのようなんだけど、特に最近は輪をかけているようで(ぇ

 

つ「…(中略)最近ね、回りくどい言い方に(メルテンさんが)ハマっている見たいで、こないだも(新曲を)やった後に『…つまりは、新しいアルバムに取りかかっていってると言っても過言ではないわけで…』って言ってたし(笑)」

 

そこをボカす必要性があるのかどうなのか( ̄▽ ̄;)

制作するってことは、次作を見据えてるってことは、なんとなく察しがつくもんなんだけども。

これにじゃメルテンさんも苦笑いしながら、

 

メ「いや、やっぱねぇ、新曲を作っているということは?ね?ほら、その…新しいアルバムに取りかかっていってると言っても過言ではないわけじゃないですか。」

つ「さっき言ったのとおんなじ事言ってるじゃん(笑)」

ル「2回言う必要あんの?(笑)」

 

大事な事なので2回言いました、じゃないやん( ̄▽ ̄;)

 

つ「…こんな感じなんです(笑)」

メ「ね、新曲の時も『新しい新曲でーす!』みたいな(笑)」

ル「『頭痛が痛い』的な(苦笑)」

 

肝心の情報がぼけるパティーン(ぇ

 

こんなボケボケしたMC、実はこれの延長戦のようなSpaceを不定期であげている彼らなんだけども、つかささん曰く、

 

つ「Spaceをやってるんですけど、こんな生産性のない雑談してます。」

 

とのこと。うん、察し(ぇ

 

ル「前に…1人だけディズニーシーにいたし(笑)」

 

コロナ禍の時からオンラインでメンバー雑談するXのSpaceを不定期でやるようになってるんだけど、…シーにいたのは…想像つくと思いますが(ぉ

 

ル「あれ、今までのって残ってたっけ?」

つ「多分初回から全部残ってると思う。…よかったら聞いてみてください(苦笑)」

ル「ほんとに…なんの生産性もない、ただの無駄なSpaceなんで、“あぁ〜仕事疲れたなぁ〜”みたいな時に聴いてください(笑)」

 

完全な“暇つぶし”推奨コンテンツという事で(ぉ

 

メ「おれさぁ…いつやったか、上岡龍太郎の話をずっとしてなかったっけ?」

つ「あった?」

ル「なんかしてた気がする…」

メ「なんか『こんばんわ、私が局長の上岡龍太郎です』って(言ってた)」

 

…それはモノマネなのか?( ̄▽ ̄;)

これはどうリアクションするのが正解か??( ̄▽ ̄;)

ウケとしては“ほんのりウケ”だったので、

 

ル「今ので笑った人は昭和の生まれでーす」

 

ルイージさんのひとことで噴いた(笑)

流石フォローうまい(ぇ

 

そして3ターン目はバラエティに飛んだ選曲で、さらにフロアを喜ばせる。

彼らのキラーチューンから、これまた初期のレア曲まで、新旧のファンを唸らせる選曲。

 

特出すべきは、カヴァーアルバムよりLinkinParkの『Numb』と“TRINITY“から『WhiteAmbience』だろう。

カヴァー曲は必ず1曲はやるだろうなとは思っていたけど、この曲を選ぶのは意外だったかな、とか。

勝手な想像だけど、ライブだとカヴァー曲は”自分たちを知らなくても、曲は知ってる“というケースが多いので、どちらかといえばアッパーでノセていくのを選ぶかな、とは思うんだけど、ここはやはりワンマンだから、じっくりと聴かせる系を持ってきたか、と。

しかも流れ的にうまく緩急をつけれる位置に配されていたことが、考えられてるよなぁ、なんて。

そして『WhiteAmbience』。ベースの裏旋律がとても心地よい響きを奏でている。ドラムのフレームの音が、インパクトを与えて、全体を引き締めているようで。

 

しかし今回は、“TRINITY”のアルバムからの曲が多く配されているなぁとか。

 

第3ターンが終わって。『Numb』を演奏したことから、前回のカバーアルバムのことを話そうとした時、メルテンさんが後ろの方にいる外国人客を見つけて、

 

メ「いえーい!…Linkin Park!」

 

とドヤ顔でアピール。もちろんその外国人客のグループも大盛り上がりで。メルテンさんも続けて喋ろうとして、

 

メ「いえーい、Thank you for coming!」

 

というのが精一杯( ̄▽ ̄;)

お客さんから『I’m glad to be here!』と返しがあるんだけど、そこから完全に手詰まりになるメルテンさん( ;´Д`)

 

ル「英語喋れねぇんかい!」

 

…まぁそこはメルテンさんじゃなくて、つかささんが適任ではないかと思うんだけど(・∀・)

(メンバーの中では堪能な方

そんなこんなでラスト。『Captureism』でフィニッシュ。

本編ラストは怒涛のサウンドを叩きつけて。

 

アンコール。メンバー全員Tシャツで登場。

メルテンさんのピアノのインターバルから、キラーチューンの旋律が、ところどころに聞こえてくる。

つかささんのスネアの音で『NEW ERA』に突入。

ルイージさんのベースから入る、メルテンさんのシンセソロは、自由に、かつ大胆に空間へ音を放り出していく。

ルイージさんベースとつかささんのバスドラムが、徐々にBPMをあげていき、ラストのサビへ。メルテンさんの音でストロークの間を埋めるつかささん。一気に鳴らされる音に、気持ちを爆発させられるような感覚になる。

 

つ「アンコールありがとうございまーす!」

ル「こんなにめちゃくちゃ盛り上がっててなんですが、ここからは…」

つ「めちゃくちゃしゃべりまーす(笑)」

ル「しゃべりまーす。」

 

恒例のコーナーの時間です(ぉ

 

メ「まぁちょっとね、今日結構気ぃ遣ってMC巻き目でやったんでね。」

つ・ル「気を遣ってって(笑)」

つ「気を遣ってる感じなかったんだけど(苦笑)」

メ「ここで喋るコーナーがあるからね」

 

あれで巻き目って、どこの判断基準なんだろうか( ̄▽ ̄;)

 

てなわけでグッズ紹介。

今回のTシャツ、バックプリントに三色を配し、さらにツアー日程も記載されてるやつで。

しかしながら、Tシャツについては、他の会場でやらかしをしたらしく、

 

ル「これ…この前(裏表)逆に着てきたんですよ」

つ「僕らアンコール出てきて、無言で1曲やるんですけど、(メルテンさんが)逆に(笑)」

ル「(胸をさすって)ここにスケジュール入ったまんまで(笑) “あれ?”って(笑)」

メ「いや、ねぇ、なんていうかまぁ…別に無意識で…」

 

なぜちゃんと確認せずにステージに出たんだ( ̄▽ ̄;)<メルテンさん

で、プリントも微妙に白地と黒地で色を変えてるとのこと。

 

つ「今回のツアーグッズは僕がデザインしました。」

 

今回も非常にカッコいいデザインとなってて、普段使いできそうな感じ(*´∀`*)

 

メ「TsukasaInoue、デザインズ!」

つ「デザイン“ズ”ってなに?(笑)」

ル「どこから来たの“ズ”は?」

 

なんかちょっと多いねんって(;'∀')>メルテンさん

その理由は…、

 

つ「はいっ、無視でーす(笑)」

 

思いつきと思われ(;'∀')

その後、トートバッグを紹介するメルテンさん。

グッズの中でも気に入ってるらしく、

 

メ「どの会場でも僕言ってるんですけど、”あ、今日買って帰ろうかな”って…」

ル「一回も買ってないけどね。」

 

じゃあ今買えや!(笑)

 

さらにポーチも紹介するんだけど、両方CDが入ることをやたらに協調するメルテンさんとルイージさん(・∀・)

そして物販で結構人気だったのはタオル。

筆記体で書かれているんだけど、メルテンさんがすんなり読めなくて、

 

メ「We have in…」

ル「言えないんかい(笑)」

 

読めなかったらしい(;'∀')>>メルテンさん

 

つ「あの、”Captureism”って造語なんですけど、僕らの”fox-ism”みたい意味合いを込めて、新しい”Captureism”、僕らなりの”ism”をずっと追い続けていますよ、って洒落の文言ですね。」

 

と、作者自ら説明。メルテンさんもうまく褒めたいのか、

 

メ「これは、グッドデザイン賞ですね。」

つ「(苦笑いして)ありがとうございます。」

メ「岸本グッドデザイン賞ですね。」

 

なんじゃそりゃ(;・∀・)

 

そして購入者にはサイン会参加ができるということで。会場の盛り上がり方が今一つだったので、

 

つ「別にいらない?」

ル「あの一応マジックいっぱい持ってきたんだけどなぁ(笑)」

 

メンバーは販促する気マンマンです(・∀・)

 

メ「なんかこぉ、…財布の紐も緩めていただいて・・・」

ル「緩めるんか(笑)」

メ「あの、商売人の町で商売をすることの大変さは、僕がね、一番よく知ってますので、財布の紐をこう・・・ひとつ・・・(手もみしながら)緩めていただいて、よろしくお願いしますっ。」

ル「おまえ京都人だろ!」

メ「京都人、関西人だし。」

 

やっぱりその辺は関西味を出してくるメルテンさん(;・∀・)

そしていよいよ最後の曲ということで。そこは撮影OKで、撮ったらぜひSNSにあげてくださいと、つかささんから説明。

でもみんなが一斉に携帯構える感じになるので…

 

つ「(撮る時は)常識の範囲内でね。あまりにこうなっちゃうと(手を上に挙げる)と後ろの人が見えなくなっちゃうので。」

 

するとルイージさんが、

 

ル「(機器を構えるのは)皇室の手の振る高さでね。」

 

つまり”顔の横程度”ということで。わかりやすいね(゚∀゚)

ということで、ラストは『Supersonic』で大団円。

撮影は超絶ヘタですが、雰囲気はこんな感じで。

 

終演後、サイン会は…参加した(笑)

前回前々回のツアーはツアーパスに書いてもらったんだけど、今回はどうしようか迷って、結果・・・

扇子に書いてもらった(笑)

今年の夏はこれを使おうかな(゚∀゚)

 

 

そんなわけで今回は、colspan『2ndAlbum“TheDiary”Release OneManShow』@京都nanoへ参加して参りましたヽ(´▽`)/

前週の流れを引き継いで、ワンマンライブへ。

ってか、今まで散々京都でライブ見てるのにnanoにに来るのは初めて。

今まで遠いってイメージしかなかったからね。

でもそこまでの遠さじゃなかったな。

到着したら入り口に奈良ナンバーの車があった。これしょーへーくんの車じゃね?( ̄▽ ̄;)<奈良在住

 

開場時間を少し回って入場したけど、既に最前はそこそこ埋まってた。恐るべし(^◇^;)

なんとか下手側が空いてたので、最前で見ることに。

前週はるーくんが微妙に見え辛い位置だったんだけど、今回は逆にるーくん正面になったので(下手側にドラムが向いてる)、これはこれで良き(・∀・)

逆にこうだいくん(今回やっと名前がわかった。絶対去年の富田ジャズで認識してたはず…笑)がちょっと見えにくい…かな、とか。最前だし終わってからドリンク飲もうかとも思ったんだけど、これは終わったらサクッと出る方がいいだろうと思って、先にビールを飲む。いや、ライブハウスあるのが繁華街とかじゃないからね。あんまり長居も迷惑になりかねんと思うので。

 

19時を回ってもステージが始まる気配はない。BGMが90年代のPOPS系ぽげなやつ中心で、割と心地良い感じだったので良きだったんだけど、それでもメインはライブなんだし(;'∀')

10分ほど経って、ようやく照明が落とされる。メンバーが登場しスタンバイ。ちょうど私の位置はうめちゃんの手元がばっちり見えるところなので良き良き(^ω^)

 

挨拶代わりに冒頭からどーんとぶちかましてきたのは、パーティーを一気に華やげていく『Revolver』。

ドラムの音で曲の場面が変わる様は、これから始まるショーの予告を告げているようで、ただただワクワク感でしかない。

個人的にはcolspanの”顔”になりつつあるこの曲。インスト界隈でインパクトをつけるには、これくらいのパワーを持った曲がいいのかもしれないなぁ、なんて思いながら。特にここ数年インストバンドを多く聴くようになったから、尚更なんだけども。

 

間髪を入れずに『Moment of Clarity』を投下。シンセの音とギターの掛け合いが絡まり合い、それをうまくベースがまとめている。そういえば今回ステージが近かったからちゃんと見れたんだけど、こうだいくんのメイン実機、Fenderの5弦ベースだったんだね。なんとなくcolspanの低音の音域をちゃんと聴いてりゃわかるって話なんかもしれんけど(苦笑)

ここでのうめちゃんのソロアドリブ、サビに入る前にグリッサンド入ってるって思わなかった(;'∀')

今回目の前で手元見てて、ドゥルルルルルァ!って出てきたから、ぉん?(;・∀・)って思ってしまった(笑)

・・・名古屋もBBWもちゃんと見えてなかったんや、許しておくれ・・・(;´Д`)

 

まだまだアッパーな流れは続いていく。早いピアノの旋律が駆け抜けていく『Gladiator』が投下される。

変拍子のリズムを刻みながら、るーくんがメンバーの状態を確認していく。微妙な匙加減を調節するように、アタックの強弱の変化をつけていく。

後半の手前、ギターのみのところになった瞬間、羽織っていたシャツをさっと脱いで、気合を入れるるーくん。そのせいか、手拍子の煽りが若干遅れた気がした(;・∀・)

・・・シャツ脱いでたし、その辺はしゃーなしか(ぇ

 

さらに『Raise』ではシンセの音が広がりを与えていく。『Gladiator』に比べ、ギターの音が不思議と軽いというか弾むというか…。その対比がまた違った感覚になっていい。ループするサウンドが、ドラムの音色の変化で一種の没入感を生んでいく。ピアノの音もJazzyに歌い上げていく、という感じになっていく。

 

 

うめ「ありがとうございます、colspanでーす!」

こう「始まりましたね~、みなさん楽しんでますか~?」

 

うめちゃんが挨拶するんだけど、なぜか速攻でマイク持ってたのがサポートメンバーのこうだいくんで(;'∀')

なんかスイッチ入ったみたいにめちゃめちゃ喋る(;・∀・)

 

しょ「今日なんか率先してしゃべるやん?」

うめ「ワンマンくらいはしゃべらしてくれ?的な??」

こう「なんかねぇ?(笑) 後ろいるわけじゃないんで、この時くらいは喋らしてもらおうみたいな(笑)」

 

ホントに饒舌に喋るこうだいくん(・∀・)

その横でマイクスタンドと格闘しているうめちゃん。どうやらスタンドの調節がうまくいかないらしく、ずーっと喋りながらいじってるんだけど、

 

しょ「さっきからずっといじってるけど、大丈夫なん?」

 

って言ってたら、

 

ポロッ

 

 

うめ「あ、…取れてもた(笑)」

 

マイクスタンドの頭の部分(マイクを固定する部品)が取れる(;'∀')

・・・今日はなにか起こりそうな予感(ぇ

そしてるーくんに話が振られるんだけど、

 

るー「さっき、なんか”あれ?”って思ったやろ???」

こう「なんかねぇ?」

しょ「なんか…今日は違う?って思ったんやけど?」

るー「いつもとちゃうって思ったやろ??」

 

・・・実は曲中にるーくんのドラムがトラブってた模様(;'∀')

しかしるーくんが言うと、大事に聴こえないから不思議(ぇ<一瞬ネタかと思った(アカン

 

るー「いやぁ…6月入りましたね?」

こう「ですね?」

るー「あっという間やねぇ?」

しょ「じゃがりこ値上がりやゆうてたしなぁ?」

こう「ちょ(笑)」

るー「そうやで?あと阪神高速も値上がりやしなぁ?」

(深く頷くうめちゃん)

 

MCがどんどん進むんだけど、…あの、なんか大事なこというの忘れてません?(;'∀')

 

るー「まぁ…アルバムも出ましたしねぇ?」

 

物凄いさりげなく会話の中にぶっこむ、今日の主題( ゚Д゚)

 

こう「あのね?今日はアルバムのレコ発なんでしょ?そしたら、”こんな感じにアルバム作りました”とか、”作ってる時にこんなことがありました”とか、そういうことをお客さんは聞きたいじゃないですか?ねぇ??」

 

なぜサポートが、進行を気にせなあかんのや?(;'∀')

序盤のMCを7割方こうだいくんが喋って、次のピリオドへ(ぉ

 

うめちゃんから”アルバムの曲を”という前振りで始まったのは『Celebration』。前に演奏した『Raise』と同系色の曲。ギターはちょっとワウがかかっているような音からの中盤ソロは、軽やかなんだけども少しなまめかしさもある感じもして、思わずお酒が進む・・・って、ビールはもう飲んじゃってたわ(笑)

 

その後の2曲は前アルバムからのナンバー。『Add』はスネアの音が小気味よく刻まれ、その後ろをベースの音が追いかけていく感じなんだけど、音域が少し高めになるので、全般的に表層的な感じ・・・わかりやすく言うと、海の水面近くのキラキラしたような、そういう感覚。それとは逆に『Hunt』は全般的に音が低く、どっしりとしたJazz。スタンダードナンバーによくありそうなリズムと曲の進行。これもまたベースの役割が非常にキーとなる。この時のしょーへーくんとうめちゃんの顔が、真剣なんだけど、楽しんでる余裕みたいな、そういう空気感が出ている感じがする。…実際どうか知らんけど(;'∀')

 

るー「今回のアルバムなんですけど、全部で12曲入ってるんですけど、これただ12曲入れただけではなくて、それぞれが各月をコンセプトにした曲が入ってまして。で、これ、1ヶ月につき1曲なんで、それで12ヶ月もってもらおうという魂胆でして…」

こう「え?ひとつきにつき1曲?」

るー「そう。その月はその曲だけ。」

こう「えらい縛り入ってるなぁ(;'∀')」

 

コンセプトはいいとして、そこまでガチガチにする必要あるのか?(;・∀・)

 

こう「ってか…ワンマンとかで、物販紹介とかってしたりしないんですか?新しいグッズとかね?あの…僕、さっきなんか、出しなに素敵なもの渡されたんですけど?(笑) そこにも(うめちゃんのマイクスタンド)さっきかかってたんですけど?」

うめ「あ、あぁ(笑) そうやねぇ(笑)」

しょ「ちょっとそれ見せてみて?」

 

と、こうだいくんが拡げたのは、colspanのタオル。今回のライブで初販売となるみたいで。

 

うめ「colspanのタオルできました~」

こう「しかもこれ、今日から販売なんでしょ?」

しょ「そうそう、今日から。」

こう「なんか30枚しか持ってきてなくて…、残り26枚だとか?」

 

お客さんの中にも既に購入してる人がいたみたいで(開演前に)。

 

るー「もうお持ちの方もいらっしゃるみたいで」

うめ「ありがとうございます~」

こう「ね、もう26枚よりも少なくなってるかもなので早めにお買い上げくださいね。」

るー「で、なんで26枚ってわかるん?(笑)」

こう「え?だって、ここにタオルあるし…」

しょ「(ちょっと考えて)あぁ、俺らの4人の分を引いて26枚ってこと?(笑)」

 

いや、数把握してなかったんかい(;'∀')

 

こう「他のグッズとかは、ないんですか?Tシャツとか。」

うめ「他のグッズは…ないねん。」

こう「もっとグッズとか出すんじゃないんですか??」

しょ「ごめん、俺らゆっくりやからさ。」

こう「いやアルバムも出たし、ライブ増えたらグッズとかもね?出してドンドン売っていかないと…」

 

まぁ確かにその通りではあるんだけども(笑)

 

こう「ねぇ?…売れていただかないと、僕の日銭に関わってくるんですよ???」

 

生々しいこというんじゃないの!(笑)

 

うめ「じゃあ…曲やりましょか?」

るー「てか、なにをそんなに急いでるん?(笑)」

しょ「ちょっとさ…ゆっくりしよ?」

こう「まだ時間たっぷりありますやん?後ろいないんですから(笑)」

 

・・・もううめちゃん、いっぱいいっぱいになってるんと違うんやろか(;'∀')>はよやりたい

 

しょ「てか、さっきからめっちゃ(MCの進行を)進めてくれるよね?」

るー「ホンマ、うまいよな。」

こう「そうですかねぇ(笑)」

しょ「関口宏かとおもたもん。」

 

たとえが古いやろ(;・∀・)

 

うめ「前回のアルバム出したのが2020年で…」

るー「コロナの時やったもんなぁ」

うめ「その時、nanoでライブやらせてもらったんですけども、無観客で。その時もお世話になって、今回ようやくちゃんとワンマンライブができて、nanoにはホント感謝してます。ありがとうございます!」

 

彼らにとって、nanoは正真正銘のホームなんだなぁと(*´ω`*)

 

しょ「…もう(結成して)8年か」

うめ「そんな経ってへんやろ。」

るー「いやだって…2016年からやろ?」

しょ「合ってるやん(笑)」

うめ「そんな経ってたっけ?(笑)」

 

あっという間の8年だったのか、それとも今の状態でパンパンなのか、ちょっと混乱しているうめちゃん。どっちかっていうと…、

 

うめ「…次の曲なんやったっけ??」

 

って、セトリをジーっと見つめて、

 

しょ「(セトリに)書いてるやん(笑)」

うめ「もう何やってたかわからんくなってる(笑)」

 

・・・後者だな、こりゃ(;'∀')

ひと時のち、アルバムから3曲つづけて演奏ということで。

 

るー「次は…『NightDrive』という曲を聴いてください。」

 

ということでスタートする。序盤でギターが鳴って、ドラムが次に入っていくんだけど、…あれ?こんな曲だっけ?なんかバラついてる感じ。すると、

 

るー「すまん!おれや(笑)」

 

曲が止まって、るーくんが思わず喋りだす。

全員もうわろてもうてる(;・∀・)

 

しょ「やっぱちゃうかった?」

るー「俺がカウントせなあかんかったん、そのままで行ってもうた(;・∀・)」

 

なにかが伝染しているようです(違)

というわけで、仕切り直しで『NightDrive』を。ここからはちょっとクールダウンを挟む感じのセットリストで。ギターが歌い上げる旋律は、まさしく夜の高速を走るヘッドライトが次々と流れていくように、キラキラと空間をすり抜けていくようで。

『Sepia』は少し物憂げなピアノの裏旋律が運ばれていく。温もりを湛えるベースの音と、乾いたスネアの音がギターの主旋律の輪郭を浮かび上がられていく。ところどころピアノが主旋律に変わると、セピアの背景に秘められた思いが溢れ出るように、寂しさの念がふと駆けていくようで。

『Sepia』よりも感情がより強く出る『Kogarashi』は、低音の強いピアノの旋律が、木枯らしの風がもたらす強い寒さのように肌に突き刺さる。この時のうめちゃんの表情が少しこわばっているようにも見えた。曲調的に少しシリアスにも感じるから、余計にそう思えたのかもしれないけれど。

 

うめちゃんが3曲の曲紹介をして小休止。この時にはしょーへーくんもシャツ脱いでたなぁ。

 

るー「今回のアルバム、みなさん聴いていただけていますでしょうか?」

 

と、フロアに聞くるーくん。もちろんこの日来てる人は、ほぼほぼ予習済の人が多いんだろうけど。

その後に、今回がcolspanを初めて見る人を調査してたけど、後ろの方でちらほら手が上がってて。

 

しょ「初めての(colspanの)ライブが…これって」

うめ「なんか特別感あるよなぁ」

 

そういう経験もまた一興なわけで(・∀・)

今回のアルバムがリリースされてから、インストアも含めて3回ライブがあったんだけど、

 

こう「ありがたいことに、結構売れてたよね」

うめ「名古屋でも、先週のビールフェスタでもね。」

こう「(ベルギービールウィークエンドで)終わってから売ってたけど、CDなくなっちゃって、”とりあえずあるだけもってこい!”って、車に慌てて取りに行ってたもんね(笑)」

 

お客さんも酔ってテンションあがってるし、なによりライブよかったからだよね、と(*´▽`*)

 

るー「今回のアルバムね、中見てもらったらわかるんですけど、メンバーの携帯の写真フォルダに入ってる写真を載せてるんですよ。」

 

そういえば名古屋の時も話してたなぁ。

 

るー「でね?その中でcolspanを知ってもらおうと思って、やったんですよ。まぁ空とか風景の写真とか多い中・・・なんや座って酒飲んでる写真とかあって…」

 

え?それはいいんじゃないのか?(;'∀')

字面は問題ないんだけど、構図に問題があるらしく、

 

しょ「え?別にええやんけ(笑)」

るー「だってお前の写真、お前の旅行の写真ばっかりやないか、家族の写真とか(笑)」

こう「そこまでプライベートな写真?」

るー「あれ、お前の写真集ちゃうねんぞ?なんかこんな感じで(椅子にもたれかかって、ワイングラスを傾ける仕草)や?」

しょ「でもあれやで?あれ能登へ行った時の写真やったから、その意味(復興支援の)も込めて入れたんやで?」

 

アルバムのジャケットの中見たら、確かに優雅にワイングラス傾けてるしょーへーくんいたわ(;´∀`)

 

こう「colspanって、3人とも曲かけるじゃないですか?今回のアルバムに”この曲は誰が書いた”って書いてないですよね?」

 

そういえば、そういうクレジットはなかった気がする。

 

こう「なんかこういう時に、”この曲は誰々が書きました~”とかって…ね?みなさん知りたくないですか?」

 

お客さんをうまく乗せていくこうだいくん。なぜサポートが進行を気にせなあかんのや?(;'∀')<2回目

 

るー「それは…曲を聴いてもらったら、大体わかると思うねん。」

こう「特徴ある感じ?」

るー「それぞれ(パートが)違うから。”あぁ、この曲はこの人やな”って。」

 

初心者にはえーらいハードルが高い感じではあるんやが?(;'∀')

 

るー「『Muscari』は、うめちゃんが書いたんやんな?」

うめ「え?」

るー「次にやる曲やけど。」 

うめ「あ・・・はい(笑)『Muscari』は僕が書きまして、さらにその次にやる『RIDE BIKE IN THE COUNTRY ROAD』は…」

しょ「僕が書いてます。」

うめ「で、さっきやった『Kogarashi』は…(るーくんを指して)」

しょ「りょうちゃんが元で書いた曲やんな?」

 

こんな感じで3人ともが曲を書いているわけで。

 

るー「『Muscari』は、4月?」

うめ「そう、4月の曲でして。」

るー「ね、4月って出会いもあり別れもあり、そして新たな始まりもあって、そんな複雑な感情がありながらも前を向いて進んでいこうという・・・」

 

曲の説明をするるーくんなんだけど、若干目が泳いでるんだけど(;'∀')

そしてうめちゃんがツッコミ。

 

うめ「なんで俺に向かって喋ってんの??」

 

明らかにうめちゃんに向かって喋ってたるーくん。でもそれにはちゃんと理由があって、

 

るー「いやだって、俺じゃなくって作った本人が喋ったほうがいいと思って、オレずっとバトン渡そうとしてたのに、なんか全然拾ってくれんくてさ(;'∀')」

 

それはうめちゃんの負け~⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

うめ「で、『RIDE BIKE・・・』は9月の曲で…」

しょ「あの、僕、奈良の田舎に住んでるんすよ。んで、その田舎道を自転車で走ってるのを曲にしました。夏も過ぎて、少し涼しくなってきたなーって感じで。」

 

それぞれの曲の解説を経て、『Muscari』と『RIDE BIKE IN THE COUNTRY ROAD』が投下。

MC中にうめちゃんがシャツ脱いでて、colspanTシャツで弾いてた。

こうだいくんはこのあと3曲をエレアコベースに持ち替えて。

ピアノとベースが主体で進む『Muscari』に対して、『RIDE BIKE IN THE COUNTRY ROAD

』はギターが主体。場面の背景の色をピアノがつけていき、物語が浮かび上がる感じ。

このターンではるーくんはおちついて叩いていて。ドラムは結構がっつり叩かないといけない系が多かったから、ちょっとクールダウンする感じでないと、ホント大変(;'∀')

 

曲が終わって、曲の説明を先にしておくと、イメージしやすいよねって話をしてて、

 

しょ「みなさん、なんとなくイメージしていただけましたか?」

 

と、話をすると、フロアから声が飛んでくる。

 

『”RIDE BIKE・・・”のシングルのジャケットって…』

しょ「あ、あれね?あれ、僕がデザインしたやつなんですけど。浴衣姿で自転車に乗ってるっていう・・・。そしたらりょうちゃんもおんなじようなデザインで…」

るー「あれ、ほぼおんなじようなモチーフでつくってた。だから(しょーへーくんのを)見せられた時ビックリした(;'∀')」

 

総じて同じイメージだったってことなんやね(*´▽`*)

するとお客さんがこんなことを投げかける。

 

『次のアルバムのタイトルは”くすかわ”っで作ったら(笑)』

 

これには思わず苦笑いするしょーへーくん。彼の苗字が”楠川”であることからなんだけど、理由としては先ほどのアルバムの掲載写真の話が発端で。

 

るー「もうだって写真集になってるもんなあ。」

しょ「そこまでするか???」

こう「そんなん売れる時期なんて短いんやから、じゃあ次は脱ごうか?」

しょ「え?脱ぐの??(笑)」

こう「売れる時にやれることやっとかな~(笑)」

しょ「え・・・芸能界こわい(;´Д`)」

 

・・・君ら、バンドマンやん・・・なぁ?(;・∀・)

 

るー「あの、ドリンク欲しい方、今のうちに行ってくださいねー。」

 

るーくん、ちょいちょいこの言葉が出てきてた(笑)

そしてなんとか話が戻って、

 

しょ「…次の曲なんですけど(さっきのネタ引きずって半笑い)」

うめ「えーと、『Swan』という曲で。僕が書いた曲で、12月の曲なんですね。白鳥なんですけども、あれ冬の鳥なんですよ。」

しょ「あれ、生ピ(生のピアノ音)で録ったんだよね?」

うめ「うん。あれめっちゃ時間かかって…9時間かかってんで、あれ」

 

それだけ力をいれて作った曲『Swan』が演奏される。ピアノの音から始まり、他の音が順に鳴らされていく。静かな冬の湖、冷たい風が吹く曇り空から、白鳥が水面に降りたつ。ピアノの音が白鳥の動きを表し、ギターが全体の風景を描き出す。ベースが空を表し、ドラムが水面や木がざわめく音をつけていく。

 

そしてあと残すところ2曲であることを告げるうめちゃん。

ここでこうだいくんまでTシャツになってた(;'∀')

普通に考えたら暑いもんな。

 

しかしてここでもこうだいくんが喋ってる状態で(笑)

こうだいくんが、colspanに非常に重要な役割としているというのは、もうその場にいたお客さんは十二分にわかってる状態かと思うんだけど(;'∀')

 

こう「…演奏もして、ここでめっちゃ喋って…、もうちょっと…ギャラ上げてもらおうかな?(笑)」

 

いや、あなたの働きっぷりをみて、上げることに反対する人は一人とていませんよ?(・∀・)

他のお客さんからも『ギャラ上げたって~』って言われてるくらいやし(笑)

 

しょ「もうcolspanに入るか?」

こう「え?入んの???」

るー「MCとしてな。」

こう「え?MCて???(笑)」

しょ「演奏じゃなくて(笑)」

るー「MCの時呼び出すから(笑)」

こう「演奏終わって、”はいどうも~”って出てくんの!?(;'∀')」

 

・・・米米CLUBのてっぺいちゃんじゃないんだから(;・∀・)

(てっぺいちゃんの初期のころの肩書は”司会”だったことは有名)

 

本編ラストは『Nadare』と『Decision』をかましてフィニッシュ。

双方とも音の応酬からの高まりは、ラストに向けてのテンションを一気に引き上げていく。るーくんも汗だくになって叩いていて、『Decision』の後半では、うわぁあ!!と叫ぶんだけど、もう声があんま出てなかった(;'∀')

うめちゃんしょーへーくんも『Nadare』でラリーのようにサウンドの応酬を繰り広げてからのラストなので、曲が終わった後、もうやりきった感の顔をしてた。

 

そしてアンコール。まずステージに戻ってきたのは…、

 

「アンコールありがとうございます~」

 

こうだいくんだった( ̄▽ ̄)

やっぱりキミからかい(笑)

 

こう「なんか”アンコールすぐ出て”って言われて、(メンバーに)押し出されるように出てきましたけども(苦笑)」

 

なぜサポートなのに(略

そしてまた一通り喋って、

 

こう「…あの、そろそろ出てきてもらえませんか?(笑)」

 

と、こうだいくんにせっつかれてメンバーが戻ってくる(;'∀')

アンコールありがとうございます~ってなるんだけど、

 

るー「いやぁ…もうね、バテてます。ライブ前にキャッチボールするんじゃなかったわ。」

 

はい???(;'∀')

 

こう「いや、ライブ前にしんどいことする??」

るー「ちょっと本気になってしもて・・・、僕、昔野球部やったんですよ。なのでちょっとマジでキャッチボールしてました。」

 

ペース配分をちゃんと考えなあかんくない?(;'∀')

流石にこれにはこうだいくんも呆れてて、

 

こう「もうね…この人たち、全員同い年で、僕は年下なんですけど、いっつもこんな感じなんです。みんな天然なんですよ!もうこの際なんで言いますけど!普通だったらね、(ライブの)段取りとか送ってくるじゃないですか。…今でこそ送ってくるようになったんですけど、前は直前までぜんっぜん送ってこないんですよ??」

 

・・・この人らが天然やってのは、今日1日で十分わかったと、あそこにいたお客さんはみんな思ってると思うよ?(笑)

そしてアンコールは、”最初の頃の曲で、最近めったにやらない曲”と”いつもの曲”をやるとうめちゃんが言うと、お客さんが少しざわめく。

そんな中で放たれたのは『Flushing In Haze』。本当の初期曲。

 

 

ワンマンライブならではの特別感を演出し、ラストは『Gear』で大団円。

いろんな意味で楽しませてくれたワンマンライブ。ひっじょーに楽しかった(∩´∀`)∩

MVPはこうだいくんだよね、絶対(笑)

 

で、帰りにはちゃんと物販でタオルをお買い上げ(^ω^)

うめちゃんにも挨拶して。

すると入り口で立ってる人をみて確信。

ライブを見ていた時に、ふと振り向いた時に2列目にいた人が、どっかで見たことある人だなぁ・・・って思ってて。それもそのはず。その人前週にも会ってた(;'∀')

正体はsense of lifeの大キくん。8月の自主企画にcolspanが出るので、フライヤーを配りに来てた…んだけど、

かったいのよ(;´Д`)

材質が紙じゃないの。写真よ写真(笑)

声かけたらすぐに気づいてくれて。ちょっと不安そうな顔になりながら、

 

「もう…あんないいライブ見せられたらヤバいっすわ・・・(苦笑)」

 

と、完全にお尻に火が付いた状態になってたっぽい(;'∀')

これは…尚更楽しみになってきましたなぁ(ニヤニヤ

 

次回8月、fireloop。もちろん行かせていただきますわよお~( ̄▽ ̄)

ということで今回は、『BelgiumBeerWeekend2024』@中之島公園へ参加してまいりましたっヽ( ´ー)ノ 



このイベントの参加は2回目。2022年にjizueが出ていた時に行って、めちゃよかったので。

普段飲めないビールが飲めるというのは、かなり楽しみで(*´▽`*)

というのも、コロナ禍前後では、日本酒にどっぷりハマっていたわけだけど、ここ最近は日本酒を飲むタイミングがあんまりよくないみたいで、飲むとヘタに悪酔いしてしまうことが多くて(;´Д`)

(原因はあまり胃にものを入れていないからだと思う。)

 

で、今回はcolspanがライブするというので。いや、それは行かなあかんやろ?(。-`ω-)

しかし、酔っ払い過ぎないようにしないと…。

前回は4杯飲んで、大阪城公園からZeppNambaまで歩いていこうとして、道を間違え、挙句の果てに時間が間に合わない可能性が出たため、仕方なく地下鉄に乗る羽目になって(;'∀')

まぁまぁ酔っぱらった状態でバクホンのワンマンへ行ったわけなんだけど(笑)<終わった後も飲んでた

今回はLITE勢のフォロワーさんと一緒に参加なので、無茶はしません(ぇ

更に言うと、今回もこの後ライブだけど、それはまだ歩いていける距離なので問題なし!

道も迷いません!(前の会社からの帰り道ルートなので、めちゃめちゃ歩いて知ってる)

 

インスト界隈フォロワー・ひのちゃんを新大阪駅まで迎えに行って。この後のバンアパライブもご一緒するので。

淀屋橋駅から大阪市役所を通り、中之島公園へ。

スターターキットをもらって、いざDrinking( ̄▽ ̄)

 

前回の参加時は白ビールやスペシャルビールを飲んでて。この日は結構暑かったこともあって、ピルスナー系やIPAをチョイス。

フリットや餃子をお供にビールが進む進む。




 

日差しがホントにきつくて、日陰を探すだけでも一苦労。なんとか図書館手前の橋のたもと付近があったので、そこで涼みながら。すると、

 

バン!!!!!

 

と、大きな破裂音が聞こえた(;´・ω・)

まぁまぁデカイ音だったし、なんだろって思ってたら、次第に煙が見える。まぁイベントやし、なんかの準備でトチったかなって思ってたら、

 

パン!パン!

 

と、さらに破裂音。流石に無視できなくなってきて。ふと見ると、煙の量がめちゃくちゃ増えてきて(;゚Д゚)

煙の出てるほうを見に行くと、どうやらトラックから煙が出ているようで。…これは火が出るやつ(;゚Д゚)

やばいと判断して、とりあえずイベント会場へ戻ることに。戻るさなか、中央公会堂をバックにフォトウェディングされてるところに遭遇して、もう新郎新婦も煙の状況が気になって仕方がない(;'∀')

カメラマンさんも苦笑いするしかなくて、

 

「事故の状態が気になっちゃいますよね~(;´Д`)」

 

って、困ってた。スモークかかって、違う雰囲気になっていいかもしれんけど、これは…シャレにならん状況で(;´Д`)

後で横を通ったら、まぁまぁ燃えたっぽかった。どうやら某所のケータリングサービスのトラックだったみたいで、会社名がわかるロゴをガムテープで塞いでるところだった。あれ、意味あんのかな?(;'∀')

 

ステージのところへ戻って、そろそろ見る準備・・・って思ってたら、ちょうどcolspanのピアノのうめちゃんと、ギターのしょーへーくんがいたのでご挨拶。

うめちゃんに、

 

「ビール飲んでます?おんなじくらい水飲まなあきませんよ~、ビールは水分に入りませんからね!(笑)」

 

と、釘を刺される(;'∀')

一応対策は…してるつもり(ペットボトルの水は準備済)

すると、さっきの爆発騒ぎの影響で、ステージ押すかもしれんと、うめちゃんがイベントの人と話をしてて。

調整の為に一旦うめちゃんが離れたので、しょーへーくんとお話。

考えてみたら、最初にしょーへーくんに声かけたけど、多分ちゃんと話したの2回目かそこらだったかも(-_-;)

面識うっすいのに、ノリで声かけて申し訳ない…全部酒のせいだと思っていただけたら(アカン

今後のライブ予定の話も聞きつつ。なんとか詳細が固まりつつあるんです、とのこと。今年はちゃんとステージ見るって決めてるから、ちゃんと行くよと話ながら。まずは6月のワンマンだけど。

 

すると一人の男性がすっとしょーへーくんに寄ってきた。…はて?なんか見たことある顔してるなぁ…って思ってたら、

 

しょ「彼、sense of lifeの・・・」

 

あぁー!!と思い出した。

こないだ名古屋でライブを見たsense of lifeのドラム、大キくんが来ていたのだった。まさかの出会いにビックリ(笑)

この日はスタジオに入るとのことで、その合間を縫ってcolspanを見に来たとのこと。

実は8月にsense of lifeの自主企画があって、colspanもそれに出るということで。そんな面白そうなイベント行かない選択肢はないわけで。行くからね~って話をしつつ。

ただ今日はビール飲めないって言ってた(;'∀')>大キくん

ノンアルコールビールでもいいじゃーんって、めちゃ薦めておいたけど。しつこい酔っ払いですまぬ(;'∀')

まぁいずれにせよ、これからのインスト界隈は、どうやっても面白味しかないわけで。

 

そしてステージが始まる前にもう一杯。今回の出展ビールの中で一番アルコール度数の高いビールをチョイス。(大キくんに「あれ、もはや日本酒ですよ」って言われてた笑)

バリスタ・チョコレード・クォードという名前を見て、飲まないわけはなくて。カカオを一切使っていないんだけど、飲んだ時にトロッとした後口がチョコレートの口どけのそれで、ダークチョコレートのようなコクと、奥に感じる甘味があって。めっちゃチョコ。



いよいよステージへ。ちょうどステージ前のテーブルほぼ誰もいなくて。というのも、ステージ前は屋根がないため、日を遮れないため誰もいないと(;・∀・)

待っている間は日傘を差してスタンバイ。当然ライブがはじまりゃ閉じるけど。ってか傘振り回す羽目になるから危ないしね(;'∀')

 



今年もFM COCOLOのクリスさんがMCを務めてて、呼びこまれて登場したcolspan。

スタンバイが完了して、まず手始めに投下されたのは『Revolver』。

うめちゃんが序盤で手拍子を促して、お客さんを掌握させていく。

しょーへーくんのギターリフで、一発ガツンと放たれた音に、お客さんは一気にステージへ釘付けとなる。ロック色の強いナンバーを力強くぶっ放し、暑い空気をさらに熱くさせていく。

 



挨拶代わりの後は、『Moment of Clarity』で変化とつけていく。ピアノの旋律が軽やかに奏でられると、暑い空気が心もち軽く感じる。ベースの音がギターとピアノの旋律をうまく包むように鳴らされていく。その音は絶妙に。

 

そしてピアノの速い流れから引き起こされる『Gladiator」へ。

ドラムのアタックの強弱で、曲の波を大きく誘導させていく。変拍子の音の羅列に、飲む手を止めてしまうほど、その演奏に目を向け耳を傾けていく。

中盤の盛り上がりのところについては、今回のステージの配置上、るーくんがしょーへーくんの後ろになってしまうがため、手拍子煽りができなかった状態。ちょっと残念(;・∀・)

その分しっかりしょーへーくんがギターでお客さんを煽って。いいグルーヴ感。





るー「大阪の皆さん飲んでますかー!」

『いえーい!』

るー「そんなもんじゃないでしょー、盛り上がってますかー!?」

『いえーい!』

しょ「いや、大阪の人ってこんなおとなしいっけ?笑」

るー「みなさん屋根の下に居てると思うんですけど、日向の方に出てきてもらっていいんですよ!?」



でも追加で出てくる人いない(笑)

(ちなみに私らはステージ前なので日向にいる)

てか、この殺人的な直射日光バリバリで、なかなかすんなり出てくるってまぁまぁないぞ?(;'∀')

なんなら我々も日陰ほしいんですけど?(;'∀')



るー「てか、大阪の人って、みんな動じへんね?」

しょ「せやなあ(笑)」

るー「だってさっき、あんなこと(爆発事故)あったし…」

しょ「あれ、まぁまぁすごかったよなぁ?」

るー「こっから炎見えてたし。なんか、ドラム・お客さん・炎って。”うわっ”って思ってたのに、みんなそのままビール飲んでるねんもん。」



完全に対岸の火事状態ですからねぇ。実害なけりゃそのまま飲むっしょ(笑)



るー「じゃあみなさん、これから盛り上がっていくために、ちょっと手拍子練習しましょうか?」



さらに上げていくために呼びかけていく、るーくん。



その中で、ひときわ元気なおじさまがいらっしゃって、



るー「あの赤いシャツきたお父さん!みなさんもあのお父さんみたいに、踊っちゃっていいんですよ!?」



と、ピンポイントで煽るるーくん。一瞬赤いシャツって言われて、マジビビったのはここだけの話(;´∀`)<この日赤のドルマンブラウスを着ていたので



るー「ちょっと腰振っちゃったりしてみましょうかー?」



・・・マテ(;'∀')

そんな曲colspanにあったか?(笑)

思わず頭に疑問符浮かべながら、投下されたのは『Celebration』。ギターリフが小気味よくかき鳴らされ、身体が小刻みに揺らされる。ウキウキした気分になりながら、思わずビールに手が伸びる・・・そんな感じ(・∀・)

『Raise』が投下されると、思わずステップを踏みたくなるようなピアノの旋律とドラムのインパクトが繰り出されていく。うめちゃんのソロのところでは、目にくっと力を入れて、メロディを奏でていく姿は圧巻。衣装が白いけど、なんか後ろに炎のオーラが出ているような・・・いや、実際近くでは炎出てたけど(;'∀')<そういう意味じゃねぇ



前半は最新アルバムの曲を中心に展開。後半は既存曲のナンバーを中心に。

『Hunt』はジャズ色が色濃く、べースとドラムがめっちゃいい仕事。多分るーくん、この時ドヤってそうとかって思いつつ・・・私の位置からは顔が見えなかった(;'∀')>シンバルが邪魔して

 

さらに投下されたのが『Nadare』(…だと思うんだけど汗)。

うめちゃんとしょーへーくんが互いを見合わせて、音を鳴らした瞬間、二人とも大きく頭を振り下ろして。とにかく序盤からのギターの音の応酬がやばい(≧▽≦)

うめちゃんも何回か途中で立ち上がって、手拍子を求めにいったりして。私がちゃんと知らなかっただけで、結構煽れる曲あるんだなぁとかって関心しながら(;'∀')

『Gear』はそれぞれの音がループしていくように、一人一人が輪を描くように音の軌跡を描き出していく。日が高くあがっている時間、ステージに差し込む光も強くなっていて。日向組のうめちゃん&しょーへーくんがだいぶ・・・つらそうだった(;・∀・)

 

ラストは『Decision』。疾走感のあるサウンドが、一気にフィニッシュへと勢いをつけて放たれていく。

前回の時、後半のところでるーくんが”ワン、ツー!”って言ってたから、今回も…って思ってたんだけど、今回は入る前に”ウェーーーイ!”って言ってて、カウントがなかった(;'∀')

決まってるんじゃないんかい!って、ちょっと突っ込みそうになった(笑)

あれはかけ声つけてていい気がしてる。ってか、あそこは叫びたい民いっぱいいると思うんだ、うん(・∀・)

 

ということで本編が終了。

そこで上手のステージ下にいたクリスさんがすっとマイクを持ってひとこと。

 

「みんなアンコール聴きたい!?? アンコールしてほしい??? もっと(拍手)しなきゃやってくれないよー!」

 

って、盛り上げてアンコールってなるのに…、

 

 

え?(;'∀')

 

 

フライングでしょーへーくん出てきちゃったΣ(゚Д゚)

本人も”え?(;'∀')”って顔してて、

 

しょ「…オレだけ早々と出てきてしもうたわ(笑)」

 

だって出てきた時に、明らか顔に”まだあかんの?”って書いてたし(;・∀・)>しょーへーくん

 

そしてここで告知。Newアルバム『TheDiary』と、翌週の京都nanoのワンマンライブを。

 

うめ「今回アルバム出させてもらったのワンマンライブなんですけど、前回のアルバムの時は、コロナの真っ只中の時に出してて。ライブもまともにできてなかった状態だったので、今回やっと、ちゃんとした(レコ発)ワンマンができるので、ホントに嬉しいです。なので、ぜひ興味がある方は来ていただけると嬉しいです。」

 

ワンマンライブへの意気込みを語って、アンコールで投下されたのは『Masquerade』。

 

この時、るーくん、羽織ってたシャツ脱いでて、全員が白Tシャツになってた(;'∀')

いや、まぁ暑いしね(笑)

ラストまでしっかりと踊らせてくれました~(∩´∀`)∩

そんなわけで今回は『LiveBarFANDANGOpresents”テンプラッ!”Vol.35』@堺Fandangoへ参加してまいりましたヽ( ´ー)ノ 



なっかなか対バン相手が発表されなかった今回。1週間前くらいまで、本気でライブあるんか疑心暗鬼状態だったんだけど(;'∀')

しかも前にリーダーが言ってたように、出演時間の制約がある(メンバーの仕事の関係で)わけで。

今回は黒坂さんと松上さんは欠席。naohideくんサポでの4人体制。

 

で、なんば駅で乗り換えなんだけど、前回時間つぶしで、堺駅前で前飲みで失敗したので、今回はなんばでどうせ降りるから、ここで前飲みしていこうと思って。

しかし翌日しこたま飲むために、ここはグッと自重( ̄▽ ̄;)

のんびりカフェってたら、おかげでTOP間に合いませんでした、すみませーん(;´∀`)

 

中に入ると、めちゃめちゃデカイ音が聴こえてきてて。

もうステージが始まってる状態だったんだけど、真ん中にドラムがあって、一人でひたすら叩いている状態。

 

ん???

 

あ、なるほど、ドラムオンリーということね、と。

 

おりばーさんのACTはMCなしで一気に。

ドラムセットもいたってシンプルで。シンバルもハイハットとシンバル1枚だけだったし。タムもいたって普通(ローとハイが1つずつ)。

しかしスネアの音を拾って、エフェクターにつないでるみたいで、音の強弱であったり、リバーブをかけたりして。考えてみれば、和太鼓だって、太鼓だけで曲が成立するんだから、ドラムだってそうでしょってところなんだけど。

個人的に驚いたのは、ブラシでスネアを叩いたときに、普通にスティックと同じような音出せるんだって思った(;'∀')

 

2組目は千年メモリーズ。

なんかエネルギーみなぎってる感じだった。メンバーの目つきがギラギラしてる感じがいいね。やったる!って意気込みで。

それくらいしててもいい加減なところもあるし。



ジャンルとしては…パンク系?

ベースが結構しっかり鳴っていた感あったね。MCでは今週はほぼほぼライブやりっぱなしだったとかで。でもライブやれることがホントに嬉しいと言ってた。やっぱバンドはライブやってナンボってところもあるしね。それに勢いがあるときは、ちゃんと波に乗っていかないとね。声がかかるということはいいことだし(^ω^)

 

それでも力んでたのか、ラストの曲でヴォーカルくん盛大に入り間違えてた(笑)

なのでTAKE2してた。それもまたライブやね。

 

 

転換中にたいらさんとお話。

最近ライブの日程がキツキツ(私が)って話もしつつ。

正直、向こうのフェス行くって決めたから、これ以上ライブ増やさんとこって思ってたのに、7月に2本追加で決まるという(;'∀')

しかも両方来日系なもんだから、そりゃ行かなあかんやん?とかって。

たいらさんにもその対バンライブ(梅田QUATTROであるやつ)のバンドを教えてあげたりして。BATI-HOLICが海外遠征してた時に、それらの楽器演奏は見たことあるみたいで。前にリーダーに話をした時に、楽器の名前を結構知ってたから。

まぁめったに日本では見れないからね、なんて話しながら。

 

 

さて3番目に登場はサコーンズ。ギターとドラムの2ピース。なんでもご夫婦でやっているとか。

お二人ともハレルヤというバンドをされているとのこと。ハレルヤは名前だけは聞いたことがあったかな。


曲調はめちゃロック。パンクの方面ではないかな。確か1曲目は『だるま落とし』って曲だったと思う。

自分自身いろんな音楽聴いてると、一周回ってシンプルな感じのロックが、たまにスッと刺さることがあって。

タイミング的にそんな時だったと思う。

ギタボのイサオさん、見た目よりも声が高めだったのがちょい驚き。



ドラムのなおこさん、小柄な感じなんだけど音はなかなか芯があってかっこいい。ギャップ萌えですな(∩´∀`)∩



とにかく二人ともめちゃ楽しそうにライブやってて。イサオさんはギター弾くときは結構険しい顔されるんだけど、多分目一杯出し切ってるから、笑顔っていうより”やってます!”って表情の方が強いかな。

なおこさんはとにかく笑顔。めちゃ笑顔。

 

イサムさん、MCでこんなことを話してて。

 

「今日、なんでこれ着てるかっていうと(BEASITE BOYSのTシャツ)、僕レッチリ(RedHotChiliPeppers)好きなんですけど、今回(来日公演)いけなかったんですけど、BATI-HOLICの中島くんがレッチリ行ってきたって言ってて。なんか腹立つって思って、家で服みてたら、BEASITE BOYS見つけたんで、対抗して今日着てきました!」

 

なんじゃそりゃ(笑)

 

「先週くらいからやり始めてる新曲やります!」

 

ということで、新曲の『ヘンテコDance(こっちなのか、”ヘンテコだっ!”なのか、どっちかわからない笑)』を披露。

 

シンプルなロックが、逆に耳に残ってイイ感じ。思わず口ずさんでしまうようなメロディがよき(*´▽`*)

 

ラストの『ロックンローラー』まで、前2バンド同様、熱のこもったACTを披露。多分またどっかで見るような気がしてる。なんとなくだけど。

 

 

で、トリ。

前述したように、今回は4人編成。なのでリーダーが下手側にスタンバイ。Fandangoに来たら、だいたいいつも下手側にいるので、ちょっと気まずく思える時もあったりして(;'∀')

この日はあいさつ程度しか声かけしてなかったしね。まぁそういう時もある。毎回毎回話すわけでもないし。

この時にはお客さんが若干増えてたけども。(厳密に言えば、サコーンズの時に人が増えてた)

(でも後から知ったけど、増えた一人は翌日Fandangoでライブする演者の人だった模様)

てなわけでBATI-HOLIC。

 

TOPは爆発力を放出するために『KATAMARI』が演奏される。…前回のFandangoの時に、とっかかりで音がバラバラになってたよなぁ、って頭をよぎったのはここだけの話(;´∀`)

スピード感をつけて、空気を一気に掌握させるがゆえに、音を放り込んでいく。


みつるさんが小太鼓から長胴太鼓に持ち替えると、すぐに『約束のSushiPunks』が始まる。

たいらさんが銅鑼で、サポのnaohideくんが桶胴と和太鼓の両方を叩く。曲のメリハリをつけ、なおかつリズムをしっかりとらなきゃいけないし、なかなか大変。それをやりのけている彼の姿は、ここ数ヶ月で逞しくなったんやなぁとか(オカンかよ

リーダーの歌声もなかなかチカラがこもっていて。いつも以上にフェイクが多かったかな。察するに前3バンドに随分と触発されている感はあったね(^ω^)

特にサコーンズのイサムさんには、ある意味焚きつけられた感あったよね?(笑)

 

たいらさんが桶胴太鼓にチェンジして『シェケハン』を。黒坂さんのセリフ部分はみつるさんが担当。

前まではインカムだったけど、今回はスタンドマイクを使ってたので、前回よりもしっかり聴こえてきてた。よきよき。ただスタンドマイクだと、動きが制限されちゃうのがネックやよね。むずかしい。

この曲のコール&レスポンスでは、リーダーから「お客さんからも!!!」って煽ってた。

 

ここでギターがジャカジャーン!と鳴る。

♪足りな~い、ちょっとたりなぁ~い♪

『三弦ギター』が始まる。…この日のリーダーの声が、ちょい歪んでて。調子悪いんかな?って思ってたけど、普通の音域は問題なかったし。低く強く発するところだけが、ちょいガナってる感じに聴こえてて。それもまたロックだからよしということかな?

後からきたお客さんが彼らの古参ファンの方だったので、いろいろお任せして、私は端っこでチマチマ聴いてた感じで(笑)

この曲で♪シャララ~♪って入る前の8小節分で、リーダーがアレンジで歌ってたんだけど、あのタイプは初めて聴いたなぁ(゚∀゚)

 

ここでリーダーがアレンジを変えたと公言していた曲は投下される。この曲の冒頭、いつもは黒坂さんが口上を述べるんだけど、今回はいないので、リーダーが行う。

 

「俺のこころのふるさと、堺FANDANGO。忘れもしない2020年、コロナ禍で、どのライブハウスも大変な時に、俺たちを毎月のように出演させてくれました。その時の経験があるから、俺たちは今でもライブハウスで頑張れてると思うし、このインディーズロックの界隈で、楽しませるきっかけを与えてくれました。どうもありがとう。ここに集まるお客さん、今夜のみなさんに、ちょっとずつ恩返し思っています。とにかく飲んで、楽しく踊ってください。」

 

いつもの『ボロ』よりもBPMが2割程度遅い感じがして。だってサビで手を振るのが速度遅い(;'∀')

前に某SUSHIさんのライブでこの曲をアレンジをしてたんだけど、レゲエ調っぽい感じだったので、BPMが遅くともそこまで違和感ないよなぁとは思ってたけども。

 

んで、そのまま『MATSURI』へ。2月に新曲としてライブでやりはじめてから、定着しつつあるんだけども…、

 

お客さんに”わっしょい!”って言ってもらうために、MCからの流れで行くんだけど…、

 

うん、

 

 

ネタはもうちょっと考えよっか?(;'∀')

 

 

今回・・・あれはちょっとアウトです(;'∀')

まぁネタとして面白いってのもわからんでもないけど…、ありゃイメージにつながるからあかんよ?(;・∀・)

 

と、物議をかもしだした曲が終わり、ラストの『虹』へ。

 

naohideくんが和太鼓と小太鼓、さらにシンバルも叩いて、なかなか大変そうだった(;'∀')

曲中のセリフも一切なしだったので、なんか不思議な感じだったなあ。黒坂さんいない時でもリーダーが喋ってたりすることもあったしね。

 

アンコールはすぐに。

後から来られてたお客さん、古参ファンの方がめっちゃはじけてて、すごいなぁ・・・って思いつつ。そりゃ15年以上もファンってんだから、筋金入りだよね。私はまだまだペーペーなので(;・∀・)<歴は3年目になるんかな

んでもって、アンセムやってないよね?じゃあアンコールはアンセムよね?

 

「まだまだお酒飲み足りないですか? 時間の許す限り飲んでってくださいね~!」

 

ギターをジャッと鳴らして、腕まくりをしたリーダーが、銅鑼の前にいるnaohideくんに対して大きくうなずくと、金属音がならされ『夜の帝王』が投下される。

中盤のみつるさんソロの時、リーダーが弾きながら向かい合って対峙する構図になってて。最近では結構珍しい感じだった。お互いに目を合わせてニヤリと笑いながら、音を合わせていく姿は、ロックだなぁなんて(。-`ω-)

 

アンコールが終わって、素早く荷物を持って帰路へ。私の地元からだとちょっと遠いからね、Fandangoは。

そしたらリーダーに呼び止められて、なにかと思ったらワンマンライブの告知フライヤー渡されて(;・∀・)

いや、私いくやんか?って言ったら苦笑いしてたけど。まぁ宣伝のためにもらっておくね、とかって言いながら。

 

20周年の記念ワンマンまで、1ヶ月半。いったいどうなるのやら。

 

そんなわけで今回は、四星球『ふざけてナイトツアー』@名古屋ダイヤモンドホールへ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

前の週にも名古屋来てたのに( ̄▽ ̄;)

で。今回は四星球のツアーということで。ワンマンはめっちゃ昔に行ったことがあるけど、対バンツアーは…イベントで行ったくらいかな?

今回9mmと対バンというので。そりゃ行かない選択肢はないでしょと。ってか、この組み合わせが想定できない( ̄▽ ̄;)

多分モンバスでたくろーさんのセッションで、四星球のやすおくんがゲストで出てたのがキッカケなんだと思うけども。

 

未知数の対バンにwktkしかなくて。

もちろんお休み取って、ちょこっと燃料入れて参戦(コラ

・・・しかし、名古屋駅からダイヤモンドホールまで徒歩はおかしいか(;・∀・)<途中いろいろ寄りたかったからね

 

整理番号はそこまで早いわけでもなかったし、どう考えてもダイブ・モッシュは発生するのは確実だろうを思ってたので、今回はお話してたみなさんと後ろで見ることに。ダイヤモンドホールは段があるので、後ろだとちひろさんがちゃんと見える位置になるので。

今回上手側後方エリア(PA横)のスペースが親子エリアになっていて。ご家族連れもちらほら。こういうエリアがあるのはいいですね。お子さんもイヤーマフつけられてたし。

早々にビールを飲み干して(ライブ前に既に2杯飲んでる笑)、開演を待つ。いつものライブの開演前なのに、なぜかヘンにソワソワするのは、今日のライブが完全に読めないからだと思われる。

両方のバンドともに、ワンマンライブへ行ったことがあるし、どういう感じなのかもイヤというほど知っている。だけど、これが合わさるとなにが起こるのかがわからない。どちらもパワーがある。ただしベクトルが完全に違う(;'∀')

 

19時を少し回って、照明が落とされる。歓声が上がると、『Atari Teenage Riot』が流れてくる。

赤い照明が鈍く照らされ、”ワンツースリーフォー!”のかけ声でメンバーが登場。

最初にたくろーさんが登場したんだけど、普通に20周年のTシャツ(9㎜の)を着てたので、なんかホッと胸をなでおろしたのはここだけの話(ぉ

 

全員がスタンバイし、音をかき鳴らし、

 

「9㎜ParabellumBulletです、こんばんわ!」

 

と、たくろーさんの挨拶を合図に爆音が轟く。一気に沸きあがるフロアに対して、ギターの鋭いサウンド投げつけられる。

フロアのお客さんとアイコンタクトを取るように、たくろーさんが見合いながら手拍子を促す。

低音の響きから、序盤のギターフレーズが滝さんから発せられる『Discommunication』からスタート。

力強く手が上がるフロアに対して、かずひこさんも髪を振り乱しながら、威嚇するように低音を放出していく。

 

『BrandNewDay』の中盤では、今回のサポートの武田さんのトレモロがゆっくりと曲の世界観をより膨らませるように響いていく。この曲も去年からずっと演奏されてきたこともあり、随分と定着してきたなぁと思いつつ。たくろーさんと滝さんのコーラスが共鳴しあうようにフロアへ放たれ、熱を冷ますことなく保持し続けていく。

滝さんがすっと前に出るとギターリフが強く鳴らされ、そこからメロディーラインへ移行すると、フロアから”Oi!”の声が放たれ、無数の拳が突きあがる。『AnswerAndAnswer』が投下されたのは、ちょっとびっくりだったかな。個人的に好きな曲なんだけど、なんでか当たる確率が結構低い(;'∀')

 

「四星球、呼んでくれてありがとうございまーす!」

 

たくろーさんが感謝を述べて、

 

「俺らほとんど対バンしたことがなくって…、前にモンバスで菅原卓郎Sessionでやすおちゃんが出てくれたんだけど、その時にゲストが入れ替わりで出てくるんだけど、その度に毎回やすおちゃんも出てきてくれてたんだよ(笑) それがきっかけでぐっと近くなった気がします。」

 

実はこの時のことを、四星球のXアカウントで話してて、動画で対バン相手に電話するってのをやってたんだけども、その時に、

 

そのステージ上でやすおくんが、赤ふんどし一丁で出てきてたらしく(;'∀')

 

まぁ彼ならやるよね、って話なんだけど、その時の電話の会話の中で、やすおくんが、

 

「これ…当日(やすおくんが)謝るか、(たくろーさんが)やり返すかのどっちかかなって思って(笑)」

 

って話が出てて(;'∀')

いや、これ、たくろーさんが赤ふんで出てきたら、大事件の話じゃなくなるから、事故よ事故!(゚Д゚;)

・・・そんな前振りがあったので、流石にたくろーさんがどうこうってことはないとは思うんだけど、メンバー登場の時に、やすおくんが赤ふんで出てきたらどうしようってのは、まぁまぁあった(;'∀')<だからホッとしてた(笑)


 

モンバスさまさまだよね(笑)

 

「やっと対バンできたよ…お互いバンドに数字があるもの同士…横目でこぅ・・・ちらちら見てたんだけど(笑)」

 

なんでそんなこそこそせなあかんのや(;'∀')

 

「”9”ってさ、…中国語読みだと”ジュウ”なんだよ。”四星球”で、”九星球”(ジュゥシンチュウ)。ややこしんだけどね、”きゅう”なのに”ジュウ”って(笑)。」

 

中国語では9のことを(Jiu)と表し、発音も”u”のところが上にvの記号が付くので、”ジュウ”となるのです。

(発音的には関西弁での”ジュウ”の感じ。下がりながら発音して最後の音が少し上がる感じ。)

(これでも私、大学で中国語かじってました笑)

 

まぁわからなかったらなんのこっちゃってところだと思うが(;'∀')

 

 

「9㎜は元々シリアスな感じのバンドなんですけど…」

 

と、たくろーさんが話す。シリアスと言えばシリアスだけど、最近はそうも言えない気がしないでもない(;'∀')

 

「この度、9㎜史上最もシリアスな曲を作ってしまいまして…、それを今からやりたいと思います。」

 

という言葉からスタートしたのが、新曲の『カタルシス』。

ベースラインとロータムが怪しく響く中で、うごめくように奏でられるギターの音。たくろーさんの声の後、まるで暗闇の中から導火線・・・じゃなく、細く撒かれたガソリンへ一気に引火するように、瞬時に燃え上がるサウンドの炎が上がる。

ちひろさんのツーバスがバリバリと空気を響かせて、よりシリアス感を増していく。

後半のところから、BPMが遅い分ちひろさんのスティック回しが存分に披露されていて。後ろなので非常によく見えました(゚∀゚)

ラストのシンバルについては、まず左側と両手で叩く。続いてそれぞれのシンバルを同時に叩いて両手を交差させる。ラストは右側に倒れ込むような態勢でシンバルを叩く、という姿も拝見。

その重い流れを引き継いだ状態で、ギター3本がゆっくりと旋律をつま弾く。ハイハットとスネアが入ると、ベースの中間音がボワンと響き渡る。『黒い森の旅人』への流れは、あまりにも自然な感じで、彼らの言う”シリアスな9㎜”をうまく表していた。

 

「いかがでしたか?…かなりシリアスな感じだったと思うんですが。」

 

たくろーさんが新曲の感想をお客さんに求めてて。曲はシリアスというか、音も含めて重いって感じだったかな。

 

「これ、…今日からだったかな?『夜の海賊遊園地からの脱出』という、リアル脱出ゲームの曲になってますので、ぜひチャレンジしてみてください。。…名古屋のほうは遊園地ないけど、…長島スパーランドへ行けばやってるんで、11月くらいに(笑)」

 

えらい先の話やな(;'∀')

 

「でもこれ、クリアしてから、この曲が聴けるんだって(笑)」

 

てか、ハードル高っΣ(゚Д゚)

 

「9㎜はシリアスにこう・・・一旦マイナスに落ちてから、徐々にアゲて行く感じなんですけども、四星球は元々から明るくて、涙もありながら…、でも最終的には同じゴールへ向かっていくので、おんなじだと思うんですよね。」

 

と、いうことは、ここからアゲていくしかないということですね、わかります(ぉ

 

「じゃあここから盛り上げていきますか!…いけるかー!」

 

てなわけで、後半からのなだれ込みへ。

まずは『OneMoreTime』で、フロア一体となってシンガロン。後ろで聴いてると、滝さんの声がバランスよく聴こえるので、こないだのBIGCATは滝さんのマイクが異常にデカかったのと、スピーカー前という条件が重なっただけだと思っておくことに(;'∀')

 

そしてさらに一体となるために、『太陽が欲しいだけ』が投下。3本のギターがユニゾンとなり、扇動していく…んだけど。

 

・・・曲、こんなに速かったっけ?(;・∀・)

 

サビで手を挙げてる時、なんか妙に上げ下げが速い気がしてて。で、決定的なのは、この曲の後半に入るところで、

 

♪さぁ りょうて~をひーろげて~

 

のところで、めちゃくちゃ入り速いし、もうちょっとタメを作ってから後半部に入るのに、めっちゃせかせかしてる感じがしてて。

いや、なんか…時間巻いてたん?(;^ω^)

(これ、自分以外の人たちも思ってたみたいだし、ALLAROUNDの山下さんも思わずXでツッコミ入れてた笑)

 

そしてギターがギャーン!となると、お客さんがわぁー!と歓声を上げる。その声の反応をニンマリ確かめて、たくろーさんがアンプのほうへ歩いていく。アンプの上に置いてあるものを右手でつかむと、マイクまで戻り、上下に振り始める。

9㎜でマラカスが出てくるということは、『TakingMachine』が投下されることは誰もが知っているお決まり事項。

そのテンションが高まる時間を今か今かと待ちわびるフロア。ゆらゆらと体を揺らし、いよいよってところで、

 

曲が止まる。

 

はい?(;'∀')

 

これ、9㎜で対バンライブ、さらにゲストで呼ばれる側の場合、この後ホスト側の曲をやることがかなり多いんだけども。

・・・ってことは、ここで四星球の曲、やる???(゚Д゚;)

 

と、固唾をのむフロア。すると、

 

 

ちひろさんのシンバルが鳴らされると、

 

♪チャチャーン、チャ、チャチャチャン、チャチャーン、チャ、チャチャチャン

 

滝さんがメロディを弾くと、ベースもそのリズムを取っていく。えらい単調な感じなんだけども。でもこんな曲、四星球にあったけ??(;'∀')

一瞬バグってたんだけど、よくよく聴いてみたら、ものすっごい聞き覚えのある曲で、会場も大爆笑で⊂⌒~⊃。Д。)⊃

というか、9㎜がこの曲を演奏することだけでも、まぁまぁな事件な気もするんだけども。メンバーみんなめちゃ笑ってるし、ってかちひろさんはいつものようにクールな顔して叩いてるし(;'∀')

さらに、たくろーさんがマイクの前にすっと行ったと思ったら。

 

「本日はご来店ありがとうございますぅ。この後、四星球によるマグロの解体ショーを行います~(笑)」

 

まさかの店内アナウンス風に(;・∀・)

・・・そう、演奏されていた曲というのは、スーパーとかでかかっている”呼び込み君”の曲(笑)

ていうか、なぜそれを選んだのか?(;'∀')

っていうか、セリフはもしかしてたくろーさんの・・・アドリブ!?Σ(゚Д゚)

いつからそんな・・・お笑いの応用力までつけたのか…(ぇ

もうメンバーもテンション振り切ったのか、めちゃくちゃ楽しそうに『TalkingMachine』を演奏してて(*´▽`*)

ラストの”お、お、お、おどれー!”のたくろーさんの呼びかけも、一回目に「お!」って言った後、なぜか2回目が「Ahwoh!」って言って、もう笑ったまま呼びかけなしでアウトロ弾いてたし(;'∀')

これはこれで珍しい(笑)

 

そして滝さんがジャラーン・・・とマイナーコードを弾く。と、いうことは、そろそろラストのあの曲なんだろうな、と。

で、イントロに入る…かと思ったら、

 

Σ(゚Д゚)

 

なんかさっき聴いたようなリズムが…(;'∀')

ただしBPMが半分くらいの遅さ・・・。

 

♪チャチャ~ン、チャ、チャチャチャ~ン、チャチャ~ン、チャ、チャチャチャ~ン、

 

・・・あの(;・∀・)

 

もんのすっごいマイナーコードでかき鳴らされるのは…

 

呼び込み君の曲(;´Д`)

 

なんか閉店前の売れ残り買ってください・・・って悲壮な感じで流れていそうな(苦笑)

それか電池切れ寸前みたいな感じ?(;'∀')

もうフロアもとどめで爆笑だし(笑)

シリアスで入らなきゃいけないのに、なんでこんな爆笑な『Punishment』がある!?(;・∀・)

 

と、いうわけで。凶悪の『Punishment』が、まさかのヲチをつける『Punishment』になってしまうという、いろんな意味で9㎜のとんでもないライブをみてしまった我々(;'∀')

逆にそれぐらいをしないと太刀打ちできないのが四星球なんだが(ぇ

一緒に見てた方も「『クラーク博士と僕』しか知らないんですけど、大丈夫です??」って言われたけど、まぁ問題ないですよと言っておいて(笑)

いや、私だってそこまで知ってるわけじゃないけど、気が付いたら知ってる感じになってる(笑)

 

そんなこんなで四星球のライブがスタート。

 

「みなさんどーーーもーーーーー!」

 

と、、いきなりステージに出てきたのは、ヴォーカルのやすおくん。普通にピンクの法被にブリーフ。四星球の一般的スタイル。

 

「いやー、9㎜のライブすごかったね~。…これから我々もライブをやらせてもらうんですけども、名古屋と言えば!…鳥山明先生ですよ。で、僕ら前にダンスをやってた時がありまして。今回は鳥山明先生にちなみまして、そのダンスをやらせてもらってから、四星球のライブを始めようかと思ってます~。」

 

ていうか、バンドマンなのになぜダンスからスタート?(;'∀')

そこはツッコミ禁止なんだろうけど(笑)

 

「それでは聞いてください。『摩訶不思議アドベンチャー』」

 

あ、ドラゴンボールの曲を使うのね。そこがリスペクトしてってところか。で、やすおくんが引っ込んで、他の3人が登場・・・なんだけど、

 

出てきたのは、魔人ブウ、フリーザ、ピッコロ大魔王(;'∀')

なんでそこは悪役になるんや?(;'∀')

そして曲に合わせてダンス。キレがあるわけ・・・ではない(笑)

だってピッコロ大魔王なんか、肩のパーツがごっついから踊りにくそうなんだもん(;・∀・)

途中1列にならんで、トレイン(EXILEなんかがよくやるやつ笑)やったりして。

てか、フリーザ(モリスさん)の顔が一番怖い(笑)。

1番が終わり、魔人ブウがフリーザとピッコロに担がれて、”ヤー!!!”と叫んで終了。そして楽器スタンバイ。

・・・どう考えてもピッコロ(ゆーたさん)、楽器弾きにくそう(;´Д`)

そして一人ひとり自己紹介の上、魔人ブウが高らかに宣言する。

 

「我々がこのダイヤモンドホールを、悪の世界に変えてやるのだーーーー!!!」

 

と、叫んだ瞬間、

 

”待てぇ!!おまえらの思う通りにはさせないぞ!!!”

 

天の声が聴こえる。

 

ゆ「なんや??」

モ「なに?なに??」

 

すると袖からやってきたのは…、

 

「どーもーー!!!」

 

孫悟空でもなければ、ベジータでもなく・・・、

 

黄色いマント(短い)に中途半端なピチピチシャツ(前裂けてる)、ブルマを履いて黄緑の眼鏡をかけた・・・、

 

ちょんまげヅラ。

 

 

はい!?(;'∀')

 

 

「ちょんまげマンが、ダイヤモンドホールへやってきましたーーーーー!!」

 

 

これが噂のちょんまげマン(;'∀')

Xでもたびたびネタにされるちょんまげマン(ぇ

ここで拝めるとは(まぁ拝めるわな

真ん中で立って、腰につけた変身ベルトを突き出しオープン!ってか変身済じゃないのか、それは(;'∀')

お客さん以上に、メンバーがツッコむ。

 

ま「え?ここでなんでそれなん?」

ゆ「おまえ全然関係ないやんけ」

 

ちょ「それではみなさん聴いてください、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』」

 

 

それでドラゴンボールの曲歌うんかーい!Σ(゚Д゚)

しっかり1番を歌って、そこでようやく『ちょんまげマンのテーマ』へ移行。途中でちょんまげマンが退場して、入れ替わりでやすおくん帰還。そこで一発。

 

や「あの…さっきここに、ちょんまげマン来てたってホンマですか!???」

 

ここまでが1セット(ぇ

 

(※ここからは出来る限りで書いていきますが、本当に内容が多すぎて、覚えきれませんでした!順番も無茶苦茶ですが、雰囲気だけ感じ取っていただければ幸いです笑)

 

そしてモリスさんのドラムが一定のリズムを叩くと、袖から出てくる段ボール。”まさゆき”と書かれた段ボールを背負うまさやん。

 

や「(まさやんを指さして)彼、”まさゆき”って名前なんですけど、今から『鋼鉄の段ボーラーまさゆき』って曲をやらせてもらうんですけども。」

 

と、曲名を伝えるやすおくん。すると、

 

や「あの…今日出てた9㎜のサポートの彼。彼も”たけだまさゆき”って名前なんですよね!」

 

今日の9㎜サポートはHEREの武田さん。彼の名前も同じ”たけだまさゆき”で、ここでまさかの同性同名(;'∀')

(実はここで武田さん出てきたらおもしろいのになって思ったんだけど、あいにく翌日がHEREの東京公演のため、帰京の途についてしまったんだとか残念。)

 

や「おんなじ名前やのに…えらい違うよなぁ」

ま「違うっていうなや!!」

 

確かに9㎜のサポートってみたら違うと思うんだけど、HEREだったら違う感じはない気がするんだけど(ぉ

(現に武田さんは、あの段ボール担ぎたいって言ってた。)

(四星球とHEREが対バンしたら実現できるかも?)

(その際は絶対みたいな笑)

(ちなみに、使用しているギターの種類も同じ)

 

そんなわけで『鋼鉄の段ボーラーまさゆき』が投下。もちろんフロアみんなで指さしコール。

そこからは割と普通に(言い方よ)ライブは進んでいって。

 

や「ありがとうございます~。今日は9㎜とようやく対バン出来てホントに嬉しいです~」

 

と、感謝を述べるやすおくん。

 

や「でもホンマ9㎜のライブかっこよかったよな~」

ま「すごかったなぁ」

や「だって見ました?途中で滝くんがたくろーくんに耳打ちし行った時、滝くんの帽子のつばがたくろーくんの髪の毛にグサッって刺さってんで?」

ま「まぁちょっと当たってもうてたけども(笑)」

 

髪の毛もっさりしてるから、痛くはないと思うけど(違

 

や「たくろーくんさぁ・・・かっこいいよなぁ。アレ、マラカス振るのもねぇ!右手でこうやって(振る仕草)やっててさぁ…なんかもぉ、ファジーネーブル作ってんちゃうかなって。」

ま「ファジーネーブル??」

や「なんか…オシャレなカクテル作ってそうで(笑)」

 

いや…少なくとも、ファジーネーブルはシェイカー使って作らないんだが(;・∀・)<そっち?

 

や「9㎜とは、年末の・・・telephonesのカウントダウンライブで一緒に出てたんですけど、それ以外だとホントにやる機会がなくて。」

 

同じフェスに出てることはあっても、同日だったりすることは少ないかもわかんないね。

 

や「…東京や大阪ではカウントダウンをやってるんですけど、名古屋ではやったことがないので、ここでやらせてもらっていいですか??」

 

というフリから始まったのが『ワンハンドレッドエイトビート』。

途中でゴーンゴーンと除夜の鐘を鳴らすように歌い、”もっとおもろなりたい!”と願いを託すやすおくん。

その思いが強まってしまい・・・、

 

「はははははーーーーー!」

 

明らかにやすおくんの声じゃない声が響く。

 

モ「え?え?」

ゆ「なに??」

 

しかし喋ってるのは…やすおくん。

 

ま「…てか、すんません?」

?「はい?」

ま「あなた、やすおじゃないの?」

ゆ「お前誰やねん」

?「私?私は悪魔です~」

ま「は?悪魔???いや、やすおは?やすお呼んできてよ??」

あくま「やすお??やすおって誰???」

ま「その体の持ち主なんですけど?」

あくま「やすおってどんな漢字書くの?」

ま「あの…”やす”は健康の”康”に…」

あくま「あぁ、徳川家康の”康”ね」

ま「なんでそっちなん???で…、”お”は雄雌(オスメス)の”雄”で…」

あくま「あ、英雄の”雄”ね」

ゆ「かっこいい方出すんかい。」

ま「っていうか、やすお返してくださいよ?」

あくま「え?折角きたのに?」

ゆ「そういうことちゃうやろ?」

あくま「だって…錦のほうにホテル取ってるのに…」

ゆ「なんで宿とってんねん!」

 

この悪魔、遠征の準備良すぎねぇか?(;'∀')

 

ゆ「とにかく出てってくれ」

あくま「えー??」

ま「そうでないとライブできへんから。」

あくま「そんなん言われても。…呪文唱えたら出て行ってしまうかも。」

ま「呪文???そんなん知らんし。」

ゆ「とりあえずてきとーに、歌ってみたら?」

ま「えー…じゃあ…(ギターでマイナーコードを鳴らして)♪で~てい~けあーくーまー、出ていけあーくーまー♪」

あくま「あ、あああ・・・」

ゆ「お?これ効いてるぞ?もっと歌って!」

ま「みんなで歌ってくれーーー!」

 

と、なぜか即興の歌を全員で歌い、しかもモリスさんがドラムを入れてスピードアップヴァージョン歌うと。

あくまの断末魔が響いたあと・・・

 

や「帰ってまいりましたーー!!!」

 

そんなこんなでひと悶着あり、なんとか悪魔を追い払い、曲再開。曲も一旦終わって。

すると、また楽器が鳴らされる。ハイハットのカチカチとした音の中、やすおくんが話始める。

 

「みなさまこんばんわ。”なんでもかんでもランキング”のお時間がやってまいりました。この世のありとあらゆることを、勝手にランキング形式にしてしまおうというこちら。本日は…”9㎜ParabellumBulletの好きな曲ランキング”を発表したいと思います。」

 

盛り上がるフロア。これ、対バン相手に必ずやってんのかな???

 

や「9㎜の曲…たくさんあると思います。果たしてあなたの好きな曲はランクインしているのでしょうか?それではまいります。9㎜ParabellumBulletの好きな曲ランキング・・・第3位は!」

 

音楽が鳴りやみ、一旦フロアが静まりかえる。そして、

 

や「『Punishment』です!」

(楽器がドコドコなり出す)

や「おめでとうございます!!『Punishment』、第3位!おめでとうございます!!こーんぐらっちゅれーしょーん!!」

 

♪なんでーもかんでーもランキーング!さんい!! なんでーもかんでーもランキーング!さんい!!♪

 

しかもこれ、袖で9㎜のメンバーが見てるもんだから、めちゃ腕上げて喜んでるし(笑)

ちなみに第2位は『ハートに火をつけて』でした。

 

や「そして(ドラムロールが入る)…9㎜ParabellumBullet、好きなランキング、第1位は!!(ジャーン!)『BlackMarketBlues』でした、おめでとーございます!!!」

 

その曲なんだ(笑)

そして同じように第一位ヴァージョンを歌って…、

 

や「では、その、第1位の『BlackMarketBlues』を、今からやりたいと思います!」

 

との発言に、会場が多いに盛り上がる。まさか四星球が9㎜の曲やる?(;'∀')

そして、シンバルが鳴って、

 

♪ブラックマーケットブルースでおーまーえをー、くーるーわせーてしーまいたいのさっ♪

 

ジャン!ジャージャージャージャン!ジャージャージャージャン!

 

あれ?(;'∀')

 

・・・

 

1フレーズだけで曲が終わってしもた(;´Д`)

 

や「…曲終わってもうたわ(笑)」

 

・・・別に”時間がない人のBlackMarketBlues”をやれって言ってるわけではないんですよ?(;'∀')

 

というわけで(ぇ

しかもやすおくんがポロっとこぼしたのが、

 

や「急にやった新曲なのに、ありがとうございます(笑)」

 

まさかの突然ネタだったんかい!?Σ(゚Д゚)

 

そんなわけで9㎜もネタにして新曲にしてしまうという状態を経て。このTOP3を決めるのに、若干悩んでいたそうで。

 

や「いやホントに9㎜のライブかっこよすぎて…」

ま「俺もライブ見てたけど、ホントかっこよかったもんなぁ。」

や「さっき、まさやんが着てたTシャツ。前に”90”って書いてあったんやけど、それをみたたくろーくんが『多すぎじゃん』って言ってた」

ま「そこに反応すんの???」

 

9に目がない9㎜(ぇ

そんな9㎜のメンバーとゆーたさんは以前から個人的に親交があったようで、

 

ゆ「おれ、前からメンバーと仲良かったんやけど、昔作った曲で…まぁライブでは絶対やらへん曲やねんけど、そのベースは”9㎜みたいな”…ってか、”かずひこのベース”を真似て作った!(袖の方を向いて)かずひこ、すげぇよ。」

 

チラッと見えたかずひこさん、嬉しそうな顔してた(*´▽`*)

 

ま「今日、四星球のリハを見てたかみじょうさんが、『おれ・・・おもしろバンドがやりたかったんだよなぁ』って言ってたんだけど。」

や「えぇ!?…(袖をみながら)じゃあ…ドラム空いてますよ!?」

 

まて(;'∀')

じゃあモリスさんどうすんのよ(;・∀・)

モリスさん若干目が泳いでたんだけど(笑)

袖の様子をみたやすおくんが一言、

 

や「たくろー、あいつめっちゃ悪いやつ!かみじょうさんに向かって(舞台に出ろとジェスチャー)こんなんやってた!(笑)」

 

かなりおもしろがってるよね、たくろーさん(・∀・)

 

こんなこともありつつ、1曲を挟み(多分)、さらに新曲を投下してくる(;'∀')

 

や「次の曲なんですけど…新曲をやらせてもらってよろしいでしょうか?『ミッドナイト・レインボー・ピーターパン』といいまして、ミッドナイト=真夜中、レインボー=虹、真夜中二時のピーターパンという曲です。」

 

あ、それはかけてるのね(;'∀')

最前のお客さんたちは、ガチ民なのでその辺のところはよくわかっていらっしゃるので、前の方を見ながら状況を把握する慣れない民です(;'∀')

そして、曲に合わせて腕を上げたりするんだけども…、

 

♪ミッナイレインボー!ミッナイレインボー!♪

 

で、やすおくんがマイク向けるんだけど、当然のことながら”新曲”って言ってるんだから、シンガロンかどうかなんて全く知らないわけで(;・∀・)

その状況に思わず演奏をとめるやすおくん。

 

や「ちょっと待って。なんでみんな”ミッナイレインボー!”って歌ってくれへんの??」

 

いや、だから知らんしわからんからやって、新曲でしょ?(;´Д`)

 

や「9㎜(の新曲)やったら手拍子できてたのに!」

 

手拍子とシンガロンを一緒にすなーー!(゚Д゚;)

 

ということで仕切り直し。ちゃんと事前説明受けていたので、ちゃんとシンガロン。やれやれ、大変だこりゃ(ぇ

曲が終わると、やすおくんがフラフラ~っとステージ上に倒れ込む。

すると、

 

最前のお客さんがしゃがみ込む。それが次々と波及して、しまいにお客さん全員しゃがみ込む事態に。

 

ま「あー!みんな!ここに生まれたての子馬がいるよ!…って、(フロアを見渡し)後ろの人にまで見えるようにしてもらってありがとうございます(笑)」

 

お客さんのあまりに素早い適応具合に、演者がびっくりしているパティーン(;'∀')

 

ま「(仕切り直しで)みんなー!ここに生まれたての子馬がいるよ!この子馬が立ち上がる瞬間をみんなで見守ってあげよう~!」

 

という、まさやんの合図で、ベースとドラムが鳴り、始まった『UMA WITH A MISSION』。

まさやんの振りに合わせて、お客さんもしゃがんだ状態で振りに参加。しかし、しゃがんだ状態で振りなもんだから、結構ツライ(;´Д`)

曲が止まると、

 

ま「さぁみんなで子馬が立つように応援しよう!」

 

と、まさやんが声をかけると、お客さんが一気に声を上げる。『たてぇ!』『がんばれー!』『いけー!』と、いろんな声が飛び交う。しかし、1回目はすぐに立てないというのはお約束で。もう一度歌いなおして、もう一度”子馬”を立ち上がらせる。

 

ま「もっとー!もっと頑張って応援してー!!!」

 

お客さんが一気に声を上げた瞬間、

 

 

?「あーはははははは!もどってきたぞー!!!!」

 

 

あれ?(;'∀')

子馬???じゃないよね???

 

ま「え?こう・・・ま??」

あくま「戻ってまいりました、悪魔でーす!!!」

ゆ・ま「いやいやいやいや!」

モ「え??」

ゆ「なんで戻ってくんねん、どっかいっとったらええやろ?」

あくま「いや~ちょっと(名古屋CLUB)QUATTRO行ってて…」

ま「クアトロ行ってたん??」

あくま「あの…クアトロのdustbox見に行って…」

ま「ダスト???」

あくま「そうそう。ちょっとダストのスガさんに乗り移ってた。」

ま「スガさんの中に入ったん!?(゚Д゚;)」

ゆ「あの人たっかい声やのに、よりによって(苦笑)」

 

というか、またライブ止まるので、早々に出て行ってもらわないと困ります(;'∀')>悪魔さん

先ほどの呪文で除霊し、再びやすおくん生還。そして曲再開。さらに『ワンハンドレッドエイトビート』まで戻る(;・∀・)

(この辺はよく覚えていない)

もうこの段階で、何の曲やったか覚えてない(;´∀`)

 

そして後半・・・になるのか?やすおくんが、お客さんの上に登ろうとする。

 

や「これから『クラーク博士と僕』という曲をやりますが、多分ダイブとか起こると思うんですよ、最近話題になってますけども。でね、ここ・・・(ステージ直下、最前柵前)下にマット敷いてあるんですよ。これ、セキュリティの人助ける気ないですからね!」

 

セキュリティさん苦笑いしとったよ(;'∀')

でもこれ、かなり親切だし、不測の事態が起こっても、なるべく被害を最小限にするための努力をしてるわけで。ハコ側も工夫してるわけで。ただやみくもに禁止するだけが解決ではないという一礼やなぁと。

そんな前置きがあって『クラーク博士と僕』が投下。やすおくんがお客さんの上に上がって、さらにダイバーも発生。

ただ幸いだったのは、私が見る限りはそこまで数は多くなかった印象。

で、まさやんもフロアの方へ来たんだけど、その安全用のマットをひっぺがし、お客さんの上に覆いかぶせていく(;'∀')

一体なにしたいんかなって思ってたら・・・、

 

まさやんがそのマットの上に乗ってきたΣ(゚Д゚)

ってか敷いてあるマットって、体育用の体操マットやん(笑)

そして。。。

 

マットの上で逆立ち(;゚Д゚)

あのでこぼこのところでよく逆立ちできるよな…(;'∀')

その後すぐに1回転して落ちてったけど(;'∀')

 

や「名古屋って、ヴィジュアル系の文化があると思うんですよ。僕が勝手に思ってるだけかもしれないですが。で、僕ら、ヴィジュアル系に寄せた曲を作りました。その曲、みなさんにも参加していただきたいのですが、僕がこの旗を上げたら、みなさんは手を挙げていただいて・・・」

 

まさかヴィジュアル系の曲で旗揚げゲームをしろと?(;・∀・)

そんなわけで、『フラッグ』という曲がスタート。ところどころにヴィジュアル系にありそうなワードが散りばめられていて、さらに曲調もそんな感じなんだけど、要所要所に旗揚げ要素も搭載。

 

さらに新曲は続き、

 

や「『ぼくらの絵描きうた』という曲を聴いてください。」

 

と、でっかい白い段ボールを持ったスタッフ登場。なにするんかと思ったら、ホントに絵描き歌だった(;'∀')

ちゃんとメンバー全員が自分の顔の絵描き歌を歌ってて。

こういう曲もありやね。

 

さぁいよいよ佳境に入ってきて(もう時間どれくらい経ったか不明)、

 

や「今からUFOに詳しいオッサンの歌!『Mr.COSMO』という曲をやります!!」

 

アンセムの『Mr.COSMO』を投下。途中でやすおくんが中座。そして全員でUFO呼んで・・・、やってきたUFOから出てきたのは…?

 

んちゃ!!!

 

(;'∀')

 

アラレちゃんが出てきた・・・(笑)

 

や「鳥山明先生ということでね…でも、これ、めちゃめちゃ恥ずかしんですけど(苦笑)」

 

半ズボンのオーバーオールに赤いTシャツ、ピンクのヅラにARAREキャップ。…コスプレの時点でもなかなか恥ずかしいよな確かに(;'∀')

そして、『Mr.COSMO』といえば、ミステリーサークル。やすおくんフロアへ降りて、お客さんをひきつれてサークルを作るんだけども。もちろん私たちのいた、最後方エリアにも来たんだけど…、

 

やすおくん何かを発見。

 

や「新品のミニッツメイド落としたの誰ー!?」

 

うぉい!Σ(゚Д゚)

そりゃその辺の人たちじゃないのか…?(;'∀')

しかしサークル作成中の為、やすおくんそのまま持って行ってしまう(笑)

そしてステージへ戻っていったやすおくんが歌い終わって一言。

 

や「ミニッツメイド落とした人!?おらんのやったら、僕飲んでまうよ!?」

 

誰か気づいてー(;゚Д゚)

結局しまいには「落とした人、ドリンクカウンターに置いておくんで、後で(カウンターに)言ってくださいね~」とやすおくんがアナウンスすることに(;'∀')

誰か取りにいったのかな?

 

ここまででも時間がまぁまぁ過ぎてたと思うんだけど、やすおくんからまさかの発言が。

 

や「今日、アップセットでガガガSPとセックスマシーン!!がライブやってるんですけど、ガガガSPって青春パンクなんですよね。その先輩に敬意を表して、…照明さんすいません、急遽1曲増やさせてください!『ギンヤンマ』って曲をやります!」

 

と、想定されていなかった『ギンヤンマ』を放出。これはフロアも大喜び。

グッとくる青春パンクに、フロアのテンションも一気に上がる。

そこから一気にフィニッシュ(ようやくの間違い?笑)。

”僕らが名古屋で初めてライブをやった頃に作った曲をやります”と、『幸せならクラップユアハンズ』であったり、衝動のままにダイバーが三度発生する『薬草』だったり、熱の高さをずーっと維持するような曲を放っていく。

曲前では、自分たちのライブを鳥山明先生に見てほしかったと話していて、

 

や「実はjealkbのライブに鳥山先生が来ていたらしくて、”今度一緒にやろうよ”って誘われてたんですよ。でも、コロナ禍になって(公演が)かなわなくなって。でも、今日、こうやって鳥山先生のことを思ってライブやって、実際は見てもらえなかったけども、…僕は、きっと(ライブを)見てくれてると思うんです。」

 

思いが強ければ、きっと届く。というか…届いてると信じてる。少なくともダイヤモンドホールにいた人は、全員同じ思いのはず。楽しければ楽しいほど、それが証明になる気がして。

 

そんなこんなで散々楽しみ散らかしたわけだけども。するとやすおくんは、

 

や「今回の”ふざけてナイトツアー”、アンコールがないんですよ。」

 

と言った瞬間、

 

えー( ̄△ ̄)<フロア

 

そりゃそうなるでしょ(;'∀')

 

や「でもね?でもね???その代わり、さっきも歌った『ふざけてナイト』って曲の歌詞を、今からみなさんで考えて、今日ヴァージョンの『ふざけてナイト』を作りたいと思います!」

 

・・・そもそもこの曲いつやったっけ???(;'∀')<おそらく序盤と思われ

というわけで、『ふざけてナイト』の歌詞(一部が白紙)を、真っ白の段ボールが用意されて。そこからお客さんに今日のキーワードをもらうことに。

フロアからいろんな言葉が飛び交い、それをやすおくんとまさやんが聞きとって、ゆーたさんがそれを書き記していく。

しかし出てくる言葉が…

 

ゆ「おれらのこと、ほとんどないやんけ。」

 

と。

まぁ対バン相手の9㎜のワードが出るのは仕方ないけど、”dustbox”とか”ガガガSP”とか”locofrank”とか、もうこのライブカンケーないやん?って名前が出てくるあたり(;'∀')

(そもそも『UMA WITH A MISSION』で同日に名古屋でやってるライブの話をするのが発端なんだけど)

そうやっていそいそやっているなかで、

 

や「自分めっちゃ暇そうやなぁ?」

 

と、端っこにいたモリスさんにツッコミ。確かに…ただ眺めてるだけだった(笑)

そして最終的に出されたキーワードがこちら。

このキーワードを元にやすおくんが歌詞を作って完成。最初にギターを弾きながら、まさやんが仮で歌って。ラストはそれをバンドで歌って終了!

最後の最後まで、想定外のネタだったわ…(;'∀')

 

”ふざけてナイト~5/10Ver.~”

 

ふざけてないと ふざけてないと ふざけてないと

ふざけてないと泣いちゃうの

ダイヤモンドホールでは ドラゴンボールが開催中

つばをぶつけたライブの後には 唾を飛ばして歌います

 

大人になってわかったこと 大人になんてなれんてこと

大人になってわかったこと ファジーネーブルおいしいよ

(名古屋)クアトロにも行きたいね アップセットにも行きたいね

そこをダイアに来てくれた みなさんに向けて ”んちゃ!”

 

ふざけてないと ふざけてないと ふざけてないと

ふざけてないと泣いちゃうの

鳥山先生ありがとう 四星球(スーシンチュウ)と九星球(ジュウシンチュウ)

2つしかそろってないのに 今日は願いが叶ったよ

 

ミニッツメイド ミニッツメイド ミニッツメイド 飲んじゃうよ

ミニッツメイド ミニッツメイド ミニッツメイド 飲んじゃうよ

そんなわけで今回は『NO WORDS NEEDED FESTIVAL』@伏見JAMMIN‘へ参加してまいりましたヽ(´▽`)/

(注:今回写真等はかなり少ないです、すみません)

そもそもLITEの大阪公演の時に発覚したこのイベント。

スタッフであるフォロワーさんも知らない状態で( ̄▽ ̄;)

日程を聞いて、ジャズストと両睨みなところもあったんだけど、蓋を開けてみたら、こっちの方が面白そうじゃんということで(・∀・)

 

前月のシンクロもインストバンドばっかり見に行ってた我々だったので、そんな面白いイベント逃すわけにいかんだろと。

しかも14組もバンド出るし。一日でできんのか???( ̄▽ ̄;)

そしたら2ステージ制でしかもちゃんとインターバル時間(という名の物販時間)もあるので、そこもまたヨシと。

翌週も名古屋なんだけどなぁ、とかって思ったけど、面白いものを逃すのは勿体無いとの精神でGo(*´∀`*)

 

新幹線に乗って名古屋駅へ到着。少し早めに着いたのは、いつものようにコーヒー屋巡りをするためで。

のんびり南口方面へ歩いていると、後ろから猛スピードで抜き去った人がいた。

スーツケースを引きながら、つかつかと大股で歩いていくんだけど、背中に楽器を背負ってるのかソフトケースが見えて。GWのバンドマンも大変だなぁ・・・なんて思ってたら、

 

・・・その人、めっちゃ髪の毛緑色Σ(゚Д゚)

 

あぁ!JABBERLOOPのゆーきさん!?Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)

 

考えてみたら、前日に別バンド・POLYPLUSのワンマンライブが心斎橋JANUSであったんだよね…。私は行けなかったんだけど。仕事&予定もあったので。で、この日はサポートしてるADAM atが、久屋大通公園で開催中のベルギービアウィークエンドでライブをするということで。

・・・なんだか妙に胸騒ぎが起こるのは、キノセイなのだろうか(;'∀')

そんなことを思いながら、のんびりと伏見へ歩いていく。

 

途中2軒ほどコーヒーを嗜んでから、この日の会場であるJAMMIN’へイン。

JAMMIN’自体は3回目。でも改装してからは初。中に入ると、フォロワーさんたちがいたのでご挨拶。みんな既にしっかり飲んでた(笑)

昔だったら、お目当てを目途に時間調整して~、なんて思ってたけど、今回はそういう感じは一切なし。どれも楽しみだしね。

それはみんなも同じことで。たとえ知らなくても、絶対楽しいに決まってるから。

 

さて、改装後のJAMMIN’はというと…、

今回フロアステージになっているところ、もちろん普段はお客さんが見る場所なんだけど、下段(ステージ側のフロア)とほぼ同じくらいの広さ。みんなで話してたんだけど、以前のJAMMIN’は柱あったよねって。それがないのと空間がめっちゃ明るいからさらに開放感あってイイ(・∀・)

ステージも広くなってて、かなり見やすい感じ。

そして12時オンスタート。TOPはIKU Bandから。

以前TheHeySongのメンバーだったんだって(フォロワーさん情報)。なので、途中”あれ?”って曲があって。これってヘイソンの曲?って。<IKUさんが在籍時のヘイソンの曲だったそう

 

しかしながら、なかなかお昼間でライブをするということってないし、ましてやハコだから、外明るいかなんてわからんもんだから、

 

「こんばんわ~!…じゃない(笑)、おはよーございまーす!」

 

そりゃそうなるわな(;・∀・)>IKUさん

 

IKUさんはピアノなので、メロディラインが強調されている系。TOPにふさわしく、華やいだ明るい感じ。でも、途中はしっかり強く躍動感のあるサウンドを投下していった。

ラスト曲の『起花生風』は、季節を渡る風のように、優しさから清々しさを与えていく。他の楽器の音が厚くなっていくと、その先にある景色が限りなく広がっていくようで。

TOPバッターにふさわしく、華やぎを与えていった。

 

そして2番目に登場したのがAH。

なんでもアメリカのストリート系ミュージシャン、トミー・ゲレロの来日公演の前座を務めたことがあるとか。メンバーを見た感じでは、おそらく今回出演陣の中でベテラン域の方々と見受けられる。

ギター・ベース・ドラムの3ピース。フロアライブのTOP。

そもそも出演予定ではなかったんだけど、この枠のバンドが急遽不参加となってしまい、JAMMIN’側が公募をかけて選ばれたバンド。

 

蓋を開けてみると、今回の出演者の中では、かなり渋めなサウンドで。

しかしながら、変拍子が絶妙にいい。ガッと踊りたくなる感じではなくて、ジワジワっと聴かせる系。とかくギターの音がとてもいい。強すぎず、かといって主張がないわけでもなく。ベースとの調和がなんとも不思議。

MCなしで一気に演奏したわけなんだけど、今回のバンドの中では異色な感じだったけど、これはこれでありだなと。こういうスパイス的な要素も、長丁場には必要なわけだから。

 

スパイスと言えば、今回ケケさんのスパイスチキンカレーが提供されていて。ご飯食べに行くのも、なかなかタイミングがつかめなさそうだったのと、フォロワーさんたちが真っ先に食べてるのをみて、めちゃくちゃ美味しそうだったので、開演前に食して。

・・・マジで美味しかった。ニンジンのアチャールもいい仕事してる。二日酔いの胃に沁みる・・・(ぇ

フォロワーさん、2杯食べてる人いた。いや、個人的にもう一杯食べておけばよかったと思った(;'∀')

続いてオンステージに登場は、noh。

サウンドチェックの時に、人がめっちゃ出てくるし、楽器持った人たくさんいるし(実際はそこまでじゃなかったけど)、

 

一体、バンドメンバーは何人だ??(;・∀・)

 

と、思ったのはナイショ(ぇ

(実際は4人+サポートメンバー)

 

そして音が鳴らされると、それはそれはもう激情型で。見ているみんなが完全に度肝を抜かれた。私も。

ベースのおぐらさんの迫力がとにかく強い。でも、それに負けることなくギター3本が襲い掛かる。

その音圧とほとばしる熱量の高さに、ただただ圧倒される。

 

ギター3本のサウンドの幅は、恐ろしいほど分厚くて。なんか弦四人がぐわぁああ!ってなってくると、いろいろバランス崩れてきそうなんだけど、それをうまく引き締めてるのがドラムのインパクトだったりする。

それはまるで暴れ馬を抑える手綱のように。でも、頃合いを見定めて緩め・・・じゃない、あれは完全に離してる(;'∀')

 

今回参加したフォロワーさん界隈は、ベースの音が特に好きな人が多くて。そういう意味での激情型サウンドは、思いっきりストライクになった模様。というか、私もなった(*´ω`*)

 

続いてのバンドは、Apneumo(アニューモ)。フロアライブ。

彼らはfox capture planと同じ、Playwrightレーベルから出ているインストバンド。

実は何回か見に行く機会があったんだけど、ことごとく見れてなかったんだよね…(;´Д`)

 

3ピースバンド。アンビエントを主体とする曲がメイン。

とにかく、綺麗。なんか、バンド音楽で浄化されるって表現は、違う気がしないでもないんだけど、

 

ぅわぁああああ(゚Д゚;)

 

っていうファーストインプレッション(ぇ

そしてなによりも、

 

 

ベースが美しい…。

 

 

え?弾いてる人の顔??

・・・まぁ、イノウエくん、オトコマエだから、あながち間違いではないんやが(;'∀')

そうじゃなくて、ベースの音なのよ、ベースの。

『Glassland』のFuruyaくんのギターとの音の絡み具合いなんかも絶妙で。

元々私自身が、めちゃ昔にフュージョン系を聴いていたこともあって(親の影響)。なんだか懐かしさを感じるところもあって。

それこそ、私よりももっと上の世代には刺さる音楽かなって思ったり。それこそ親の世代なんかは、インスト系=フュージョンって時代だったからね(T-SQUAREやカシオペアとか)。

 

後半でやっていた今年リリースになった『ThePhantom』がライブでは超よかった(*´ω`*)

イノウエくんのベースソロもかっこよす(^o^)

アンビエントって、正直ドラムの音のバランスが難しいんじゃないかなって思ってた。私の勝手なイメージだけど、どうしてもドラムの音って当たりが強くなるから、ヘタに鳴らし過ぎると(特にシンバルやハイハットの金属音なんか)、雰囲気壊しかねんよなぁなんて思いながら。でも、tsukasaくんのストロークが、うまく調和してるのは、全体のポテンシャルが高いからだろうな、なんて思いつつ。

さて、続いてはオンステージ。私的メインアーティスト登場、colspan。

去年もGWにcolspanを見ていたわけで。というか、半ばルーティン化するんじゃねーのくらいの勢いだったんだけど、今年は地元のフェスに出ないと来たもんだから。今回遠征することになった一因がこちらということで。

そしてこの10日程前に、2ndアルバムをリリースになったばかりということもあり、リリース後初のステージと。しかも今回のアルバムは、なかなか面白い曲も入っているし、なんならSNSで”アゲアゲセトリ”を公言していたくらいなので、そりゃwktkしないわけはないと( ̄▽ ̄)

 

そしてメンバー登場。…どうしてもcolspan見るのって、スパンが空いてしまうから仕方ないところもあるけど…、

 

毎回るーくんのファッションや髪型が違う気がするんだけど、それはキノセイってことにしてていい?(ぉ

 

しょーへーくんはほぼ変わらんし、うめだくんは帽子がなくなったくらいで、ここ2年程は変わらずだし。まぁ…それはいいねんけど(ぇ

 

TOPはアンセムの『Revolver』からスタート。もうじゃーん!って鳴って、しょーへーくんのリフ流れた瞬間に、

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

だもんな(笑)

この曲はしょーへーくんのループするギターリフからの、うめだくんの低音ピアノの序盤が、緊迫感があってめちゃくちゃイイ。

そりゃこれだけの強敵相手に対抗するには、これぐらい強気でいかないと、ハードパンチャーに立ち向かえない感はあるよね。

 

そして今回の2ndアルバムのリード曲(になるのか?)『Moment of Clarity』へ。

ピアノのメロディがフロアに流れていくと、昼間なのに夜の繁華街を思わせるような、きらびやかで彩りがあって、だけどどこか内に秘める孤独さが見えるような。それらが透けて感じる。

 

さらにアルバム曲を連続投下。ピアノの速弾きとるーくんのスネアから一気になだれ込む『Gladiator』へ。

フォロワーさんが好きな変拍子の応酬。もうこの単純に乗れない、身体が勝手に持っていかれる系、好き(≧▽≦)

中盤のベースソロからのピアノソロが入り、ギターがその上を絡むように音を紡ぎあげてくる。

 

実はこの曲は先行配信になった時に、思わずSNSに感想を書いたんだけど、この曲絶対ライブでのキラーチューンになっていくと確信していて。

というのも、後半でしょーへーくんの音だけになって、ピアノが少し鳴るとベースとドラムが入って全員が同じリズムを刻み始めるんだけど、ここは絶対手拍子ゾーンになっていくし、そこからるーくんのスネアが一気に場を盛り上げていく見せ所になるわけで。これは120%煽れるんじゃね?と(。-`ω-)

 

で、実際のところは…、

 

全員が入るところで、るーくんがお客さんに手拍子を促して。そうそう、それよそれ!…こっちもそう来ると思って手を挙げて準備してたところもあったんだけどさ(;'∀')>最前だったし余計に。

しかし慣れてないところもあってか、るーくんだいぶワタワタしてたんだけど(;・∀・)

・・・まぁしゃーないよね、多分今までcolspanの曲でそういう感じの曲がなかったってのもあったし、考えたら全員音鳴らしてるから、手拍子促せるのって、るーくんしかいないわけで(笑)>るーくんはその時はバスドラだけなので。

 

しかしながら、この後のMCで、

 

るー「ありがとうございまーす!盛り上がってますかー!…ちょっと俺、今足つってまぁまぁなことなってんねんけど。」

しょ「だって足こんなんなってんもんな(足伸ばしながら)」

るー「今朝車で来たんですけど、まぁ…渋滞で(汗)」

うめ「もう、ちょっとずつしか(アクセル)踏まれへんもんな?(手でポンピングの動きをしながら)」

 

・・・GWのバンドマンの移動はまじで大変・・・(;´Д`)

 

うめ「今回・・・(しょーへーくんは)奈良、(るーくんは)滋賀、(サポメンくん)京都、(うめだくんは)大阪と…それぞれの車で来てまして…」

るー「車3台(笑)」

うめ「関西各地から集結して、本日やらせてもらってます~。」

 

・・・京都のバンドなんだけど、メンバーが京都にいない(;'∀')>バンドマンあるある

アルバムの宣伝や、今後のライブ予定も告知しつつ、後半へ。『Raise』ではジャズロックが色濃く出て、ギターとピアノのかけあいは、まさしくジャムの雰囲気をもっている。この曲も場数を経ていくと、毎回違う風に聴こえてくるような、そんなアドリブ力が試されるような面白い感じ。

ラストは『Decision』。ピアノとベースが先導して、疾走感を生み出し、フロアへサウンドを放出していく。見ている側も、思わず頭振ってしまいたくなるような激しさもあって。ラストのドラムのなだれ込みからの、るーくんの”わん!つー!!”の叫びで、クライマックスへ。

25分の持ち時間がおそろしくあっという間過ぎてヤバかった・・・(;'∀')

 

と、ここからしばらく物販タイムという名の休憩。

今回のフェスは3つのピリオドに分かれていて、それぞれの区切りで物販タイムを設けている。というのも14組全部物販並べることができないので、フロアのところにテーブルを置いて、そこでそのピリオドのバンドが物販を行うと。

 

まだアルバムを買ってなかったので(サブスクでは聴いてる)、colspanの新譜をお買い上げ。うめだくんが物販に立ってたのでいろいろとお話。ワンマン行くよーとか、今度のライブ予定とかもざっくり聴いたり。

秋口に東阪でライブする予定でいることを聞いたので、予定を開けなきゃいかんな、なんて思いつつ。

あとちょっと気になったので、nohもお買い上げした。ちょっとじっくり聴いてみたいなと。

ドリチケ分は早々に飲んだので、追加でオリオンビールお買い上げ。フォロワーさんがバーカンでおつまみ買ってたので、それをいただきつつボリボリ。ちなみにテーブルがあったのは、フロアライブ側の最前柵のところ。

 

第二ピリオドスタート。まずはフロアステージ。RadicalHumanismから。

3ピースで、キーボード・ベース、ドラムの編成。しかし、なんかどっかで見たことある人がいるんだよな…。

キーボード・・・髪の長い…髭面で…、記憶をたどっていくと、意外とすぐに出てきた。

 

あ!

この人、見てるわ。

 

去年の8月に!(ぇ

 

そう、名古屋のバンドのサポートメンバーで、サポートメンバーなのに、白目剥いて暴れてる人・・・、

 

いとま氏イタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

名前がすっと出てこなかったのは不覚だったが、あの姿は強烈に印象に残ってるので(ぇ

で、バンドはというと…これがピアノをメインとしたどちらかといえばジャズロック系な感じ。私的にはストライク。ってか、今回のフェスはストライクばっかりなんだけどさ、基本(;'∀')

 

音楽は力強いんだけど、歌い上げる力が壮大で。それでいてところどころドラスティックな面もあって。

でもバンド名が”Radical”で、”drastic”と…意味合いは一緒だけど、ちょっと違うけど(;・∀・)

しかしながら・・・やっぱりいとま氏はヤバかった(;・∀・)

というのも、MCを彼がするわけなんだけど、

 

「今日はね!インストバンドばっかりですけども!みなさんがね!歌ってみればいいじゃないですか!かかってこいやー!!」

 

え?そういう系だったっけ???(゚Д゚;)

なんつぅかもぉ、びっくりしてたんだけども。さらにそれだけでは終わらず、2回目のMCの時に、

 

「みなさん、カレー食べましたか?食べてくださいね!」

 

と、宣伝するのはいいんだけど、

 

「すいません、僕にもカレーください。」

 

・・・マテ。今、ライブ中やぞ?(;'∀')>いとま氏

はっきり言ってジョークやんって思ってたんだけど、フロアライブなんで、ちょうどカレーを売ってるバーカンが演者の後ろに見えるんだけど、

 

 

・・・せっせとカレーよそってるやん(;・∀・)

 

で、ホントにカレー持ってきたΣ(゚Д゚)

ステージドリンクじゃなくて、ステージカレーなんて聞いたことないぞ?(;´Д`)

MCはベースの山元さんが代わりにしてたんだけど、いとま氏がカレーを黙々と食べてるもんだから、

 

まー、MCの内容なんて入らない入らない(;・∀・)

その1,2分の間にきれーに完食しきって、次の曲やってた(笑)>いとま氏

 

続いてオンステージ。Souvenirism。

こちらは4人編成。ツインギターが前に出てる感じ。

ポストロック系かなって感じだったんだけど、その通りだった。ギターが歌う系。

でも見てたら、メンバーみんな・・・なんというか、幼い感じに見えて。でも音は結構しっかりとしたパンチのある曲を演奏してるし。するとフォロワーさんが、

 

「あの子らまだ大学生(くらい)なんですよ。」

 

と。え?マジで!?Σ(゚Д゚)

曲の構成や演奏力がめちゃ高いんだけど。今日の出演者と遜色ないレベルだし…(゚Д゚;)

ライブパフォーマンスも見事で、ラストの『AbyssInBlue』は、圧巻。見事。

 

これでまだ20代前半って、底なしのポテンシャルやん・・・。

ちなみに余談だけど、韓国人フォロワーさんが彼らの曲を聴いてめっちゃ絶賛してて。韓国人でロック好きって、日本以上にマニアックな人しかおらんのやけど、その人らの耳を満足できるんだから、…海外に打って出れるくらいだと思う。マジで。

 

 

続いてフロアライブ。sense of life。大阪のバンド。

元々このイベントを知るきっかけになったバンド。LITEの大阪公演でフライヤーを配ってた時に、

 

「僕ら、5月JAMMIN’出るんですよ~」

 

って、…あの時たしかシンジくんじゃなかったかな?>フライヤー配り

(確認したら大キくんでしたね笑、すまん)

しほちゃんと来てて、このイベントのことを教えてくれたんで、あの時フォロワーさんたちと5/3は予定空けようって、速攻で決めた(^ω^)

その後、フォロワーのそえくんからも、”かっこいいんで、是非ライブみてください”と勧められたのもあって。

 

TOPで『Яe-birth』という曲でスタート。ピアノのメロディが優しく響く、おだやかな始まりから、ぐっと音が広がっていき、雄大さを湛えていく。

MCで、

 

「この『Яe-birth』は奇しくも海をイメージした曲なんですけど、Souvenirismが最後海の曲で終わって、そのまま僕らが海の曲でスタートになって…ホント、たまたまなんですけど、よかったなぁと思っています(笑)」

 

これもまた場の妙というところかな。よきよき(・∀・)

音としては、印象は芯がめちゃくちゃ強い。なんつぅか堅固というか(堅実じゃなくて)、ゆるぎないものがある感じがする。

女性のキーボードが入ると、一般論としてサウンドがしなやかというか当たりが柔らかくなる傾向があって(通説として)。

でも、私が見ているインストバンドでは、その説は一切持ってあてはまらんのよなぁと、しほちゃんのプレイスタイルを見てて思ったり。アレ、演奏した瞬間に、内面の鬼が出てくるんじゃないかってくらいなんだけど違う?(;'∀')

 

『mekuru』は完全にアンセムよね。もうみんな流れた瞬間にキタキタって顔してたし>お客さん

フォロワーさんもみんなで”ワン、ツー!”って叫んでたもんね。あれはまたライブで聴きたいね、ホントに。

 

 

次のオンステージはPEEK。

こちらもツインギターの音が厚い。音がデカいとかじゃなくて、音の幅というか、奥行きを感じる音というか。

べースがヘッドレスなのがちょっとびっくりした(;'∀')

思わずギター3本?って思ったし(ヘッドレスのギターは見たことあったけど、ベースは見たことなかったんで)。

 

サウンドとしては、私のイメージする”インストバンド”の根底そのものみたいな感じ。とにかくギターが歌う。歌ってるのよ。美しいのよ、音が。フォロワーさんも絶賛してた。これは納得。

MCほぼなしで演奏してたけど、なんだろ・・・うん、言葉はいらんね(そういう意味じゃない)

ラストに演奏した『DawnAlone』がよかった。なんつぅか、終わった後に満足感というか充足感というか、”いい音聴かせてもらった~”っていう気分にさせてくれる感じ。

またどこかでライブ見たいなぁ。できれば西でお願いします(ォィ

 

続いてフロアライブ。URATA24。

こちらも4ピースバンド。

TOPから今回のイベントのプレイリストで展開されていた『NinNin』を投下。ここでしっかりとお客さんを掌握しつつ、展開していく。

こちらもまたツインギターが前面に出る、歌うギター系。全体的にどこか親しみのある旋律が魅力。

技巧的というよりも、割とシンプルな感じがするんだけど、でもどこか日本人の根底にあるリズムやメロディが随所に感じられる音楽。

 

個人的におかしかったのは、2曲目にやった曲が、途中からドリフの聖歌隊のアレとか、ヒゲダンスとかのリズムにそっくりで、もう完全にドリフにしか聞こえなくなってたのは、だいぶ酔ってたからと思っておきたい(;´Д`)

こちらもまた25分の時間があっという間に感じた。え?あれ?っていう間に終わっちゃった(;'∀')

 

第二ピリオドの物販タイムで、だいぶ腰が痛いなとか(;'∀')

ずーっと立ちっぱなしだしね。そりゃそうだろって。

インストバンドって、ものすごい暴れた倒すほど踊るってわけじゃないけど(少なくとも私は)、身体はずっと揺れてる感じなので、膝と腰がまぁまぁキてたり(;・∀・)

 

で、第三ピリオドへ移るんだけど、ここでバーカンの辺りが騒がしくなる。

ちょうどバーカンの横が出入り口になってるんだけど、そこから複数の人がドドッとやってくる。どこかで見たことある人がいるなぁ・・・って思ってたら、

 

一人、緑色の髪の毛の人がいた。

 

 

ゆーきさん!?Σ(゚Д゚)

 

・・・そう、その複数の人たちというのは、ベルギービアウィークエンドの出番終わりのADAMatご一行様(;'∀')

やっぱりか、やっぱり来るよね~(笑)

ADAMat玉田さんと店長のキットさんは旧知の仲だし、しかも翌日は玉田さんのイベントもここで予定されていることもあって。

お客さんもBBWを挟んできてる人もいて。ADAMatのTシャツ着てる人まぁまぁいたもんなぁ…(定時で帰ろうのTシャツ)。

 

ということで、第三ピリオド。まずはフロアライブ。フォロワーさん推しバンド、ue。

前情報がいろいろありすぎたんだけど、そんなのが吹っ飛ぶくらい、音のエネルギーがすごかった。

初手からいきなりどかーん!とくる音が、みんなの目を見開かせるくらいに。

上手のギター、結構な確率でタッピングしてたんだけど、それもあって、メロディを強調するところと音を増幅させるところのメリハリがはっきりしていて。

演奏してる側の衝動もすごかった。熱かった~。

 

MCでは、センターでギターを弾いてるりょうすけくんが、

 

「こんな身なりで言うのは説得力ないんですけど、普段はフツーに働いていまして。今回10連休いただいて、気合入れるためにブリーチ2回してきました!」

 

ガッツリ気合はいってるぅ~(゚Д゚;)

 

「でも明後日には黒く染めます!」

 

会社員のつらみ~(;・∀・)

そう、これが現実(ぉ

それでもバンドと両立させて活動してるんだから、ホントすごいなぁと。純粋に思うわけで。彼らの動向はこれからも追っていきたいね(∩´∀`)∩

 

続いてのオンステージ。SALVALAI。

3ピースバンドなんだけど、…てか、正直なところを申し上げると、

 

ビジュアルが結構ごっつい(;'∀')

 

いや、別に特殊な感じではないんだよね。なんつぅか”漢”らしいっつうか(ォィ

多分ワトソンさんのビジュアルのせいもあるんだけど(ぇ

でも音楽がカラフルだし、ピアノの旋律がすごい丁寧な感じ。でも躍動感があってイイ(^ω^)

そしてベースがいいんですわ、ベース。ソロがもう絶妙な響き方で。強すぎずそれでいてしっかりと体全体に響くような、温かみのある音で。

 

・・・彼らまだ20代ってことにもビビったんだけど(゚Д゚;)

いや、だって、結構貫禄あるように・・・(ぉ

曲もプレイリストに入ってた『1-0』や『MORAL』も演奏してた(よね?

MCでは、関東以外でライブが少なくて、名古屋は関東以外で初めてライブしたところっていってた。いや、普通に関西来てよ(真顔

 

そしてこの時、バーカンの方をふと見ると、POLYPLUSのTシャツを着た人がいて。実はこの日私もPOLYPLUSのドルマンシャツを着てたのもあって。…ライブ行けてなかったけどさ(--;

そのTシャツ着てた人、なーんか見たことあるんだよな…って思って。んでよくみると、

 

金髪だったのね。その人。

 

金髪?(;'∀')

金髪・・・、んで、男性で…、

 

 

あ”

 

POLYPLUSのつーじーさんじゃね!?(゚Д゚;)

 

・・・どうやらビンゴ。ってか、なんか気まずかったのはここだけの話(ぇ

 

さて、いよいよ終盤戦。フロアライブ側のラストはSCGT。

SCGTと書いて”シチガツ(七歹)”と読むそうで。サウンドチェックの段階から、べースの音がえーらいバッキバキの音を出していて。思わず( ゚Д゚)ポカーンだったね。度肝抜かれたというか。フォロワーさんなんか、もう崩れてたもん。言っとくけど、まだサウンドチェックの段階で、よ?(;'∀')

 

で、実際のライブはというと…、

 

全部の音がエグイ(゚Д゚;)

一つ一つの音のパワーが、ダイレクトに体に突き刺さるような感覚。奥から突きあがる衝動というか。思わずみんながうぉおお!って声をあげるのが、めちゃめちゃわかる。

ってか、一番すごかったのは、Souvenirismのギターの子が、最前列でめっちゃ興奮しまくってた。演者が興奮するくらいだから、それだけすごいってことがよくわかる。

でも確かに音の衝撃というかエネルギーというか、音圧ががっつりくるんだけど、でも粗雑じゃないんよね。計算されているというか、がっちり作りこまれている感がすごくしてて。

 

でもMCはたどたどしかったのが、なんかギャップあって面白いというか(笑)

 

「5月になりましたね、シチガツです。」

 

と、ジャブ入れたりして(笑)>オザワさん

オザワさん、MCの際に小噺をするって言ってて、今回もお酒にまつわる話をしてて(内容ちょっと忘れたけど、”お酒は心の癒し”から派生した話してたはず笑)

 

実はイベントが終わってから、しばらくハコで飲んでたんだけど(成り行き上ね)、その中でメンバーとめっちゃ喋ってて。

(ベースのオクヤマさんや、ギターのサイトウさんとも話してて)

その中でオザワさんと、大阪来るなら小噺はしっかりネタをしこまないといけないよねって話をしてたりして(笑)

関西のお客さん厳しいから(ぉ

 

さて、いよいよトリ。JAMMIN’店長キットさんのバンド、TheHeySong。

結構サクっとスタンバイが終わってて、サウンドチェックで既にお客さん踊らせるくらいの音を放ってて(;'∀')

いや、やっぱすごい。5弦ベースかっこいいね!そしてアップライトあるのもポイントたかいね!

サウンドチェックで『Sunflower』やってたから、私知ってる曲そこで終了やんって思ってしまったんはナイショ(ぇ

 

で、本番なんだけど、

 

「どもー!JAMMINの店長でーす!一番偉い人でーす!」

 

から始まるキットさん。いや、あなたのおかげでこんないいイベントできたんだから、感謝感謝。

 

「インストバンドだけど…いきなり歌ものやります!」

 

はい??(;・∀・)

どういう意味??って思ったら、

 

ピアノのメロディが聴こえてくる。聴いたことある、みんなが知ってる有名曲…、

 

YUKIの『JOY』のカヴァー(;'∀')

まさかのそっちか(笑)

いや、本気で誰か歌うとかはないよ。だってインストフェスだし(ぇ

 

しかし、そのメロディを弾いているピアノ・・・、

 

TheHeySongのサポートメンバーも含め、全員白い衣装を着てるんだけど、そのピアノ弾いてる人をみて、フォロワーさんが、

 

「あれ、どうみてもイエス・キリストにしか見えん」

 

と。

・・・わかる人にはわかると思うけど、弾いている人は…、

 

再びいとま氏イタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

こっちでもサポートやっていたのか、キミは(;・∀・)

もはや別世界の人に見えるいとま氏が、まさかのJOYの歌パートをかわいらしく弾いている姿というのが。。。

 

いろんな意味で濃ゆかった(;・∀・)

 

で、肝心のTheHeySongのライブはというと、もう文句ないレベルなわけで(゚∀゚)

5弦ベースhshs民としてはこの上なく音の幅が広くてよきだし、さらにアップライトまでってなると。。。もう所作が美しいんですよ、所作!ピチカートの手先がね!美しい!(ぇ

 

中盤では一旦曲が止まって、

 

「みんなー!変拍子は好きですかー!!」

『うぉーーー』

「かかってこいやー!」

 

って、キットさんが煽る場面もあったりして。なぜそういう煽り方したんだろうか(;'∀')

さらに今回のこの長丁場について、

 

「なんでこれやろうと思ったのか…企画したんオレやって(苦笑)」

 

いろいろ大変だったんだなぁって思って。だってこのイベントのためのプレイリストも作って、各サブスクに流してたしね。

でもあれがあって本当に助かった。ほとんど初見のバンドだったけど(初見じゃないのはTheHeySongとcolspan)、やっぱり1曲でも知ってると知らないとでは、テンションの上がり方も違うしね。

なければないなりに楽しめるのは間違いないんだけど、あったらなお良しって。

 

アンコールもしっかり堪能して、最後に記念撮影して。

長丁場だったけど、ホントにあっという間に14組のライブが行われて。しかもこういう長丁場にはよくある間延びも一切なくて。

これってホントにすごいことだと思う。

 

キットさんが、年2回くらいしたいって言ってて(GWと正月にしようって言ってた)、このイベントはずっと続いてほしいなぁと。一般的にはマニアックなイベントだと思う。でも、こういうところから、ムーブメントが起こってくるわけで。

そんなきっかけになる場所は、一つでも多い方がいい。だから、また・・・次回も足を運ぼうと思ってる。ただ、次回は泊りで行こうかな(笑)>この日最終の新幹線で帰宅