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ロックインジャパン、感動のフィナーレ

ついに夢のような三日間も終わりが近づいてきた。アジカンを終え、テントに戻った僕はすべて片付けすぐにでも帰れる準備をした。

結局、最後はサザンでしめることにした。エルレは今後も見に行くだろうし、最後は友達と一緒に騒ごうと思って。
エルレは今日は出演してないものとして考えることにした(笑)。

そしてついにサザンスタート!軽やかにメンバー登場。一曲目は…「チャコの海岸物語」。あぁーいい曲だー。ふと、モニターを見ると、んっ!?歌詞!?なぜか音楽番組のように歌詞が流れる。
それから「フリフリ 95'」「マンピーのGスポット」「汚れた台所」などとライブはすごい盛り上がりを見せ、「真夏の果実」のイントロが始まった途端泣きそうになりなぜか自分の中でフェスのエンディングテーマ化して、一人この三日間の回想にふける(笑)。

それから「ミスブランニューデイ」、「勝手にシンドバット」「ホテルパシフィック」などキラーチューン炸裂。これでもりあがらんやつはいないだろう。

本編ラストは新曲「BOHBO NO.5」。たのしーっ。けど相変わらずモニターの歌詞意味わからない。曲によってでたりでなかったり。題名や重要な合いの手だけだったり。しかもかなりちゃっちい。
何かの曲では花火もでたし、明らかにサザンだけ金のかけ方が違った。

さて、当然のごとくアンコール。一曲目はrockin'on社長渋谷陽一に捧げますといってレッドツェッペリンの「天国への階段」カバー。これを一番ぐらい歌って最後の最後の曲、「みんなのうた」!
まさしく、みんなで合唱し最後を飾った。桑田圭佑が花火の時間だよ~といって「忘れられたBIG WAVE」が流れながら最後の花火があがる。

なんというすばらしい景色だ。こうして、夢のような三日間は終わりをとげたありがとう、ロックインジャパン!!!

三日目の夕暮れ

最終日ももうすでに四時、残り少なくなってきた。マボロシが終わった僕はとりあえず腹拵えのためハングリーフィールドへ。

このフェス最後のかき氷を買い、テントに戻ろうとしたらなぜか奥田民生のステージから木村カエラの歌声が。特別ゲストだ!すると人がまたばーっとグラスステージに。
僕はシートに座りかき氷を食しつつ木村カエラをモニターでみる。なんかすっごいファンキーな髪型だった気が。

ふと、どっかから歓声が!DJ BOOTHだ。お笑いライブ以外行ってないんで一回ぐらい行ってみようと思ってDJ BOOTHへ。

すごい人だかりで、「勝手にシンドバット」が流れてる。今だれだっけ…そうかふかわだ!ロケットマンじゃーん。てことで輪に入ることに。僕の中ではDJというとヒップホップとかR&B、レゲエ、テクノっていうイメージがあってこーいうJ-POP流す人はスクラッチしないのかとかよくわからないけれど、なかなか楽しかったな。

「samurai drive」「日曜日よりの使者」「エレクトリカルパレード」なんかはすげー盛り上がって、真ん中でくるくる回ってる男達がすごいうらやましかった。ふかわはたまに「1,2,3,4!」とか叫ぶ程度。

「ダイナマイト」が始まった時点で抜け出してハングリーフィールドでスパイシービーフ丼食べた後はアジカンを見た。全部曲がわかってしかもある程度歌えるとやっぱり楽しい。けっこう後ろの方だったけどはしゃいでた。

でも今日はずっと小さいステージだったからアーティストとの距離を感じた。まぁ遠いんだから当たり前ですが。

「未来の破片」がよかったよ!

このステージ、すべてマボロシ!

さーさー、ついにやってきたマボロシの出番。三日に二回もMUMMY-D見れるなんて贅沢。 まずマボロシバンドの面々がやってきてその後にギター竹ちゃん、迷彩TシャツにBBキャップという出で立ちで登場。色気のあるかっこいい大人だなまったく。そしてMUMMY-Dはジーパン、白のタンクトップにデニムベストというキムタクが着そうな格好で(笑)登場。

ライムスターもそうだったけど、マボロシも女の子の客が実に多い。けっこう意外だった。

一発目は「泥棒」。俺の仕事は泥棒~、でさっそく楽しい。それから「ワルダクミ」「マボロシの星」。タオル回したよ~。

このライブのキーワードはカレー。MUMMY-Dが宇多さんに暑い時にカレーを食うのもいいもんだって言われたことから、MUMMY-Dはこの暑い中で聞くとさらに暑くなる曲をカレーと呼んでいた。

MCでは「いやー俺たちマボロシ、基本的にカレー専門ですが、次の曲は…カレーです。」なんて。そんでもって「次のカレーを作るにはゲストを呼ばないと」ってことでチャネル、キン、キューゼロが登場!まってました「ブレーメン」!四人のマイクリレーがすばらしー。四人並んで隣を指差しながら「ブレーメン!ブレーメン!ブレーメン!ブレーメン?」てとこは見てて楽しそうだった。あれやりたい。

ブレーメンが終わると、チャネルとキンが帰ってキューゼロが残った。そしてMUMMY-Dから「次のカレー、どんな味だと思う?」と聞かれると、キューゼロが「マジはんぱないんじゃねーの?」って言って始まった「ファンキーグラマラス」。
KREVAバージョンなのにKREVAこないのかと思ったら、きたー!女の子もキャー!って言って前に圧力かかるかかる。
「おーい、すげぇきてんぞ SAY! マジでハンパない!♪」いやーマジでハンパなかった。

熱すぎるカレーを食った後は唯一の冷し中華「ハーコーHIPHOPスタイル」。ムーディーな感じで小休止。そして最後は「Slow down!」。

一番暑い時間帯の一番熱いステージが終わった。ありがてう、マボロシ!
関係ないけど…キューゼロが湘南乃風のHUN-KUNにしか見えなかった。

サザンとエルレの葛藤

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ここで一つ、当日の悩み事を。

ロックインジャパン最終日、この日は大きな問題をかかえていた。それは、最後の最後の大トリでサザンとエルレがかぶるってこと。

どっちも好きだしどっちも切れない。エルレはジャパサも対バンツアーもよかったし、夜の野外でトリとなるとまた細美名言でるかもしれないし
サザンはワンマンに行こうとは思わないけどここじゃなきゃ見る機会ないだろうし友達二人はサザンだしなんてたって僕は茅ケ崎人でサザンは茅ケ崎の誇りであって。。 とにかく悩む。この悩みはタイムテーブル発表されてから最終日の夕方まで続くのであった。

写真は関係ないけど前日の横山健ですっごいよごれたスニーカー。あ、これで携帯でとったフェスの写真がきれたー。

グローバーのちHOLSTEIN。

RADWIMPSの次はJACKSON VIBE。またすぐレイクステージに戻る。朝は一番きついから朝に連チャンとか避けたいんだけどねー。だって見たいんだもん!でも日陰に座って見る。

相変わらずグローバーはかっこいいなー。インドとのハーフらしいからねー。グローバーの声がすごい通る声でいいね~。1st、2nd両方聞いたけど知らない曲もいくつかあったな~。忘れてるだけかもしれないけど。新曲の「さよならヒーロー」てのもやったな。

ここのハイライトは間違いなく「朝焼けの旅路」アットホームダッド効果でこれが始まった途端ばーっと人がかけよる。「おー、すげー」と眺めてたら曲が終わった途端、今度はばらばら人が離れてく。世間てのは正直だね。以前麻波25がでた時もこんな光景だったとか。
僕がすげー好きな「Welcome to the fun」と一番最初のシングルをやんなかったのが残念。てか、おりゃスカスカが好きだーっ、スカスカが見たいーっ。

さてさて、ジャクソンをまったりバイブした後はホルをスタイン(変なテンション)。

ホルスタインは音源もってないけど、すげー気になってる人達だった。残念ながら後に今日のメイン、マボロシが控えてるから途中までしか見れなかったんだけど、かっこよかったな~。激しい激しい。

「今日俺たちは誰よりもロックして帰ります」の 言葉どおり、熱くて激しいライブだった。

ボーカルの動きがはげしくブラフマンのトシロウに似てて、MCも特にない媚びない姿もブラフマンを彷彿とさせた。ちなみにグッズ販売所でホルスタインは無料でデモCDを配布していた。今年はタダでもらえるものが比較的少ない気がしたからそーいうのもなんかうれしかった。

すこぶるかっちょええ「December」を聞いた後、急いでレイクに移動。次はマボロシだ!

RADWIMPS、若い!

テナーを見た後は急いでサウンドオブフォレストへ移動。
若き新星、RADWIMPSの出番である。移動中にすでに一曲目「なんちって」が始まっていて一番あがる曲が最後のほうしか聞けなかった。といってもすでにかなり疲れてたのでしきりのフェンスにつかまって静かにみてた。

このRADWIMPS、僕と同い年の20歳なんですが、やはり他のアーティストに比べてダントツに若い!いや、幼い!ギター、ドラムなんて特に少年の匂いが漂う。

それでもそんな彼らが骨太なサウンドをかもしだすからすごい。知名度は圧倒的に低いから今まで見た中では客も少なめで歓声やオイオイコールなんてのもあまり起きなかったけど、多くの人にインパクトを残したんじゃないんだろうか。

VO.野田は学部こそ違えぞ同じ大学らしくしかも一緒に行った友達の同級生だったらしく、そんなノディー(なれなれしい)がこんなイベントにでてこんなライブをかますなんて、なぜかジェラシー(笑)。バントとかまったくやってないのにね。

でも歌うまかったな。最後は「愛し」かなと思ったけど1STの代表曲「もしも」だった。これもなかなかいい。

これから期待の新鋭、サマソニにもでるみたいだしいったいどこまでのしあがるのだろうか。

ロックインジャパン、最終日スタート

ついに最終日になってしまった。あんまりそんなことは考えずこの日に力を使いきろう。

今日は一昨日、昨日に比べるとそこまで暑くない。何やら雨が降るかもだとか。それはやめてくれーと思いつつ今日はグラスステージの日陰にテントをはることに成功。

昨日と同じ店でかき氷(チェリー)を食べて、レイクステージのストレイテナーに向う。

Zeppのワンマン以来のテナー、いやー今日もかっこよかった。まずひなっちとナカヤマシンペイがチャリんこ二人乗りででてきてそれに続きホリエアツシゆったりと登場。前に圧力がかかる。

一曲目は「TRAVELLING GARGOIL」。あとは「REMINDER」「THE REMAINS」「MAGIC WORD」「ROCK STEADY」なんかをやったかな。

なんか本調子じゃなかったらしいZeppの時に比べてホリエ君は調子よかったみたいだし、ナカヤマシンペイも激しいドラミング。ひなっちは心なしかいつもよりおとなしかった。んで自分の二日間の疲労がたまってあんまら暴れられなかった。

それでも、「KILLER TUNE」のイントロが聞こえたら飛び跳ねた。まさしくキラーチューン。これが一番よかった。そして最後は「DISCOGRAPHY」。

いつも通り言葉少なだったけど、テナーの熱いパワーをもらった。最終日トップバッターの役目を大いにはたしたと言えるだろう。

二日目終了~

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実際はもう三日間すべて終わってしまったんだけど、レポ上では二日の夜なのでそこまでさかのぼる~。

さてさて、二日目のトリはミスチル…ではなくザゼンボーイズ。ザゼンはメロディアスじゃないし、ノリ易くはないからビークルに比べたら人はかなり少なかった。そして向井秀徳は意味わからない難しい言葉を連呼するからなぁ。ある意味宗教的というか恐くなる時もある(笑)。

それでもたまに神がかった名言を放つし、演奏ではヤバいテクを見せてくれた。迫力がハンパない。町田のヤンキーことひなっちはテナーの時以上に頭ふってるしチョッパーまでかます。オン・ドラムス松下あつしも暑苦しい怒濤の連打。ギターは名前わからないけど、ギターの紹介の後にはじまった「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」はめちゃくちゃかっこよかった。「Cold beat」の演奏もやばかった。・・・うますぎる!!

祭りスタジオから祭りセッションを経てやってきたザゼンボーイズ」を連呼し、曲名わからないけどアンコールの曲ではみんなで盆踊りしちゃったりした。

とりあえず、これにて二日目終了!この日はタイムテーブルの組み合わせがちょっときつかったなぁ。あぁもう一日しかないという寂しさも感じつつ、バスで阿字ヶ浦海岸に向う。

宿泊は二日とものぞみ温泉ていう温泉の貸し部屋。
なんだかんだで一泊5500円ぐらいかかったけど部屋きれいだし冷房あるしテレビあるし部屋に風呂があって源泉がでるという。そんなん聞いたことないよ。もちろん大浴場も利用可。では、朝七時すぎまでしばしの休憩を…。

BEAT CRUSADERS、あまりの人気に入場規制!

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ドーパンの次はビークル。時間がないからサウンドオブフォレストからレイクステージまでダッシュかます。
…が、間に合わなかった。最初から満員だったらしく中まではいれない。すごい遠くにみえるけれども顔は把握できない。仕方なくだいたいモニターみてた。

ベック効果もあると思うけど、なんどかお面軍団を目にして気になってた人や僕みたいに普通に聞くけどツアーにいくほど…って人にはうってつけ。なんてたって顔がおがめるもんね。

でもヒダカをモニターで見たら髪型が短くて全然お面の顔と一致しなーい。ウィーザーのリヴァース・クオモかパックンマックンのパックンにしか見えなかった。タロウとマシータはまんまだね。


一番最初の方は見逃したからわかんないけどP.O.Aの人気ある曲はだいたいやったかな?「JAPANESE GIRL」なんかもやった。最後は「FEEL」。やっぱベックの曲、「HIT IN THE USA」が一番盛り上がったかなぁ。なんにせよ中に入れなかった自分にはすべて不完全燃焼。まぁ仕方ない。疲れてたし。

ビークル終了後は一休み。今日ほとんど固形物を食ってなかったんで、ようやくビーフケバブにありつく。

ドーパンの前に

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こんなん食べた。スイカ一切れ100円!しかもけっこうでかい。そこまで冷たくなかったけど、まいうー。