2017年3月28日「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP8」からです。

 

絶対ドカ食いしなくなる!?

究極の肥満治療とは?

 
 
肥満が気になってダイエットするものの
食事や運動習慣の改善ができず痩せられない人が多い。
 

 

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日本人の4人に1人が肥満。

BMI25以上は糖尿病や循環器疾患のリスクが高くなる。

 

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肥満を解消する画期的な治療を行っているのが

東京千代田区にある四谷メディカルキューブ

 

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四谷メディカルキューブの減量外科・関洋介医師

 

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関医師が行っているのは内視鏡を使って

胃の中に風船を入れるバルーン治療。

 

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太り気味だった関医師も1年で体重約8kg減に成功。

 

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そして今回、この治療を希望する男性を取材。

 

太り始めたのは25歳前後くらいから。

 

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20年前と比べて20kg以上体重が増えてしまった。

 

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関医師が

「減量できないのはどういうところにあると思うか」と尋ねてみると・・・

 

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「夜6~7時にご飯を食べるのがベストだと思うんですが」

 

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「今の職業についてから、ここ10~15年やっていない」

 

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仕事の都合上、長年にわたり夕食を就寝直前にとってきた事が原因だった。

 

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「何か痩せるための努力はしてきましたか?」という質問に対しては

「35歳くらいまではスポーツクラブに入っていました」

 

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「ここ10年くらいは夜できるだけ軽い物を食べてお腹をいっぱいにして」

 

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「晩酌をしないようにして寝ていました」

 

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痩せるための努力をしてきたにも関わらず痩せる事ができずにいた。

 

 

バルーン治療前の身体検査を受けることに。

 

身長170㎝ 体重89.3kg BMI30.8と完全な肥満。

 

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腹部は106㎝もあった。

 

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バルーン治療当日

 

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内視鏡と共にシリコン製のバルーンを挿入し

生理食塩水を入れて膨らませる。

 

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いよいよ治療開始。

 

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バルーンが胃に到達したのを確認し生理食塩水を注入。

 

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どんどん膨らんでいくバルーン。

 

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バルーン治療は胃の容積を小さくして

食事の摂取量を減らすことが目的。

 

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従来使われてきたバルーンの寿命は6ヵ月。

 

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6ヵ月だと改善した生活習慣がまだ定着しない事が多く

リバウンドをてしまう人も多かった。

 

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そこで開発されたのが、国内初の1年の耐久性があるバルーン。

 

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リバウンドの可能性が減っただけでなく

減量のペースに応じて大きさも調整可能。

 

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また、縫合などの手術の必要は無く

 

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バルーンから内視鏡を取り外すだけなので体への負担も小さい。

 

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わずか15分で治療は終了。

 

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ただし、食習慣と運動習慣の改善も併せて行う事が大切。

 

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1か月後、検査に現れた男性はスッキリした体になっていた。

 

体重は約9kg減。

 

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BMIは30.8から27.7へ。

体脂肪率も31.9%から29%になっていた。

 

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大きく膨らんでいたお腹もスッキリ。

106㎝から98㎝と8㎝も減っていた。

 

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その他、中性脂肪が大幅に減少し、

空腹時血糖値も大きくダウンしていた。

 

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男性にバルーン治療を受けた感想を聞いてみると・・・

 

「治療後1週間は何か食べると吐き気を催したが

その後、違和感は全く感じなくなった」

 

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「今でも胃に何か入っている感覚は当然あるんですけど」

 

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「物凄い異物が入っていてそれを吐き出そうという感じは無い」

 

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「トンカツとかミックスグリルとか重たい物は食べる気がしない」

 

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バルーン治療は保険適応外なので

かかる費用は約60万円。

 

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以上が放送内容でした。

 

 

お金さえ払えば

「運動するのが嫌だから」

「大食いがやめられないから」

といった理由で誰でもバルーン治療を受けられるのか?

・・・・と思って見ていたんですが

「太ってしまった原因は何だと思うか」

「今までに痩せるための努力は何かしてきたのか」

という質問をしていたので

誰にでも安易に治療をしてしまうわけではなさそうですね。

 

 

「どうしても大量に食べてしまい痩せる事ができない人」や

特に「今すぐ痩せないと命が危ない」という人に行われるのが

胃バイパス手術、胃切除手術、ラップバンド手術ですが

体に大きな負担がかかる上に、

生活の改善ができない人は、せっかく手術を受けても

結局元の胃に戻ってしまって暴飲暴食してしまうと言います。

 

 

そして、このバルーン治療ですが

胃切除手術なといった減量手術に比べると

バルーン治療は体にかかる負担も小さいですし

費用も安くなっているため気軽に受けられる分

リバウンドする可能性が結構あるのではないかと思うんです。

 

治療を受ける本人に生活習慣を改善する気がなければ

いくらバルーンで胃を膨らませたとしても

結局また飲み食いしてゴロゴロして太ってしまうと思っています。

 

 

医療がドンドン進歩していく中で

最先端の治療法というものが次から次と出てきています。

 

そういったものに頼るのもアリだとは思いますが

最終的にはやはり自分の意志にかかっているという事を

忘れてはいけないのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

コメントのお返事は時間に余裕がある時にさせて頂いています。

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