こちらの記事の続きです。

 

今日4月14日は「タイタニックの日」なんだそうです。

 

 

 

アタクシとしたことが、肝心なことを書き忘れていました。

 

このタイタニック号の処女航海には

日本人が一人だけ乗船していたんです。

 

 

その人の名は細野正文

 

 

 

 

 

YMO・細野晴臣さんの祖父にあたる方です。

 

 

 

細野正文氏は、

「他人を押しのけて救命ボートに乗ってきた日本人がいた」

という白人男性の誤った証言によって

日本国内で「卑怯者」と、大きな批判を受け、

その結果、役職も解かれ平社員になってしまいました。

 
それに対し正文氏は一切弁明をせず
その不当な非難に生涯耐えたといいます。
 
 
ところが正文氏の死後、
救助直後に残した事故の手記が発見され、
その後の調査からも完全に人違いであった事が確認されています。
 
 
細野正文氏が乗り込んだ救命ボートは10号。
「人を押しのけて乗ってきた卑劣な日本人がいた」と
証言した白人男性が乗っていたのは13号ボート。
 
 
そして、その13号ボートには
中国人男性が乗っていた事も明らかになっています。
 
 
 

 

 

1998年6月7日に日本テレビで放送された

「知ってるつもり!?」でこの事実を初めて知った時

あまりの悔しさに卒倒しそうになったことを今でも鮮明に覚えています。

 

 

そして

 

「言い訳はしないって立派なことかもしれないけどそれも時と場合によるでしょ!」

「濡れ衣を着せられても言い返さないなんてそんなのないよ!」

「だってそのせいで家族・親族みんなが長年に渡ってどれだけ辛い目に遭ったと思ってるの!?」

 

と、小梅太夫なみに「チッキショ~!!」っとなったことも。

 

 

 

 

 

細野晴臣さんが「知ってるつもり!?」の中で語っていましたが

もしこの時、お爺さんが亡くなっていたら

細野晴臣さんはこの世に存在していないわけです。

 

 

4月14日というこの日を、

細野さんは毎年どんな気持ちで過ごされているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 


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