2015年11月20日「巷のリアルTVカミングアウト」からの情報です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「痩せればキレイになれる」

女性なら誰でも思う、ごく普通の願望。

しかし危険なダイエットで骨と皮だけの姿になってしまった人もいる。

今急増している摂食障害の現実とは?



●摂食障害で体重34kgからの生還

東京都 金子浩子さん(26)の告白。

今から7年前、東京の大学に進学し一人暮らしを始めた浩子さん。

大学ではすぐに友達もできキャンパスライフに胸を膨らませていた。

その頃は友達も驚くほど食欲旺盛だった浩子さんだったが
この後 ひろこさんを過激なダイエットに誘うある出来事が・・・


それは大学2年生の時のこと。

ちょっと気になるクラスメートの男子が浩子さんの家にきて二人でレポート作成をしている時に
「もう少し痩せた方がかわいいよ」といった。

ショックだったものの、でも半分はその通りだなと思い
「痩せたら彼ももっと簡単に振り向いてくれるかな」と思った。

だが、この時この彼が言った一言が彼女の人生を狂わせる全ての始まりだった。


彼の言葉がきっかけでダイエットを決意した浩子さん。

2009年秋、この当時の浩子さんは
身長155cm 体重57kg 体脂肪率35%のぽっちゃり体型。

学校が終わったらまっすぐジムへ。
一週間に3~4回ペースでジムへ通い運動した。

家に帰ってからの夕食は何と豆乳一本だけ。


そして 大学での様子はというと、
大学に進学したものの将来の自分に目標を見失いつつあったが
ダイエットの成果があらわれ始めたのはそんな時だった。

ダイエット開始 3ヶ月で5kgの減量に成功。

「自分はやればできる」という感覚と、痩せていく達成感と
「体重だけは自分で支配できる」「自分で頑張っただけ報われる」という高揚感があり
大学生活での目標を見失っていた自分にとってダイエットが新たな目標になった。


「頑張った分だけ数字にあらわれて結果が見える」
この事が浩子さんをダイエットにのめりこませる原因になっていった。

そして周りからも「痩せた?」「なんか痩せて可愛くなった」と言われるようになると
人生で初めて「痩せた?」と言われた事が快感になりダイエットが生きる目標になってしまった。


しかし、徐々に食事のカロリーが気になるようになると
普通のランチのカロリーが怖くて食べられないようになっていき
もう痩せる方にばかり囚われてしまっていて
彼に好きになってもらえるかどうかも、もうどうでもよくなっていた。


友達との付き合いも性格も変わってしまい、魔物が乗り移ったような感覚だった

その頃食べていたのは海藻類。
一口で30回、よく噛んで食べた。

お腹が空いても「お腹はすいてない」と言い聞かせ無理やり食を細くする生活に。


こうしてダイエット開始10ヶ月後、57kgだった体重は40kg
17kgも減っていた。

そして体脂肪率は15%に。


だが、浩子さんは
「まだこんなにお腹が出てる」
「何で体重が減ったのにこんなに太ったままなの?」
ろ、十分痩せた後も太っているようにしか見えなかった。


自分を否定的になり、食べ物をほとんど受け付けず、気づかない内に拒食症になっていた

精神的にも追い込まれ「痩せ過ぎじゃない?大丈夫?」と心配する友達の言葉にも耳をかさないどころか
逆にそう言われるのが嫌だった。

自分が太っていると思い込んでいた浩子さんは「痩せすぎ」という言葉を受け入れられなくなっていた。


しかし体には異変が・・・・

痩せすぎで肉がなくなり尾てい骨が飛び出して座ると激痛が走った。



ダイエット開始1年半後、体重は34kg。23kgも減っていた。
さらに35%あった体脂肪は5%以下で計測不能。

しかし浩子さんは「体脂肪を制覇してやった」という気持ちと痩せた自分が嬉しすぎて
「私は無敵だ」という気持ちでいっぱいだった。

この時の浩子さんは骨と皮だけだったが、彼女はこの状態でももっと痩せたいと思っていた。

自分の健康状態を正常に判断できず、痩せることしか考えられない危険な状態に陥っていたのだった。



そんな状態でもアルバイトを続けていたが、拒食症による体調不良でミスをするようになってしまい、
「自分のせいで店長に迷惑をかけた」というショックから、ありとあらゆるものを食べるようになった。

「食べだしたらもう止まらない」という感じになり
更には寝てる間にも無意識の内に食べてしまっていた。


拒食症から過食症へなっていた浩子さんは
食べた後にカロリーが気になり食べては吐くの繰り返しをするように。

34kgだった体重が半年後には55kgになり1年後には66kgと32kgも増えた。



2012年春、大学卒業と同時に実家暮らしへ。

ところが 過食症は治らず
「もう死んだ方がまし」と言う浩子さんを見たお母さんに連れられ病院に。

そこで医師から「摂食障害」と言われた浩子さんは

「自分は病気だった」
「でもちゃんと見てくれる先生がいる」

と、ホッとしたという。 



●摂食障害を乗りこえた方法は?

認知行動療法という精神科の療法

摂食障害は精神的要因が大きく
「痩せている友達と一緒にいた時に自分を醜く思いストレスを感じ食べなくなる」
「明日から絶食すればいいやと思って過食してしまう」
など、今まで摂食障害を引き起こしていた思考や行動をこまかく煮詰め直し
否定的だった思考パターンを変え、過去の自分と向き合い摂食障害を克服していく精神状態を作る。


生活改善としては
「主食を野菜にして食べる量減らす」「毎日7km歩いて運動する」などを実行した。


そして摂食障害を克服できるようになった一番大きな理由は
同じ摂食障害の人達と出会い、食育ボランティア団体を立ち上げたこと。

様々な人たちとふれあい食の大切さを学んだ。

現在はカロリーも気にせず体重計にも乗らなくなり摂食障害の症状はほぼ回復している。


「なんて馬鹿なことをしたんだろう。今考えたら不器用な自分そのものだなと思う」
「摂食障害が身近な病気で、安易なダイエットの怖さを実感した」
「真面目・頑張り屋・完璧主義の人ほど摂食障害になりやすい」

とコメントしていた。


以上が放送内容でした。


番組をみた感想はこちらです。

 

 

 

 

 

ダイエットにハマった女たち・ビフォーアフター画像&番組を見た感想「巷のリアルTV」11/20

 

 


浩子さんのビフォー・アフター画像はこちらからご覧ください。

 

 

 

 

 

 

ダイエットにハマった女たち、ビフォーアフター画像「巷のリアルTVカミングアウト」11月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイエットアプリにハマりすぎて餓死寸前の拒食症に!?

 

 

 

 

 

 

 

 

174cmで体重39kg、拒食症で亡くなったスーパーモデルが発端「やせすぎモデル雇用禁止法案」

 

 

 


痩せたいなら正しいダイエットで健康的に美しく痩せましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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