≪2011年10月23日にアップした記事を再編集したものです≫
「太っている人がダイエットするのは、どのような感じなのだろう」
そんな思い付きから、あえて太ることにチャレンジしている男性がいます。
彼は、もともとは割れて盛り上がるほどの筋肉の持ち主。
誰もが憧れてしまいそうな体型を誇っていたにも関わらず、
今まで継続してきたエクササイズを一切やめ、
制限のある食生活も一転して食べたいだけ食べ続け、結果、見事な肥満体になりました。
そしてこの挑戦の過程を自身のブログで報告。
すると、米放送局ABCの人気番組「グッドモーニングアメリカ」や多くのメディアでも紹介されるなど、いま、注目を集めています。
公式ブログや米放送局ABCなどによると、この男性は米国に住むドリュー・マニングさん(30歳)
彼は子どもの頃から運動やフィットネスが大好きで、成長するにつれて本人曰く
「エクササイズ中毒のレベル」にまで達してしまったそう。
現在のお仕事も医療関係の本職の傍ら、
副業として運動と栄養学双方からフィットネスを伝授するパーソナルトレーナーを務めるなど、
彼の生活すべてが「健康体であること」中心に回っていました。
そんな「生まれてこのかた、ずっと健康体だった」ドリューさん。
しかし、常々クライアントから
「肥満体から痩せるのがどれほど難しいか、それは体験した人でなきゃ判らないよ」
と言われてしまい、考えてみると確かに理解できない。
そこで彼は、もっとクライアントの身になったトレーニングやアドバイスができないかと、自身も一度太ってみようと考えたのです。
もちろんドリューさんには、たとえ太っても
「自分が持っているフィットネスのノウハウを使えばまた痩せられる」との自信があり、
その効果も人々に知ってもらいたかったとのこと。
そうした背景から今回のプロジェクト「Fit2Fat2Fit」(「健康体からデブへ、そしてまた健康体へ」)が生まれ、
今年5月の開始とともに、公式ブログも開設しました。
プロジェクト開始の当日は、“好きなだけ食べる”とはいえ、大食いにまだ慣れていない胃にはドーナツ7個しか入らなかったそう。
しかしその後は食欲も増し、今度は「食べなきゃいられない」状態になりました。
「空腹の傷みは肥満体になればなるほど辛い」という“発見”もあって、食べる量はどんどん加速。
たった1か月で10キロ近い増量に成功しました。
そして5か月が過ぎた現在、
プロジェクト開始時は188センチ、体重87.5キロだった体型も、今では32キロ増の119.4キロ。
当初の予想では多くても22キロ程度の増加と考えていたドリューさんにとって、これは驚きだったようです。
そして胸囲、ウエスト、ヒップはおろか、首周りまで太くなってしまい、変動がなかったのは二の腕だけなのだとか。
プロジェクト開始時と現在の写真を見比べると、とても同じ人物とは思えません。
しかも、変化があったのは体型だけではなく、体力は「自宅の階段を上がるだけでも息切れがする」ほど低下し、
逆に“なまけ度”はアップして「お腹が空いても、キッチンまで歩いていくのも、なんだかめんどくさい」
そして集中力もなくなりイライラしやすくなった彼は妻のリンさん曰く
「まるで生理前の女性みたい」で、さらに驚いたことに、
血液検査の結果では男性ホルモンが減少していることも判明しました。
ただ、太ったことで何よりもショックだったのは、
2歳になる娘と思い切り遊ぼうにもそのエネルギーが無くなってしまったこと。
ドリューさんが太ったことは、家族の生活にもかなりの悪影響が出てしまったようです。
プロジェクトの開始直後はそれなりに楽しんでいた“変化”も、
今ではネガティブなことが多すぎて辛いだけ、とこぼすドリューさん。
それでも計画では、太り続ける期間はまだ残り1か月間あります。
そして、その後に始まる減量期間も「絶対に過酷ものになる」ことが見えているため、
現在は何やらモチベーションが下がり気味のようです。
でも、彼の体を張った「Fit2Fat2Fit」プロジェクトの結果如何では、
今まで痩せられずに悩んでいた人々に大きな希望を与える可能性も。
プロジェクトが終わりを迎える来年5月には、立派にもとのムキムキの体型に戻ってくれることを祈りたいですね。
☆ドリューさんの過去5か月間の体型変化(公式ブログより)
身長:188cm→ 変化なし
体重:87.5kg→ 119.4kg
ウエスト:87.6cm→ 120.6cm
胸囲:106.7cm→ 116.8cm
ヒップ:100cm→ 128cm
首周り:43.2cm→ 45.7cm
二の腕:43.1cm→ 変化なし
あっ!スイカ泥棒~~~~!笑
しかし凄いお腹ですよね。臨月みたい。笑
痩せたいアナタが、ダイエットの専門家の指導を受けるとします。
その時にアナタが指導を受けたいのは、
「生まれてから一度も太ったことがない専門家」
「肥満に苦しみ、紆余曲折の努力を重ねた結果痩せることができた専門家」
さて、どちら?
おそらく多くの方が後者を選ぶのではないでしょうか。
特に女性はそうだと思います。
なぜなら女性というのは人とコミュニケーションを取る際、
「同調する」「同調してもらう」という事が重要になるからです。
ではそれをこの場合に当てはめてみましょう。
痩せたいアナタに対し、一度も太った経験のない専門家から
「そんなに食べるから太るんですよ。食べ過ぎないで下さい」
そう言われるのと
過去に太った経験があり色々なダイエットを研究した専門家から
「分かります。食べてはいけないと思うほど食べたくなってしまうんですよね
でもこのままでは体にもよくないし頑張りましょう」
そう言われるのと、どちらの話で「よし!頑張ろう!」と思えるか。
答えはもちろん後者になるわけです。
その観点から捉えれば、今回のドリューさんの挑戦には大きな意味があると思います。
ただ「なんか違うんじゃね~の?」と思ってしまうのは、
『貧しい家に生まれ、どん底の貧乏生活をしていた人が血の滲むような苦労の末、成功して大金を掴む』
というのと
『大金持ちの家に生まれ育った人が「貧乏人の苦労と努力を経験したい」と言って大豪邸からわざわざ6畳一間の安アパートに暮らしてみた』
というぐらいの違和感を覚えるところです。
確かに、何の苦労も知らず豪邸で何不自由ない暮らしをしているよりも
「苦労を経験してみる」という点では良いことだと思うんですが、
どうも「貧乏ごっこ」「苦労プレイ」に思えてしまうんですよ。
なんて言ったらいいのかなぁ・・・・・
「らりっくま」made in china みたいな?
「キンキンキッズ」made in china みたいな?
違いますね。
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