≪2010年05月31日にアップした記事を再編集したものです≫
食欲抑制物質「レプチン」についてです。
１９９４年に肥満遺伝子の研究の際、
満腹中枢を刺激して食欲を抑える「レプチン」という物質が発見されました。
人はお腹が一杯になると食べるのをやめますが、
それはレプチンが脂肪細胞から分泌されて脳の視床下部の満腹中枢を刺激するから。
だから人は食べるのをやめる事が出来るわけです。
＊これと同様のものに「セロトニン」があります。
また、レプチンが増えるとヒスタミンという物質も増加する事がわかって来ています。
ヒスタミンもやはり食欲を抑制してくれる物質です。
「早食いはいけない」と昔から言われ続けていますが
それはただ単に「消化に悪い」という事だけでなく
レプチンが分泌される間もなく食べてしまうのでつい食べ過ぎてしまうわけです。
これがダイエットにとって早食いがいけない大きな理由の一つです。
では、ダイエットやリバウンドが原因でレプチンが出にくくなってしまった体から
「レプチン」を分泌させるのにはどうしたらいいのでしょうか。
その方法として最も効果的なのが「亜鉛」です。
亜鉛にはレプチンの分泌を促進させる効果があります。
【亜鉛を多く含む食品】
牡蠣、うなぎ、するめ、たらばがに、帆立ししゃも、たらこ、あさり
レバー（豚・鶏）、牛肩肉、牛モモ肉、牛ロース
大豆（納豆・きな粉・豆腐,・おから・味噌)そら豆、ブロッコリー、
ホウレン草、おくら、さやえんどう、枝豆、ごぼう
ひじき、わかめ、舞茸、しめじ、えのき、干ししいたけ、のり
そば、ゴマ、アーモンド、カシューナッツ、松の実、
かぼちゃの種、ひまわりの種
黒米、赤米、小麦胚芽、緑茶、抹茶、ココア
ナチュラルチ－ズ、スキムミルク、牛乳、卵黄
バナナ、いちご、キウイ・・・etc
亜鉛を多く含む代表といえば牡蠣ですが、
全体的に見ると肉類全般に多く含まれるほか、
豆類、魚介類、海藻類、種実類などにもたくさん含まれています。
キレイに痩せる為のスーパー食材【禅食】にはこの亜鉛を含む食材も多数使用されています。
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また「亜鉛」は特に日本人に不足している物質で
これが足りない場合以下の症状が出る事が多いです。
＊肌荒れやシミが目立つ
＊爪が変形・変色
＊抜け毛
＊生理不順
＊精力減退
＊疲れやすい
＊立ちくらみ
＊味覚障害
心当たりのある方は、今一度自分の食生活を見直されてはいかかでしょうか。
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