「買って!買って!買って!」と泣き叫んでいる子供がいますよね。
でもその理由はお母さんの態度を見ればすぐ分かります。
子供に対して毅然とした態度がどこにもないからです。
子供というのは大人が思う程バカではありませんから
親が絶対に買ってくれないと分かっていればこんな態度は取らないのです。
けれど、こういう子供は分かっています。
泣いて騒げばこの優柔不断で甘っちょろい母親が
「もぉ~しょうがないわねぇ~。 じゃ本当に今日だけよ」
と言って買ってくれる事を。
『知っているから毎回泣いて大騒ぎする』
つまりそういう事です。
あんなに絶対頑張ろうと思ったダイエットなのに突然襲ってくる空腹に耐えかねて
「一口だけ」のつもりが二口になり三口になり、結局あるだけ食べてしまった、
そんな経験ありませんか?
それはアナタの脳が知っているからです。
「お腹が空いた!」「何か食べたい!」と大騒ぎすれば
「もぉ!しょ~がないわねぇ!じゃ一口だけよ」と言って
ありったけの食べ物を与えてくれる事を。
『知っているから毎回大騒ぎしてアナタを困らせている』
つまりそういう事です。
全ては「毅然とした態度」
そこにかかっている事を知って下さい。
私だってたまに凄い空腹感に襲われる事はあります。
でもその時不安に陥ったり、焦ったりしない事にしています。
お腹が空いたらまずこう思うんです。
「毎日あんだけ大食いしてたんだからそりゃお腹も空くわな」
こうドッシリ構えるだけで脳からの「食べたい」信号は薄れていきます。
そしてその次にこう思います。
「何もやらなきゃ仕方なく溜まった脂肪を食ってくれるだろう」
そして気分転換に好きな音楽をかけて
お茶でも飲みながらお気に入りの写真集をみたりする。
すると結構あっと言う間に空腹感も消えていってしまいます。
「泣こうがわめこうが必要以上はやらない!」
という毅然とした態度に脳も次第に完全降伏してくれます。
大体、物凄く大量の食べ物を食べてしまう人と言うのは
「たくさん食べる習慣」がついてしまっているのです。
特に長年に渡って大食いの習慣がついてしまった場合、それを打破するというのは簡単ではないかもしれません。
でも悪い習慣というのは何としても打破しなければ何も変わっていかないという現実があります。
まず、その部分を自分でしっかり認識する事が大事だと思っています。
欲しい物は何でも与えられ、泣けばどうにかなると甘やかされ続けてきた脳を
揺るがない決心と毅然とした態度で、どうぞ良い脳に育て直していって下さい。
ダイエットの成功・不成功の決め手はアナタ自身の中だけにあるのですから。