ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡 -88ページ目

ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com


前回、優れたコーチには、肯定力と承認力があると述べました。

コーチの肯定力と承認力は、人材を養成する核心的なスキル「質問力」として表現される例をあげました。

今回は、この質問力について、さらにご一緒に考えてみましょう。

「質問上手は、聴き上手」は、コーチの真言です。

ポイントは、クライエント様が答えやすい質問にすると、会話は弾みます。楽しくなります。とても大切なポイントです。

このことを前提にして、

今日は、「1.開かれた質問」と「2.閉じられた質問」という質問の基本的な考え方を学びます。

1.開かれた質問とは、質問された人が自由に応答ができる質問と言う意味です。

 例:「どのようなことに関心がありましたか?」

   この質問への応答は、趣味、ライフスタイル、職業、恋愛など

   自由に応答できる質問になります。


2.閉じられた質問とは、質問された人が、Yes か、Noでしか答えられないような限定的な応答しかできないような質問のことです。

 例:「食事に行きますか?」

     この質問への応答は、「行きます。」か、「行けません。」のどちらかに限定

     されますね。

では、会話が弾む質問、発言が多くなる質問は、どちらでしょう?

もちろん、開かれた質問にしたいですね。

では、あまり話したくない人、話題・事柄への質問は、どのようになりますか?

閉じられた質問になりがちですね。

私たちは、人・話題の内容によって、開かれた会話、閉じられた会話になるのです。


クライエント様やメンバーの「心を開く」質問をするコーチは、「自ら心を開く(オープン・マインド)ことが大切です。


でも、心閉ざしている人を「開こうとする」のは、望ましくありません。

こんな時は、「この席にいることに耐えられそうですか?」と質問すれば、

「たえられる」「耐えられない」と答えられます。

どちらにもメリット、デメリットは、有るのですから、相手に配慮しながら上手に使い分けることもコーチの質問力になります。


コーチのオープンマインドが、それを可能にします。


次回は、「開かれた質問」について、もう少し学ぶことにしましょう。


今日から、スキル編です。


すぐれたコーチの特徴は、肯定的な態度と言葉がけ。

それを私は、「肯定力」と「承認力」と言います。

人々を支持・支援しようとする者が、一番身に着けたい神髄ともいえます。


コーチの能力とは、肯定力と承認力と言っても過言ではないでしょう。


以下は、クライエントとコーチの会話の例です。


クライエント(以下、Cl)「わかりません」 

コーチ(以下Co) 「わからないと、発言してくれてありがとう。どこがわからいか、私に教えてくれませんか?」


Cl「宿題は、できませんでした。」

Co「宿題ができなかったんですね。いま、どんなお気持ちですか?」


Cl「私、あの人が嫌いなんです」

Co「あの人が嫌い。その嫌いな点について、いまお話しできますか?」


Cl「上司に相談は、していません」

Co「相談してみようと思ったことは、ありますか?」


Cl「会社を辞めたいんです」

Co「会社を辞めたくなるほど、辛いことがあったんですか?」


Cl「なにをやっても、うまくいきません」

Co「いろいろと努力してきたけど、期待される結果に至らないということですか?」


Cl{あの人は、そういう人なんです」

Co「あの人に、どうなってほしいのですか?」


Cl「目標が高すぎます」

Co「どのくらいの目標なら、いいのでしょうか?」


Cl「営業先で、いろいろありまして」

Co「営業先で、どんなことがあったんですか?」


Cl「資料が作れません」

Co「どんな資料の作成を期待されているのでしょうか?」


おおよそ、こんな感じです。

よき質問は、クライエントさまの状況を「もっとよく理解したい」という願いから発せられると私は理解しています。



これは、メンタルコーチングでも、スキルコーチングでも共通の基本的なスキルになります。

コーチングの理論③ 学習理論

コーチングが成り立つためには、信頼関係を前提にしたうえで、クライエントさまの学習意欲とコーチの人柄・知識・スキルがマッチングすることが大切ですね。

今日は、コーチングの学習理論に学びましょう。

R.M.ガニエらの「学習の6段階」をご紹介します。

学習の6段階とは、

 1.動機づけ ⇒  2.注意 ⇒  3.習得 ⇒  4.再現 ⇒  5.転移 ⇒ 


 6.自己内在化 

という6段階のことです。


1. 動機づけとは、彼らの学習意欲を高めるような動機づけを工夫することです。学習の効果や成果について一緒に考えます。


2. 注意とは、学習内容に関心(注意)を持つよう促すことです。学習内容に関連する彼らの印象や知識や経験について話し合ってもらい、学習内容に集中できるように配慮します。


3. 習得とは、ここで彼らが新しい知識や技能を習得する段階に入ります。習得とは、彼らが習得する知識や技能について記憶することです。この段階で、関連するさらに新しい知識や技能にも関心が向けられるようになります。コーチの能力・工夫が発揮できます。


4. 再現とは、学習の内容をさらに理解・記憶できるよう反復訓練と実践を繰り返すことです。確実に出来るようになる段階です。


5. 転移とは、異なる状況でも学習内容が応用できる、活用できる段階にまでステップアップすることです。


6. 自己内在化とは、学習の効果・結果が目標レベルに到達しているか検証し、さらなる学習意欲につながっているか確認する段階です。学習の自己内在化によって、実力がついたと実感できるようになります。

以上が、簡単にコーチングの基礎的な理論をご紹介させていただきました。次回からコーチング・スキルについて、ご紹介しましょう。