コーチングの理論③ 学習理論
コーチングが成り立つためには、信頼関係を前提にしたうえで、クライエントさまの学習意欲とコーチの人柄・知識・スキルがマッチングすることが大切ですね。
今日は、コーチングの学習理論に学びましょう。
R.M.ガニエらの「学習の6段階」をご紹介します。
学習の6段階とは、
1.動機づけ ⇒ 2.注意 ⇒ 3.習得 ⇒ 4.再現 ⇒ 5.転移 ⇒
6.自己内在化
という6段階のことです。
1. 動機づけとは、彼らの学習意欲を高めるような動機づけを工夫することです。学習の効果や成果について一緒に考えます。
2. 注意とは、学習内容に関心(注意)を持つよう促すことです。学習内容に関連する彼らの印象や知識や経験について話し合ってもらい、学習内容に集中できるように配慮します。
3. 習得とは、ここで彼らが新しい知識や技能を習得する段階に入ります。習得とは、彼らが習得する知識や技能について記憶することです。この段階で、関連するさらに新しい知識や技能にも関心が向けられるようになります。コーチの能力・工夫が発揮できます。
4. 再現とは、学習の内容をさらに理解・記憶できるよう反復訓練と実践を繰り返すことです。確実に出来るようになる段階です。
5. 転移とは、異なる状況でも学習内容が応用できる、活用できる段階にまでステップアップすることです。
6. 自己内在化とは、学習の効果・結果が目標レベルに到達しているか検証し、さらなる学習意欲につながっているか確認する段階です。学習の自己内在化によって、実力がついたと実感できるようになります。
以上が、簡単にコーチングの基礎的な理論をご紹介させていただきました。次回からコーチング・スキルについて、ご紹介しましょう。