今日から、スキル編です。
すぐれたコーチの特徴は、肯定的な態度と言葉がけ。
それを私は、「肯定力」と「承認力」と言います。
人々を支持・支援しようとする者が、一番身に着けたい神髄ともいえます。
コーチの能力とは、肯定力と承認力と言っても過言ではないでしょう。
以下は、クライエントとコーチの会話の例です。
クライエント(以下、Cl)「わかりません」
コーチ(以下Co) 「わからないと、発言してくれてありがとう。どこがわからいか、私に教えてくれませんか?」
Cl「宿題は、できませんでした。」
Co「宿題ができなかったんですね。いま、どんなお気持ちですか?」
Cl「私、あの人が嫌いなんです」
Co「あの人が嫌い。その嫌いな点について、いまお話しできますか?」
Cl「上司に相談は、していません」
Co「相談してみようと思ったことは、ありますか?」
Cl「会社を辞めたいんです」
Co「会社を辞めたくなるほど、辛いことがあったんですか?」
Cl「なにをやっても、うまくいきません」
Co「いろいろと努力してきたけど、期待される結果に至らないということですか?」
Cl{あの人は、そういう人なんです」
Co「あの人に、どうなってほしいのですか?」
Cl「目標が高すぎます」
Co「どのくらいの目標なら、いいのでしょうか?」
Cl「営業先で、いろいろありまして」
Co「営業先で、どんなことがあったんですか?」
Cl「資料が作れません」
Co「どんな資料の作成を期待されているのでしょうか?」
おおよそ、こんな感じです。
よき質問は、クライエントさまの状況を「もっとよく理解したい」という願いから発せられると私は理解しています。