ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡 -81ページ目

ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com

コンサルティングの要点について、人財育成の視点から述べています。

今回は、育成計画のマップづくりです。作表できると解りやすいのでが、画像だとよくわかりませんね。なので、なるべくわかりやすい文章にします。


育成マップ作りの三つの課題について


三つの課題とは、「事業課題」「人財課題」「環境課題」です。


①事業課題とは、経営の環境・条件の変化と事業課題を把握することです。

言うまでもなく経営環境は変化します。これに事業課題も対応しなければなりません。事業課題が変われば、必要とされる人材開発・人財育成が求められrます。


②人財課題とは、事業課題を解決するための人財育成の理念と人財の能力を明確にします。このときに職種・組織階層ごとの問題点を整理整頓し、育成課題を取りまとめることが大切です。なぜ、人材育成理念が大切なのか?という問いかけが間々あります。育成理念は、経営理念・哲学と密接不可分だからです。事業の人財の育成と配置にマッチングミスが生じないようにするためです。


③環境課題とは、自社の内外環境・条件・資源を把握し、人財の最適化構想にまとめます。以外に経営陣は、社外環境の変化は感じ取っていますが、社内環境の変化を明確化することが苦手のように感じています。だからこそ専門機関に外部委託(アウトソーシング)することが大切だと考えるようになったのでしょう。


この三つの課題を明確にしたうえで、育成計画を提案します。育成計画は、およそ三か年計画にするとよいでしょう。育成計画では、OJTでの推進計画とOff-JTでの推進計画を検討・立案します。


マップ作りの段階では、大項目と中項目程度の課題記述にとどめて、課題解決のきめやかな目標管理は、主管部署の管理職等に任せるようにします。管理者の能力によっては、支援体制を用意します。


人財育成課題の解決 その「三つの道具」についてご紹介します。

これは、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ(NTTLS)から学んだものです。

とてもよくまとめられていて素晴らしいと思いました。これを私なりに理解し、要約してみました。

(引用;http://www.e-cube.jp/about/core_service/item/page02.html

人材育成における課題解決のための「3つの道具」とは、

研修施策の効果を高める仕組み(道具1

現場で人を育てる仕組み(道具2) 

研修の効果測定・人材育成の見える化のための仕組み(道具3)

のことです。

道具1「研修施策の効果を高める仕組み」

NTTLSでは、「研修施策の効果を高める仕組み」として、「前工程」「研修中」「後工程」という三つの構成要素に課題を区分します。

「前工程課題」とは、研修の受講前に、参加者への動機づけ、意識づけ、課題への取り組みなどについて、運営関係者と合議しながら適切な支援を行うことです。

「研修中課題」とは、受講中の学び、姿勢・態度を把握し、今後の実践課題などを確認することです。

「後工程課題」とは、研修後にその学習をどのように職場で活用・反映させるか明確にすること。そして上司の支援の在り方なども明確にします。

 

このように三段階の研修施策について、関係者が共有することができれば適切な支援ツール(手引書、学習課題と内容、アクションプラン、レポート、評価、提案など)を選択することができます。

道具2「現場で人を育てる仕組み」

現場で人財を育成する仕組みとしてはOJT、キャリア開発、目標管理などがあります。それらの主なシーンにおける課題を明確化し、その解決策を講じます。例えば、自身の強み弱みを把握し、自律的な能力開発の意欲を高めたい。成果・業績を踏まえた、新たな課題を確認したい、などの課題を把握します。

 これらの課題解決には、「キャリアビジョン」を描く、自身の能力を測定するツールを活用して己能力開発課題を把握する。具体的な自己啓発メニューを活用し、自己課題を解決する。自己能力開発計画を「キャリア開発シート」にまとめる。これらを上司に提出し、面談を行う。面談で上司、部下間で合意形成を行う。上司はその計画の進捗を確認し、必要な支援を行う。その繰り返しを定期的に行います。

道具3「研修の効果測定・人材育成の見える化のための仕組み」

 例えば、経営陣など組織の上層部から研修効果の測定を要求されます。その対応として、

まず、効果を測定するための評価基準・指標を決めましょう。実際に役立つ効果測定法に関する情報を集めます。そして分析・解析結果を定期的に報告します。さらには、研修施策全般を振り返り、新たな課題を抽出、解決策(施策)を提示させていただきます。


以上簡単ですが、「三つの道具」についてご紹介しました。

今回は、「人間力」について、少しばかり考えてみましょう。

何故か?といえば、ビジネスマンである前に、私たちは等しく「人間」だからです。

人間をどのように捉えるか?

また人間の能力をどのように考えるか?

宗教・哲学のみならず学問の全領域が、人間理解に接近する試みでもあると言えます。

人財育成は、活動領域を区別する前に、全ての人間を対象にした人類の願いでもあると考えます。コンサルティングの場面でも、同じで社員・職員である前に「人間」として尊厳を持ち、誰からも尊重されるべき存在であるという信頼なくして、ヒトを人間として育むことはできない。私は、そのように考えます。このことは、カウンセリングでもコーチングでも強調してきたことでした。

私が「人間力」という場合、相互の信頼関係を育むための人間観が土台になると考えるからです。もし、経営者が、従業員をいつでも取り替え可能な機械的なモノ的人間と理解するならば、人財という考え方も、人材育成にも関心をもたないことでしょう。

集団組織に貢献できる人間(私)になる、社会・国家・世界に貢献できる人間(私)になる。

いつでも、どこでも、みんなに貢献できる人間(私)になる、

という一人称で自らの思考・情動・行動を自己規制できるような人間集団を構築できなければ、その集団・組織は持続的に活動することはできなくなると私は考えています。

だからこそ「人間力」について、まず経営者が、リーダーが理解すべきなのです。

さて、前書きはこのくらいにして、さっそく本題に入りましょう。

一般的な「人間力」の定義には、以下の定義があります。

ⅰ.「人間力とは、人間が有している力のことである。」(辞書的理解)

(広義においては、人間が有している「体力」「学力」など、「○○力」と表現できる「個別的な力」が「人間力」であるという考え方がある。狭義においては、行政の諮問会議などで用いられている「総合的な力」が「人間力」であるという考え方がある。)

ⅱ.内閣府の定義

「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」(内閣府;人間力戦略研究会報告書の「II.人間力の定義」2003

  内閣府「人間力戦略研究会」がとりまとめた「人間力」は、以下の三要素である。

*「基礎学力(主に学校教育を通じて修得される基礎的な知的能力)」、「専門的な知識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力。また、それらの上に応用力として構築される「論理的思考力」、「創造力」などの知的能力的要素

*「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」、「規範意識」や「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」などの社会・対人関係力的要素

*「知的能力的要素」および「社会・対人関係力的要素」を十分に発揮するための「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」などの自己制御的要素

これらの三要素を総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることと理解されている。

  (以上、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%8A%9B 参照のこと)

   

ⅲ.広島大学の「人間力」の定義について

 「本学では、「人間力」を、「知力」、「実践力」、「気力」、「体力」及び「コミュニケーション力」の5つの構成要素から成り立つ総合的かつ人格的能力として定義する。」

  (http://glc.office.tottori-u.ac.jp/Syllabus/Ningenryoku/kangaekata.htm )

  この定義の解説には、

「「人間」は「精神」と「身体」から成り立っている、という冷厳な事実から、知の実践を具現化するには、精神の力である「気力」と身体の力である「体力」が、「気力」のより高度な発展形態である「知力」を、「体力」のより高度な発展形態である「実践力」を、それぞれ、下支えする形をとる。同時に、最も基本的な、人間の相互理解を成立させる「コミュニケーション力」が、「気力」と「体力」を根底で繋いでいる。」

という相補的関連による総合理解を促していることが特徴である。

    人間=精神+身体

「気力」のより高度な発展携帯が「知力」である

「知力」=「気力」+「体力」

「体力」のより高度な発展形態が「実践力」である

   人間の相互理解を成立する「コミュニケーション力」=「気力」+「体力」

という、解釈である。

ⅳ.「松下村塾」の吉田松陰が、奨励した「人間力」の三要素は、以下のとおりである。

・ 志を立てること(立志=心を奮い立たせるような志を持ち)

・ 書物を読むこと(読書=人間力を高めるような本を読み)

・ 友を選ぶこと(択友=おたがいの人間性を磨き合える仲間と付き合う。)

私は、上記の中から、広島大学が定義した「人間力」が、総合的なバランスを高めるという意味で有効であると考えました。