ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡 -77ページ目

ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com

C子さんは、出産して現在育児休業中です。

そろそろ職場復帰する予定だそうです。

でも、C子さんは、そのことを思うと、気がめいるそうです。


C子さんは、復職すべきか、転職すべきか、迷っています。

転職も考えて、別の会社から内定もいただいているとのことでした。


迷い方は、次のようです。

安定した職場を望めば、復職したい。でも新たな職場にもチャレンジしたい。

でも内定した転職先は、福利厚生の点で不安、ということでした。


よく聴くと、「やりたい仕事に就きたいが、将来の安定した生活が望めるだろうか?」という不安でした。

C子さんは、経済的にも家庭的にも安定した穏やかな生活が持続できるようにしたいと考えています。


これは、どなたでも同じ思い、願いでしょう。

でも、現実にはなかなか実現困難な目標ではないでしょうか?


私は、今後、K子さんが想定できる困難を思い描いてもらいました。

彼女は、自分も含めた家族の病気が、予測される困難の中心にありました。

彼女が、次に予測した困難は、失業でした。とたんに経済的窮地に追い込まれることが大きな不安でした。住宅ローンがまだ30年あるということです。


私は、尋ねました。


あなたが病気になったときの対策はありますか?

医療保険と生命保険があります。


ご主人が病気になったときの対策はありますか?

医療保険と生命保険があります。


お子さんが病気になったときは?

私が付き添います。


もし、あなたが失業したときの備えは、いかがでしょうか?

備えはありませんが、次の就職先を探します。


ご主人が失業した時の備えは、いかがでしょうか?

備えはありません・・・・


(K子さんに不安が募る表情が覗えます。

こんな質問をした私にもイラっとしてした表情が垣間見えました。)


しばらくして、私が尋ねたことは、

「あなたがどれほどご家族を大切にしているのか、とてもよくわかりました。

ちょっと辛くなるかもしれませんが、あなたは人生には必ず死が来ると言うことを考えたことがありますか?」

「なぜ、そんなことを聞くのですか?私は仕事の相談に来ているのです。そんなこと考えたことありません」と怒りを表出されました。


「その通りですね。なぜこんな質問をしたのかというと、実はあなたが望む、安定した幸せな家庭生活は、想定される困難の中に自分と家族の『死』を想定しているかどうか、気づいて欲しかったからです。危機対応の力があれば困難に対しても安定していることができます。誰の人生にもいろいろな危機があると思いませんか?誰にも等しくある最大の危機が「死」ということだと思います。人生には「死」があると想定して、生きる意味を見出すことができるようになると、どんな仕事や環境・条件であっても幸せに安定していられるようになる。そんな学びをしたことはありませんか?」


<生きる歓び>に安定していられる人生にしたいと思いませんか?

それは、自分の外側にあるのではなく、自分の内側にあるのです。


どんな仕事にも、どんな条件・環境にあっても<生きる歓び><生きる幸せ>を

感じようとすれば、それを観じる能力が人間にはあります。


その能力を発揮できるような学習こそが、人間にとって最も大切な学習だと思いませんか?














A子さんは、夫B男からのDVに耐えかねています。

一方で、夫とうまくやっていきたいという想いもあります。


B男は、いつも「お前のせいだ、お前が悪いと」一方的にA子をなじり、暴力をふるいます。B男は、自分の否を認めようとしません。


自分が変わるしかないと思いつつも、

そんな夫の性格を分りながら、悔しくて怒りでいっぱいになります。

離婚も考えましたが、離婚する勇気がありません。


どうしたらいいのでしょうか?


という相談でした。


お話を聞いていると、お互いが意地を張りあって、譲り合わないことがケンカの要因のようです。


K子さんは、夫のDVに苦しみながらも「自分を変えたい」「うまくやっていきたい」と想いを抱いて、私を尋ねてくれたのです。そこが希望ですね。


ケンカのシーンを具体的に話して頂きました。

夫の小言が、ケンカのきっかけのようです。

「売り言葉に買い言葉」が悪循環になっています。

ネガティブな言葉の応酬になっています。


お二人には「自分の想い」「自分の言い分」を分ってほしい、と言う気持ちにあふれていました。それがぶつかり合うとケンカになる。そう自覚されていました。


お二人がケンカになる共通点は、相手に理解を要求し続けることにあります。


お二人の生育歴が気になりましたが、まずはコミュニケーションスキルの学習がご夫妻の危機回避になると思いました。


そこで、アサーションを学びながら、夫婦間の会話を改善することを提案しました。


まず、夫の小言にたいして、K子の言葉の返し方を学習します。

なるべく肯定的言葉で返す練習をします。


売り言葉を買わないように、どんな言葉で返すか、ロールプレーイングで学習を繰り返します。


どんな言葉で返すと、夫がどんな反応になるか。そしてどんな言葉が返ってくるか。

どんな言葉に、自分がネガティブに反応するか。

学習します。


K子さんの会話力は、飛躍的に向上し、夫との会話を楽しめるようになりました。

ご夫妻の会話には、肯定的な配慮が欠けていたこと。

想いを理解しようとすることによって、言葉遣いも変わることを体験したのです。


問題が生じたことによって、生き方を変える。

すると、生きることが楽しくなる。

苦労・困難を歓びに変える達人になります。

生きる歓び 事例① 子供の恋愛


K子さんの娘Y子(15歳)が、不良仲間の男子と恋愛関係になり、とても不安です。

その男子と何とか別れさせたいと、いろいろ努力しましたが、娘は言うことを聞かず会話も無くなり、時々外泊もするようになった。何とか彼から娘を取り戻したい。どうすればよいのか?という、ご相談でした。


K子さんの言い分

娘は、わがままを言わない、とても素直な子どもだった。

おけいこ事にも努力してきた。

彼ができてから、人が変わったように反抗的になった。

女の子だし、体のことも心配。

勉強もしなくなり、家に寄りつかない。

悪いことに巻き込まれるのではないか。

進学どころか、このまま非行に走ってしまい警察沙汰にならないか心配。


カウンセラーのほほんの対応

面接第一期; K子の不安な気持ち、心配事、娘Y子に対する想い、願いを傾聴・受容・理解する。家族に対するK子の想いを理解する。K子の家族観について理解する。


面接第二期;K子がY子や家族に対して、どんな努力してきたのか、またその効果はどうであったのか、傾聴・理解する。K子の思春期の思い出を振り返る。今後、K子が家族にできる可能な努力について、一緒に考え、できそうな努力から始め、その効果を確認する。Y子との関わり方の改善、Y子の担任と相談、家族の協力を得る。K子とY子との対話が始まる。(進路について)


面接第三期;K子の願い、夢を聴き、理解する。K子が家族の想い、願いに傾聴できるようになる。支配的態度から、援助的な態度に変わる。Y子高校進学を機に落ち着くようになる。Y子と面接(中学時代の振り返りとライフコースを描く、看護師になりたい。そのために準備を始める)。

K子、Y子の価値観、人生観の変容。⇒貢献と幸福の人生について、具体的な歩みが始まる。K子がカウンセリングを体験して学習したこと、その結果を確認して


K子さんの苦しみ悩みの始まりは、娘を非行から立ち直らせたいです。

表面的には、Y子をまともな人生に変えたいという願いです。


これは、K子のY子への強い愛情の現れです。ただ、K子の期待に反するY子の思考・情動・行動に困惑しています。


この困惑は、自分の想い通りにならないというK子の努力の仕方と結果への不安であり、Y子への憤りもあります。


それは、自分の人生の努力が、Y子の非行によって価値の無い物になるのではないかと言う恐れでもあります。不安は、自分の生き方や存在が否定されているという迷いになります。


K子の苦悩の中に、自分の愛いに、Y子は答えるべきだ、という想い込みがあります。

自分の愛と期待に叶う結果を求める気持ちが、一層苛立ち・不安を増幅します。


現象の変化に一喜一憂するのは、私たちの常ですが、自分の都合の良い結果に喜び、都合の悪い結果に苦悩する「心の習慣」が、さらに苦悩を創り出し続けます。


私、のほほんの援助法は、クライエントの苦悩を糸口に、価値観や人生観を内発的にステップアップしていただくように支持・援助することです。


苦悩を糸口にして、自己変革の学習をするという自己形成の習慣ができれば、苦悩や障害が、人生の励みになり、生きる歓びを創り出します。


生きる歓び、それは自己変革・自己成長の歓びではないでしょうか。

自分をよりよく変革できることは可能である。

その体験が、生きる歓びを増大する源になります。