前回に続き、トイライズキングエクスカイザーを軽くレビューします。
今回は超巨大合体です。

エクスカイザー、キングローダーは共にビークルモードからスタートします。
まずはキングローダーから。

脚部パネル(白)を起こしてウイングパネルを展開させ、脚部パネル(赤)を折り畳んでから(白)を倒します。
腕はまっすぐに伸ばします。

爪先とかかとの位置を調整して立たせます。

バックパック上部を起こし、

胴体前面を倒します。

肩を展開して位置を調節します。

肩のブロックを繋ぐヒンジを起こして左のようにします。

バックパックカバーもヒンジを使って画像の位置に移動させます。

難しいかもしれませんが、肩ブロックと背部の溝をかみ合うように通すと、

このようにロックされます。

前腕ブロックはヒンジを使って右腕の位置に移動させます。これによりロックがかかります。
手首も右腕のように可動させます。

スネカバーを開いてロックを外し、脚を伸ばしてやります。
この時に繋がっている脚を分割すると楽です。

定位置まで伸びると、スネカバーを戻した時にロックがかかります。

内部の突起を押すと、

ライオンの上あごがせり出します。たてがみが畳んである場合は倒しておきます。

エクスカイザーはこの状態にしてから、

脚を後方に移動させます。画像のようにすると後部でロックがかかります。
下部の腰アーマーも前方に可動させておきます。

キングローダー後部に格納させます。目安としては出っ張っている部分に両脚が入るようにする事です。
(画像では安定のためバックパック下部を起こしています)

ちゃんと入ればバックパックがきれいに閉じられます。下部でロックするのも忘れないようにして下さい。

胴体上面と首、ウイングを整えれば・・・


大迫力のキングエクスカイザーが完成します。
次は可動を見ていきます。

首はボールジョイントで動き、変形の際のヒンジを使えば表情付けの幅が広がります。
肩は変形の恩恵もあってここまで跳ね上がります。

ヒジは二重関節で深く曲がり、前腕のロックを外せば前腕のロールが可能になります。
手首はスナップと軸による回転です。


合体方式を一新させた事で、合体モデルでは不可能だった前屈や腰の回転が可能になります。
これも変形の恩恵による所も大きいですが。

腰アーマーはすべて可動。開脚はかなり広く、接地はここまで可能です。
足首は脚部側面の可動で接地角を変えられます。他は爪先とかかとの調整次第となります。

ヒザは二重関節でここまで曲がり、脚の持ち上げと大腿部ヒザ関節側にクリックがあるため、
この部分の可動は非常に心地よいものです。

ヘルメットのトサカを持ち上げ、固定されているマスクパーツを外すと、

マスクオフの状態も再現できます。

後頭部は取り外しが可能です。これはグレートのヘルメットを付けるためのギミックでしょうね。

カイザーソードを構えた状態。
各部の可動も十分なため、構えたポーズ付けもしっかり決まります。

たてがみの可動と肩のせり出しで、お約束の両手構えもバッチリです。

この合体方式だからこそ実現できたエクスカイザーとの並び。
発表当初は色々言われていましたが、実際に手に取って動かすと、
THE合体と共に「勇者ロボ玩具の正当進化」である事を強く感じます。
エクスカイザーのリメイク合体トイはマスターピース以降まったく出ていなかっただけに、
設定通りではなくとも玩具としてのプレイバリューが滅茶苦茶強い一体となったのは紛れもない事実です。
ドラゴンカイザーによってさらなる真価を発揮するため、
欲しいと思った方はぜひとも10月発売の再販分を予約していただきたいです。