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スタジアム巡礼 平和堂HATOスタジアム

わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025「この名前でいく」と決めた人は誰だろう。いわゆる国体に向けて2023年4月に開場した。正式名称は彦根総合スポーツ公園陸上競技場。彦根市で靴とカバンの店として創業した平和堂が、その鳩のマークをも名に含めた。それは余計だったのでは。


彦根駅から徒歩で20分ほど。彦根城の北側にある立派な道路沿いにあるが、この運動公園の他には店舗も少なく(撤退したスーパーやレストラン跡はある)バスの便も悪い。造成中の駐車場は広く、自家用車による来客が中心的になるだろう。


その道路の両側からエレベーターが歩道橋に伸び、その歩道橋の片方はお堀へ、もう片方はスタジアムの2階入り口へと繋がっている。


陸上トラックは近年の主流なのか青色で、日向坂46がキュンを歌い出しそう。天然芝ピッチはもちろん各種フットボール対応。

メインスタンドは二層+来賓席や放送席のブース。フィールドに向けて開けているコンコースも、スタンド裏のコンコースもあり、動線は自由度が高い。客席はセパレート。


バックスタンドは単層の客席に対して異様に屋根が高いが、これはメインスタンドと対をなして照明が設けられているため。客席はベンチ。


いわゆるゴール裏はフィールドに近い方から芝生席、その後ろがひな壇。メインスタンドから見て左側にのみフルカラー大型映像装置。45分計などと一体になっている。

特筆すべきは国宝彦根城の天守閣が客席から見えること。きっとあの猫もこちらを見ているだろう。

外周には、密封する壁ではなく、錆びさせた鉄製の板を高さを変えて設置することでデザインと採光、風の通りを良くしている。

この日はアメリカンフットボールXリーグのパナソニック・インパルス vs 電通キャタピラーズの試合でパナのホーム扱い。サッカー、ラグビーと比べて人工芝スタジアムでの開催が多いアメフトだが、新設スタジアムでの開催で祝福したように思う。

メイビーくんは耳が長いのでウサギに間違われがちだが実はカンガルー。タッチダウンの度チアの輪に加わりYMCAを踊る。


滋賀県は、バスケは県南部の新アリーナに落ち着いたようだが、野球の独立リーグのチームは浮かんでは消え、サッカーはJリーグ入りを目指している現状、この新アリーナを活かさない手はない。まず駅から路線バスを引くか、シャトルを用意するか、だと思う。


スタジアム巡礼 サンガスタジアム by KYOCERA編

正式名称「京都府立京都スタジアム」大学や高校が多い京都府下の慢性的なフットボール場不足の解消に向けて2020年、待望の開場。
Jリーグでは京都サンガ F.C.の新本拠地となるが従前の京都市内からは離れて亀岡市に立地。嵯峨野線が亀岡駅に近づくと右手の田園風景に突然、巨大建造物が現れる。
プラットフォームからこの距離に見えるアクセスは最高で(駅から徒歩3分とされている)まだ周囲にはフェンスに遮られた「余白」があり今後ホテルや商業施設、駐車場ができるだろう。
スタジアム効果で橋上駅舎は線路の南北を繋ぐ自由通路となった。近くには川が流れ、山も望める自然豊かな立地。京町家をイメージした格子(連子)で装飾がなされている点はハンナリーズアリーナにも共通していて素晴らしい。
入場には階段で2Fの外周テラスへ上がり四隅のゲートから内部コンコースへ。
コンコースはピッチに向けて展けており、観戦しながらの移動あるいは立ち見ができる構造。フットボール場に限らずスタジアムはこうあって欲しい。
スタンドは二層式で、座席はサンガのチームカラー紫で統一されており、天然芝ピッチの緑との対比が美しい。
跳ね上げ式の各シートにはホルダーもついており前後の席間も充分。お前のことだぞ、新国立競技場。黄色い座席はメインスタンドから見ると、こちらバックスタンドに KYOTO の文字になるよう配置されている。
映像装置はやや小さいものが対角線上に配されており、これは新設スタジアムのトレンドらしい。従来は大型のものがメインスタンドから見て左のゴール裏に配されて、そちらがホームということが多かった。ゴール裏の熱心な観客がリプレイなどを観るのに、ホーム側からは振り返って、アウェイ側からは対岸から遠く臨んでいたことを思うと当然とも言える。
照明は長辺と四隅に配されている。また長方形のピッチにスタンドをつけ、上から見ると四隅を切った形で、全体としては八角形のスタジアムになっている。そして屋根の向こうに見える茜雲が美しい。
ホーム側の映像装置には45分計など時計が付いている。四隅のゲート近くにある斜めにピッチを臨む席や、壁にへばりつくような席など無駄なく配置されておりコンパクトなスタジアムながら21,600人を収容する。
南側のスタンドにかかる屋根のみガラス製で、天然芝への照光に配慮されている。ピッチには自動散水装置があり試合前の見どころの一つとなっている。
ラグビーの際はインゴール域がやや短いかもしれないが換言すればピッチの余白が少なく、また各席から死角となる部分も少ない。
上段席が下段席の庇になって圧迫感を覚えることもなく、充分に高さを設けている。その分、上段席がピッチから遠くなっているが傾斜を強くして補っている。
下段スタンド裏の空間は今後、飲食店などが入る予定で、現在はクライミングの設備があったり、光秀ゆかりの地として大河ドラマ関連の展示があったり完成に向けて動き始めたばかり。
柿落としまで、いや着工まで とにかく待たされた。府下のフットボール場としては2002年のW杯に向けての新設のはずだった。つまり20年越しの悲願であり、計画の二転三転にファンを含めたサンガ関係者だけでなく府下の各種フットボール関係者、陸上競技関係者は振り回されてきた。
環境影響評価の難しさ、その妥当性そして財政難で足踏みして、無理にスポーツのイベントを西京極に詰め込んでいた。
大盛況に終わった2019年ラグビーW杯に完成が間に合わなかったのは惜しいが、その規模に合わせずに身の丈に合ったスケールのスタジアムになった(していくことができる)のは怪我の功名かもしれない。お前のことだぞ、新国立競技場。

スタジアム巡礼 ノエビアスタジアム神戸編

2002年の日韓共催サッカーW杯に向けて、2001年に神戸ウイングスタジアムとしてW杯規格の40,000席規模で開場、正式名称は御崎公園球技場。
その時は写真のゴール裏席が、天井を突き破る形で伸びる仮設スタンドに続いていたが、W杯閉幕後の2003年には仮設スタンドを撤去し、開閉屋根をつけて34,000席のスタジアムとなった。
当初は全面、天然芝ピッチだったがサッカーのエンドラインより外、ラグビーのインゴール域は写真のように色が異なる人工芝に変更、また天然芝も数%の人工芝を挿したSISGrass いわゆるハイブリッド芝となった。屋根による日照の天然芝への影響は ずっとこのスタジアムの課題であった。
命名権を売り、2007年からはホームズスタジアム神戸、2013年からは現在の呼称となった。Jリーグではヴィッセル神戸の、なでしこリーグではINAC神戸レオネッサの、ラグビートップリーグでは神戸製鋼コベルコスティーラーズの本拠地となっている。
また2019年にはラグビーW杯の開場の一つとなり、その後のトップリーグの試合でも、ほぼ満席の26,000人超えの大入りを記録した(写真はET-KING)。
映像装置は屋根があるため「超大型のものをゴール裏に」とはいかず2機を対角線上に配している。席によってはピッチとビジョンどちらも見やすくなる稀有なスタジアムである(写真は「女と男」和田ちゃん)。
メインスタンドとバックスタンドは半円の分度器を斜めに起こしたような形状で、位置が高い列になるにつれ席数が減り中央に寄るので「見にくい席が少ない」という評価につながっているようだ。
ホーム側ゴール裏は、仮設席で よりピッチの近くで観戦できるようになったが、以前は仮設席がなく壁に窓がついたレストランから、またトレーニング・ジムから観戦できた。このレストランやジムは開業時にはなく屋根をかけて再開した時にできたので、ピッチ近くの席が復活したことになる。
アクセスは神戸市営地下鉄海岸線・御崎公園駅から5分。同・和田岬駅からも6分とされているが「ではJR兵庫駅から和田岬線で行こう」というのは同線が通勤時間帯にしか動いていないので実は使えず、素直に三宮駅か神戸(ハーバーランド)駅または新長田駅から海岸線を利用するのが良かろう。
古くは鐘淵紡績(カネボウ/現クラシエ)の工場と その周辺だった地域にできた公園と住宅街の中にあり、いわゆる郊外型スタジアムではなく近隣のマンションともこの距離である。したがって地下鉄だけでなくバスも便利で、湊川(公園)駅とは市営バス3系統で繋がっており(吉田町一丁目バス停)、また大イベント時には兵庫駅とのシャトルも運行される(笠松7丁目バス停)。
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