スタジアム巡礼 ノエビアスタジアム神戸編 | DESTRADEのブログ

スタジアム巡礼 ノエビアスタジアム神戸編

2002年の日韓共催サッカーW杯に向けて、2001年に神戸ウイングスタジアムとしてW杯規格の40,000席規模で開場、正式名称は御崎公園球技場。
その時は写真のゴール裏席が、天井を突き破る形で伸びる仮設スタンドに続いていたが、W杯閉幕後の2003年には仮設スタンドを撤去し、開閉屋根をつけて34,000席のスタジアムとなった。
当初は全面、天然芝ピッチだったがサッカーのエンドラインより外、ラグビーのインゴール域は写真のように色が異なる人工芝に変更、また天然芝も数%の人工芝を挿したSISGrass いわゆるハイブリッド芝となった。屋根による日照の天然芝への影響は ずっとこのスタジアムの課題であった。
命名権を売り、2007年からはホームズスタジアム神戸、2013年からは現在の呼称となった。Jリーグではヴィッセル神戸の、なでしこリーグではINAC神戸レオネッサの、ラグビートップリーグでは神戸製鋼コベルコスティーラーズの本拠地となっている。
また2019年にはラグビーW杯の開場の一つとなり、その後のトップリーグの試合でも、ほぼ満席の26,000人超えの大入りを記録した(写真はET-KING)。
映像装置は屋根があるため「超大型のものをゴール裏に」とはいかず2機を対角線上に配している。席によってはピッチとビジョンどちらも見やすくなる稀有なスタジアムである(写真は「女と男」和田ちゃん)。
メインスタンドとバックスタンドは半円の分度器を斜めに起こしたような形状で、位置が高い列になるにつれ席数が減り中央に寄るので「見にくい席が少ない」という評価につながっているようだ。
ホーム側ゴール裏は、仮設席で よりピッチの近くで観戦できるようになったが、以前は仮設席がなく壁に窓がついたレストランから、またトレーニング・ジムから観戦できた。このレストランやジムは開業時にはなく屋根をかけて再開した時にできたので、ピッチ近くの席が復活したことになる。
アクセスは神戸市営地下鉄海岸線・御崎公園駅から5分。同・和田岬駅からも6分とされているが「ではJR兵庫駅から和田岬線で行こう」というのは同線が通勤時間帯にしか動いていないので実は使えず、素直に三宮駅か神戸(ハーバーランド)駅または新長田駅から海岸線を利用するのが良かろう。
古くは鐘淵紡績(カネボウ/現クラシエ)の工場と その周辺だった地域にできた公園と住宅街の中にあり、いわゆる郊外型スタジアムではなく近隣のマンションともこの距離である。したがって地下鉄だけでなくバスも便利で、湊川(公園)駅とは市営バス3系統で繋がっており(吉田町一丁目バス停)、また大イベント時には兵庫駅とのシャトルも運行される(笠松7丁目バス停)。