爆弾
爆弾が雨あられ
ばちばちと降ってくる
そこらで誰かが泣いてる
それはもしかしたら
俺かもしれなかった
それはもしかしたら
俺かもしれなかった
爆弾が雨あられ
ドカドカと落ちてくる
そこらで誰かが死んでる
それはもしかしたら
俺かもしれなかった
フルートの音色
音楽室には
奇妙な外国人の肖像画
音楽家だという
みんな二重あごで
まるで権威の象徴のようだ
脱水症状で音楽室から
保健室まで運ばれたあなたは
まるで今にも折れて壊れてしまいそうだった
そんなあなたをいつも気にしていた
でも大事な言葉が
言うべき言葉が見つからず
あなたはどこかへ転校してしまった
大学であなたの姿を見つけた
あなたは背筋を伸ばし学内を涼しげに歩く
そっと追いかけて行くとそこは
ゼミの行われる小さな部屋だった
ドアの隙間からあな たを見ている
横笛にそっと唇をあてて
あなたは風のように音を奏でる
それは本当の風のように
木々を揺らし
花弁を散らした
素敵な音色が
あなたの生き方を語っているように
聴こえた
ポピポポ
今朝も眠りが浅いせいか
悪戯にしか聴こえない目覚まし時計を止める
瞼の半分も開かず
ただまぶしい朝日に眩暈しながら
デスクワークを少し遅めに終わらせ
ご褒美のようにビールを飲み干す
明日は休み のんびりできる
朝早くまた聴こえてくる
ポピポポ ポピピポポ ピピポポ
こいつには休日がないのか
頭痛の中目覚まし時計を放り投げる
ポピポポ ポピピポポ ピピポポ
ポピポポ ポピピポポ ピピポポ
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