【強迫症、完璧主義】新明一星 -4ページ目

病気を持つこと

恩師ともいうべき一人の精神科医の伝手で、身体疾患を持つ患者さんと多く関わることになった。

 

源疾患の症状は、自律神経系の症状によって増悪する。

だから、ストレス、不安など、感情の制御が支援になり得ると思ってきた。

 

7年以上この領域に携わってきてわかったことは、現実的に考えるとか行動するとかということ以上に、病気がその人の自己概念に大きく影響することだ。

 

情緒的交流の少ない中で育ってきた人は、人に共感を求めるよりは日常生活上のストレスなどを自己処理することが多い。

考えても仕方がないと考えたり、強迫的に何かに没頭することで、気づかないうちに自分への負荷を強めている人がいる。

 

ポジティブ志向の人の中には、自分の中にある悲観的、暴力的な部分、怠惰さ、憎しみ、妬みなどの側面に触れることが耐え難い人もいる。

人に迷惑をかけたくない、という言葉は非常によく聞くのだが、本来の自分を見ると人は離れて行くと葛藤する人も実に多い。

 

身体的な症状を持つと自分に注目しやすくなる。

物事の判断基準は、自分の感覚が主体となり、思考を挟まず衝動的になりやすくなる。

 

逆に、他人の感情に敏感な人もいる。

そうしないと生き延びられない環境で育ってきた人もいるし、敏感さがあるから家族、組織が円滑に機能し、評価を得てきた人もいる。

病気を持つストレスは、敏感さを過敏性に変容させることがある。

 

病気を持つことは、誰にとっても辛いことで、人生の根底を揺るがすものだ。

あまり軽率なことは言いたくないが、この病気を元に自分の人生を見つめ直し、生き方を変えていく人もいる。

 

病気は困難であり、苦悩をもたらすことは事実だが、苦悩が人を変えるきっかけになることを私は多く見てきた。

苦悩を軽減することがケアとなり、ケアが症状を軽減することがあれば、なお素晴らしいことだ。

 

押し付けにならないようにと自制しつつも、そういった支援がこれからもできたら良いと思うこの頃である。

 

 

 

 

 

フリーランス心理士で1ヶ月

フリーで本格稼働して

1ヶ月が経ちました。

無名の心理士が

本当にやれるのかと

不安に揉まれながら過ごしてきましたが

本当に多くの皆様に支えていただいて

来月も活動が続けられそうです。

HPでTCBTを知ってくださった方

患者様のご紹介をくださった

医療関係者の皆様の

お力添えが本当に胸に沁みます。

学ぶことは多く

まだまだ成長しなくては

いけません。

すべてのCBTの技法を自分に

臨床実験しつつ

来月も乗り越えられるように

頑張っていこうと思います。

強迫性障害、発声障害に対する

認知行動療法の普及にも

尽力してまいります。

今後とも

TCBTを

よろしくお願いいたします。

新明一星


指導者を持つこと

アメリカに渡り

あるメンターにこう言われた

プロフェッショナルになりたいなら

良い指導者を持つこと

練習に可能な限りの時間を割くこと

神に祈ること(クリスチャンの方だったので)

と教えてもらった

アメリカ人は

自信家が多いと思うかもしれない

でも、誰かから教えを請う姿勢

それを教えてくれたのはアメリカ人だ

スーパービジョンも

手が出しにくく

試行錯誤しながら

なんとかやっている

臨床家は多いだろう

先人の助言は

3年分の臨床経験に勝るときがある

巷にはメンター制度

コーチングなどがあるのに

臨床家は1人で戦っていないだろうか?

スーパービジョンの文化が根付くこと

1つのライフワークにしたいと思う

心のモヤモヤを見える化しよう

CBTラボのプチ勉強会


いよいよ明日です!


認知行動療法ってとても手軽で便利!


心の見える化って


シンプルなのに意外とやってない!


と思っていただける内容です。


以下ご案内です↓↓↓


日々の仕事の中で「モヤモヤ」することありませんか? 

「モヤモヤ」…それはちょっとした「違和感」だったり、「不安」や「悲しみ」、「イライラ」だったりします。 
 
 
「患者さんの言動が理解できない。」
「自分だけ、こんな風に感じているのかもしれない。」
「自分が勉強不足だから・・・。」
「先輩に話したら怒られそう。」
「あの先輩の言っていることが分からない。」
「プライベートを仕事に持ち込みたくないのに。」 
 
などなど 

仕事で、患者さんや職場のスタッフに思うこと、 

日常生活で、家族や友達、周りの人たちに思うこと、 

その思いを溜め込んで、苦しいと感じる事はありませんか? 
 
 
医療者だし仕事だから、患者さんが一番で自分は後回し。


なんてこと沢山ありますよね。ガマンガマンみたいな。

でも、医療者も患者さんと同じ「人間」です。
だから、「モヤモヤ」してしまう。
たとえ「モヤモヤ」したくないなって思っていても、です。 
 
最初は小さな「モヤモヤ」でも、気付いたら大きくなっていて、苦しくて身動きが取れなくなる、なんてこともあります。 
 
だから、「モヤモヤ」を小出しにすること。これが大切です。
 
  
色んな人と話すことで、「モヤモヤ」していたのは自分だけではなかったと気がつくかもしれません。 
 
また、患者さんや相手の見えていなかった部分が見えたり、 
 
自分の傾向に気づけたり… 

新たな視点も見つかるかもしれません。 
 
 
なんでモヤモヤするんだろう?
→ 実は、きちんとした理由や意味があります。 
 
ただ、その理由や意味は、人それぞれなのです。

気楽な感じで話しながら、その理由や意味を読み解いてみませんか。 
 
 
企画運営:予防医療コミュニティ CBTラボ 



【★イベント内容★】
ケース(臨床でのこと、日常生活でのこと)を、参加者みんなで話し合いながら、質問したり、質問されたりしながら検討していく、座談会形式です。

当日は、参加者の中で希望者がいれば「モヤモヤしたエピソード」を話してもらい、その内容を基にして、参加者全員で意見交換を行います。
希望者がいない場合は、事前に準備してある「モヤモヤしたエピソード」をもとに意見交換を行います。

意見交換会の後には、
「認知行動療法」の視点での「意味づけ」や「理論づけ」を少しだけお伝えして、同じようなことが起きたときに活かしやすいような「お土産」をお渡しできたらと考えています。


【★イベント概要★】
ケースで学ぶ「心のモヤモヤ」との付き合い方 

日時:4月21日(土) 10:00~12:00
 
場所:i-office吉祥寺 会議室
   東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-26-4 2F
  (吉祥寺駅から徒歩3分)
 
参加費:2,000円 

定員:15名
 
対象:医療従事者、医療系学生 
 
 

【★当日のスケジュール★】
10:00〜10:10 アイスブレイク
10:10〜10:20 臨床or日常の「モヤモヤしたエピソード」の共有 
10:20〜11:30 意見交換
11:30〜12:00 振り返り 
 
 
【★予防医療コミュニティ CBTラボとは?★】
“人と関わる仕事に「心のしくみ」を活かす”をテーマにみんなで学び合うコミュニティです。 

①「心のしくみ」を日常生活に活かす
②「心のしくみ」を仕事に活かす 
 
「心のしくみ」とは、認知行動療法(CBT)で使う「CBTモデル」のことです。 
 
「CBTモデル」= 出来事を「感情」-「思考」-「行動」-「身体」の4つの側面で整理していく心理学モデル 
 
 
ファシリテーター:坂本岳之(看護師)、新明一星(臨床心理士) 
 
お申し込みはこちらから!

ご相談内容の欄に、モヤモヤ勉強会希望とお書きください。

https://sites.google.com/view/tcbt/お問い合わせ

 

カウンセリングの技術①

聞くスキル

カウンセリング、心理療法を行う際には

必須である

黙ってうなづけば

聞くことにはなるが

個人的には

興味を持って聞くというスキルが

必要だと思う

無関心な人に話しても

張り合いがない

興味がなくなると

人を助けるのは難しくなる

自分を知る作業が必要になる



集団認知行動療法(グループカウンセリング)への思い

2018年度も早くも3週間弱が経とうしていますね。

 

さて


私が得意というか

 

好きなことは

 

集団療法です。

 

個人療法にはもちろん

 

いろいろなドラマがありますが

 

集団はまた


個人間の相互作用もあって

 

とても良いのです。

 

自分だけが悩んでいる

 

自分だけがおかしい


と思っている時に

 

仲間や理解者に出会うことはとても感動的です。

 

認知行動療法でも

 

様々な集団療法における効果が


報告されていますが

 

個人的にはとてもうなづけます。

 

個人療法から集団療法に移行していけば


改善の維持に繋がります。

 

集団療法で問題を認識したり

 

メンタルヘルスを学び

 

治療や支援に必要に気づいてもらうことも意味があります。

 

というわけで

 

5月中盤くらいから

 

集団療法を開始してみたいと思っています。

 

うつ、不安はもちろん

 

難病をお持ちの方


発声障害の治療を受けている方


人間関係


コミュニケーション


許しなど

 

様々な集団療法を手がけてみたいものです。

 

ボストン大学に

 

CARDという機関があって

 

認知行動療法の臨床も研究もしています。


アメリカの心理士たちはすごいなぁと思います。

 

訓練、臨床、研究が統合してできる場所は、本当に少ない。

 

そんな場所ができたらいいのに。


夢とあこがれを抱きながら

 

少しずつ頑張っていきたいと思います。

 

https://sites.google.com/view/tcbt/

感情ワーキンググループ

ビジネス、対人援助、教育、どんな分野にいても、直面せざるを得ないのは感情です。

人と関わる時に、誰かの感情に触れ、そして自分の中に感情が沸き起こります。

 

感情ワーキンググループでは、

 

自分がどんなことに感情を抱くのか

自分はどう感情を解決しているのか

何が今の感情を強めているか

 

などを、グループワークを通して考えていきます。

 

90分の時間の中で、

 

自分の話をする

人の話にも耳を傾ける

 

ことをしながら、少しずつ感情に触れていきます。

 

心理士には教育分析という仕組みがあり、現場に出る前に自分がカウンセリングを受けます。

実情では、多くの心理士が教育分析を受けられずにいるのではないかと思います。

自分一人で自分を知ることは不可能です。

 

安全な関係の中で、

 

自分の内面を言葉にすること

それを受け止められること

 

で初めて自分を見ることができます。

 

グループワークの勉強をされたい方も、ぜひご参加ください。

初回:4月19日18:30-20:30

場所:i office 吉祥寺(地図

費用:4000円(資料代込み)

対象者:自分の話をし、人の話が聞ける方

定員:6人

ファシリテーター:新明一星

 

お申し込みは、voice.cbt@gmail.comまでお願いします。

ハンディキャップ

ハンディキャップという言葉がある。

不利な条件、それによって生じる不利益、機能障害、能力差を埋め合わせる措置などなどの意味がある。

不利な部分を見始めると、克服か妥協かを迫られることになる。

どちらもら過酷なことだ。

僕が沢山の方々を支援する中で学んだことは、ハンディキャップとは

人と人を繋げてくれる
才能や大切なものに気づくきっかけになる
成長をもたらしてくれる
クリェイティビティを高めてくれる

ということだった

不思議と一人だと気付きにくいことでもある。

我々は自分を映し出してくれる鏡が必要だと思う。


OCD交流会は4/21 13:30-15:30です。
感情ワーキンググループは4/19 18:30-20:00です。

お問い合わせは、voice.cbt@gmail.comからお願いいたします。




新春イベントのご案内【ケースで学ぶ「心のモヤモヤ」との付き合い方】

日々の仕事の中で「モヤモヤ」することありませんか? 

「モヤモヤ」…それはちょっとした「違和感」だったり、「不安」や「悲しみ」、「イライラ」だったりします。 
 
 
「患者さんの言動が理解できない。」
「自分だけ、こんな風に感じているのかもしれない。」
「自分が勉強不足だから・・・。」
「先輩に話したら怒られそう。」
「あの先輩の言っていることが分からない。」
「プライベートを仕事に持ち込みたくないのに。」 
 
などなど 

仕事で、患者さんや職場のスタッフに思うこと、 

日常生活で、家族や友達、周りの人たちに思うこと、 

その思いを溜め込んで、苦しいと感じる事はありませんか? 
 
 
医療者だし仕事だから、患者さんが一番で自分は後回し。


なんてこと沢山ありますよね。ガマンガマンみたいな。

でも、医療者も患者さんと同じ「人間」です。
だから、「モヤモヤ」してしまう。
たとえ「モヤモヤ」したくないなって思っていても、です。 
 
最初は小さな「モヤモヤ」でも、気付いたら大きくなっていて、苦しくて身動きが取れなくなる、なんてこともあります。 
 
だから、「モヤモヤ」を小出しにすること。これが大切です。
 
  
色んな人と話すことで、「モヤモヤ」していたのは自分だけではなかったと気がつくかもしれません。 
 
また、患者さんや相手の見えていなかった部分が見えたり、 
 
自分の傾向に気づけたり… 

新たな視点も見つかるかもしれません。 
 
 
なんでモヤモヤするんだろう?
→ 実は、きちんとした理由や意味があります。 
 
ただ、その理由や意味は、人それぞれなのです。

気楽な感じで話しながら、その理由や意味を読み解いてみませんか。 
 
 
企画運営:予防医療コミュニティ CBTラボ 



【★イベント内容★】
ケース(臨床でのこと、日常生活でのこと)を、参加者みんなで話し合いながら、質問したり、質問されたりしながら検討していく、座談会形式です。

当日は、参加者の中で希望者がいれば「モヤモヤしたエピソード」を話してもらい、その内容を基にして、参加者全員で意見交換を行います。
希望者がいない場合は、事前に準備してある「モヤモヤしたエピソード」をもとに意見交換を行います。

意見交換会の後には、
「認知行動療法」の視点での「意味づけ」や「理論づけ」を少しだけお伝えして、同じようなことが起きたときに活かしやすいような「お土産」をお渡しできたらと考えています。


【★イベント概要★】
ケースで学ぶ「心のモヤモヤ」との付き合い方 

日時:4月21日(土) 10:00~12:00
 
場所:i-office吉祥寺 会議室
   東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-26-4 2F
  (吉祥寺駅から徒歩3分)
 
参加費:2,000円 

定員:15名
 
対象:医療従事者、医療系学生 
 
 

【★当日のスケジュール★】
10:00〜10:10 アイスブレイク
10:10〜10:20 臨床or日常の「モヤモヤしたエピソード」の共有 
10:20〜11:30 意見交換
11:30〜12:00 振り返り 
 
 
【★予防医療コミュニティ CBTラボとは?★】
“人と関わる仕事に「心のしくみ」を活かす”をテーマにみんなで学び合うコミュニティです。 

①「心のしくみ」を日常生活に活かす
②「心のしくみ」を仕事に活かす 
 
「心のしくみ」とは、認知行動療法(CBT)で使う「CBTモデル」のことです。 
 
「CBTモデル」= 出来事を「感情」-「思考」-「行動」-「身体」の4つの側面で整理していく心理学モデル 
 
 
ファシリテーター:坂本岳之(看護師)、新明一星(臨床心理士) 
 
お申し込みはこちらから!

ご相談内容の欄に、モヤモヤ勉強会希望とお書きください。

https://sites.google.com/view/tcbt/お問い合わせ

 

心理士の可能性

僕が臨床心理士の養成大学院にいたとき、ある教員に、今後の心理士が有用となる領域は?と聞いたことがあった。

さあ、どうなんだろうねぇーと言われて、無力感に襲われたことがある。

こんなことを言うと物議を醸し出すだろうが、学派と形式にこだわるあまり、医療のニーズと患者の利益から心理士が乖離してしまった事実は否めない。

ただ、関係性に渇望し、対話を通じることが有用な症例は少なくないと思う。

臨床心理士や公認心理師は、心理的支援を求める場に、いつでも身を乗り出す柔軟性が必要となってくるだろう。

あまりに無学なのは問題だが、あまりに臆病なのも問題だ。