【強迫症、完璧主義】新明一星 -7ページ目
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感情(怒りについて)

怒っている人って近寄りたくないし、怒っている自分に嫌気がさすと感じる方もいるかもしれません。

怒りは自分を守るためにある感情です。

自分の領域が侵害されている、思い通りにならないときに出てきます。

怒りすぎるのは問題ですが、怒らないといつも他人のペースで物事が進んでしまいます。

怒らない方は、少し渋るとか、すぐに引き受けないことから始めるとよいでしょう。

激しく怒る人のそばにいると、さぞかし自分が悪いのだろうと感じる方もいるでしょう。

すぐに謝ったり、機嫌を取りたくなるかもしれません。

しかしながら、早合点は禁物です。

少なくとも、何を怒っているのだろう、または何を怖がっているのだろうと少し分析してみることをお勧めします。

あなたのせいでないことも少なからずあるはずですから。


本日は京都へ

本日は京都、明日は大阪で、強迫性障害のご家族、医療者の方などにお会いします。

いろいろな出会いがありそうで楽しみです。

私はグループ療法が好きなのですが、TCBTで実施してみたい思いに駆られています。

テーマは精神疾患から、人間関係、自分の才能を開花させる?などで、前進したい方で集まり、意見交換や目的共有し、変化を共に喜ぶというものです。

以前やっていた強迫性障害の研究でも、こう行った要素は大切だと感じていました。

もう一つは、最近流行り?のYouTube動画です。

変化は不安だけれど、ワクワクもできる!ということで、行動する心理士を目指したいと思います。

TCBT カウンセリングオフィス開設

TCBTというカウンセリングオフィスを開設いたしました。対面カウンセリングの枠は少ないのですが可能です。スカイプを駆使して都心にお住まいでない方にも、使っていただければと思っております。詳細はホームページをぜひ!

TCBTホームページ https://sites.google.com/view/tcbt/ホーム

カウンセラーのメンタルヘルス

本日は宇都宮でセミナーです。

分野の違う相談をしている方々が対象ですが、自分が道具であることは変わらないはずです。

効果的な相談を続けるための「相談員のメンタルヘルス」についてお話します。

相談スキルも大切ですが、限界設定や相談外で幸せに生きることもまた大切という内容です。

喜んでいただけると良いのですが。

強迫的思考

悪く考え始めると、ひたすら考えてしまうことはないでしょうか?

私も、様々な変化や予想外の出来事に遭遇すると、被害的に考えたり、やっぱり才能がないと絶望したりします。

よくよく自分を観察していると、〇〇だったらいやだなぁ、△△だったらどうしようとひたすら考えていたりします。

結局のところ、聞きたくない批判や、見たくない自分の姿を振り払うために、あれこれと考えているのです。

もし同じような経験があり、一向に振り払えないなら、こんな方法があります。

一番聞きたくない批判、最悪の結末を書き出して、胸がチクチク痛みながら、それでも繰り返し、それも想像をフル活用して考えて見てください。

ポイントは、繰り返して、慣れるまで、チクチクを感じることです。

患者さんたちと取り組むこともありますが、最初はきつくても、だんだんと皆さんの顔が清々しく、凛々しく見えたりするのです。

1日でやめてしまいそうなほどキツイことはお勧めできませんが、考えを無視できなくて困っているなら、試してみる価値があるかもしれません。

自分の行動を見直す

なぜかいつも同じことを繰り返してしまう

わかってはいるのだけれど、どうしても同じミスを繰り返したり、似たような人とトラブルになってしまうことはないでしょうか?

 

人のせいにしたくなりますし、実際、自分のせいでないことも多々あります。


でも、自分の行動を見直すチャンスとしても捉えることができます。

 

人の行動には、3パターンあります。

 

①コントロールする

人に操作されたり、不確定要素があるのは耐え難いので、はっきりとNoを行ったり、状況を可能な限り把握するが、過剰になると周囲から疎まれたり、疲弊する。

 

②何もしない

問題が過ぎ去るまで待つタイプ。揉め事は起きにくいが、傷つき続けたり、問題を放置して身動き取れなくなることもある。

 

③逃げる

不快な感情を引き起こすきっかけ、人、場所などを避ける。過剰に避けると、孤立したり、引きこもったりする。

 

人はごく自然に、このいずれかを選んでいます。

いずれかのパターンで、心が穏やかに過ごせていないのなら、思い切って、違う行動パターンを選んでみるのも手です。

 

普段と違う行動は、普段着ない服を着るようなもので、とても違和感があります。しかしながら、普段とは違った結果を経験できる可能性は高くなります。

 

新しい行動や考え方が脳に定着するのに3週間ほどかかるという説もあるので、しばらくは続けてみて、結果を判断するといいかもしれません。

 

 

どうすればよくなるのか?

このままで人生いのだろうか?

本当に今のままで、今の状態で、関係で、仕事で、環境でいいのだろうか?

こんなところで、留まっていていいのだろうか?

そう思われることは、ないでしょうか?

私自身もそう思い、変化に伴うリスクに揉まれてきました。

 

変化を遂げるためには、変化を共有し、報告しあえる仲間が必須です。

引きこもっていた方が外に出る時には、いいようもない不安があるはずです。

会社勤めをしていた方が起業するときも、おそらくそうでしょう。

 

どこかで、私たちは、現状は嫌だけれど、まあ、仕方がないかと絶望したりもします。

正解は、少しずつでもいい、1mmでも1gでもいいから、毎日取り組みを続けていくことですが、それを成し遂げるためには、やはりエネルギーが必要です。

 

変化に身を乗り出すと、不安は増えます。

一時的に気分は停滞します。

そんなときには、過去から引きずっている問題が表面化したりもします。

 

だからこそ、しっかりとサポートを固めておくことが重要です。

一人でいてエネルギーに満ち溢れることは稀でしょう。

私自身もサポートを得ながら進んでいますし、仕事としてもサポートを提供しています。

 

 

カウンセリングスキル

昨日、若手の心理士さんにカウンセリング(認知行動療法)コンサルしていて話題になったのは、面接になると聞くべきポイントをさらりと逃しているということでした。後で振り返ったり、逐語にしてみると、あぁ、ここでどあして質問しなかったのだろうと思うことはないでしょうか?患者さんの感情表出と繰り返し語られるキーワードは、ほぼ必ずと言っていいほど、重要な情報が隠れています。それらを頭の中で、繋げていくと、患者さんのパターンが見えてきます。ゆっくり話し、早く考えられると、できるようになると思います。会話で治療するときは、日常会話とは異なる部分が多くあります。

認知行動療法での開業

現在、様々な方々に助けていただきながら、認知行動療法の臨床提供を準備しております。まだ未定ですが、東武東上線沿いで週末に面接可能な場所を確保できる可能性が出て来ました。

 

関西方面でも、医療者に向けた強迫性障害の研修開催に向けて準備中です。

 

医療から飛び出て、独り立ちするプロセスを歩き始めてから、毎日が学びの連続です。

 

 

臨床が10倍楽しくなる方法

研修や大学等で認知行動療法の手ほどきをしてきましたが、もっとたくさんの方にお伝えするべく、連続性のあるセミナーを企画中です。練習して現場で試して、再び集まります。8月後半の火曜日の夜で新宿近辺での開催を調整中です。医療者、相談業務に従事される方、心理学を学ぶ大学生、大学院生を対象にしています。

セミナー概要
●ミニレクチャー
●講師デモンストレーション
●ロールプレー
●質疑応答

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