どうしたらいいのかわからない
どうしたらいいのかわらない
と患者さんに言われることがあります。
取りうるレスポンスは様々です。
問題解決志向:具体的にどの部分がわからないのでしょう?
傾聴志向:戸惑いますよね。先が見えないですね。
つっぱね志向:僕だってわかりません。問題がわかったら来てください。
同化志向:どうしたらいいんでしょうね.. 本当にどうしたら..
損得志向:わからないことを考えるメリット、デメリットをあげてみませんか?
内的世界焦点型:何がその言葉を語らせたんだろう?
志向の名称は完全にアドリブです。
どれも正解で不正解、学派によっても違いますね。
ただ、臨床科はいろいろな引き出しを持っていることが重要なんだと思います。
自分の感情わかりますか?
感情がわかるということは、自分の意思を伝える上でも、人とうまく関係を築く上でもとても重要なのはご存知かと思います。
かつては、怒りと喜びしかわかってない感じだった私は、心理士の訓練課程で一番初めに練習する「共感」でつまづきました。
感情が読めないと空気が読めない人になりますので、わからない方は感情の意味を覚えて、目の前の状況と関連づけていくと良いと思います。
感情がわかると便利です。
認知行動療法の王道は感情なのだそうです。
認知行動療法の理論とスキルを駆使し、ネガティブな感情を減らし、ポジティブな感情が増えるように、患者さんと試行錯誤してけばよいのです。
古くから、この感情が知覚できない、説明できない、そもそも感覚的にわからないという(アレキシサイミアとも言う)方をどのように助けるかという議論がありました。
器質的には問題がないのに、何らかの身体症状を訴えられ、治療や対応に苦慮することがあるのです。
本来、ネガティブ感情は私たちを助けてくれるものですから、これが感じられないと色々と不具合が起こります。
足を踏まえても怒りを感じなかったら、踏まれ続ける人生にだってなり得ます。
そんなわけで、感情を学んでいただき、身体の感覚に慣れしたみつつ、言語化していく、そこまでいけば、自分を守るための決断もしやすくなるわけですね。
というわけで、感情は大切だというお話でした。
そんなことを踏まえ、新しい勉強会のご案内です。
金曜日の夕方18時半から、感情ワーキンググループを開始することにしました。
6名様を上限に、感情について学び、自分の感情のコントロールを具体的に検討します。
お問い合わせ、ご質問はHPからお気軽に!
https://sites.google.com/view/tcbt/
人生の方向を見直す時
僕たちは、様々な出来事を通じて、自分が誰なのかを学習する。
失敗、拒絶、トラウマ、喪失は、自尊心を著しく傷つけるものだ。
自分の無価値観をベースに決定される行動は、どこか投げやりで、自分をさらに傷つける方向になりがち。
考えないようにしても、正論を唱えても、振り払えない思いをどこに持っていけばいいのか?
人は安全な場所で、安全な関係の中で、本来の自分を見つめることができると僕は思っている。
自己啓発のようだけれど、自分は何を求めているのか?
どこに行きたいのか?
誰と一緒にいたいのか?
自己否定や現実を拒絶する思いは振り払うよりも、一度浸ってみて、そうしたら、逆に落ち着いてくるから、その時に、自分の求めているものを基盤にして決断をしたいものだ。