【強迫症、完璧主義】新明一星 -5ページ目

どうしたらいいのかわからない

どうしたらいいのかわらない

 

と患者さんに言われることがあります。

 

取りうるレスポンスは様々です。

 

問題解決志向:具体的にどの部分がわからないのでしょう?

 

傾聴志向:戸惑いますよね。先が見えないですね。

 

つっぱね志向:僕だってわかりません。問題がわかったら来てください。

 

同化志向:どうしたらいいんでしょうね.. 本当にどうしたら..

 

損得志向:わからないことを考えるメリット、デメリットをあげてみませんか?

 

内的世界焦点型:何がその言葉を語らせたんだろう?

 

志向の名称は完全にアドリブです。

 

どれも正解で不正解、学派によっても違いますね。

 

ただ、臨床科はいろいろな引き出しを持っていることが重要なんだと思います。

 

sites.google.com/view/tcbt/ 

自分の感情わかりますか?

感情がわかるということは、自分の意思を伝える上でも、人とうまく関係を築く上でもとても重要なのはご存知かと思います。

 

かつては、怒りと喜びしかわかってない感じだった私は、心理士の訓練課程で一番初めに練習する「共感」でつまづきました。

 

感情が読めないと空気が読めない人になりますので、わからない方は感情の意味を覚えて、目の前の状況と関連づけていくと良いと思います。

 

感情がわかると便利です。

 

認知行動療法の王道は感情なのだそうです。

 

認知行動療法の理論とスキルを駆使し、ネガティブな感情を減らし、ポジティブな感情が増えるように、患者さんと試行錯誤してけばよいのです。

 

古くから、この感情が知覚できない、説明できない、そもそも感覚的にわからないという(アレキシサイミアとも言う)方をどのように助けるかという議論がありました。

 

器質的には問題がないのに、何らかの身体症状を訴えられ、治療や対応に苦慮することがあるのです。

 

本来、ネガティブ感情は私たちを助けてくれるものですから、これが感じられないと色々と不具合が起こります。

 

足を踏まえても怒りを感じなかったら、踏まれ続ける人生にだってなり得ます。

 

そんなわけで、感情を学んでいただき、身体の感覚に慣れしたみつつ、言語化していく、そこまでいけば、自分を守るための決断もしやすくなるわけですね。

 

というわけで、感情は大切だというお話でした。

 

そんなことを踏まえ、新しい勉強会のご案内です。

 

金曜日の夕方18時半から、感情ワーキンググループを開始することにしました。

6名様を上限に、感情について学び、自分の感情のコントロールを具体的に検討します。

お問い合わせ、ご質問はHPからお気軽に!

https://sites.google.com/view/tcbt/

 

 

 

人生の方向を見直す時

僕たちは、様々な出来事を通じて、自分が誰なのかを学習する。

 

失敗、拒絶、トラウマ、喪失は、自尊心を著しく傷つけるものだ。

 

自分の無価値観をベースに決定される行動は、どこか投げやりで、自分をさらに傷つける方向になりがち。

 

考えないようにしても、正論を唱えても、振り払えない思いをどこに持っていけばいいのか?

 

人は安全な場所で、安全な関係の中で、本来の自分を見つめることができると僕は思っている。

 

自己啓発のようだけれど、自分は何を求めているのか?

 

どこに行きたいのか?

 

誰と一緒にいたいのか?

 

自己否定や現実を拒絶する思いは振り払うよりも、一度浸ってみて、そうしたら、逆に落ち着いてくるから、その時に、自分の求めているものを基盤にして決断をしたいものだ。

 

心理社会的な介入の可能性

今日は音声言語領域で、臨床されている先生と濃厚にお話する機会があった。

僕自身はこれまで、ジストニアを始め、心因が関与している可能性の高い疾患の方に会う機会は多かった。

当事者の方は、症状の除去を望むのは当然なことは痛いほど分かっているつもりだ。

だが、あえてその症状を何かの二時症状と捉えてみる。

当事者の方が疾患の有無を問わず、愛着や存在意義を見出す時に、症状に囚われなくなる。

心的負荷が軽減された生活を送り続けるときに回復が起こることは、やはりありそうなのだ。

医学モデルでは表現しにくいが、なんとか定式化できないものかと思った。

優れた臨床家は静かに、でもブレずに臨床してる。

自分の生き方を考えさせられた。

https://sites.google.com/view/tcbt/音声言語障害の方へ

果敢に挑戦する姿勢

神経内科で認知行動療法をやってこられた先生とお話して、非常に感銘を受けた。

心理士が少ない領域だから、それだけでも嬉しかった。

ジストニアの患者さんに果敢に介入していらっしゃっていて、関係性を築きながら、疾患そのものではなく、影響因子である人間関係やトラウマなどに介入していく。

CareがCureにつながる可能性はゼロではないのは確かだが、非常に難しい。

でも、トライして、より良い治療開発を目指す。

既存の心理療法の独自性を議論するのもいいが、新たな試みに身を投じる姿勢にとても励まされた日だった。

https://sites.google.com/view/tcbt/

自己愛

自分は最高だ。

自分は最低だ。

ジェットコースターのようでスリルはあるが、賞賛と評価を求めすぎて、おかしな立ち振る舞いになってしまう。

そんなあなたは、中立な立場で自分を見る練習をすると良い。

少し待ってから、自分を眺めてから、語るようにしよう。

自分に嫌気がさす時も、全てがうまくいっていると思う時も。

https://sites.google.com/view/tcbt/

外傷後成長

新年度になりましたね。

今年度からはフリーランス心理士になりました。

改めて所属した組織の偉大さを思い知りますが、自由さも満喫したいものです。

私が心理士業に身を乗り出したのは、家族との死別が大きな理由でした。

そして、強迫性障害と並んで研究してきたことは、難病を持つ患者さんの支援でした。

どちらも、非常に難しい課題です。

近年、聞かれるようになった言葉で、外傷後成長というのがあります。

何かを失ったり、傷ついたりした後、返って成長を遂げる人々がいるというのです。

病気を持つことは、何かに不利であったり、自分の無価値観を強めるのが通常です。

私は多くの難しい病気を持つ方が変わって行くのをたくさん見てきました。

その方々は、私よりも生活自体は苦難がたくさんあるのに、創造的でたくましく、時にしなやかに生きていらっしゃるのです。

こういった生き方は、もしかすると、あまり語られることがないのかもしれません。

病気を持ちながら、今日まで生きてこられた背景には、たくさんの知恵が隠されています。

病気を治すことと同様に、こういった外傷後成長を確認し、自分を大切にすることも大切にしたいと思うのでした。

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

今後は、自営のカウンセリングオフィスを細々と運営してまいります。

YouTubeの動画や認知行動療法の話を書いていますので、のぞいてみられてください。

TCBT: https://sites.google.com/view/tcbt/

人生の転換期

年度末ですね。

私も今の職場を離れたり、新しいことを始めたり、人生の中ではかなり忙しい日々を過ごしている気がします。

思いがけないチャンスをいただき、認知行動療法、研究、臨床と目一杯研鑽を積ませていただいた6年でした。

医療のルールや研究倫理、業績ありきの業界に葛藤して、苦しい時期もありましたが、天真爛漫な私にはよい訓練だったと思います。

私が心理学に興味を持ったのは、自分と他人を許すことが難しかったからでした。

なんとも自己愛的で、今思うと、危うい人だったなぁと恥ずかしくなります。

こういったことは、誰にでも話せないし、話しても、まぁ、しょうがないよね、でたいてい終わります。

過去には戻れないし、自己愛やら愛着の話をされたら、誰でも戸惑うことでしょう。助言もしにくいかもしれない。

それでも、様々な思いを言葉にしていくことは意味があるし、それを聞いてくれる人によって少しづつ受容したり、立ち直っていくことはたくさんあります。

成長することは素晴らしい経験で、誰かの成長を目の当たりにすることもまた、美しい出来事です。

成長は弱さの克服だけではなく、弱さをクリエィティブに生かすことも、すでに備わっている才能を開花させることでもある。

私は高校の英語は赤点でしたが、なぜかアメリカの大学を卒業しました。

研究を忌み嫌っていましたが、なぜか論文を書くようになりました。

本が大嫌いでしたが、今は本無しでは生きていけないと思うようになりました。

必要に迫られたり、誰かに背中を押されたり、その時は喜ばしくない試練の中で、学んできたのだと思います。

なによりその時折々に、助けてくれた素敵な人たちがいてくれました。

心理士として、まだまだ勉強することはたくさんありますが、これからも続けていこうと思いを新たにするこの頃でした。









”新しい自助グループを設立致しました‼️”


YouTube心の健康動画

気がつけば、もう2月も終盤ですね。 

新たな門出を迎える方も多くいらっしゃると思います。

私も来年度の調整にバタバタする日々を過ごしています。

YouTubeでご活躍の本田健さん、樺沢紫苑先生に影響され、様々なご事情があって支援につながれない悩みを持たれる方からのご要請をいただいたことで始めました。

気がつけば、動画が36本になりました。
何かのお役に立てればと願っております。

お時間のある時にでもご覧ください。


TCBTも開業して半年が経過しました。
多くの皆様に支えられて、ここまでやってこれました。

関わってくださった皆様、使っていただいたお一人お一人に感謝を申し上げます。

来年度は、集団療法、ワークショップなど、グループダイナミクスのあるサービスにも挑戦してみたいと思っております。

まだまだ寒いですが、お体に気をつけてお過ごしください。