でりの気まぐれ日記 -72ページ目

最終章・・・

どうしても加速力で負ける…


少しずつだが、確実に差が開くのが自分でもわかる。
3速ではオーバーレブ  4速では加速力が足りない
こんな状態は初めてだ
明らかに想定内の領域を超えている…

いくつかのコーナーをクリアしていてわかったことがある
ブレーキング時間の短い理由は、ブレンボの6ポットとABSだ。
路面が濡れていると言う事もあるけど、
強力なブレーキ、タイヤの限界を超えないABSで短い時間でクリア速度に落としていると思える。
これは凄い。4WDと言う特性を利用した強力な武器だな
立ち上がりの加速も良い ギアの繋がりが凄い

ブースト圧をあげたのではなく、ミッションを換えているのかもしれない
ブースト圧が同じでも、ずっとターボが利いているパワーバンドを使っているのであれば納得もいく
理由はどうであれ、このままなら確実に抜けることはないであろう
最後の打開策を試すしかないみたい
打開策は、ドリフトである

しかし、路面が濡れていると言うリスクがありだいぶ危険
しかも今回はネオバを履いている
グリップ力の高いタイヤでドリフト… しかもネオバは高いのでなるべく減らしたくない。
だが、負けるとわかっていても後悔はしたくないので、できることはやってみることに決定っ!

4WDの場合は、FRと違いフットブレーキでのドリフトには無理がある
サイドブレーキを使い、ドリフトのきっかけを作る
おおっ!思った以上にコントロールができて差が縮まる


いけるぞぉ~!と思った瞬間 前に白い煙が上がる
ん?何の煙?水蒸気?タイヤのこげた煙?
ちとまて、何で前に煙が見えるんだ?
あ゛ー  前の車もドリフトしているじゃん  
すっかり忘れていたが、前を走っている友達はスバリスト… 
4WDの扱いは俺以上だったんだ…_| ̄|○


ドリフト中止っ! ネオバがもったいない
オイラがドリフト中止しているのに、前の車はそのままドリフトでコーナーをクリアしていく
間違えなく、差が確実に開いていく…


"ええいっ!インプレッサは化け物かっ!(ケロロ軍曹の西澤梅雄風 と言ってもシャアの声と同じ)"

おめーも乗っているだろうっ!と言うツッコミはなしと言うことで


必死で追いかけるが差は縮まらず確実に開いていく
そんな時、車内に「ポーン」と言う音が鳴る 警告音だっ!
水温計を見る…げっ! 95℃を指している
油温系を見る…あ゛ー 100℃を越している


これ以上は無理だ…パッシングをしてバトル終了を告げる
そのまま、クールダウンに入る

完敗だった…orz


車の性能の違いが、バトルの決定的な差であることを教えてもらったバトルであった

ブレーキング勝負っ!

コーナーが迫ってくる。
ブレーキング勝負を仕掛け、一気に差を詰める予定である
差は、2~3車両分ぐらい  縮められない差ではない


オイラの車は、サスは柔らかく設定してある
これは、ブレーキを踏むと前が沈み、空気抵抗が後ろに流れ
後ろのウィングが後部を沈めさせ車両全体を沈めさせてグリップ力を増す
と言う、ダウンフォースを利用するためである


しかも今回は、ネオバを履いておりグリップ力には自信があった


しかしっ!前の車のブレーキランプが点灯しない… なんで?とパニくる


こっちも限界っ!オイラの方がブレーキングが早いと差が縮まらないじゃんっ!

同時か、オイラの方が一瞬早いか と言う感じでブレーキング…
しかし、ブレーキングの時間が違う 明らかに短い…
そー言えば「ブレーキングランプが点いている時間が異常に短い」と言っていたな
なんでだ?わからん…


コーナーの立ち上がりで、またちょっとだけ差が開く
間違えなく、2速、3速の加速力が負けている。
これは、ブースト圧の違いだろうと思えるが、そんなにエンジンに負担を掛けているのだろうか
ブーストコントローラーで制御しているのだろうか…不明だ


次のコーナーが迫る
今度はブレーキランプが数回点灯する
これは、レフトフットブレーキをしているのがわかる
オイラもレフトフットブレーキを使うけど同じことをやっていては絶対に抜けない


ヤバイっ! 負けが濃厚だっ!

打開する方法はあるけど、できればやりたくない…

真打登場っ!

夕方まで寝ていたので、今から続きを書きます


さて・・・真打登場である(笑)


ゆっくりとグリッドに並ぶ
今回は、だいぶ本気のバトルである


昔から、インプに乗っているスバリストとのバトル
FRから4WDに乗り換えたオイラと違い、4WDの長所も短所も知っているだろう


スタート前の緊張の一瞬  この緊張感は何度体験しても嫌なものである
でも、ワクワクするのもこの一瞬であるのは間違えない…
さっきのEK9とのスタートを見ていたので、ある程度の加速は予測されるが
こっちだって、インプなんだから大差はないはずである


カウントが始まり、クラッチミートに全神経を集中する
雨が、あがったとは言え路面は濡れている状態
ホイールスピンは致命的なミスになると思える


よいよ、スタートっ!
自分でも「上手いっ!」と思えるようなクラッチミート
これ以上のスタートダッシュはないだろうと思った

1速の加速力は同じだけど、2速になると少し差が出てきた
3速になるとその差が大きくなっていく…
ブースト計を見ると、0.9を指している


オイラの車は、1~3速まではコンピューター制御でブースト圧を0.9に押さえてある
その分、点火時期をずらしてトルクを確保している
4~5速は、1.2まで上がるようになっている

4速にシフトアップっ! 
あれ?差が縮まるどころか少し開く
何で?ブースト計は1.2を指している

ここで初めて気がつく…EK9の時は本気で踏んでいなかったことに…
と、言うことは、EK9だと手を抜いてもあっけなく勝てると言うこと?

え?EK9は相当速いぞ…



"車の性能の違いが、バトルの決定的な差でないことを教えてやる "の言葉通りコーナー勝負だっ!