最終章・・・
どうしても加速力で負ける…
少しずつだが、確実に差が開くのが自分でもわかる。
3速ではオーバーレブ 4速では加速力が足りない
こんな状態は初めてだ
明らかに想定内の領域を超えている…
いくつかのコーナーをクリアしていてわかったことがある
ブレーキング時間の短い理由は、ブレンボの6ポットとABSだ。
路面が濡れていると言う事もあるけど、
強力なブレーキ、タイヤの限界を超えないABSで短い時間でクリア速度に落としていると思える。
これは凄い。4WDと言う特性を利用した強力な武器だな
立ち上がりの加速も良い ギアの繋がりが凄い
ブースト圧をあげたのではなく、ミッションを換えているのかもしれない
ブースト圧が同じでも、ずっとターボが利いているパワーバンドを使っているのであれば納得もいく
理由はどうであれ、このままなら確実に抜けることはないであろう
最後の打開策を試すしかないみたい
打開策は、ドリフトである
しかし、路面が濡れていると言うリスクがありだいぶ危険
しかも今回はネオバを履いている
グリップ力の高いタイヤでドリフト… しかもネオバは高いのでなるべく減らしたくない。
だが、負けるとわかっていても後悔はしたくないので、できることはやってみることに決定っ!
4WDの場合は、FRと違いフットブレーキでのドリフトには無理がある
サイドブレーキを使い、ドリフトのきっかけを作る
おおっ!思った以上にコントロールができて差が縮まる
いけるぞぉ~!と思った瞬間 前に白い煙が上がる
ん?何の煙?水蒸気?タイヤのこげた煙?
ちとまて、何で前に煙が見えるんだ?
あ゛ー 前の車もドリフトしているじゃん
すっかり忘れていたが、前を走っている友達はスバリスト…
4WDの扱いは俺以上だったんだ…_| ̄|○
ドリフト中止っ! ネオバがもったいない
オイラがドリフト中止しているのに、前の車はそのままドリフトでコーナーをクリアしていく
間違えなく、差が確実に開いていく…
"ええいっ!インプレッサは化け物かっ!(ケロロ軍曹の西澤梅雄風 と言ってもシャアの声と同じ)"
おめーも乗っているだろうっ!と言うツッコミはなしと言うことで
必死で追いかけるが差は縮まらず確実に開いていく
そんな時、車内に「ポーン」と言う音が鳴る 警告音だっ!
水温計を見る…げっ! 95℃を指している
油温系を見る…あ゛ー 100℃を越している
これ以上は無理だ…パッシングをしてバトル終了を告げる
そのまま、クールダウンに入る
完敗だった…orz
車の性能の違いが、バトルの決定的な差であることを教えてもらったバトルであった