バルディビエソのおもてなし ~チリ~
今回のワイナリー見学で最も面白かったのはバルディビエソ。
収穫時期というとてつもなく忙しいタイミングの訪問だったにも関わらず、私たちに最高のおもてなしをしてくれるところが素敵でした。
そりゃ、50歳近いのに20代の彼女がいるっていうのもうなずけます。
ここで面白かったのは収穫したてのブドウをジュースの状態でテースティング、次にある程度アルコール醗酵が進んだもの、そして熟成したもの、と順を追って飲むことを体験させてもらったことです。
なかなかこんな体験できませんよね!?
テースティングです。
50種類のテースティング。
面白いのは95年や96年のシングルヴィンヤードの赤。
チリワインの熟成のポテンシャルを知ることができたことも良かったのですが、95年はコルク、96年はスクリューキャップ。
やっぱりスクリューは熟成に時間がかかることも体験できました。コルクと1年差ですが、スクリューはまだフレッシュすぎるかのような印象です。
コルクはちゃんと呼吸しているんだな、と感じました。
スクリューキャップ。私は賛成派ですが、熟成となると時間がかかるものです。
色んな体験をさせていただいて、最後ホテルに着くと部屋に1本ブラン・ド・ブランが置いてあるじゃないですか!
なんという演出!
感動しますね、これは。
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理想の有機栽培 ベサ ~チリ~
有機栽培、今、どんどん広がっているこの栽培方法はいわば自然への回帰。
昔当たり前だったことをもう一度考えてみよう、というものなのです。
やっぱり野菜も果物も余計なものを与えずに育てるのが理想というもの。ただ、そこに自然だけに任せるリスクと手間隙がかかることからなかなかそこへ向かえない、という事情もあります。
でも、やっぱり自然に作られたものは美味しいものです。それはもう格段に違います。
ベサというワイナリー。
動物たちが害虫も食べてくれます。ただし、鶏たちはジャンプしてブドウの実もついばみます。
これは問題なんだそうですけどね。
アルパカ。何のためにいるかは知りません。
働く人たちは週末の楽しみと商売のために1人1箇所の畑の区画を与えられて自由に野菜を植えます。
条件は「有機栽培」であること。それだけです。
小さな区画ですが、それによって働く人たちも手間がかかる有機栽培がどんなものかを体験することでそうでないものとの味の違い、野菜本来の美味しさを知ることになるんだそうです。
この区画はペペさんの区画です。
ペペさん、会ってもいないのに個人情報垂れ流してすみません・・。
こういう取り組みはとても素晴らしいことですね。有機栽培であること、その重要性を感じることができます。
このワイナリーは260haもの畑が全て有機栽培。美味しいワインが手ごろ価格で飲める素晴らしさです。
どれもチリ特有のいわゆる「チリ臭」が殆どありません。完熟を待って健康なブドウで造られるワインはそりゃもう健全です。
有機栽培・・・最近多くなってはきていますが、楽なものではありません。
畑には愛情と手間をかけてやることが美味しく健康なワインを造ることになるんです。
とっても素晴らしいワイナリーでした。
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マルディ・グラ ~銀座8丁目~
チリのことをちょっと置いておいて土曜日に嫁の誕生日も兼ねてマルディ・グラさんへ。
思いっきり肉食べたいと思って行ってきました。
土曜日とはいえ、19時に予約入れてたら意外にお客さんがいない。どうやらここは20時過ぎてから人が集まるようで、しばらくは貸切状態でした。
料理はメニューもそれほどなく、前菜何品か頼んでメインを食べる感じです。
料理は香草の爆弾が有名なようなのでこれをお願いしました。
パクチーがどーんとドレッシングを和えただけで登場。パクチーって嫌いな男性が多いとは思いますが、この思い切りは面白いですね。
そして肉!!
肉は「仔羊の肩肉と牛シンタマと内臓のグリル アルゼンチンスタイル」を頂きました。
がっつり食べるならこれは素晴らしい!来週、シェ・イノに連れて行っていただくのでその当たりも考えてのチョイス。
シンタマとは内モモの肉のことです。焼き加減も素晴らしく肉を食べた!!って思える満足感でした。
ワインはこちらを。
以前はローヌ嫌いと有名(?)だった私。最近は好きです。特に迷ったときはヌフ・デュ・パプかジゴンダスと思っています。ヌフ・デュ・パプにも色んな造り手がいますが、ハズレが少ないのもこのAOCの特徴のような気がします。
それにラヤスやシャーヴのように高いものは別として大体はそこまで高くなく飲めるところがいいです。
ドメーヌ・ラ・ロケットの2004年を頂きました。かなり良心的な値段です。
結局足りずにもう1本頼んでしまいましたが、ワインも十分すぎるほど楽しめました。
ちょっと銀座価格にはなっていますが、肉食べたいときにはいいですね!
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チリという産地を知る!
南北は4000キロを超えるにも関わらず、東西はたった170キロくらいしかないのです。
そして北は赤道付近の砂漠地帯、南は南極に近いという1つの国で暑いところから極寒の地までの多種多様な気候を持つ国なのです。
人口は(私、人口マニアなので)日本の約10分の1。
西は太平洋からの風、東はアンデス山脈から吹き降ろす風。
理想のワイン産地があるとして何を疑うことがありましょう。
これだけいろんな気候の揃った国、チリをチリワインって一括りにしてはいけませんね!
それぞれの地域のテロワールを感じていくことが今後チリワインを知っていく上で重要なことだと思います。
これはサンティアゴ空港からほど近いところの畑です。奥にはアンデス山脈が見えます。
夏は海で泳いでそのままスキーが出来るような環境です。寒暖差も激しくとてもブドウには良い環境です。
そういえば山形の庄内平野も似たような環境で、海が近く、夏でも蔵王辺りは雪が残っているそうで、海行ってスキーが出来るんだそうです。
もしかしたら庄内平野もワイン造りのポテンシャル高いのかも知れませんね。
クリコ・ヴァレー、マイポ・ヴァレー、リマリ・ヴァレー、ビオビオヴァレーなどなど。。。
場所がどの辺りでどんなテロワールか語れる方ってそうはいないのではないでしょうか?
まだ、私もそのうちの何箇所かに行っただけですけど地図見ながら行ってみるとその場所の特徴が見えてきます。
今後はこの地域ごとの特徴を考えながらチリワインを飲んでいきたいですね。
いや、「チリワインを飲む」という表現が良くないですね。
「今日はリマリヴァレーのワインを飲もう」という感じで表現していきたいところです。
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