アミンデオ
クレタ島から飛行機で次に向かったのはテッサノニキ。
ギリシャ第2の都市です。
そこからバスに乗り向かった産地はアミンデオ。
ここではギリシャを代表する赤ワインのブドウ品種、クシノマヴロが植えられています。
ここは4つの湖に囲まれた産地です。
ギリシャで最も寒い産地です。標高の低い湖の近くで収穫されるクシノマヴロはロゼになります。
そして多くのスパークリングワインも造られます。
標高の高いところでは赤ワインが造られます。
PDO AMYNTEOを名乗るにはクシノマヴロを使わなければなりません。
ロゼワインが世界的に人気が高まっていてギリシャ国内でも生産が増えています。
(日本ではどうしてもロゼがあまり流行りませんが)
島の美しさとは異なり、夏でも一定の寒さを感じる緑を多く感じる美しさです。
もちろん、他のブドウも栽培されますが、PDOは名乗れません。
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クレタ島のワイン
3日目はクレタ島へ。
サントリーニ島とはまた異なる美しさ。
この島はギリシャで最も大きな島であるとともに最南端となるため、かなり気候としては暑いです。
この日はそこまでではありませんでしたが45℃を超えるなんて言ってました。
この島には高い山々が東西を横断していて、アフリカから吹く暑い南風から守るために北側の斜面にブドウ畑があり、標高も高いため、暑いながらも高山性気候の特徴が出ます。
ブータリのワイナリーを訪れ試飲を行いました。
ここではVilana種やVidiano種が白品種として多く、いずれもレモンのような風味を感じます。
南の島らしい味わいでこれだけ暑い産地のワインとなると求められるものはすっきりとした辛口、ということになります。
また、印象的だったのはDafni種でゲヴュルツトラミネールのように独特のスパイス感があり、ローリエの香りが非常に強いブドウでした。
赤ではKotsifali種などアルコールが高く、Mandilari種とよくブレンドされますが、特徴的なものがあります。
白ブドウを70%もブレンドする赤ワインなど、不思議な赤もあります。
他にはボルドーやローヌ品種がたくさん植えられています。
この他にもMuscat of Samosなど甘口でも知られます。
非常に興味深い島でした。何と言っても海がきれいです。
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サントリーニ島のワイン
ギリシャ2日目。
サントリーニ島に渡りました。誰もが憧れるサントリーニ島。ここでも素晴らしいワインが造られています。
この海が見渡せる素晴らしい土壌でブドウは育ちます。
この島では独特の仕立て方が取られます。
Κουλούρα(クルーラ)と言います。バスケットのことです。
これがそれなんですが、この樹だとわかりませんよね?
要はこうなってます。
枝をぐるぐる巻きつけるように巻いて仕立てをします。
この理由は3つです。
・風が強すぎてブドウの実が飛んで行ってしまうので枝をぐるぐるにして内側にブドウの実が生るようにして守るのです。
・ぐるぐるにすることによって中に湿度が生まれる。
・日の光からブドウを守る。(サントリーニ島は暑いときは45度を超える猛暑となるため)
ただ、このやり方ですと、樹齢が高くなりすぎると栄養が行きわたらないため、15-25年に一度枝は切り落とすんだそうです。
ギリシャの他の島ではこの仕立て方法は取られていません。サントリーニ島だけの特別なやり方なのです。
また、この島は砂質土壌で風も強いことからフィロキセラがまだ発生していません。
そして基本的にオーガニックでブドウは造られます。
ブドウ造りには全てが揃った島と言えるでしょう。
サントリーニ PDOを名乗るにはアシリティコを75%以上使用しなければなりません。
つまり白ワインの聖地と言える産地という訳です。
アシリティコが注目の品種たるゆえんです。
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キクラデス博物館にてワインの歴史のお勉強
まずはアテネ。
ワインを知るにはその歴史を知ることから始まります。
ここ、キクラデス博物館では紀元前のワインの文化を知ることができます。
ギリシャはワイン発祥の地ではありませんが、その歴史は古く、最もワインの発展に寄与した地域でもあります。
5000年前にすでにワインを飲む像があります。(左上)
現在と意味が異なりますが、この頃の酒(ワイン)と言えばシンポジウムの文化に起因します。
シンポジウムは“何人かが集まって酒を飲む”という意味を指すものでそこには女性は入れません。
入れるのは今でいう芸者さんやホステスのような女性たち。
そして出されるのはもちろんワイン。
ただし、このワインは水で割って供されていて、アルコールの強い人には水は少なめ、弱い人には水を多めに調整したと言われています。
その調整をした人が現在のソムリエ、という訳です。
つまりこんな昔から非常に意味の強い存在としていたのがソムリエだという話なのです。
美しい土器の数々に感動して次の勉強へ。
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