内なる石のひびきに、熱き心がやどる -371ページ目

忘年会で一体何人の客が吸い込まれるのか不思議なくらいの人気焼鳥屋 八鶏 @門前仲町

焼鳥の激戦区でもある門前仲町。

母との定期食事会で訪問しました。

一軒家のお店です。入ったらガラガラだったので時間早いけどあまり人気ないのかな?と思ってました。

そしたら次から次へと扉が開く音が・・・。

3階まであるようですが、一体何人が入っていくんだろうって感じで20人どころではなかったような・・

忘年会とはいえすごい人気です。

まずはバーニャカウダ。彩が美しい!!

濃厚なソースもまた素晴らしい。

焼鳥も1串1串丁寧に焼かれています。

7本のコースにしましたがどれもおいしいです!

ワインはチリ産とはいえかなり安い!なぜかカベルネの方が同じ生産者のメルローより安い・・・。それも700円も。

グラスはシェフ&ソムリエ。

 

独特の形がいいですよね。

 

飲み足りない私たちはその後日本酒バーに向かってしまうのでありました・・。

ランチが復活した人気の焼鳥店 鳳 @赤坂

もう、少し前になりますが、夜何度か予約しようとして予約が取れなかった赤坂の焼鳥の名店、鳳さん。

たまたま歩いていたらランチが再開しているのを発見。

そりゃ行くでしょ。

なんとまだ再開したばかりで空いてました。

ランチの焼鳥重。めっちゃおいしいです。

これはすぐにランチも行列になってしまうことでしょう。

おまけにデザートに店名の入ったアイス最中が。

 

夜に行きたいお店の1つです。はなれには行ったのですが。

ガメイを愛する人をガメラーと呼ぶ

私は1964年のモルゴンをとあるワインバーで飲ませていただいて以来のガメイ好きです。

あの時の衝撃は忘れません。もう16年ほど前の話ですが。

生産者は確かリジェ・ベレールでした。

今回、ガメイとローヌをひたすら飲むという機会に恵まれまして飲んできました。

まさにこれだけのワインを。

今はいろんなクリュ・ボージョレが日本に入ってきているのですね。うれしくなってしまいました。そしてそのほとんどがものすごく品質高い。

その中でもこの生産者のものが最もおいしかったです。

モルゴンも3つにわかれる中でコート・ド・ピュイが特に良いです。火成岩土壌がそうさせるのか、モルゴンを飲むというよりコート・ド・ピュイを飲む、という感覚です。

 

こういう機会はなかなかないので素晴らしいテイスティング会でした。

ノエル・ア・ラ・モードの伊勢丹マジック

毎年恒例のノエル・ア・ラ・モード。いわゆるシャンパーニュの祭典です。

伊勢丹 新宿店さんで行われるシャンパーニュだけを集めたイベントです。

これだけは必ず行くのですが、魔法にかかったかのようにたくさん買ってしまいます・・・。

年に数本しか飲まないクセに今年も7本購入です。

 

なぜ伊勢丹さんでは魔法にかかるのか・・・。

このイベントでシャンパーニュを買う方の平均単価は1人当たり3万4千円ほどだそうです。これは5年くらい前のデータなので今は4万円ほどでしょうか。5日間で1億円を超えるイベントです。

 

シャンパーニュは価格が上がり続けていますが、売上も伸び続けています。伊勢丹さんでは「カート族」と呼ばれるショッピングカートを押して歩く人たちがたくさんいます。(私もです)

 

多い方だとカートには30本以上のシャンパーニュが入っているのです。その方々にめがけて各ブースの生産者や担当の方は案内をするのでもっと増えます。そして活気が出てくると「買わないともったいない」的な心理が発生するのでしょう。

それにシャンパーニュの殆どがテイスティングできます。飲んだら買ってしまう、これも客心理です。

 

そして1万円が1000円みたいな感覚が生まれるのです。気づいたら6万円。でも買ったタイミングでは6000円くらいのイメージなんです・・。

そう、引き落とし日が来るまでは・・・。

 

冬の一大イベント。クリスマス、正月のシャンパーニュは充足しております。

第120回山本会 ~売れると思ったのに売れなかったワイン~

120回目を迎えた山本会はかなりマニアックなテーマになりました。

「売れると思ったのに売れなかったワイン、おいしいと思ったのに反応されなかったワイン」にしました。

インポーターとしての悩みの1つでもある「おいしい=売れる」ではないところ。例えば高くても売れるボルドーワイン、それを超える品質を持っていてもアルゼンチンであれば売れないのようにブランド信仰。年々高くなるのに売れ続けるブルゴーニュ、安くておいしくてもカリピノはそこまで売れない、など色々あります。

そんなおいしいのに売れていないワインが集まりました!(中には売れているものもありますが)

いつものおいしい料理は以下の通りです。

ブランドードのムース

鱈とジャガイモを生クリームでムース状にしたものです。

ワタリガニとカレイのスープ仕立て

プロヴァンスロゼが合いそうな料理です。あ、カシーですね。

黒豚ラグーとキャベツのカサレッチェ

大山地鶏もも肉のコンフィ きのこと赤ワインのソース

 

です。山本会はシェフも会に参加されるので一緒にやります。(みんなが終わってからシェフの意見を聞きます)

 

さて、ワイン。

 

1.Christoph Hoch Kalkspitz(オーストリア)

これはシードル?って本気で考えたほどリンゴっぽい味わい。濁りのある液体で酸が酸っぱい!って感じるレベルです。開けるタイミングが難しいワインで1日置くと別の顔が出てくるらしいです。

 

2.Nakajima ペティアン ナチュール ロゼ 2018(日本/長野県)

還元香があり、ビスケットのような香ばしい香りがあり、デラウェアのような国産ブドウの味わいがあったので日本のものとは推測できました。にしてもすごいワイン。

 

3.Jansz Premium Cuvee(オーストラリア/タスマニア)

香ばしい香りでレーズンサンドのような特有の香り。泡は強くなく、酸もそこまで強く感じないのが不思議(実際には高いはず)。苦みが余韻に残る。素晴らしいワインだと思いますが、タスマニアの泡は売りにくいそうです。現地ではものすごくブームになっている地域だけど日本だと厳しいとのことです。

 

 

4.Tyrrell's Hunter Valley Semillon 2012(オーストラリア/ハンターヴァレー)

今年WSETを受験してこの地域の重要性を確認したところだったのでこのワインの登場はうれしかったです。いわゆる典型的な早摘みのセミヨンです。ペトロールを少し感じましたがこれはセミヨンの厚みとオーストラリア特有の香りが混ざったものでした。これが6000円するそうで、おいしいですが高く感じてしまいますね・・・。反応が鈍かったというワインでしたが、それも意味はわかりました。

 

5.Oremus Mandolas 2016(ハンガリー)

ヴェガ・シシリアが唯一海外で生産していることで有名なフルミント。パスティスのような香りがあり、吟醸香のような香りもあります。酸しっかり、ボディも厚めです。これもかなりおいしいと思いますが、フルミントで辛口で3000円。悩ましいところなのでしょうか。個人的にはフルミントの辛口は大好きで、瓜系の香りが特徴だと思っています。

 

6.Partage Pinot Noir 2014(アメリカ/カリフォルニア)

私が大好きなワインです。カリフォルニアの有名なソムリエさんがいるお店でそのソムリエさんが3haだけの畑から年産1200本だけ生産死しているという希少性もあるワイン。滑らかでジューシーなスタイルでカリピノが好きな方にはリーズナブル(5700円くらい)だと思っているのですがあまり売れていません。ま、割当も少ないから困ってはいないのですが、謎です。同じ価格の隣の地域のワインが売れているのに・・。

 

7.Monttsecano Pinot Noir 2017(チリ/カサブランカ・ヴァレー)

ピノ・ノワールなのにそれ以外のスパイスのニュアンスが強く感じられるのでグルナッシュかと予想してしまいました。コンクリートのような香りと苦みを感じるワイン。これはカリフォルニア専門のインポーターがチリ売ってるから売れてないだけじゃないかと・・。違いますね。チリ=安いイメージなので5000円を超えるチリはどこも苦戦していますよね。アルマビバとオシオ以外は結構難しいと思います。(反論はあるかと思いますが)

 

8.Errazuriz Maximiano Founder's Reserve 2007(チリ/アコンカグア・ヴァレー)

クレヨンの香りが強く濃厚なワインであることがわかります。もうアルゼンチンの良質の濃厚なマルベックで当たったと思ってましたがこれですかあ!これは売れているのではないですか??さっき言ったことを撤回のようですが、1万円のチリ。

 

9.Sam Harrop Grand Amateur 2016(ニュージーランド/ホークスベイ)

ジンジャーや土っぽい、アンフォラで造ったワインのような香りがあります。シナモンなども感じるし、ジョージアのサペラヴィかと思ってしまいました。面白いワインですが、これも5000円超えます。

 

10.Antinori Tignanello 2016(イタリア/トスカーナ)

最後はシェフのワイン。相変わらずすごいワインをありがとうございます。これは売れてないことはなさそうですが・・。乾燥した肉のような香りや味噌っぽい香りからシラーかと思いましたが・・。

 

今回はインポーターどうしで白熱してしまいました。一般の方にはややわかりにくい内容にはなってしまいましたが、ワインの販売になるとみんな熱が入りますね。「おいしい=売れる」の構図をもっと私たちは広めていかなければいけない、と思った夜でした。