内なる石のひびきに、熱き心がやどる -311ページ目

和食とワインのペアリングを検証

南青山にある「きいろ」さんにて和食とワインのペアリングの検証を行いました。

ワインはこの5種類を持ち込ませて頂いて。

まずはくらげときゅうりのサラダ。

くらげというのは元々はニュートラル。噛み応えがあるのである程度厚みのあるワインが欲しいところです。

そして酢を使っているので酸は高いほど良い。キュウリもニュートラルなのであとは産地と品種ということになります。

 

ばっちりとまではいきませんが、オーストラリアのリースリング。これが良かったです。

そして刺身。白身の魚はリースリングの酸で合わせます。ただ、刺身っていうのは意外に難しい。

寿司の方がまだ合わせやすいですね。

でも以前もご紹介しましたが、鮪の中トロ。これにはガメイが絶対です。ボージョレ地方の方がなお良いですが、ナチュラルなガメイはぴったりと合います。今回のガメイはSo2フリー(ニュージーランド)。

これも合ったポイントでしょう。

エビマヨ。

こちらにはノーデ セミヨン。このワインは南アのオールドヴァインのセミヨンをナチュラルに造り、樽はややしっかりめに熟成させたものですが、これは完璧でした。海老=リースリングは王道として同じく厚みのある品種は合わせやすく、揚げたところは樽熟成に、そしてボリュームはマヨネーズとぴったりです。

これ以上の組み合わせはないでしょう。

名物カニクリームコロッケ。

これはトマトソースなので白でも合うのですが赤がお薦めです。これはガメイとグルナッシュ(南ア)がぴったりでした。ソースがない状態だとリースリングです。

でもこのクリームの質感をニューワールドの赤のボリューム感で合わせ、後はトマトソースの酸味と赤ワインの要素を合わせるようなイメージです。

辛子を浸けた叉焼にはグルナッシュ。

これもまたぴったりでした。

 

今回は和食だったにも関わらず日本ワインの酒井ワイナリー バーダップワイン赤はいずれとも難しかったです。生食ブドウであるスチューベンやロザリオなどを主体としているからだと思います。

料理を合わせるならヴィティス・ヴィニフェラの方が合わせやすいこともわかりました。ぶどうジュースと食事が合わないのと同じ理屈かと思います。

 

色々勉強になる検証でした。

 

鮑丸々1個入った超贅沢なパスタが期間限定で超お得価格

鮑が好きです。でも買おうとしたら「そんな素材は家で食べるもんじゃない!」と嫁がいうのですが外ではなかなか食べれません。

いつもこのお店の前を通りながら「いつか成功したら夜にここにきてやる!」と思ってました。

そしたら・・・

1周年記念で2週間ほどの期間限定で鮑ランチやってるじゃないですか!!

なんと和風(特製)、ジェノバ、アメリケーヌの3種類。

そりゃ入りますよね。

サラダまでこんな斜めに立つ素敵なボウルで。

特製パスタにしました。

なんですか、これ!!!ほんとに丸々1個大きな鮑が入っているじゃないですか!!

 

なんと1200円です。びっくりします。鮑1個ですらこの値段で買えるわけもなく・・・。

超贅沢です。

 

原価割れしていると思われます。これはランチ食べたら恩返しに夜に行かないといけません。

29日までだそうです。

天ぷらにヴィーニョ・ヴェルデが正しい理由

天ぷら・・・大好きなのですが高くてなかなか行けないお店・・。

手軽に食べれるお店があるというので行ってきました。

テイクアウトもできます。

どれもポーションが大きいのにサクッと揚がっていて食べ応えがあるのに1本80円からとかなり安いです。

唯一のワインがヴィーニョ・ヴェルデでした。

このお店では抹茶塩、カレー塩もあるのですが、カレー塩、完璧にヴィーニョ・ヴェルデと合います。

 

そもそも天ぷらはポルトガルから伝わってきた料理法。ポルトガルのワインを合わせるのが王道と言われます。

ヴィーニョ・ヴェルデは微かに発泡感があり、南の地域で造られるワインとしてはすっきりしています。

それに果実味は厚みがあるのと塩っぽさを風味に感じます。

 

これが天ぷらに合わないはずはありませんね。カレー塩には完璧なので試してみてください!

毛蟹とリースリング(甘口)

母から毛蟹が届きました。私たち田舎出身の人間は蟹は冬の最高の贅沢です。

嫁に言わせると「蟹を食べる人は日本人の1割くらいじゃない?」とのこと。んなわけあるかい!

自分があまり食べないものは世間でも食べられないものの1つに思うようです。東京出身なのに「八王子って東京?」って聞くくらいですから。

 

毛蟹は最高です。蟹の王様は何かを話し始めるとたらばだったり松葉ガニだったり花咲ガニだったりはたまた上海ガニにまで論議が及んでしまうので避けるとして私は大好きな蟹の1つです。

合わせるワインは甲殻類に無類の相性を示すリースリング。

蟹酢を浸けるならなおさら、やや甘口を選べばよいのです。

 

これは完璧なペアリングというべきです。蟹酢を浸けない場合でも蟹酢の替わりになるのがリースリング。

 

あと1回、蟹がやってきます。楽しみ。

 

小田島さんで和食とワインのペアリング最高峰を識る

日本で和食とワインのペアリングの元祖といえばやっぱり小田島さん。今年も食べ納めです。

土曜日はシャンパーニュのフリーフローをやられているのにペアリングまで楽しめます。

まずは烏賊の塩辛。

これが絶品なんですよね。シャンパーニュとは合うとはいえ、全く生臭さが出ないのはこの塩辛自体のレベルが高いから。

そしてキャヴィアではなくいくらが出てくるのも小田島流。

ここからはペアリング。あれ?これなんだっけ??

まずはロゼ。

くらげ。

こちらにはフランスのオレンジワイン。そこまでオレンジっぽい味わいではありませんが、くらげにはそのくらいがちょうど良い。

バイ貝。

貝のやや厚みのある味わいにはヴィオニエ。

寿司。

見事な組み合わせはニューヨークのロゼ。このワイナリー行きました。

そして定番のフォアグラ大根にはソーテルヌ。これを食べないと正月は迎えられません。

お椀にはなんとネッビオーロ。

そしてメイン。

〆はやっぱりアオサたっぷりのうどん。

洋ナシのデザート。

 

相変わらずたっぷり食べてたっぷり飲みすぎて最高の土曜日の昼でした。

そしてみんなで動画を楽しむ食後・・・。