内なる石のひびきに、熱き心がやどる -234ページ目

クレマンの名を冠するワインはフランス以外にもあった?

クレマンというと元々はシャンパーニュ地方の用語ですが、シャンパーニュを他の地域に名乗らせないようにするためにシャンパーニュ以外で造られるシャンパーニュ製法のスパークリングワインのことを「クレマン」という名前にしました。

でも、クレマンってフランスの8つの地域で造られるスパークリングワインだけじゃなかったのです。

クレマン・ド・ルクセンブルクです。ルクセンブルクのシャンパーニュ製法のスパークリングワインにもクレマンの名称が与えられています。

さらに言うならベルギーにも1つ与えられています。

 

ルクセンブルクといえばワインを勉強した人なら最初に覚えるのは1人当たりのワイン消費量世界一ですよね。今は抜かれて2位になったそうですが、とにかくワインを飲む国のイメージです。

また、フランスの質、ドイツの量と言われるほど食でも有名で、人口100万人当たりのミシュランの星の数が東京に次いで多いとされます。

1人当たりのGDPも世界一で小さな国でありながらその注目度は高い国です。

 

クレマン・ド・ルクセンブルクが制定されたのは1991年です。まだ制定されてからの歴史は短いですが、主要品種はリースリング。

 

なかなかすっきりとしていて上品で洗練された非常に美味しいスパークリングワインでした。初めての経験でした。

ニューヨークワインを学ぶ

ニューヨークでワイン造っているの?率直にそう思う人もいるかもしれません。

でも実はニューヨーク州はアメリカで第3位の生産量を誇ります?あれ?カリフォルニア、ワシントン、オレゴンの順ではと思った方、ちょっと知識が古いです。

そんなニューヨークワインを勉強してきました。1位のカリフォルニアはアメリカ合衆国の89%の生産量、5%でワシントンが、そして4%でニューヨークが続くのです。オレゴンは現在4位です。

 

義弟の結婚式が2017年にあったので私も運よくニューヨークのワイナリー(ロングアイランド)を3軒ほど訪問しました。

とても素晴らしいワインを造っているので驚いたほどです。

 

マンハッタンから車で3時間ほどで到着するロングアイランドはセレブたちの別荘地でもあり、成功者が住むことでワインを造るというのは成功者の証の1つでもあります。

 

そして面白いのはヴィティス・ラブルスカが多く、ヴィニフェラが植えられ始めてそれほど経っていないところが日本にも共通します。

世界のトップのソムリエはニューヨークにいるわけですから世界の流行を最先端で受け止めていることにもなります。

 

土地の高さと人件費の高さゆえにワインは高額なのですが、その品質は目を見張るものがあります。

 

訪問したことのある産地を学ぶのはとても飲み込みが早くて勉強になります。とてもいいセミナーでした。

サイゼリヤのすごさ

ワイン業界ではしばしば語られるサイゼリヤのすごさ。

自宅近くのサイゼリヤに行ってみました。

サラダ大盛。

ミラノ風ドリア。

若鶏のディアボラ風。

白ワイン、デキャンタ250ml。

デキャンタ赤ワイン500ml。

 

これでなんと2000円切るんです。びっくりしますよね。

ワインなんて250mlのデキャンタが200円ってどうなってるんですか??

しかも普通に美味しいです。

 

料理もとびぬけて美味しいわけではないけど十分美味しい。

 

ワインリストは全部小売価格程度です。すごいです。いつ行ってもすごい。そしてワイン旗艦店だとワインの種類も相当あります。

理系の考え方で作られる価格ありきなところが安さの秘密ですが、ほんとに儲けあるのかと思ってしましますね。全国に1500店舗ほどあり、ワインの輸入量も業界トップクラスです。

 

ランチタイムでもほとんどの人がワインを飲んでます。良いですね、この雰囲気。

海老と春雨(パクチー)の黒胡椒炒めに合わせるワイン

パクチーに合わせるワインというと思い浮かぶのはソーヴィニヨン・ブランだったりしますが、この日はジョージアにしてみました。

海老+春雨+パクチー+黒胡椒なこの料理はまず、海老の弾力とパクチーの香りと黒胡椒の香り、そして炒める(火を通す)という行程が加わることに注目です。

 

海老はリースリングやシュナン・ブランのように糖度を少し感じるブドウが良いと思いますので厚みだったり果実味がしっかりとあり、甘みが少しあるものが良いです。そして春雨はニュートラルなのであまり考えずにパクチーに思いを寄せます(笑)。

 

パクチーの香りは独特なので意外にワインは選ぶのですが、この香りに共通点があるのがジョージアのオレンジワインなのです。

チヌリとルカツィテリで造られるこのワインはフルーティーさもありつつ、タンニンがしっかりしていて厚みもあってとろりとした質感もあります。

香りがパクチーに少し似ている上に苦みにはオレンジワインが合いますのでこれはなかなかの組み合わせです。

 

パクチーを料理に使う時はオレンジワイン、試してみても面白いと思います。

新しいスタイルのワインショップ Wine@(ワインアット)ebisu @恵比寿

2月14日にオープンした恵比寿のワインショップ、Wine@さん。

新しいワインショップのスタイルです。

まず、好み診断をします。結構マニアックな質問ですが、選んでいくと自分の好みのワインが出てきます。なんと30種類もあるそうです。

そしてこのお店で飲んだワインのデータを蓄積し続けることができます。

で、その好みに基づいてワインをサーチできます。

セラーには800種類ものワインがあり、国ごととかじゃなく味のタイプごとに並んでいます。

ワインの品ぞろえもかなり攻めているので見ていて飽きません。

それ以外にも20mlずつコイン式(7枚で1500円)でワインが24種類も楽しめます。

今なら中国のワインとかタンピエのバンドールとかマニアックなものや憧れのものまであります。

そして上にあるカードをもらえば何を飲んだか覚えておくことができます。

こんな風に。

これは楽しいです。そして勉強中の方は非常に色んなワインが飲めるので勉強になりそうです。

 

この莫大なデータ量を入れ替える度に上書きしていかないといけないと思いますからお店の方も大変です。

そこはプロ中のプロがやっていらっしゃるのですべてがアルゴリズムで進む中、人の力なくしてはできません。

 

このお店はしばらく通うこと間違いないですね。恵比寿駅から徒歩2分ほどの好立地。皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?