水の中。 -14ページ目

水の中。

海外小説のレビューと、創作を。


今日も安価な食材使いきり食生活に心血をそそぐ筧史朗(43歳)。
弁護士、そしてゲイ。
同居中の恋人と、平凡ながらも幸せな食卓を囲んでいたところ、父親の食道ガンが発覚したという電話が入って――?


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きました! 第二弾。


しかし相変わらず私には理解できない、工夫と計画性とによって食費を極限まできりつめた、この「小さな幸せ生活」。


いえ、身の丈にあった生活がコレであるならいいのですよ。


しかし何度も言うようですが、誰を養っているわけでもない、人並み以上に年収のある人間が節約とか言うのが……言うのが……
ちょっと意味がわからねえわけですが(なんかそーゆー優等生ぶりってイラッとしませんか私だけですか)。
まあ、筧さん本人は「それが楽しい」ようであるので、私のちょー個人的な悪意は置くとして。



元カレとのエピソードなどと比べてみると、
筧さんがケンジを選ぶキモチが分かります。



ケンジいい人だなあ……分かりやすい魅力は無いけど、でもいいよなあ。確かに若いころには分からない良さだなあ、と。
「悪い男」って確かに魅力的な人が多いのですが、そんなもの日常には何の役にも立たないですからねえ。
筧さんは食材だけでなく、男を見る目がある。



(なんだろう、このまとめかた。たぶんいまだにこの物語がよく分からないせいかと……誰か分かりやすく解説してくれないものか)




<追記>


しつこく考えてみたのですが、この筧さんのゲイ設定は、マイノリティがどうというわけでなく、「将来的に養ってくれる子供がいない人生」→「頼れるのは自分だけ。だから貯蓄しないと」とゆー意味合いなのでしょうか。

でもなあ、フツーに安定した収入のある勤め人、しかも資格職の人間がそこまで危機感持つものか? というのがやはり疑問。
失礼ながら、この発想の根本には作者ご本人の危機感が反映されているのではないかと……まあ、いずれにしても今この世の中で安定した人生なんて、あまり無いだろうと思いますが。

ダニエル・ノックスはシャルムで観光客相手にダイビングを教えるインストラクター。
不幸な過去により研究者としての地位を失った彼であったが、その情熱はいまだ失われてはいなかった。
アレクサンダー大王――アレクサンドロス三世の消えた遺体はどこにあるのだろうか?

アレクサンダーの暗号(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション (ア8-1))/ウィル・アダムズ
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構想+執筆10年!
の、アクション歴史サスペンス! しかも処女作! という大変な力作です!!

しかし三行目にしていきなりトーンダウンして申し訳ありませんが、時間をかけた丁寧な取材と豊富な知識を駆使して書かれたこの冒険譚……


読後の感想だけで申し上げるなら、あまり……

あまり、小説として面白くはなかった……。


エジプト知識が豊富で、
アレクサンダー大王に興味がある、


という人であれば楽しめる作品ではないかと思うのですが、どちらにも当てはまらない一般ピープルな自分としては、やや入り込めない異空間……。
いえ、物語の舞台というのはたいがい異空間なものですが、ここで問題となってくるのはやはり純粋に「物語る力」ではないかと思うのです。



なんだろう。なにが原因なのだろう。



●視点もちまわりの三人称が原因か?
(複数の人物に親しみを持たせたり、各人の事情を説明して緊迫感を高めるのには有効なのですが、これをやられると主人公への感情移入がハンパになるような)



●主人公の「悲しい過去」が複数あるのがいけないのか?
(家族を亡くした話とガイユの父の死で誤解されたハナシは、双方につながりがないしなー。なんというか印象が散漫で、ノックスがどういう人物なのかよく分からない……。ドラゴウミスJrのノックスへの憎悪も理解できないし)


●案内役となる素人がいないのがいけないのか?
(歴史のお話もエジプト事情も、主役格に素人さんがいて質問連発してくれるようならなー、入りやすいのですが。描写自体が下手というのでなく、見知らぬ土地を「見慣れた日常」みたいに感動のない描写されてもさー、情景が浮かんでこない……)



うーむ。以上の理由で引き込まれなかった本作ですが。
決して駄作などではなく、むしろワクワクするような仮説にハラハラするアクションと陰謀を織り込んだ、考え抜かれた展開なのですよね。この原作をもとに映画を制作したとしたら、ものすごく面白いドラマが出来ると思われます。

しかし「字で読む物語」としては……小説としては、それほど読みどころが感じられない。
やはり物語を読む楽しみとは、「まったく違う人生を追体験する」ところにあると思うのです。
本作の場合、私が楽しめなかった最大の原因は「主人公ノックスに感情移入できなかった」ところにあるのではないでしょうか。



いやー、それにしても、マケドニア民族復興なんて思想があるんですね!!(ここに一番おどろいた)






sea


仕事であっても日常であっても、
他人と接していれば、まあいろいろな人がいるわけで、やはり不愉快な目に遭うこともあるではないですか。


悪意によって陥れられることもあれば、
無神経さによって不用意に傷つけられたりもするわけで、
あまり攻撃性の高くない私でさえ、くっそー倍返ししてやろうか、と思ったりもするのです。

元はけっこう腹黒い自分のこと、その気になれば私にだって、周囲には分からないように巧妙な罠を仕掛けたり、もっと直截的に汚い言葉で相手を傷つけることだって出来るのです。



でも待て。
いや待て。


そんなみみっちいことで他人を貶めて満たされるような、安い誇りでいいのか。
プライドって、プライドって、そういうものではないはずでは――



と思って我慢するのですが、まあ自分にそうやって言い聞かせないとダメなあたり、
じつは結構そのくらいの仕返しで満たされちゃうような誇りの持ち主であったりするわけですが……。

でもなー、「そうじゃないはずだ!」と言い聞かせるところが大事なのですよね。それにしてもオカシイのは、どうもこういう時の自分の考え方が……考え方が……


なんかヒーロー物みたいな……?



リアルから離れてデフォルメされたフィクションにあてはめる物の考え方を「まんが脳」と呼んだりしますが、私はわりと自分が「ヒーロー脳」であるような気がします。
しかし 「これで天下に恥じない自分でいられるのか!」とか「こんなことに負ける正義でいいのか!」くらいのおおげさなスケールの物の考え方で夜空の星に誓ったりする(←本当にする……)と、不思議と冷静になれるところはありますね。



というわけで、私は日々このような方法で情緒を安定させて善良な人でありつづけることに成功しているわけですがー。
あまりポジティブでない人間には「前向きに物を考えよう」とすること自体がストレスになったりしますので、まあちょっと「正義の味方の仮面をつけてみたりする」のはおススメです。



(しかし誰におススメなのか……)





半死人と化した伶、そして似たような身の上である美少女・笙。

大魔女カンタレッラをその身に宿す笙、自分のままであることにこだわり続ける彼女が気にかけているのは、かつての同級生・笛吹の存在だった――

ヴァムピール 2 (2) (アフタヌーンKC)/樹 なつみ
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またしても叶さんブログにそそのかされて (ほめていないのにー!)購入してしまった第二巻。


ああ本当だー、あの感想のとおりだった……。


で終わってしまいたいところですが、せっかくですので私自身が感じたことを。

心なしかイケメン化(ていうか樹なつみ的ヒーロー顔化?)している気がする臨床心理士・笛吹さん。このひと、通りすがりの過去キャラではなかったの? この人の登場で、いつの間にか主人公のカゲが薄くなっているうえに、何を語りたいのか分からない物語になりつつある本作。


作者は「この四人がつどう奇跡」みたいなことを男爵に言わせていますが、これはまとまりのなさをまとめる名文句ですねえ……。

そしてこの二巻の主要エピソードである新婚夫婦の物語ですが、確かに、確かに!(叶さんが書いていらしたように)この奥さんのこの心理って、リアルのかけらもない。生い立ちがてきとーすぎる。
というわけで、これほどコワイことしているわりには、恐怖も感じないわけですね。
まったく関係のない作品ですが、同じように「歪められた女性」が登場する山岸涼子作品の「瑠璃の爪」「天人唐草」で描かれた悲劇があれほど恐ろしいのは、「まあ、こう育ったらこうなるのもムリないよな……」という説得力があるからなのですよね。

天人唐草―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)/山岸 凉子
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うーん。いつも何となく感じることなのですが、この作者さんは女性への視線が男性的なのですよ。


男性的……というと誤解を招きそうですが、えーと同性に冷たいというか、「自分とは関係ない」という突き放したような感覚があるというか。
今回のエピソードのダメなところというのは、この作者さんのこういう部分が出てしまっているのではないかと思われます。


作者ご本人がどのような人生をおくっているのかは知りませんが、私は女性として生きていく上での悲しさみたいなものを軽んじられるのはイヤだなーと思ってしまうので、この作者さんはこのテの自分自身が興味の持てない(という気がする……)テーマに踏みこまないほうがいいのでは、と思いました。


少年少女の物語だと気持よく読めるのですけどねえ……。





おはようございます! 
遅くなりましたが、わたくし参上です。


23 マンタは記事と関係ありませんー


旦那両親の訪問クライシス(何かしらその被害者意識ったら)をどうにかやりすごして生きのびた先週末。
そういったあれやこれやを、それほどひとさまに話した記憶もなかったのですがー、
さすがはザ・職場という小さな社会、


「あ! どうだった? ちゃんとおもてなし出来た?」
「なんか疲れた顔してるよー、大変だったねえ~」


と、何故かやたらとおじさまたちに労わられる休み明け……。




冷静に考えるに、これはわたくしが人気者であるとかそーゆーたぐいの話ではなく、
「こいつホントに家事とか出来るのか?」
という危惧をもたれているのではないかと。



確かに……確かにわたくし、それほど家庭的ぽくはないですが。
確かに「あんたって『キャー! お魚こがしちゃった☆』とか言ってそう」と友達に言われますが(でもソレ可愛くない?)、
「きみは実は自転車にのれなそうだよね」と上司にも言われますが(しかし乗れますよと証明する機会もない)、
「あんたのとこ不仲説あるけど大丈夫?」と同僚に心配されたりもしますが(私生活を話さないのは話せることがないからで、ふだんのちょー甘えっ子さんな自分を晒すくらいなら舌を噛むよ!!)、
えーと、そうですね……わりと……頑張っているほうでは……?



しかしアレですね、いかに隠していても鋭いヒトというのは見抜くもので、私のズボラさはどこかしらバレているものかもしれません。
もうすこしオトナの品格ただよう女性になりたいものです……。




(とか言ってたら家の鍵を忘れて会社に行ってしまい、家に入れないよーうわーん!の泣きおとしコールを旦那に入れたあとヒマなので駅前をブラブラしていたらウッカリ変な場面にでくわして小学生女子を助けてありがとうございますと丁寧に礼を言われた昨夜……)←ダメナヒトナリニアタシイイコトモシテルノアピール




<バチスタ・スキャンダル>に揺れた東城大学付属病院。


あれから九ヶ月、落ち着きを取り戻した平和な病院に運び込まれたのは「酔いどれ迦陵頻迦・水落冴子」。
有名人の登場にざわつく院内に、不吉な影が忍び寄る。
入院患者である牧村瑞人の父が殺害され、瑞人本人と担当看護師の小夜に容疑がかけられているのだという――

ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)/海堂尊
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ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)/海堂尊

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グチ外来の田口医師アンド白鳥調査官が再登場! 
しかしこの作品は前作「チーム・バチスタの栄光」とはまったく雰囲気が違い……えーとですね、巻末の解説によると「ややSFじみた設定(歌声が共感覚を呼び覚まし、映像を喚起するという……)に賛否両論だった」とありますね。
私が思うに、賛否両論であった真の理由は、設定がトンデモなためというよりは、今回の「この作風」にあるのではないかと。

あいかわらず舌鋒するどい白鳥調査官ですが、今回はむしろ添え物のような扱いで、本作は当事者たちがムード優先の「セ・ラ・ヴィ、それも人生さ……」みたいなバラをくわえた(ヘンケンか?)会話ばかりしていて、かなーりセンチメンタルな雰囲気なのですよね……。



なんていうか……疲れる……。



うーん、これ単体で考えると、本作はひじょーにびみょーな出来なのですが、
巻末の解説にあるように「桜宮市を舞台にしたシリーズの二作目」として考えると、今後の展開が楽しみだなーと思います。
えー、小夜ちゃんとか瑞人くんとか、また出てくるんだ! それはすごい。



しかし今回、やや考え込んでしまったのが、
「作者がカッコイイと考えている(たぶん)もの」が、どうして読み手である私には「えーそれカッコワル……」になってしまうのかということ。


上で書いている会話などもそうなのですが、
特に今回気になってしまったのが、登場人物にやたらと二つ名をつけるアレですよ。


白鳥が「ロジカル・モンスター」なのはまだよいとして、
田口センセーが「行灯くん」なのもまあ面白いとして、
姫宮さんは「氷姫(作者さんは深田恭子ちゃんをイメージしてるらしいっすよ!)」で、
加納警視正は「ハウンドドッグ→デジタル・ハウンドドック(出世魚みたい)」で、
事件にかかわる有名歌手が「酔いどれ迦陵頻迦(うーん、せいぜい歌姫とか名前もじりでしか呼ばないだろ、しかも酔いどれ……)」、
速水医師は「将軍(ジェネラル……呼ぶかなあ、なんか気恥ずかしいなあ……)」などなどなど。



まあ他の端役もたいていひととおり「別名○○」みたいに紹介されていたりして、しかも登場人物だけでなく他の事象にもわりと「通り名」をつけるのがお好きみたい(あそこの特別室がドア・トゥ・ヘブンと連呼されるのは、ややうっとうしい……)なのですね。

おそらくこれは「イメージを単純化して」、読み手に伝える手法のつもりなのだろうなーとは思うのですが、私などには過剰に感じられて「ちょっとうっとうしい→なんかダサい」と悪印象に転じてしまうのですよね……。


そうですね、あえてたとえてみるのなら、
クラスに転入してきた女の子にいきなり自己紹介で
「アタシは気まぐれプリンセス・ゆっちん! ドジであわてんぼうだけど姉御肌で面倒見よくて意外に繊細なとこもあったりする、イチゴが大好きなてんびん座の0型よ!」
と名乗り上げられてしまうような感覚でしょうか……。


ソレはあんたじゃなくてこっちが決めることだから! と思ってしまう。


しかしこのあたりの感覚は個人差があるように思うので、「これくらいが読みやすい」「こういうのが好き」という読者も少なくないのかもしれません。



作中ではブルーバックスの「死因不明社会」で訴えていた「AIの導入」について、かなり触れられていて、おお、こういう書き方のほうが分かりやすいなーやっぱり小説で書くべきなんだなー、と感心しました。
前作とは違う作風の、かなり感傷的な雰囲気の本作については好き嫌いが分かれるところですが(私は前作のほうが断然好きですねえ……)、シリーズとして楽しみにしていきたいと思います。






23


こんばんは私です。


突然何をこのような時間に更新しているのかと、
い・え・ば! (今日のあたくしのうざさは見逃してください)

来るのです、東京ドームでの試合を観るために、旦那両親が来るのです。



じつはもう旦那兄のマンションに来ているのです。そして翌日には我が家へ移動してくるのですー!!



思えば数ヶ月前もここで同じような記事を書いてグズグズ愚痴をたれたような記憶がありますが、
まさにそれと同じ状態。
いえ、それより時間がない状態。



来ないって言ったのに、
やっぱり来るってどうゆうことですかー!!



あああ、あまりに動揺しすぎて、仕事など放り投げて帰ってきましたよ!
買い物しすぎて筋肉痛ですよ。


掃除……掃除しなくちゃ。
そうだ布団、布団なんか干してない。
座布団とかはもういっそこの世にないフリをしよう。 ←出せよ


というわけで、絶賛清掃中です。
しかしこういう時にかぎって、どーでもいい本の感想とか書きたくなるものなのですね……。


どうでもいい感想……書けたら更新しますので!
(いや掃除しろ)






16             


★写真と記事は関係ありません★(ごはん食べてるとき写真とるの恥ずかしいしなあ……)



週末のこと。



旦那が休日出勤なので、「PCを買い替えたいー」という、うちの姉の買物に付き合ってランチしてきたのですが……



カジュアルフレンチ+寿司とゆー、奥様たちがつどうおしゃれ店にもかかわらず、
食前酒を飲んだあと、
姉「やっぱり泡モノだよね!」とモエで乾杯し、
その後もグラスで赤白を飲み、
とどめ「お寿司はさー、やっぱり日本酒だよねー」と冷酒をボトルで頼み、
あげく「あー、お酒あきちゃったー、ジュースにしようジュース!」とディタをグレープで割ったものを飲んで(おねいちゃんソレはジュースじゃないよ!!)、
「なんかアタマ痛いかも~、風邪?」とか心配そうな発言してましたが、大丈夫です。


ふつうに飲みすぎです。



ぜんぜん違う人生を歩み、まったく仲のよくないわれわれ姉妹ですが、遺伝子のなせるわざでしょうか、酒量だけは同じなのがおそろしい……。



「おんなじお酒って飽きちゃうんだよねー」
という飲み方まで同じなのがおそろしい……。


ちなみにいまだにギャルなうちの姉、「これカワイイ!」とピンクのVaioを選んでいました。
(決まってよかったネ!)


殺戮のつづく大阪・道頓堀。


倒しても倒しても終わらないミッションに、大阪主要メンバーは壊滅状態。
そこへ最強の男、7回クリアの経験を持つ岡がとうとう参戦する。
東京チームが見たこともないようなハイレベルな武器を駆使する岡であったが――


GANTZ 24 (24) (ヤングジャンプコミックス)/奥 浩哉
     gantz                                

                                        
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なんか裏表紙に「最強の男・7回クリアの岡! 人類の未来は彼に託された!」ぽいことが書かれていますが、岡本人はまったくそんなつもりもなく、「リスクが高すぎる」とあっさり戦線離脱するのでした完(人類の未来は託されなかった!)。



そもそもガンツのミッション自体が目的さえナゾなので、これでレベル上げすることが果たして人類の未来がどうこう言う話になるのかさえワカランわけですが……。
そのいまだ何もかもワケわかんない状態で死地に立たされるというのが、GANTZの恐さであったりするのですが……。



しかしこの外道な猛者たちがそろった「大阪ぬらりひょん編」、チームワークによる戦闘で勝利をおさめてきた東京チームに対して、
「そんなぬるい友情ゴッコじゃ勝てないぜアハハ!!」
みたいなことが言いたいのかなーと思っていたのですが、
この現状を見るに、
「レベルの高い個人プレイでもまったく勝てやしないぜアハハ!!」
になっていたりして……どうゆうことっすか奥先生! (なんで呼びかける)



桑原の性欲でも勝てないしー、西はあいかわらず口だけ番長だしー、エスパーししょーも血が噴きだしてるしで、岡の言う「意識の外からの攻撃」ってソレ意味わかんないんですけど、まさか不意打ちのことではないだろうから、攻撃の意図を察知されないよーにしろってことですか何か違う気がするんだけどいったい何なんだ??
という、相変わらずわかんないだらけのGANTZ。



読み手の私としては、今の東京メンバーを応援したいところなので(巨乳美形アイドルレイカさんが控えめで慎重なリーダーvなのが個人的ツボ)、どうにかこうにかそろって生き延びてもらいたいものです。
ああ、それで玄野が帰ってきてくれるといいなあ……。



というわけで、いつも何の考察もないまま終わるGANTZ感想(すみません、どうやら「GANTZ」でググって来てくださる方が多いようなのですが、ここそーゆー分析やってるところじゃないのでー!!)。



そういえば加藤のことスッパリ忘れてた……。






25


いまさらながらの話題ですが、どうしてここのレビューは海外小説なのか、というお話を。


私自身はずーっとずーっと翻訳小説を読んでいるので、特別に理由を考えたこともなく、
むしろ「なんで世間のひとびとは翻訳小説を読んでくれないのだろう」くらいに思っていたのですよね。


しかし、ひとさまに聞かれてみて改めて考えるに、
真の「海外作品好き」であれば、原文で読めばいいわけで。


あえて翻訳された、言ってみればワンクッション置いて読みやすく改変された作品を好む理由とは
「よその国のお話のほうが気分転換になるから」
という、実はわりとつまらない理由ではないかと思うのです。


だってですよ、仕事につかれた脳みそで、たとえば高杉良の企業小説なんか読みたくないわけですよ。
いくら面白かったとしても、読みたくない。


恋愛小説も犯罪小説も、国内作品を読んでいると、ヘンな言い方かもしれませんが、そこに描かれている物語よりも私の知る現実のほうがよほどドラマであったりするのですよね……。
おかしな日本語表現やおかしな描写にイライラしたり、いちいち引っかかったりしたくないのですよね……。


ただでさえツッコミ番長な口うるさい自分、このへんを語りだすと、うわー、おそろしいほどにいけすかない批判(ていうかただの悪口……)になってしまいそうなので、やめておきます。


というわけで、よその国の殺人事件だとか、地球が滅亡する話などの、自分の実人生から遠くへだたった物語たちに、今日も癒されているわけですね。


そのおかげで、私もココも平和なのかもしれません……。