これまでの経験から、１人用スキレットで無加水調理はやっぱり無理なのでは？と思っていた。しかし、あることに気がついた。温野菜を作った時にもっとも水分を出していた食材は豆苗だったのでは？という可能性である。
てっきり、温野菜の水分はキャベツがほとんどだったと思っていたし、もやしを入れればそれなりの水分は出るだろう考えていた。しかし、これまでの経験からすればそれらはそれなりの水分であって、調理には全然足りない。
ということで、豆苗メインに使って調理した。
【豆苗無加水調理（１人前）】
＜調理器具＞
●スキレット
●スキレットの蓋
＜食材＞
●豆苗（３袋）
●塩（適量）
●こしょう（適量）
＜作り方＞
１．スキレットに油をしき、豆苗を１袋入れて蓋をする。
２．スキレットから湯気が出たら、豆苗を２袋入れて蓋をする。
３．蓋をして豆苗がクタクタになるまで煮込んだら、塩とこしょうで味を調えて完成。
結果、不味かった。
まず調味料を気分で塩とこしょうにしたが、これまで味覇の味で誤魔化されていた味気なさが際立ち、草を食べている気分になった。
次に、豆苗だが、３袋分の内の２袋について二毛作のものを使用したのが仇となり、水分は大して出てこなかった。また、先日殺虫剤が少し掛かってしまったせいか、どことなく腐っていたような気もする（食べちゃったけど）。
こうして、無加水調理は改めて失敗に終わったわけである。
では、１人用スキレットで無加水調理は不可能なのか？と問われると、実は可能であるという結論が実は出ていた。それが以下の記事。
【豆苗ラーメン（１人前）】
＜調理器具＞
●スキレット
●スキレットの蓋
＜食材＞
●豆苗（３袋）
●他、適当な食材（今回は赤タマネギ、にんにく、ベーコンを使用）
●海鮮味覇（適量）
＜作り方＞
１．スキレットに油をしき、適当な食材を適当にきざんで入れる。
２．スキレットに海鮮味覇を適量入れる。
３．スキレットに、なるべく長くなるように切った豆苗を全て入れる。
４．蓋をして豆苗がクタクタになるまで煮込んだら完成。
※一人用のスキレットの場合、豆苗がスキレット３つ分くらい溢れたが、蓋で押さえつけるとなんとなかなった。最終的にはスキレットの中に収まる量になる。
※水分は水洗いした豆苗から出る分で補えた。
この豆苗ラーメン、そもそも無加水調理だったのである!!
ＩＨの調理とかに慣れていない時期だったため、そんなことはすっかり忘れていたが、すでに成功例はあったのだ。
とは言え、これでめでたしめでたしでは余りにつまらない。
今後も、より簡単な無加水調理法を考えていこうと思う。
エル・プサイ・コングルゥ