遊戯王マスターデュエル スペシャルレギュレーションデュエル タイムトラベル2010 | デブリマンXの行方

デブリマンXの行方

いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

数日前から行われていた遊戯王マスターデュエルのイベント「タイムトラベル2010」。

この時代は先日書いた以下の記事の7.シンクロ時代末期 ~ エクシーズ初期にあたり、わたしが一番遊戯王を本気で楽しんでいた時代である。

 

このイベント中、わたしは昔懐かしのHEROビートを使用した。

サンプルデッキがあったので、それを元に昔を思い起こして以下のカードを追加した。

 

 

●E・HEROワイルドマン

罠の効果を受けないのはこの時代とても強い。あとE・HERO。

 

●E・HEROオーシャン

毎ターンHEROをサルベージ。アブソの融合素材にもなる。

 

●サイクロン

主にエンドフェイズに使う。強い。

 

●超融合

相手の水・地・風・光属性のモンスターと融合できる。追撃にも使える。

 

●強制脱出装置

EXデッキから召喚されたモンスターに使えばアド。相手の除外系の罠を回避したり、エアーマンを回収したりもできる。

 

●ヒーロー・ブラスト

0:1交換。下準備が必要だが強い。

 

●スターライト・ロード

0:1交換。スターダスト・ドラゴンの除去に1枚以上の消費が必要なので、発動できたらほぼ勝ち。

 

●E・HEROガイア

追加。

 

●スターダスト・ドラゴン

スタロ用。

 

 

本当はライオウも3枚入れるのだが、URに余裕が無かったので今回は見送った。

 

この時代の遊戯王ははっきり言って罠ビートまみれで、上級モンスターを活用する場合はデッキ事故とセットだった気がする。それでも、出せれば強い時は強いのが魅力だった。

手札誘発もほとんどないので、警戒するべきはセットカードのみ。ガン伏せでメタモルポッドを匂わせてライコウで相手がセットしたカードを破壊するなどの読み合いがあった。今の遊戯王よりも遙かに情報量が少ないため、自分の判断が正解か間違いかが分かりやすかったし、ブラフもサイクロンを無駄うちさせるなどの面で有効だった。

 

もはや回顧録のようだが、遊戯王を本気でやって面白かったのはここまでだったと思う。

以降の遊戯王は一方的なリンチが多いしソリティア長くて疲れるし、待っている間は暇だし、といった具合である。わたしは遊戯王マスターデュエルをイベント戦の時くらいしかやらないが、上に行けば行くほど即サレで決着が早く着くようになる。はっきり言って、わたしが現代の遊戯王に求めているのはたぶんプロレスの様な接戦である。『攻撃力16000のサイバー・エンドだとぉ!!』とかやり合いたいのである(サイバーデッキ使ってないけど)。

 

別に今の遊戯王は今の遊戯王で一時期よりは十分面白いと思う。

ただ、情報量が多過ぎてついて行けないのは確か。

まさか、現実でも対局時計が欲しくなるなんて思ってもみなかった……。

 

遊戯王も四半世紀を超えて歴史あるカードゲームになっている。

古参プレイヤーが多いだろうが、新規のプレイヤーも少なからずいるだろう。

今回のイベントでイキイキとデュエルしていたわたし。

つまり、わたしの時代は14年前に終わっていた。

それはそれで寂しさを覚える。これが諸行無常か。