祝!!初任給!! | デブリマンXの行方

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いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

本日、新しい会社に入って初の給与明細を貰った(振り込みはまだ)。

総支給額は約24万円。

少ないと思われるかもしれないが、わたしが貰った給与の中では最高値で、保育士時代よりも2万円上がっている。

 

まあ、今年は物価の上昇に合わせて期間限定支援という社内給付があるし、手取りで見ると定額減税込みでも差が1万円程度になるしで、給与面が上昇したとはそれほど感じることはできない。

しかし、交代勤務、休出、サービス残業、女社会から解放された上でのこれである。

1万円払うどころか10万円払っても文句は言えない。

 

やはり、資本主義社会というのは、非常にアンバランスであると感じる。

アベノミクスにおいて、トリクルダウンは起きなかったと言われているが、トリクルダウンが起きなければその末端にある教育・福祉にまでお金は下りてこないだろう。つまり、今後も教育・福祉にお金は下りて来ない。そもそも、少子化は止まらないのだから、現状維持していれば子どもの数に対しての予算は増えるだろう。高齢者は知らん。専門外です。

 

そういえば、先日こんなニュースを目にした。

保護司というのは非常勤国家公務員でありながら、無給のボランティアらしい。

このニュースを見るまでその肩書きを存在すら知らなかったが、その仕事もボランティアでまかなっていたとは驚きである。

https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo04-02.html ← 保護司について(法務省のHP)

 

物価の上昇と人件費の上昇で、教育・福祉のシット・ジョブ化はまだ伸び代がありそうである。

取り敢えず、そういった仕事を立派な仕事として持てはやす広告はできれば速やかになくして欲しい。ミイラ取りがミイラになってしまう。