DBC読書 -9ページ目

コミック 文体練習


コミック 文体練習 マット・マドン 国書刊行会 2006

自由な表現をする前に

形式を大事にすると

もっと自由に、面白くなれる。


就職試験も同じだろう。

自分を表現する前に

マナーを守らなければね。


ポップで楽しい本のはずなのに、

こんな現実的な教訓しか浮かばないなんて…

就活ってここまで急激に私を変えるのか?



マウス



アート・スピーゲルマン著 小野耕世訳 「マウス」 1991
 

ヒトラーのホロコーストについて描かれた作品。

でも実は

父と子の間の、個人的な物語だ。


アウシュビッツを生き延びたユダヤ人が

黒人を平気で差別するんだぜ。


ショックだ。







ふしぎな図書館



      村上春樹・佐々木マキ 「ふしぎな図書館」 講談社文庫 2008


主人公が

ふらりと寄った図書館の地下に

なぜか牢屋があって

なぜか閉じ込められる


それでも


「とくに不安でもない不安というのは、けっきょくのところそれほどたいした不安でもないのだ」


なんてすかしちゃったりして。


村上春樹の主人公というものは

どこまでいっても村上春樹の主人公のままなんだな。