D-DST -7ページ目

D-DST

日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

観劇日が楽日間近でしたので、遅れ馳せながらですが。
いよいよ始まりました、菊さん&菊之助さん襲名フェス。


いえ、もう、わたくし個人の感想としてはフェスの様相です。
東を向いても西を向いても正面向いても菊さんまつり。

改めまして、八代目 尾上菊五郎、六代目 尾上菊之助
襲名おめでとうございます。
出演者各位、スタッフ各位も、盛り立ててくださりありがとうございました(←何様目線)。

無事に五月團菊祭も千穐楽を迎えられたとのことで何よりです。 
 そして六月公演も開幕、本日初日です。

 わたくしにとっての歌舞伎の原点・菊さんの襲名公演ということで、 
実際観劇し、思うところだらけで既に感無量、 
菊さん以外の部分でも本当に感動の連続でした。 


 お席も、お昼3列目、夜最前列、共に花道近くという、
 来年あたりわたくし大怪我するかもしれません。 

 そんな身に余るお席からの、相変わらずの自分勝手感想録がしばらく続きます。



昼夜共に演目に、其々異なる『三番叟』が用意されている襲名公演月。
そんな全力の祝祭一月を噛み締め、入場、着席。

気持ちが急きすぎ、いきなり間違えて夜の部チケットを提示、
当然の様に半券切られるという大失態を犯したことはナイショです。


『寿式三番叟』ルーツはお能とのことで、
華やかながらも静粛な空気から始まった。

翁、三番叟の舞とは、
天下の泰平、平和。五穀豊穣を願うもの。


我々民間レベルでは、
日本人としてのアイデンティティ、文化文明、先人たちの遺産に敬意を表し、繋ぎ、新たに昇華し進化させ、護ってきている一方で、

いとも容易く棄て去る輩が跋扈している。
そいつらがどうやら国を動かす存在であるから始末が悪い。

壊すことは簡単で、
一度壊れてしまったものをもとに戻すことが並大抵ことではないという当たり前に、

気付けない輩が多すぎる。

それだけの覚悟を持って行動出来ない輩が多すぎる。

自分さえ良ければいい、が多すぎる。


↑少々言葉が荒くなりましたが。


昨今、身の回りで起きている彼是が過ぎり、
対照的に今、目の前で披露されている天下泰平、安寧への祈り、
鍛錬され洗練され継承されてきた『芸』を観、

心が大いに揺さぶられる。

子供の頃に感じていた危機感が如実になりつつある中でも、

そうではない、理想の崇高な世界もまだまだ、生きているんだ、と。

まだ、絶望しちゃいけない、とおもった。


寿式三番叟。


当初は襲名公演相応しいお祝い演目、と思っていた程度でしたが、

観劇しているうちに、なんだか浄化されてゆくような、厄を落としていただいているような気分になった。


如何せんFFXを除いて歌舞観劇は10年ぶりなので(特に歌昇丈、種之助丈は恐らく初観劇)、

五色の若手の皆さま、其々個性もありつ見事に踊られるようになられ(←何様)、
観応え聴き応え魅力たっぷりでした。

千歳(米吉丈、雀衛門丈)も、元は男性が演じるお役だそうで、
このお二人だからこその女形アレンジだと思います、
舞台もより華やかで。

女性の場合は着付もこうなるのね、など新しい発見もあり。

又五郎丈は、歌昇時代によく観劇していた記憶。
というのも、祖母が大絶賛していたから。
祖母の賛美眼がいかほどのもんやねん疑惑はありますが、
もうすっかりラスボス感域の安定感で圧倒されます。(←語彙力⋯)。

冒頭翁の舞の重圧感あってこその、後のゴレンジャーまつりだと思います。


そんなわけで、

いきなり1幕目から色々考えすぎて、入ってくる情報も実にタイムリーで。

結果的に全編通して物凄く濃厚な観劇となりました。

菊さん登場する前に力尽きるかとおもった⋯

まだお昼の部、一幕目。




いらっしゃいませ『音羽屋三代』。




こうして書籍リリースしたり、歌舞伎座公演期間中には襲名展開催されたり。

約一年かけての一大イベントなのだなあ、と、しみじみ。

カバーの内側にも綺麗なお写真。


写真もインタビューももりもりで泣ける。
泣いた。大粒一滴、落ちた。

「生涯、菊五郎」
七代目のインタビュー、カッコ良すぎる。
弁天もカッコ良すぎる。まだ菊さんも生まれる前の73年ですってよ。


各会場、演目、配役も発表され、
盛大なお祝いの様相に、既に圧倒されつつあります。


襲名公演の観劇は、過去、せいぜい御園座公演のみでしたので、
特に歌舞伎座公演はやっぱり凄いな、と。

普段、あまり観劇しない座組(といっても、歌舞伎観劇自体随分お休みしておりましたが)キャストも多く、実に新鮮です。


それだけ、たくさんの役者さん方々がお祝いに駆け付けてくださっている、
と思うと、いちファンとしても本当に嬉しいです。




三人花子。
はじめは一瞬戸惑いましたが、
よくよく思い返すととても深くて大きな思い、様々な思いが詰まっていると思う…。


白波五人男は、その他のキャスティングもどうなるのかと楽しみだった訳ですが、特に南郷。


まさかの松也ん。
何度も配役読み直しました。

菊五郎劇団はもうずっと観てきていて、松也丈なんてまだ背が伸びる前から、
当時は可憐な姫から二枚目からギャルまで、気付けばミュージカル界へも進出なさって、すっかり芸幅も広くなられたが。

五人男では赤星担当の印象でしたが。
マリウスでデビューしたけど、3年後にはテナルディエはじめました、くらいのおもしろさ。



駄右衛門は、個人的には彦さま希望です。

今春の京極内匠(彦山権現誓助太刀)をテレビ放送でですが観劇し、確信しておりました。

菊五郎劇団。音羽屋さん。今で言う「箱推し」ですし、
歌舞伎らしい野太く大きな悪役。
口跡も美しいし!
舞台役者さんの声は、本当に重要だと思っている。
その点でも彦さまがいい(真顔)。

名古屋あたりでは、彦さま駄右衛門でやって欲しいなあ…
なんて考えておりましたらば、
名古屋では鼠小僧ですってよ!

菊五郎劇団万歳的な!
襲名興行でやってくれるとは思わなかった!
歌舞伎の地方公演はやっぱり穴場!


身替座禅(襲名公演では演らないかもしれませんが)も
菊さん彦さん(←加トちゃんケンちゃんみたいにすな)のカムバック、切望の夜。


稲瀬川の次世代五人男も大大大注目です。

同世代で役者さんが揃うのも、運命だと思っています。
ココからのご成長、変貌、昇華が楽しみで仕方がない。

↑観劇がやめられない理由のひとつ(←言い訳、とも云う)。



そんな訳で、

鼻息荒く過ごしております近日。


襲名グッズ(←?)も続々と届き。





チケットも届いてしまった!
襲名公演ですし、後方列覚悟しておりましたが、
こんな前方席で菊さん襲名が観られるなんて、
来年あたりわたくし大怪我するかもしれません。


各公演、
演目も想像以上に華やか盛りだくさんで、
エネルギー、ついて行かれるかドキドキしてきました(汗)。


随分経ってしまいましたが昨年末。
菊さん襲名祝会、道中の寄り道記。

東京でのわたくしの庭・日比谷へ。


ペニンシュラでクリスマスマーケットが出店とのことでしたので寄リたくて。


シュトーレンを入手。
この後の行程を考慮し、綺麗な状態で持ち帰られるか不安だった為、スライスを選びましたが。


とっっっても美味!!!

シュトーレンなんてどこでもどれでも大差ないと思っていましたすみません。

今年、機会があったら必ずホールで入手しよう。


ロビーへも立ち寄ってみる。

サンタ服のくまちゃんがいる。
撮影会してはる。

カフェへ入る時間はないが、折角久し振りにココまで来れたので、
写真撮らせてもらおうかなーと、列に並ぶ。


丁度私の番が回ってきたところで、
カフェで食事していたお嬢さんがしれっと割り込んできた。

シャッター担当のスタッフさんも、そのまま流れでそのお嬢さんを通す⋯
⋯ところで私に気づき、目が合って、しまった、という表情。


まあ、
別に急いでいないし、
クリスマスだし、
くまちゃんハッピーオーラ振りまきまくってるし、
この後はお祝い会だし。

こんな時に事を荒立てるのも無粋かと、スルーしまして。


割り込みお嬢さんも、
スーツケース引きずった黒ずくめが、まさかくまの写真撮りたがっている人種には見えなかったのでしょう。


で、ようやく私の番。


くまちゃんソロショットを撮らせていただくつもりが、
普通にツーショットになりました(笑)。

割り込みのことがあったからか、

くまちゃん、必要以上に絡んでくれまして。
や、シニア女1人に、そんなに構ってくれなくても(汗)。逆に恥ずかしい(汗)!


シャッター担当さんも、必要以上に撮ってくださっていて。

撮っていただいたデータを確認しましたら、
全て、しっかり顔がブレている、という(笑)。


やっぱり、そういうオチなのね(乾笑)。

いえいえ。

皆さんのお心遣い、沁み入ります(ほっこり)。
貴重な思い出になりました。
ありがとうございます。


帰路も日比谷を通るので、そのまま東京駅まで歩くことにしまして。

シャンテ方面へは行かれませんでしたが。
2月で一旦クローズする帝国劇場へ寄りました。





今の演出のレミゼも、一度しか観ていないな。
あれから変わっていないのかな?

佐藤隆紀さんのバルジャンは聴いてみたい!


このあたりは年中こんな感じですが。

特にこの時期は、都会なら一年で最も華やか煌びやかな街並みなのに、
ふと我に返ったら、1人で彷徨っている寂しいなあ(笑泣)。結婚記念日もこの界隈なのに。


またゆっくりべったり、旦那様とデートしたいです。
できればダイアナ一緒に、こういうところお散歩出来たら嬉しいなあ。

しかし、夜景撮るの下手くそだな私。





東京ドームホテルのARTIST'S CAFE。


何が好きかというと


アール・ヌーヴォー調の窓枠!!!

エントランスに、東京ドーム公演を経た海外アーティストの公演グッズ等の展示スペース!!!



⋯⋯⋯でありましたが、

如何せん当店へお邪魔するのは約15〜6年振り。

窓枠はすっかり撤去されており、
待ち合いでもあった展示スペースも、喫煙ルームになってしまっておりました(涙)。


翌朝、朝食に訪れた際にバーカウンターの窓枠や扉や壁などのソレは残っていたので、

恐らく、木製の窓枠。
直射日光等で傷んでしまったのかしらね。

窓枠は致し方ないが、
喫煙スペースごときの為にエンタメ要素が撤去されたことは無念でならない(涙)。

ココならでは!の展示だったのに。


ちなみに、アール・ヌーヴォーの木枠は、こちらです



お天気が微妙なので画としてアレですが。2008年 エックス復活ライヴ時ですな。
翌日は雨降りで寒くて、コンビ二へ靴下買いに行きました記憶。


初めてARTIST'S CAFEを訪れたのは大学生の頃。
父親とでした(乾笑)。

当時は父親とよく泊まりで美術館巡りなどなどしていて、
父は仕事、私は学校の行事の後、夕方東京現地集合し、チェックイン後に食事に行った時でした。

照明を落とした横並びのベンチシートへ案内され。
ムード満点のオトナの空間。
周りはカップルばかり。

もう、最悪。
いつかこの記憶を上書きしてやる、という野望がありました。

時を経て、
まさか大好きな旦那様と来れる日が来るなんて(嬉涙)。

そんな訳で、私の個人的な希望でしたが、
BARタイムお付き合いくださりありがとう旦那様。



もっと混み合っているかと思いましたが、
空いていて静かに過ごせましたし、
ライヴの音漏れもしっかり聴こえ、最高でした。


朝食会場もココでした(嬉)。




案内いただいた、この店内中央のローテーブルスペースは、夜はライヴスペースだった記憶。
今も演奏やっているのかな?
前夜のBARスペースはエントランス付近だったので、そこまではわからなかった。

ライヴ演奏聴きながらの食事にも、ぜひまた訪問したい。


残念だったのは、騒ぐ子供を放し飼いにしたまま、
止めもしなければスマホに夢中の「子連れ様」が散見されたこと。


朝食にARTIST'S CAFEを利用できるのは、上層階宿泊者のみ。

こういうことが煩わしいので、
日常に於いては出来る範囲でアップグレードしたり、お店、ロケーション選びは慎重にしている。
コレは、独身時代からつとめていることなのですが。

静かに快適に安全に過ごしたいので。


アンケートにも投稿いたしましたが、
アップグレード対象のお店ならば、ドレスコード、年齢制限も設けていただきたい。



スムージーが美味しくて、2日間何度もおかわりしました。

二日目は横ならびのテーブル席へ。


朝はもりもり食べたい質なので、ブッフェも好きですが、
ほぼ着席のみで過ごせるのも、落ち着けて良かった。





LUNATIC TOKYO 2025   黒服限定GIG 


宿泊編。


東京ドーム公演決定、絶対ドームホテルのパーク側が取りたくて、半年前から押さえました。

直近になって宿泊付きアフターパーリー開催告知に愕然としましたが涙。

パーリーのみ参加も募集してほしかった。

や、それなりに奔走して取れたお部屋は手放したくなかったし!
ドームホテル、宿泊しているのに。


そもそも宿泊ありき。二泊縛り。
遠征組の社会人。家族持ち。
3カ月弱前にスケジュール変更、調整など不可能な
ご縁のないオハナシでした。


チェックイン。

お部屋のロケーションついては現地に着くまでナイショにしておりましたので、

お部屋に入った旦那様、ドーム真上ルームに大はしゃぎ。
作戦大成功👍



東京の地図をこんな壁紙にしてしまう小気味良いセンス。


22日は音漏れ、照明漏れを楽しみながら、大好きなARTIST CAFEでBAR タイム🍸️

何故ARTIST CAFEが好きかというお話はまた後ほど。

43階、室内でも物凄くよく聴こえて大感激。

GLAYを聴いていたのは丁度メジャーデビュー時から、アルバムでいうとFRUSTRATEDくらいまでの間。

それからもう随分と聴いていないので、知らない楽曲の方が多いかなと思っておりましたが、そうでもなく。
GLAYはGLAYで懐かしく、思い出いっぱいの楽曲たち。

LUNA SEA が始まってからも、ああ、シングル曲中心ぽいねー⋯

⋯や、RYUICHI、声、凄く良く出てない!?

あれから半年。

この時聴いていたのが音漏れだったので、より明確でした、
ずっと自声で歌っている、と。


ずっと書いておりますが、同期使用に否定的な気持ちは皆無、
寧ろそこまでしてライヴを届けてくれていることがたまらなかったのですが、

無論、回復してくれることに越したことはないので、
半年前の状態を思い返すと本当に歓喜の驚きでした。


特に、SOUL LOVE、BELOVEDの歌声は自楽曲たちよりよく聴こえ、
その回復ぶり、復活ぶりは顕著でした。


わああああ!明日、楽しみだねえ!!!


そんな訳で、劇的な復活を遂げている事は事前に確認出来ましたが、
それでも当日、目の当たりにし、直接聴くと、
感極まってしまったのでした。



宿泊先に関するお話だったハズが、結局ライヴの話になってしまった。



2月23日。

快晴ですが、朝からずっっっと窓は結露だらけ(笑)。

リハーサルを聴きながら二度寝や身支度、という贅沢体験。


2月24日。

この日も朝から結露。
しかしやはり冬場。
東京でも空気が澄んで、遠くまでよく見えます。

ダイアナさんを預けているホテルへ連絡したところ、
京都は朝から雪が降り積もっているとのことで。

一時、帰路の遅延やら諸々が危ぶまれたが、
お蔭様で時間通り、無事に帰宅できました。


東京駅のホームで新幹線待ち中には、素敵な親子スレイヴさんに出逢い。


この度も充実の旅を遂行出来ました。


↓ARTIST CAFE店内にて。
   録画ですと、ライヴの音漏れが殆ど聴こえませんが、
   現地でははっきり楽曲が識別出来るレベルの聴こえ方でした。