X(旧Twitter)に投稿した、映画『アルゴ(原題:ARGO)』の自己感想の転載です。

 

見放題対象が5/30いっぱいの映画『アルゴ(原題:ARGO)』を視聴。1979年から1980年にかけて発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材とした作品。イラン側を騙し討ちするような出国のさせ方に見えるので、カーター元大統領の言葉「高潔な作戦」という言葉に激しく違和感。

 

 

2)
『アルゴ(原題:ARGO)』本編で「脚本家組合に「この脚本は通るか?」と聞きに行く」シーンがあるのだけど、これって組合=労働問題以外にまさか内容を検閲する機能が備わってたりしないよね?果たしてどうなんだろう🤔


 

3)
これはあくまで妄想でしかないのだけど、『エアーウルフ』シーズン1が東西冷戦を下敷きに「東西陣営どちらにも生身の人間が生きている」内容だったのがシーズン2以降姿を消したのは、”そういうチェック機能”が働いた可能性が......とか2)の内容を思い出すとつい考えてしまったりする🤔

 

4)
当然イラン国内では「反イラン映画」という受け止め方をされ、『アルゴ』の翌年にイラン側の視点から見た作品の制作発表がされてたとのこと。伊米両者の立場や視点の違いを意識して見ないと感想が偏りかねないとは思う。

 

5)
※参考:

 

6)

米国によるパーレビ支援については、米国側の対外工作史を調べていると出てくる。 (↓ノンフィクション書籍『Legacy of Ashes』邦訳版『CIA秘録』下巻目次)