X(旧Twitter)に投稿した、ドラマ『倒壊する巨塔(原題:The Looming Tower)』の自己感想の転載です。

 

第6話「Boys At War」、この回は注意深く見ていると細かい要素の「対立やペア」が話の進行に多々織り込まれている。”情報の過剰隠蔽と杜撰な機密管理”、”奔放な人間関係と節度ある人間関係”、”方針や思想の共有と非共有”といった具合に。各陣営の人事管理にもそれが垣間見えて興味深い。

 

6-2)
CIAアレック支局に出向勤務しているFBI捜査官ヴィンス・スチュワートが「君は何ヶ国語話せる?」と訊かれ「英語を入れて4つですかね?イタリア語とフランス語とスペイン語...」と答えた場面で、一緒に見ていた相方と同時に「それ複数話せるって言うのか?w」とツッコミ。お互い似た言語だよね?

 

6-3) 英国の伝説的シットコム『Mind Your Language』に出てくるロマンス語圏トリオ(スペイン語、イタリア語、フランス語)を思い出したでござる。英語クラスに通ってるのに、英語じゃなくて西意仏お互いの母語同士で会話できちゃう3人🤣🤣🤣


 

第7話「General」、米国民の犠牲に米国人として怒るのはわかるが、だからと言ってよその国で我流の無理強い捜査は反感買うよねえと思いながら見る。相手国の面子を潰さすに、でも自分側の目的を果たすための「相互のすり合わせの重要さ」を考えてしまうエピソード。

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<6>に続きます。(予定)