今回もXで話題のじゅそうけんさんの本が気になり、読んでみました
中学受験 受験校選び戦略
この方、来月には「中学受験はやめなさい」という本を出版予定のようで、またそれも非常に気になる内容です
日頃からX等で情報収集をしていれば既知の内容もありますが、改めて複数の軸でメリデメを比較しながら自分の子たちに照らして考える、良いきっかけになりました
よく言われる以下2つの軸、マトリクスに沿って章立てが構成されています
進学校or附属校
別学or共学
いや、それはわかるんだけど、長い目で見た時に自分の子たちはそれぞれどっち寄りの学校に行くのが幸せなのかを考えるのが難しいんです
それらに加えてこの本の特徴的なポイントは最終章で発達障害について触れられていること
診断を受けたわけではなくとも、育てていたら色々感じる違和感などから私も幾度となく疑ってきたわけだけれど、病院に行って白黒はっきりさせなくても親として考えることは同じだと思っているので…
ADHDやASD、それらの傾向が全くない人も、どちらかだけの人もいないだろうし、どっちの方が強い傾向なのかは素人にはわからないし医師でさえもその時のその子の年齢や環境によって変わってくるんじゃないか?とも思っているから判断が難しいんじゃないでしょうかね
相手の顔色も空気も行間も読めない、興味の偏りが激しい息子はASDにも見えるけれど、意外と友人関係には苦労していなくコミュ力があって周囲を巻き込む力があると担任からも言われる息子はADHDの側面でもあると著書に書かれていたのは個人的に新たな発見でした
ASD強めなら別学推しとか、ADHD強めなら別学共学は案外どちらでも良く自由型がおすすめとか、色々複合的に考えると選択肢はやはり狭まらないのですが笑
また、そもそも中学受験か高校受験かという点にも少し著書で触れられていて、まぁそういうタイプが可能性を広げるなら中学受験かなという見解も
それはわかってるけど附属の中学という選択肢もある中でリスクヘッジがね…
息子は少なくとも文系エリート職は向いていないだろうなと目論んでいるけれど、マニアックな理系専門職の就職問題は心配だし
中学高校時点で子どもの能力面での発達と、精神面での発育、のどちらも重視したくても両方完全に満たすには選択肢がない(あっても超絶ハイレベルで狭き門?)ように思うので
結局はよりどちらを優先するかを親が決めてあげないといけない気がしました
中学受験では子の能力面での発達を期待する人が多く参画する印象ですが、長い目で見て大人になってから幸せになってもらうためには精神面での発育も(の方が?)この時期は重要に思えてきて
まだ明確ではないけれどぼんやりと方向性が見えてきたような、またどうせコロコロ変わるだろうけれどまぁ少しはクリアになった気がします笑
とりとめもない文章ですが、現時点の感想でした