今も続く後遺症の件&あれは"高次脳機能障害もどき"だった!? | アラカンのリハビリライフ☆五体満足を目指して

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2020年に脳出血で左片麻痺に。自主リハビリを続け、回復への道のりや旬の話題、趣味について発信していきます。

 

こんにちは、デイヴですニコニコ

ご訪問ありがとうございます<(_ _)>

2020年3月半ばに脳出血を発症。

左片麻痺の後遺症があるも、リハビリに勤しみながら

五体満足の身体に戻すべく奮闘中💪

 

日々の暮らしの中で起きた小さな出来事や

半年間の入院中のエピソード、

自分の歩んできた半生、

好きな鉄道ネタを気ままに綴っています照れ

よろしくお願いしますおねがい

写真はネットからお借りしていますm(__)m

 

脳出血を発症し、

ラッキーなことに死の淵から生還できたわけですが、

重度の左片麻痺が後遺症として遺りました。

今もその麻痺とお付き合いしているわけです。

当時、担当医からは

「デイヴさんには『高次脳機能障害』は無いですよ」

とは診断されていて、

それはそれで安心したものですが、

遡って当時の記憶を辿ると

そこまで深刻な状態では無いものの、

呂律が回らなくなった状況が

しばらく続きましたし、

今でも会話をしていると、

突っかかるセンテンスがあります。


たとえば。

サ行の音とタ行の音が連続する単語は

とても言いにくい😅

「◯◯室」「新札」「シチリア」……

こういう単語を発音すると

どうしても突っかかりやすい。


察するにサ行もタ行も、舌を

上顎や上の歯に一瞬当てて発音するじゃないですか。

脳卒中由来の麻痺で、舌の動きが退化、

滑らかに動かないのでうまく発音できない、

ということじゃないかと。


そこに着目するとダ行も弱いですね。

慌てて「おめでとうございます」と言おうものなら、

舌の動きが追いつかず、

「おめ“”とうございます」となる😅


ずいぶんマシになったものの

滑舌はずいぶん退化した印象。



 呂律が回らないのは時間が経つと改善してきているのですが、

担当医の「『高次脳機能障害』とは無縁だよ」との診断に反して、

「あれはいわゆる『高次脳機能障害』にも似た

“もどき”

だったのでは?」

と思い当たる現象がありました。

高次脳機能障害とは⬇️


さまざまな障害の中で「感情障害」というのがあります。

基本的には「怒りっぽくなる」症状。

脈絡なく怒りが湧いてきて

周囲に当たり散らすのがそれ。


ところが僕の場合は、

無性に感極まって泣き出す、

という症状。

なんてことない話をしていても、

ちょっとした感動ポイントに差し掛かると

いきなり感極まって嗚咽が走り、

涙腺が崩壊してしゃくりあげ、

二の句が告げなくなります。


入院中や退院後も、

知人や母と通話するたびに、

この現象に遭遇しました。

発症から4年経ち、

“もどき”もすっかり鳴りをひそめ、

今に至ります。


あ。


愛猫のルイが亡くなったときは、

久しぶりに「その現象」がぶり返しましたが、


ひと夏が過ぎようとしている今は

ほぼ表面には出ません。


脳出血で脳が正常に働かなくなることで、

一時的ではあるにせよ、

こんなに感情の起伏が生じるとは思ってもみませんでした。

今となっては、貴重な体験です。