「カムカムエヴリバディ」が終了しました。ずっと続きが気になる楽しい約半年でした。

最初はジムから帰ってきて夜ご飯を食べながら録画を見るのが楽しみだったんですけど、そのうち段々早く見たい欲が強くなってきて、朝の出勤前に見るようになりました笑。

ひなた編の商店街でのワンシーンだけを切り取ると、朝ドラによくある主人公のほのぼのとした日常を描いているように見える場面もありました。

けれど他と決定的に違うのは、見る側の意識の根底に「安子との再会はあるのだろうか」「ジョーはまた音楽に関わることができるのだろうか」などと、目に見えているシーンとは違う思いが常にあったこと。

目の前の何気ないシーンもそのうちそこにつながっていくのかも、という漠然とした期待感がありました。

夫の田中:
その中で以前ボクは投稿の中で、安子とるいの過去を結びつけるキーパーソンになるのは、徳井優さん演じる、ある時は借金取り、ある時はクリーニング店のクレーマー、またある時はアフロの田中なのではないかと予想しました。

その時の投稿:


これは大外れだったのですが、ナントこれまで一度も姿を現さなかった一子の夫として再登場。オープニングクレジットは「夫の田中」。市川実日子さん演じる一子の苗字は「野田」ですので、明らかに視聴者にツッコんでもらおうという気満々w。

 

ビリー少年:
一方、ビリー少年の成長した姿がナレーションを務める城田優に違いないという予想は大当たりでした。しかも物語の一番最後の大オチ。

 

少年時代と同じ場所で同じアイテムを同じように落として、それでひなたが「あなたがビリーだったのね」と気付くというのは、あまりにも偶然が過ぎる気がしますが、これはビリーの「わざと説」だと思いたい笑。

ビリーは少年時代に「大月」までわざわざ回転焼きを買いに行っているし、1年間仕事を共にして気心が知れた「大月」さんに「あの時の思い出はボクもまだ忘れてないですよ」というビリーのメッセージ。

ひなたの側では、少女の時に言えなかった英語のフレーズを、年を経てようやくビリーに言えたのも素敵でした。

 

片桐さん:
るい編に出てきた風間俊介さん演じる片桐は、結果的にはるいがいかに額のキズを気にしていたかを示すエピソードのためだけに出てきたような形。なんとも贅沢なキャスティングでした。


でも、るいが大阪に出てきて、これからこの人がきっと恋人として物語が進んでいくんだろうなぁと視聴者に思わせなければならない重要な役どころ。

昔のアクション刑事ドラマで、急にオンボロな車が出てくると、子供心ながらにも「きっとこの車はアクションシーンでクラッシュするんだろうなぁ」とうっすら分かってしまったような、残念な当て馬ではいけないですから笑。

...などど本編とは関係しない話だけでもこんなに語ってしまった。まだまだ語り足りないくらい。ホントに楽しめました。ありがとう。

Keep on learning English. I'm sure it will take you somewhere you never imagined. (by Annie)

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