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とらっく整備士のきろくぼ

自分で行った整備や自動車情報をご紹介していきます。自動車に興味がある方はもちろん、整備をはじめたばかりの人や調べ物をしている方などの参考にしてもらえればと思います。

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オイル排出と上流側のホースからのオイル漏れが激しいので交換します!

 

 

 

6R10エンジンのオイル漏れはリコールがたびたび出ているので該当はこちらのサイトなどで確認ください。

 

 

 

セパレーターを取り出すのは上側はターボなどがあるので下側からの方がいいかと思います。

 

 

 

①ジャッキアップした後タイヤをはずす

 

②エアーを抜いてエアサスをはずす

 

 

フレーム内側についてるナイロンチューブをはずします。

 

使った道具はこちら

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フレームに固定されている上部とベローズ、下部の土台も取り外します。

 

③パイプ、ホースの固定をはずす

 

セパレーターからタペットカバーにのびているパイプ、ホースの13mmの固定ボルトをとります。

 

④ホース、パイプをとりはずす

 

 

セパレーターからホースを抜き、タペットカバーにはまっているパイプを抜いて、取り出します。

ホースは指でギザギザを力いっぱい挟めば抜けると思います。

 

 

パイプはOリングではまっているだけなのでグズグズ動かしながら下に引っ張れば抜けます。

 

 

⑤オイルミストセパレーターを取り出す

 

 

細い油圧パイプをはずしてから、下側から固定ボルト16mm三本をはずして取り出します。

 

エアサスをはずしていれば比較的簡単に取り出せると思います。

 

はずしたもの

 

 

新品

 

 

ホースパイプが途中でバンドで止まっているところから漏れるので一本ものになったかと思われます。

 

しかし全プラスチックになったのでそこが心配ですが…

 

⑥逆の手順で取り付ける

 

オイルミストセパレーターをつける時はメタルガスケットも忘れずに。

 

エアサスはベローズと土台が離れてる状態だと思いますが、車を降ろした状態でエアーをためると通常であれば膨らんでいきます。

 

 

 

※エンジンオイルとエレメントも同時交換を推奨します。

 

オイル管理をきちんとしないとまたすぐ漏れます。一年に一回じゃ少なすぎです。

 

 

 

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キャブチルトシリンダーからのオイル漏れがひどいので、交換していきたいと思います!

作業はキャビンを下げた状態で行います。

 

 

 

①タイヤカバーをはずす

 

 

②ストップスイッチのカプラー二つ、配線の固定をはずす

 

 

③ストッパーワイヤーをはずす

 

先端はピンを抜き、ナットの固定をはずしてバンドもとります。

 

 

④作動油パイプをはずす

 

インとアウト二本をはずします。

 

 

⑤シリンダーを固定してる上下のナット、ボルトをはずす

 

上は手前側の22のキャッスルナットを緩めて裏からボルトを抜きます。

 

裏は回り止め溶接がされているので押さえなくて大丈夫です。

 

下は14のボルトを緩めます。

 

  

 

⑥シリンダーを取り出す

 

取り出したシリンダー

 

ストップスイッチ二つをナットを緩めて新しいシリンダーに付け替える。

 

⑦はずした時の逆の手順でとりつける

 

注意!

⑤でも述べましたが、上側の裏のボルトは回り止め

 

 

⑧キャブチルトモーターのタンクに作動油を入れる

 

 

4往復程度キャブチルトを上下してエアー抜きをする

最後に油量を調整する

 

注意!

エアーが噛んでる部分はキャビンが落ちてくる場合があるので注意してください。

ヒタヒタにオイルを入れると下げた時に溢れてきます。

 

⑨タイヤハウスカバーをつける

 

交換完了

 

 

 

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DPF再生できないとのことで入庫。

 

実際強制再生をすると数分でチェックランプがついて再生を中断してしまいました。

 

何度やっても同じエラーが出ます。

 

そのチェックランプのエラーコードがこちら。

 

 

 

 

原因をまず疑ったのはストレートにEGRですが、アクチュエーターの交換とEGRクーラーの洗浄は前にされたばかりのようでした。

 

 

 

 

次にエアフロセンサー(左)と湿度・吸気温度センサー(右)。

 

 

  

 

 

こちらは部品取りの車があったのでそこから外して付け替えてみました。

 

そして強制再生してみると、少し再生の時間は長くなりましたが結局中断してしまいました。

 

次にエンジン左側にあるブースト圧センサーを変えてみますが、これも上記のセンサーの時と同じ結果でした。

 

 

 

 

あとはDPFの詰まりなどで圧力や温度が上がりEGRにイタズラしてる可能性があるので、排気の差圧センサー(パイプ)や温度センサーも診た方がいいかな?と考えましたが作業の流れ的に上流からやっていこうと思い、排気ブレーキバルブを診ていきます。

 

 

 

 

こちらがその排気ブレーキ。電気式で冷却水も通っています。

 

 

はずしたブレーキバルブ

 

車体側

 

 

きれいだし、手で動かしてみてもスムーズに動きます。

 

アクチュエーターもプラスチックギアを使っているので壊れやすい部品なんですが、エンジン止めた後の作動音は正常にしてたので問題はないかなと思いました。

 

それでもせっかくはずしたので一応交換してみました。

バンドをはずしたフランジの部分を組み上げる際は位置決めの為のくぼみと出っ張りがあるので、ちゃんと入れて取り付けてください。

 

入っていないと出っ張りがつぶれ排気漏れをおこしますので・・・

 

 

 

そして再度強制再生を行ってみると。

 

 

なんと、最後まで再生できました👏

 

バルブの動きは問題なかったと思いましたが、アクチュエーターがダメだったのでしょうか?

 

再生中バルブが開き切らなくなって圧力が逆流し、EGRバルブにイタズラしてあのエラーコードが出たのでしょうか?

 

はっきりした理由は分かりませんが、あの内容のエラーがでても排気ブレーキバルブが原因のこともあるんですね!勉強になりました。

 

因みに、これが排気ブレーキバルブ(正常なもの?)の中身です。参考までに。

 

 

モーターギア以外はプラスチックギアです。

 

 

この基盤を冷却水で冷やしています。ここが壊れる可能性もありますね。

 

 

 

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フロントクランクシールからオイル漏れしているので交換していきます!

 

ラジエーター交換作業の参考にもなるかと思います。ラジエーター&インタークーラーは上に引き抜くやり方をしています。

 

※1クランクシール脱着の専用工具がないので自分なりのやり方ですが、参考にしていただけたら幸いです。

 

※2スリンガーは取り外してない作業になります。

 

※3作業手順は説明上分かりやすくするための形にしていますが、順番を問わない作業もございます。

 

 

Ⅰ.ラジエーター・インタークーラー取り外し

 

①上側の作業

 

・冷却水を抜く

 

・メインタンクをはずす

 

タンクがラジエーターの上についているのでとまっているネジをはずしていきます。

左側裏に水量センサーのカプラーがあるのではずします。

 

・ホース類をとる

 

タンクについているホース、ヒーターホース、ラジエーターのアッパーホースなどをはずしていきます。

 

・エアコンパイプをフリーにする

 

 

ラジエーター&インタークーラーを上から抜くときに避けれるように、ラジエーターに固定されているネジをボンネットからエンジン側についているネジまではずして出来るだけ動くようにしておきます。

 

②左側の作業

 

 

左側の作業は一番ボリューミーです。

 

・オイルゲージをはずす

 

パイプの固定をはずしてじゃまにならないようにホース部で曲げておきましょう。

 

・オイルフィラーパイプをはずす

 

 

エンジン側のホースから抜いてしまった方がいいです。

 

・インタークーラーホースをはずす

 

左側は短いのでとくに大変です。

 

③ボンネット、正面からの作業

 

・冷却水サブタンクホースの固定ネジをとり、エンジン側からきているホースをボンネット側に逃がしておきます。

 

・ロアホースから伸びているパイプとカプラージョイント?をとりはずします。

 

・エアコン排水ホースガイドをはずします。

 

 

・ラジエーターの左右についているサラウンドラバー?をはずします。(両脇からの作業も必要)

 

・インタークーラーの下にコンデンサーがついているタイプであれば四点で止まってるネジをとり、フリーにさせてフレームにのせておきます。

 

ブラケットはラジエーターを抜くときに当たる可能性があるのではずしてしまった方がいいです。

 

 

④ロアホース、右側インタークーラーホースをはずす

 

⑤シュラウドをはずす

 

・とまっているネジ8本のうち、4本はバッテンの支持棒と共締めになっており、他の4本と比べて長いのでつける時注意です!

 

・バッテン支持棒は下から抜いちゃいます。

 

・シュラウドサポートアーム?は三個ともエンジン側のネジをはずしてフリーにしておいた方がいいです。

 

・シュラウドとラバーは、少し大変ですが取り出しちゃった方がラジエーターを抜くときに圧倒的にやりやすいです。

 

⑥ラジエーター&インタークーラーを取り出す

 

・ラジエーターの左右にフレームに乗っているC字のプレートの17のネジ2本をはずす

 

  

 

・ラジエーター下の左右についている固定ネジ2本ずつをはずす

 

 

・下からガレージジャッキに四角柱状のものを当ててラジエーターを少し持ち上げる

 

・その状態で、C字プレートはエアコンパイプに当たってしまうなど、じゃまになってしまうので裏からとまってるネジをはずしてC字プレートをとる。

 

この時マウントラバーとそのプレートを無くさないよう注意。

 

・当たる部品がないか確認しつつジャッキで上げられるだけラジエーター&インタークーラーを持ち上げる

 

・人の手でラジエーター&インタークーラーを引き上げる(最低三人推奨)

 

⑦やっていなければシュラウド、とラバーを取り出す

 

ラジエーターを載せるときにない方がやりやすいからです。

 

Ⅱ.クランクシール交換

 

①ファンをはずす

根元のネジの方からはずし、下から抜く。

 

 

②クランクプーリーをはずす

 

6本のボルトをはずしクランクプーリーを取り出す

 

③シール周辺を掃除する

 

作業性が悪く、シールと当たり面の隙間にゴミが入り傷つくといけないのできれいにしておきます。

  

 

④スリンガー、外周ゴム部の入り具合をノギスなどで計っておく

 

⑤クランクシールをはずす

 

外周を小さなマイナスドライバーで少し内側に傾けて差し入れ、内周は90°のクリップはずしを入れてサポートしながらテコで力を加えれば比較的はずれます。

 

  

 

注意:工具をまっすぐや、外周・内周に向けて入れるとシールの当たり面に傷が入りオイル漏れがひどくなる可能性があるので注意して行ってください!

 

⑥シール当たり面を掃除する

 

漏れの原因になるのでゴミがついていないか、傷の状態などを確認します。

 

 

⑦クランクシールを元の入っていた位置まで入れる

 

はめてから棒状のもので軽く叩いていくと入ります。

 

今回の作業では元から少し傷が入っていました。それが原因でオイル漏れを起こしていた可能性もありますので、液体パッキンを塗って取り付けました。

 

 

⑧クランクプーリーをつける

 

規定トルクでボルトを締め付けていきます。

 

⑨逆の手順で元に戻す

 

⑩エンジンオイル交換

 

オイルの劣化や粘土変化のせいでシールを痛めたり漏れを助長していることもあるので、一度新しいオイルにします。

 

⑪冷却水のエア抜き

 

冷却水を規定量、適正濃度で入れてエンジンをかけてエアー抜きを行います。

 

⑫確認作業

 

試運転などをしてエンジンを暖めてからエンジンオイル、冷却水の漏れの確認を行い、無い様であれば完了です。

 

 

 

●ラジエーター交換の場合のラジエーターカバーをはずした際、ボルトのガイドとラバーを無くさないように注意してください!無いと地味に困りますから(笑)

 

  

 

 

 

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 エンジンを切るとブレーキバルブ下部のパージ部分からたびたびエアーが「プシュー」と漏れていることがあるので交換になりました。この型のブレーキバルブは「吊り下げ型」なので、運転席足元とボンネットを開けたところの両方で作業を行っていきます。

 

 

 

①エアーを抜く


タンクからエアーを抜きます。


②運転席側のコネクターをはずす


コネクター三つと配線クリップをはずします。ブレーキスイッチのコネクタはーゴムカバーを取ると出てきます。

 

  

③ボンネット側をはずす

ブレーキバルブについているナイロンチューブ、コネクターを全てはずします

④周りの部品をはずす

脱着プレートをはずした時に干渉しそうな場所をはずしていきます。
こういったエアーチューブもはずしておきましょう。

⑤脱着プレートをはずす

脱着プレートについているボルト、ナットを全てはずすと手前に出せるようになります。ですが、ブレーキペダルとクラッチペダルが引っかかって途中までしか出せません。

 

 

 

運転席側から見た写真

 

この状態でブレーキバルブをはずしていきます。

⑥脱着プレートからブレーキバルブをはずす

上から12のボルト四本で止まっています。運転席側の二本は比較的メガネが入り、ボンネット側の二本は上からソケットが入るのでラチェットなどで緩められるかと思います。

少しわかりにくくて申し訳ないですが、青〇がボンネット側、赤〇が運転席側のボルトです。

  

 

リビルトとはずした部品

 

エルボーやスイッチはついていました。

⑦逆の手順で元に戻す
⑧最終確認

エアーをため、漏れていないことを確認し、さらに試運転でブレーキが正常に効くことが確認出来たら完了です。

 

 

 

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