定価1800円+消費税180円
著者 青谷知己・小倉志郎・草野秀一・後藤政志・後藤康彦・山際正道
目次 はじめに
第1章 福島原発はどのような事故か?
第2章 空気も水も土も生物も汚染された
第3章 多くの住民が被ばくした
第4章 労働者の被ばくの上に成り立つ原発
第5章 放射線は危ない
第6章 活動的な日本列島と原発は共存できない
第7章 未来に負債を押し付ける原発のゴミの後始末
第8章 原発は日本の安全上の最弱点
第9章 安全な原発などない
第10章 原発の電気は安いはうそ
第11章 原発は環境にやさしいという嘘
第12章 「原発マネー」は社会を劣化させる
第13章 原発はオワコン・・なのになぜ固執するのか
この2月に後藤政志、小倉志郎の原発の技術者と高校の現・元の理科社会科の教員、草野秀一、後藤康彦、青谷知己、山際正道の6名で「原発は日本を滅ぼす」という本を出版いたしました。
この本では、福島原発事故とはどのような事故だったのか、原発とはどのようなものなのか、放射能汚染とは何か、放射性廃棄物をどうするのかなどを出来る限りやさしくコンパクトにまとめました。
政府・文部科学省による原発推進のための「原発副読本」(原発の電気は安い、原発は環境にやさしい)、「放射線副読本」の放射線は危険ではないといった巧妙なウソに反論しています。この本1冊を読めば原発の主要な問題点が明らかになります。網羅的な本ですので、原発や放射線について詳しい皆さんには物足りない所もありますが、やさしく判り易い切り口がこの本の特徴かと思います。
この本が特に若い世代の皆さん、原発や放射能の危険性についてよくわからないと思っておられる方などに改めて考えて頂くきっかけになればと願っています。この本を読んでいただき、原発はやっぱり危険だ、原発は日本を滅ぼすという思いを共有して下されば、これ以上の幸せはありません。
(後藤康彦さん E-mai: QWT01072@nifty.ne.jp より)