脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No4872】
2023年9月27日(水)地震と原発事故情報-
              3つの情報をお知らせします
                    転載・転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.原子力産業労働者31万人(仏・英・米)の大規模研究
  「がん死亡リスクの増加」を指摘
  これまでは低線量放射線被ばくのリスクを過小に評価
  オンライン版「The BMJ」掲載の研究論文(8月16日付)
                  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.『東京電力の変節』~東電はなぜ被害者に対して攻撃的になったのか
  書籍紹介…後藤秀典著
  深く結びついた電力会社、政府、最高裁判所、巨大法律事務所の人脈
                                              上岡直見(環境経済研究所代表)
★3.新聞・配信より2つ
  ◆東海第二原発再稼働「反対」の請願採択見送り「賛成」は採択へ
   東海村議会原子力問題調査特別委員会
                   (9月27日「東京新聞」茨城版より)
  ◆長崎県対馬市、核ごみ調査応募せず
   比田勝尚喜市長「合意形成が不十分」
   「将来的な想定外の要因による危険性が排除できない」
                               (9月27日13:39「共同通信」より抜粋)
   【追加情報】記者会見動画あり
━━━━━━━ 
※明日です!
 9/28(木)第20回【ハロー原電】にご参加を!
     東海第二原発とめよう!日本原電本店前アピール行動

 日 時:9月28日(木)15時30分より17時くらい
       可能な方は13時たんぽぽ舎で配布ビラの帳合いをして
       日本原電本店へ行きますのでご協力を
 集 合:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
  主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
     マイクアピールやビラ配布(周辺の住宅街にも)
                  定例:毎月第4木曜
━━━━━━━ 
※9/30(土)東海村JCO臨界事故(1999年)から24年

  臨界事故を忘れない!「追悼と抗議」の集会にご参加を

 日 時:9月30日(土)午前10時~11時
  場  所:経済産業省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)
 内  容:経過説明
      抗議アピール
         黙祷(事故発生時刻 10:35~)
        献花-追悼の花を用意します。
 よびかけ:たんぽぽ舎
━━━━━━━ 
※10/1(日)10月1日は「都民の日」、首都圏原発について考えよう
 『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫という人々』
  樋口英明講演会&パネルトーク
                    ☆予約制となりました
 日 時:10月1日(日)13:30~16:00
 お 話:樋口英明(元福井地裁裁判長)
 場 所:文京シビックセンター3階会議室 (文京区春日1-16-21)
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」たんぼぼ舎気付
             電話 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797
             E-mail stoptokai2.shutoken@gmail.com 
 資料代:800円(避難者500円) 90名定員
◇予約受付中 …上記E-mailか、電話…小張 090-9108-0464、
                  横田 080-1135-7672
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※10/4(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
                  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.2024年9月の再稼働はゆるさない!第63回日本原電本店抗議行動
  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:10月4日(水)17:00より18:00
 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 
      JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分
       ※北ビルです!南ビルではありません!
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

    ☆第64回は、11月1日(水)17:00より18:00です。

2.「第121回東電本店合同抗議」 放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!
  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

スピーチ3人の紹介

 ・「東海第二原発は、圧力容器内の試験片がゼロ(全て取り出した)
   老朽化の監視不可能-規制委は運転延長を取り消せ」
  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
 ・茨城県東海村村議会で「東海第二再稼働陳情」を採決
  慎重・反対の意見を切り捨てる乱暴な運営
  柳田 真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)
 3.核汚染水の海洋投棄に反対する声明の紹介
  全米海洋研究所協会が昨年12月に出した
  佐々木敏彦(東電本店合同抗議行動実行委員)

 日 時:10月4日(水)18:45より19:45
 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

    ☆第122回は、11月1日(水)18:45より19:45です。
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※10/7(土)康 宗憲氏5回連続講座 解放と分断、そして平和統一への道
 「死刑台から教壇へ」の著者と学ぶ韓国現代史
 第3回「独裁政権との闘い…韓国民主化運動の歴史」

 お 話:康 宗憲(韓国問題研究所代表)
 日 時:10月7日(土)14時より16時
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む) 
  ◇予約受付中    たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か
  「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、
  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 11/4(土)第4回「平和統一への道…統一運動の歴史」
 12/9(土)第5回「最近の朝鮮半島情勢について」
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.原子力産業労働者31万人(仏・英・米)の大規模研究
 | 「がん死亡リスクの増加」を指摘
 | これまでは低線量放射線被ばくのリスクを過小に評価
 | オンライン版「The BMJ」掲載の研究論文(8月16日付)
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 以下は、論文の紹介です。
 Cancer mortality after low dose exposure to ionising radiation in 
workers in France, the United Kingdom, and the United States
 (INWORKS): cohort study
 フランス、英国、米国の労働者における電離放射線への低線量被曝後
のがん死亡率 (INWORKS) :コホート研究
https://www.bmj.com/content/382/bmj-2022-074520 

1.低線量被ばくの健康への影響が従来の推計よりも
  大きいことが明らかになる

 2023年8月21日、低線量電離放射線への長期にわたる被曝は、固形
がんの死亡リスクを上昇させると、オンライン版「The BMJ*」に
掲載された研究論文(8月16日付)が明らかにした。

*【BMJ】ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル。英国の定評あ
 る医師会誌でオンライン版もある。

 カリフォルニア大学アーバイン校のデビッド・リチャードソン博士ら
の研究グループは、フランス、英国、米国の原子力産業従事者を対象と
した多国間コホート研究(*)において、長期にわたる低線量電離放射
線被曝が癌リスクに及ぼす影響を検討した。
 調査対象者は電離放射線外部被曝の個人モニタリングデータを有する
労働者309,932人で、追跡期間は述べ1,070万人年に相当する期間である。

*【コホート研究】大人数集団による統計手法に基づく調査。分析疫学
の方法の一つで、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一
定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と
疾病発生の関連を調べる観察研究

 研究者らは、固形がんによる28,089人を含む103,553人の死亡を確認し
た。固形がんによる死亡率の推定値は1Gy(*)当たりの累積線量で
52%増加した。
 推定値は、解析を低累積線量域(0~100mGy)に限定した場合、お
よび職業性外部被曝線量の推定がより正確であった近年雇用された労働
者に限定した場合に約2倍となった。

*【Gy・グレイ】放射線のエネルギーがどれだけ吸収されたかを示す
単位。グレイはジュール/キログラム(J/kg)でもあり、1グレイとは物
質1kgあたりに1ジュール(エネルギー量を表す単位)のエネルギー
を放射線から受けたことを意味する。これに線質係数という放射線毎に
決められている係数と臓器単位の組織荷重係数を掛けてシーベルトにする。
 例えばベータ線を出す放射性物質が体内に均等に存在し100ミリグレイ
の放射線による被ばくをしたとすると、結腸に12ミリシーベルト、骨髄
に12ミリシーベルト、全身合計で100ミリシーベルトの被ばく線量に相当
する等として使う。

 喫煙やアスベスト曝露の影響を除外するために行った、肺癌および胸
膜癌による死亡を除外した結果、推定値にわずかな影響がみられたが、
これは関連性が喫煙やアスベスト被曝によって実質的に交絡されていな
いことを間接的に示している。
 「本研究は、長期にわたる低線量外部放射線被曝と固形がん死亡率と
の直線的関連を支持する証拠を提供するものである。

2.まとめると以下の通りである。

(1)放射線被曝1Gyあたり固形がんによる死亡リスクは52%増加
すると推定され、この関連は累積線量が0~100mGyの低線量域に限定
すると2倍になる。
(2)累積被曝線量と固形がんによる死亡率との間にはある程度の関係
がある。
(3)喫煙およびアスベスト被曝によく関連するがんを除いても、放射
線被曝と固形がん死亡率との関連に大きな変化はなかった。

3.本研究の詳細内容

 高線量放射線被曝とがんとの関連は原爆被爆者データで比較的に知ら
れてきたが、低線量および低線量率放射線被曝による長期的リスクは十
分に研究されていない。
 そこで、原子力施設労働者国際共同研究(INWORKS*)が行わ
れてきた。
 調査対象者は、フランス、英国、米国の原子力産業に1年以上従事
し、線量計モニター(フイルムバッチ線量計やガラスバッチ線量計など
の積算線量計)を装着している労働者である。

*【INWORKS】放射線量と固形がん死亡率との関係をさらに詳し
く調べるために、原子力労働者の死亡リスクを評価することを目的とし
た。多国間コホート調査。

 本研究では、個人の年間放射線被曝量を推定し、結腸の放射線吸収線
量に換算し(単位:Gy)、主要評価項目は固形がんによる死亡率とし
ている。
 また、喫煙やアスベスト被曝などの交絡因子に対処するため、肺がん
や胸膜がんなど特定のがん種を除いた別の解析も行った。

 本研究は現在も進行中で、最も古いデータは1955年のもの。309,932人
の労働者を対象としており、追跡期間は累積で1,070万人年であった。
 これまでに累計31,009人ががんで死亡し、うち28,089人が固形がんで
あった。
 全がん死亡の過剰相対率は0.53/Gy(90%信頼区間0.30-0.77)、固
形がん死亡の過剰相対率は0.52/Gy(90%信頼区間0.27-0.77)であった。

 より低い累積線量範囲を検討した場合、固形がん死亡率の過剰相対率
は、累積線量0~400mGyで0.63/Gy(90%信頼区間0.34~0.92)、
累積線量0~200mGyで0.97/Gy(90%信頼区間0.55~1.39)、累積
線量0~100mGyで1.12/Gy(90%信頼区間0.45~1.80)、累積線量
0~20mGyで1.30/Gy(90%信頼区間1.33~4.06)であった。

 さらに、累積線量と固形がん死亡率との間の全体的な関係を最もよく
表しているのは、累積線量が0~200mGyの低線量域を含めて10年遅ら
せて線形モデルであることが分かった。

 さらに、喫煙関連がんを除いた固形がんの過剰相対率は1Gy当たり
0.52(90%信頼区間0.10~0.99)であり、アスベスト被曝を補正するた
めに肺がんおよび胸膜がんを除いた場合の過剰相対率は1Gy当たり
0.43(90%信頼区間0.15~0.73)であり、いずれも全体の相対率と同程
度であった。
 全体として、本研究は放射線被曝と固形がんによる死亡率との間に直
線的な線量反応相関を認め、その相関の強さは累積線量の低い領域で2
倍大きく、喫煙およびアスベスト被曝を調整しても明確な変化は認めら
れなかった。


┏┓ 
┗■2.『東京電力の変節』~東電はなぜ被害者に対して
 | 攻撃的になったのか
 | 書籍紹介…後藤秀典著
 | 深く結びついた電力会社、政府、最高裁判所、巨大法律事務所の人脈
 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

◎ 福島第一原発事故に関して国の責任を問う4訴訟(千葉・群馬・な
りわい・愛媛)に対して、2022年6月に「国に責任はない」とする最高
裁判断が示された。
 この判決に関してジャーナリストの後藤秀典氏が、綿密な取材に基づ
いて「国に責任はない 原発国賠訴訟・最高裁判決は誰がつくったか」と
いう記事を月刊『経済』2023年5月号で発表した。

◎ 政府・司法・企業とそれを結びつける巨大法律事務所の密接な関係
を明らかにした記事として大きな反響があり、弁護士など法律の専門家
でも「こんなことになっているとは知らなかった」と驚かれたという。
 その記事を中心として、後藤氏が取材を続けてきた多くの原発訴訟や
被害者に対する補償の状況などをまとめて本として出版された。

◎ 後藤氏によると、2020年頃までは少なくとも表向きは低姿勢だった
東電が、ある時期から被災者に対する攻撃的な姿勢に転換したと指摘し
ている。それは政府の原発推進政策と連動している。
 著書では、東電社員として賠償業務に従事していた人(匿名)への取
材も紹介している。会社からマニュアルが渡され、被災者があきらめる
ように誘導する指示が出ていた。担当者は名刺を持つことを禁止され、
家族にも何をしているか話さないように箝口(かんこう)令が敷かれてい
たという。賠償額を切り捨て、抑えるのが管理職の仕事となっていた。

◎ 訴訟では、東電側の代理人が被災者に対して「事故とは関係ない経
済的な動機で自発的に転居したのだから、補償の対象にならない」と
攻撃した。
 これを聞いて、どこかで聞いたことがある話と気づいたのは戦時中の
従軍慰安婦である。この問題ではいまだに「慰安婦は経済的動機で参加
したのだから被害者ではない」と詭弁を繰り返す者がいる。
 これを考えると福島第一原発事故はやはり国家犯罪の性格を帯びている。

後藤秀典『東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの
     癒着と原発被害者攻撃』
旬報社 後藤秀典著 192頁 1,650円(税込)
https://www.junposha.com/book/b632266.html 

以下、旬報社HPより抜粋

「心から謝罪いたします」-その言葉の裏で頻発する避難者攻撃!
東電はなぜ攻撃戦術をとるようになったのか?
深く結びついた電力会社、政府、最高裁判所、そして巨大法律事務所の
人脈を明らかにする!

 原発回帰へと大きな政策転換を図りつつある日本のエネルギー政策。
 福島で原発事故を起こした東京電力は、当初の原発被災者への謝罪の
姿勢から、損害賠償支払いを拒否。払い過ぎなどと被災者攻撃へと姿勢
を変えた。
 最高裁は、国が対策をとらせたとしても事故を回避できなかったとし
て、国の責任を認めない判決を出している。
 これらの背景には、密接な人事交流を行っている最高裁判事、司法
エリートと国、東京電力の癒着関係があることを明らかにする!


┏┓ 
┗■3.新聞・配信より2つ
 └──── 

 ◆東海第二原発再稼働「反対」の請願採択見送り「賛成」は採択へ
  東海村議会原子力問題調査特別委員会

 日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)の再稼働を巡り、東海
村議会原子力問題調査特別委員会は26日、再稼働に反対する請願1件の
採択を見送り、再稼働を求める請願1件を「採択すべき」と決めた。

 再稼働に反対する請願は昨年2月に市民団体「東海第二発電所の再稼
働に反対する会」(東海村)が提出した。「福島第一原発事故の教訓を
踏まえ、東海第二の再稼働をさせない」とする内容の意見書を国や知事
に提出することを求めた。
 各議員が意見を出し合ったあとの採決では、新政とうかいの7人と光
風会の1人は挙手せず、公明の2人は退席して棄権した。
 賛成は無会派3人と光風会の1人の計4人にとどまった。

 再稼働に反対する会代表の塚原千枝子さん(73)は採決後、「これまで
何度か傍聴したが、視察や学習会をするだけで議論を深めようという姿
勢は全く感じなかった。国が原発推進にかじを切り、村議会としても早
く採決したいという気持ちが強まっているように見える」と話した。
 一方、村環境整備事業協会が一昨年9月に出した再稼働を求める請願
は、前回の特別委で「採択すべき」とした請願同様、新政とうかいの7
人が賛成した。(長崎高大) (9月27日「東京新聞」茨城版より)
https://www.47news.jp/9912668.html 


 ◆長崎県対馬市、核ごみ調査応募せず
  比田勝尚喜市長「合意形成が不十分」
  「将来的な想定外の要因による危険性が排除できない」

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に
向けた第1段階の文献調査に関し、長崎県対馬市の比田勝尚喜市長は27
日、国側に応募しない意向を表明した。
 市議会の議場で「市民の合意形成が不十分だ」と述べた。1次産業や
観光業に風評被害をもたらすとの懸念が強く、市民の分断が深まるのを
回避した。
 対馬市議会は12日、地元の建設業団体が提出した調査受け入れを促進
する請願を賛成10人、反対8人の僅差で採択。
 漁協の一部や市民団体が出した反対請願6件は一括して不採択とした。
 議会と市長の判断が割れた形となった。
 比田勝氏は処分場について「将来的な想定外の要因による危険性が排
除できない」とも語った。27日午後に記者会見し、自身の決断理由を詳
しく説明する。 (後略)  (9月27日13:39「共同通信」より抜粋)
https://www.47news.jp/9912783.html 

【追加情報】
 対馬市の比田勝市長が最終処分場の文献調査を
 受け入れないと表明(記者会見)

1.市民の合意形成が不十分、分断が起きている
2.風評被害への懸念がある
3.文献調査ではとどまらない、次の段階に進む可能性がある
4.市民に理解を求める条件・計画が揃っていない(避難計画等)
5.将来的な想定外の要因による危険が排除できない
  動画はこちら(約5分)
https://www.youtube.com/watch?v=w1wNiANsgtY 
【追加情報】は、上岡直見氏より

━━━━━━━ 
※【動画アップの紹介】

  ☆【拡散歓迎です】
 青森市の医師、大竹進さんからの、トリチウムのDNAと遺伝子への
影響についての動画を紹介します。
 実は2種類あるトリチウムのうち、有機結合型トリチウムは、食物連
鎖で体内に蓄積し、DNAと遺伝子を傷つけるというお話です。
 15分の短い動画に、問題点が完結にまとめられています。

 大竹進 大竹整形外科@青森市です。
 動画にまとめてみました。拡散歓迎です。
https://youtu.be/4SXcrQLTf3k?feature=shared 

  ☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

・20230926 UPLAN 孫崎享「台湾有事と日本外交・日米同盟」
 https://www.youtube.com/watch?v=lkGM2-yhneQ 
・20230918 UPLAN【集会】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL
 ~再エネ100%と公正な社会を目指して」
 https://www.youtube.com/watch?v=xKEb7CeRIXI 
・20230918 UPLAN【パレード】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL
 ~再エネ100%と公正な社会を目指して」
 https://www.youtube.com/watch?v=2gWy_fbC9Q4 
・20230914 UPLAN 黒川眞一
 「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」
 https://www.youtube.com/watch?v=SWa9uyfm8v8 
 「汚染水放流の中止を求めて1600km韓日市民徒歩行動」
 李元栄さんのお話を聴く夕べ 動画。
・20230911 UPLAN【講演会】
 https://www.youtube.com/watch?v=acrHNhRSs2g 
・20230826 UPLAN STOP!!東海第二原発の再稼働・いばらき大集会
 https://www.youtube.com/watch?v=TY6T7qP5Zio 
・20230821 UPLAN 西尾正道「続“複合汚染”医師の目から見た日本の破壊」
 https://www.youtube.com/watch?v=NxZQIKTzXBA 
・20230819 UPLAN 山崎久隆ゼミ「誰のため・何のための海洋放出か」
 「老朽化原発の安全性確保の理屈は成り立つのか」
 https://www.youtube.com/watch?v=0KOLAc74PpY 
・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」
         【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 
・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」
            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴」
    【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線
 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」
 なんていう突拍子もない話を信じられますか。
 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

────────── 
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・メールマガジン=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、
 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。
 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も
 あります。ご了解下さい。
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              HP http://www.tanpoposya.com/ 
               郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
                      口座番号 00180-1-403856

東京集会
10月1日(日)14:00~16:00
会場:全水道会館 4階大会議室

福島集会
10月7日(土)14:00~16:00
会場:福島テルサ3階あづま

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主催:福島原発刑事訴訟支援団
連絡TEL080-5739-7279

 

最高裁に向けて、再始動します。

東京電力元経営陣3名が強制起訴された福島原発刑事裁判は、いよいよ、最高裁判所での闘いが始まります。

9月中旬には、検察官役の指定弁護士が最高裁判所へ上告の理由を明示した上告趣意書を提出します。

10月1日東京、10月7日福島で「東電刑事裁判 最高裁に向けて キックオフ集会」を開きます。上告趣意書を読み解き、被害者の思いをしっかり受け止め、最高裁に向けて決意を新たに、闘いをスタートさせます。

汚染水の海洋放出を強行した、東京電力の無責任体制に終止符を打たなくてはなりません。誤った原子力政策にくさびを打ち込みましょう。
みなさまのお力をお貸しください。ぜひ、ご参加をお願いいたします。

東電刑事裁判 最高裁に向けて キックオフ東京集会

2023年10月1日(日)14:00~16:00
場所: 東京 全水道会館(JR水道橋駅徒歩1分)

東電刑事裁判 最高裁に向けて キックオフ福島集会

2023年10月7日(土)14:00~16:00
場所: 福島テルサ中会議室あづま

開催趣旨

今年1月の東京高裁の控訴審判決は、一審判決を是認し被告3人を全員無罪としました。

控訴審判決は、一審で十分立証された、双葉病院からの危機的な避難と被害者遺族の心情を全く無視したもので、福島第一原発事故で命と生活を奪われた被害者・遺族のみなさんの納得を到底得られない誤った判決です。

また、原子力関連法令の趣旨・目的を踏まえていない誤った判決です。判決要旨に原発事故の記載もなく、原発事故の被害も考慮せず、必要な事故対策をしないことを免罪し、次の原発事故を準備する危険な論理となっています。

指定弁護士は、「国の原子力政策に呼応し、長期評価の意義を軽視するもので、厳しく批判されなければなりません」と述べています。

福島第一原発事故は、多くの人々の生活、人生を壊し、事故から12年を経過しても国土を失わせたままの未曽有の事故であり、日本における最大の公害事件です。

被害者・被災者は、現在もその苦しみの只中にいます。今も続く過酷な福島原発事故の被害に真摯に向き合い、原子力行政に忖度した不当な判決を覆すために、最高裁においては、ぜひとも「口頭弁論を開いて、原判決を見直せ!」と、全国から市民の声をあげていきましょう。

 

≪イベント概要≫

「3.11を忘れない」チャリティーイベント

『3.11から12年 福島の今とこれから』

~子どもたちの未来を守るために~

 

【トークゲスト】

国内避難民の人権に関する国連特別報告者の報告書を活用する会」:田辺保雄さん

「これ以上海を汚すな!市民会議」:片岡輝美さん

日本キリスト教団東北教区放射能問題支援対策室いずみ」:服部賢治さん

 

【日時】2023年12月3日(日) 14:00~16:00

【配信】Zoomウェビナー(100名まで)

【参加費】無料(お気持ちカンパを頂けますとありがたいです)

【問い合わせ】m_oga...@yahoo.co.jp  090-3954-6563(小笠原)

【主催】チーム「3.11を忘れない」

【賛同団体】:募集中

今回皆様から寄せていただくお気持ちは、「国内避難民の人権に関する国連特別報告者の報告書を活用する会」と、「これ以上海を汚すな!市民会議」と、「日本キリスト教団東北教区放射能問題支援対策室いずみ」へ寄付させていただきます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No4871】
2023年9月26日(火)地震と原発事故情報-
              3つの情報をお知らせします
                    転載・転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.函館市議会が「処理水」放出反対の意見書を採択
  大間原発の差し止めを求める函館市の議会が
  汚染水でも中止を求める意見書採択(9月19日)
              山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.沖縄中国帰属論の無理筋
  「沖縄(琉球)が中国に朝貢していたという歴史的事実を根拠に
  沖縄の領有権は中国にあるとする論…」
                  内田雅敏(弁護士)
★3.新聞より4つ
  ◆再稼働させず廃炉に 新潟 柏崎に1000人以上集う
   「なくそテ原発2023柏崎大集会」とデモ
             (9月25日「赤旗」電子版より抜粋)
  ◆【川内原発運転延長問題】県民投票条例制定を10月4日に知事に請求
   市民団体が発表、有効署名は4万6112筆で確定
           (9月26日12:47「南日本新聞」より抜粋)
  ◆平和の中の戦死
   基地がある限り平時でも軍隊によって殺される
                            鎌田 慧(ルポライター)
         (9月26日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
  ◆【素粒子】より3つ
   ・人間の尊厳を守るとして国連の機能強化を訴えた首相。
    そう言うならまず足元から。 ほか
━━━━━━━ 
※9/28(木)第20回【ハロー原電】にご参加を!
     東海第二原発とめよう!日本原電本店前アピール行動

 日 時:9月28日(木)15時30分より17時くらい
       可能な方は13時たんぽぽ舎で配布ビラの帳合いをして
       日本原電本店へ行きますのでご協力を
 集 合:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
  主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
     マイクアピールやビラ配布(周辺の住宅街にも)
                  定例:毎月第4木曜
━━━━━━━ 
※9/30(土)東海村JCO臨界事故(1999年)から24年

  臨界事故を忘れない!「追悼と抗議」の集会にご参加を

 日 時:9月30日(土)午前10時~11時
  場  所:経済産業省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)
 内  容:経過説明
      抗議アピール
         黙祷(事故発生時刻 10:35~)
        献花-追悼の花を用意します。
 よびかけ:たんぽぽ舎
━━━━━━━ 
※10/1(日)10月1日は「都民の日」、首都圏原発について考えよう
 『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫という人々』
  樋口英明講演会&パネルトーク
                    ☆予約制となりました
 日 時:10月1日(日)13:30~16:00
 お 話:樋口英明(元福井地裁裁判長)
 場 所:文京シビックセンター3階会議室 (文京区春日1-16-21)
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」たんぼぼ舎気付
             電話 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797
             E-mail stoptokai2.shutoken@gmail.com 
 資料代:800円(避難者500円) 90名定員
◇予約受付中 …上記E-mailか、電話…小張 090-9108-0464、
                  横田 080-1135-7672
━━━━━━━ 
※10/4(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
                  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.2024年9月の再稼働はゆるさない!第63回日本原電本店抗議行動
  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:10月4日(水)17:00より18:00
 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 
      JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分
       ※北ビルです!南ビルではありません!
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

    ☆第64回は、11月1日(水)17:00より18:00です。

2.「第121回東電本店合同抗議」 放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!
  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

スピーチ3人の紹介

 ・「東海第二原発は、圧力容器内の試験片がゼロ(全て取り出した)
   老朽化の監視不可能-規制委は運転延長を取り消せ」
  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
 ・茨城県東海村村議会で「東海第二再稼働陳情」を採決
  慎重・反対の意見を切り捨てる乱暴な運営
  柳田 真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)
 3.核汚染水の海洋投棄に反対する声明の紹介
  全米海洋研究所協会が昨年12月に出した
  佐々木敏彦(東電本店合同抗議行動実行委員)

 日 時:10月4日(水)18:45より19:45
 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

    ☆第122回は、11月1日(水)18:45より19:45です。
━━━━━━━ 
※10/7(土)康 宗憲氏5回連続講座 解放と分断、そして平和統一への道
 「死刑台から教壇へ」の著者と学ぶ韓国現代史
 第3回「独裁政権との闘い…韓国民主化運動の歴史」

 お 話:康 宗憲(韓国問題研究所代表)
 日 時:10月7日(土)14時より16時
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む) 
  ◇予約受付中    たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か
  「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、
  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 11/4(土)第4回「平和統一への道…統一運動の歴史」
 12/9(土)第5回「最近の朝鮮半島情勢について」
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.函館市議会が「処理水」放出反対の意見書を採択
 | 大間原発の差し止めを求める函館市の議会が
 | 汚染水でも中止を求める意見書採択(9月19日)
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 福島県や宮城県などで相次いだ意見書。中止を求め、撤回を求める意
見書は福島県など東北地方沿岸部をはじめ各地で採択されている。
 放出開始以降も続いており、そのうちの一つで最近採択された函館市
議会の意見書を紹介する。


令和5年 第3回市議会定例会 意見書 案第3号

ALPS処理水の海洋放出をただちに中止すると共に
処理水削減の抜本的な対策を求める意見書

 上記の意見書案を函館市議会会議規則第13条第1項の規定により
提出します。

令和5年9月13日提出

函館市議会議長    吉田崇仁 様
提出者    函館市議会議員    富山悦子
    同    同    市戸ゆたか
    同    同    紺谷克孝

 ALPS処理水の海洋放出をただちに中止すると共に
 処理水削減の抜本的な対策を求める意見書

 8月22日に岸田首相は、関係閣僚会議を開き、ALPS処理水の海洋
放出を8月24日午後1時から実施しました。
 ALPS処理水は、東京電力福島第一原発事故によって発生し続けて
いる放射能汚染水を、「多核種除去設備」(ALPS)によって処理し
た水のことであるが、処理後の水にもトリチウムをはじめとした核物質
が含まれています。
 岸田首相は、このALPS処理水を今後30年にもわたって海洋に放出
することを、漁業者らの反対の声を無視して実施しました。

 かつて政府と東電は、漁業者らに対して「関係者の理解なしにいかな
る処分も行わない」との約束を漁業者と交わしたが、この約束を反故に
して、放出時期を「2023年の春から夏ごろ」と表明、海洋放出に向けた
準備工事を進めてきました。
 岸田首相は8月21日に漁業関係者と面会し、その場でも漁業関係者は
「海洋放出に反対であることはいささかも変わらない」と述べたが、「
一定の理解を得たと判断した」として海洋放出をおこないました。

 政府と東電は、廃炉を進めるためにALPS処理水の海洋放出は先送
りできない「待ったなし」の課題というが、いま優先して取り組むべき
は汚染水をこれ以上増やさない地下水流入・汚染水削減の抜本的対策です。
 ここに着手しなければ、汚染水は増え続けます。
 このことについては、令和5年8月中核市議会議長会でも要望しています。

 福島第一原発事故から12年が経過した今も被害は続いています。いま
だ多くの人びとが故郷へ戻れず、被害者への補償も十分に行われていません。

 また農林水産業、観光業など生業を取り戻す懸命の努力が続けられて
いるが、復興からはほど遠く、とりわけ漁業の水揚げ量は原発事故前の
2割にとどまっています。今も続く原発事故被害から目を背け、ALP
S処理水の海洋放出を強行し、地元漁業の復興を阻害することは断じて
許されません。

 よって政府は、ただちにALPS処理水の海洋放出を中止すると共に
処理水削減の抜本的な対策を求めます。

 以上、地方自治法第99条に基づき提出いたします。

 令和5年9月 日
 函館市議会議長 吉田崇仁

 原本は以下のところにあります。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2023090500098/files/ikensyoan3.pdf 
 これは、提案時の原本です。意見書は9月19日に賛成多数で採択され
たそうです。

☆ 北海道新聞、時事通信による。
時事通信「処理水放出、直ちに中止を 北海道函館市議会が意見書」
北海道新聞「原発処理水の放出中止求める 函館市議会、意見書を可決「
漁業者らとの約束をほご」」
 「意見書案は共産党(3人)が提出し、立憲民主党系の民主・市民
ネット(8人)と無所属3人が賛成。議長を除く自民党系の新市政クラ
ブ(9人)と、公明党(4人)が反対し、14対12で可決された。」
(北海道新聞)

☆ いわき市議会は21年5月にも「政府の決定は、ようやく芽生え始め
た希望に冷や水を浴びせかける、最悪のタイミング」などとする意見書
を可決。今年6月は「海水浴シーズンを迎えるにあたり、海を資源とし
た観光産業や水産業に関わる事業者、市民からも懸念の声が上がってい
る」とし、国と東電、漁業者の「約束」を履行するよう求める意見書を
可決した。
 なお、朝日新聞によると、福島県内で汚染水海洋放出を決定した2021
年4月13日の閣議決定以降、「撤回」、「中止」、「陸上保管」を求め
る意見書を採択したのはいわき市、相馬市、新地町、二本松市、喜多方
市など16議会にのぼり、「市民、県民の復興に向けた懸命な努力を無
にする海洋放出に強く抗議する」(南相馬市議会)、「南会津郡内では、
原発事故の直接的な影響は極めて少なかったにもかかわらず、大きな風
評被害に見舞われ、地域経済に大きな影響が及んだ。海洋放出を強行し
ないこと」(下郷町議会)等と、明確に反対の意志を示した。
 一方、「丁寧な説明」「風評対策」とする意見書は福島市、湯川村な
どの6議会。


┏┓ 
┗■2.沖縄中国帰属論の無理筋
 | 「沖縄(琉球)が中国に朝貢していたという歴史的事実を根拠に
 | 沖縄の領有権は中国にあるとする論…」
 └──── 内田雅敏(弁護士)

◎ 中国の学者らによる沖縄中国帰属論の根拠は、その昔、沖縄(琉球)
が中国の華夷秩序に組み込まれ、中国に朝貢していたというところにあ
るようだ。
 沖縄は中国、日本(島津)に両属していた。
 しかし、そのような事実があるからといって、沖縄は中国に帰属する
と云う論には無理がある。

◎ 1943年11月27日の米・中・英三カ国によるカイロ宣言に際し、中華
民国の蒋介石総統は、事前にルーズヴェルト米大統領と日本敗北後の世
界、すなわち天皇制を存続させるか否か、戦争賠償請求の有無等々につ
いて意見交換した。
 沖縄の帰属について問われた蒋介石は、中国は沖縄について権利を主
張しないと明言し、米国による沖縄の軍事占領を進言した。
 この蒋介石の見解は、その後微妙に変化し、日本の敗戦後、沖縄に国
民党の支部が作られ、わずかではあったが沖縄にもこれに同調し、沖縄
の中国(台湾)帰属を画策する動きもあった。
 しかし、このような動きは沖縄住民の支持を得られず、やがて霧散した。

◎ 1972年5月15日、沖縄の日本への「復帰」に先立って、蒋介石は、
これに反対し、日本への復帰の是非について沖縄での住民投票を求め
た。この要求は米国に一蹴された。
 もっとも、蒋介石の反対の主要な動機は、沖縄の日本復帰により在沖
縄の米軍基地機能が低下することへの恐れにあった。日米安保条約の事
前協議条項による米軍の行動制限、核の持ち込みを禁じた非核三原則に
よる制約等々に対する危惧だ。韓国の朴正煕軍事政権も同様な理由で沖
縄復帰に反対した。

◎ これらの点については、佐藤栄作首相(当時)が、沖縄の日本復帰
により、米軍基地機能に一切の変化はないと明言したことにより解決し
た。1967年9月、佐藤首相は訪台し、蒋介石総統にその旨約束している。
 「沖縄の返還なくして、日本の戦後は終わらない」と「名言」を吐
き、「核抜き本土並み」返還を明言した国内に対する説明と随分異なる。

◎ 大陸の中華人民共和国は沖縄の日本復帰にどう対応したか。異論は
一切述べていない。
 5月15日の沖縄復帰後の同年9月29日、日中国交正常化を実現させた
日中共同声明に際し、日中間には尖閣諸島(中国名「魚釣島」)の領有
問題に関しては「棚上げ」とする合意があったが、沖縄の領有問題につ
いて中華人民共和国が言及したことは一切ない。
 同声明第6項は、沖縄の日本帰属前提の下に、両国間の「主権及び領
土保全の相互尊重、相互不可侵」を謳っている。

◎ 以上のような経緯を見るならば、沖縄独立論はともかく、その昔、
沖縄が中国に朝貢していたという歴史的事実を根拠に、沖縄の領有権は
中国にあるとする論は無理筋だ。
 その昔、朝鮮半島の国々も中国に朝貢していた。中国が、朝鮮半島の
領有権を主張したとして、韓国国民はこれを受け入れるだろうか。


┏┓ 
┗■3.新聞より4つ
 └──── 

 ◆再稼働させず廃炉に 新潟 柏崎に1000人以上集う
  「なくそテ原発2023柏崎大集会」とデモ

 東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市で24日、4年ぶりとな
る「なくそテ原発2023柏崎大集会」とデモ行進がおこなわれ、新
潟・長野・群馬の3県から目標を超える1000人以上が集い、「原発は再
稼働させず廃炉へ」と訴えました。主催は3県21団体による同実行委員
会です。
 元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が講演し、原発が未来のエ
ネルギー源のように宣伝されているが、ウランの埋蔵量はエネルギー換
算で化石燃料の数十分の一しかなく、プルトニウムを利用する核燃料サ
イクル計画も破たんしていると強調。
 国や電力会社は福島原発事故を忘れ原発再稼働・開発に固執している
が、原発ゼロでも電気は足りる、発電コストも高い、何より原発が生み
出した広島型原爆120万発に相当する放射性廃棄物の処理も決まっていな
いと述べ、原発はただちに廃炉にすべきと訴えました。(後略)
             (9月25日「赤旗」電子版より抜粋)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-09-25/2023092511_03_0.html


 ◆【川内原発運転延長問題】県民投票条例制定を10月4日に知事に請求
  市民団体が発表、有効署名は4万6112筆で確定

 九州電力川内原発1、2号機(薩摩川内市)の運転延長の是非を問う
県民投票条例制定を巡り、直接請求に必要な数を上回る署名を集めた「
川内原発20年延長を問う県民投票の会」は26日、10月4日に塩田康一
知事に条例制定を本請求すると明らかにした。有効署名数は4万6112筆
で確定した。団体によると運転延長に対する直接請求は全国初。(後略)
            (9月26日12:47「南日本新聞」より抜粋)
https://www.47news.jp/9909270.html 


 ◆平和の中の戦死
  基地がある限り平時でも軍隊によって殺される

                         鎌田 慧(ルポライター)

 米軍機のオスプレイは「欠陥機」として悪名高い。開発当時から頻繁
に事故を発生させてきた。構造的問題を抱え、人為的なミスも多い。先
月下旬にもオーストラリアで搭乗員3人が死亡する墜落事故が発生して
いる。沖縄・普天間飛行場に常駐するようになって、2016年暮れ、沖
縄・名護市の浅瀬に不時着して、危険性が強く認識されるようになった。

 今月14日に奄美大島の奄美空港に2機が緊急着陸、1時間後に新石垣
空港に別の2機が緊急着陸。16日には大分空港に1機緊急着陸。民間空
港に、米軍機が、相次ぎ侵入する異常事態。1959年の、沖縄・石川市 (
現うるま市)宮森小学校への米軍戦闘機の墜落事故は悲惨だった。

 そしてあす27日は、米海兵隊ファントム・ジェツト機が住宅地の
真っただ中に飛び込んだ横浜米軍機墜落事件から46年。2人の乗員は
パラシュートで脱出したが、被害に遭った民家の母子3人は全身大火
傷(おおやけど)。3歳の長男は「パパ、ママ、バイバーイ」と他界。
次男は「ハトぽっぽ」を歌って亡くなった。
 母親は皮膚提供の善意を受け、70回もの移植手術をしたが、4年後に
死亡した。
 この事故はテレビドラマや絵本になった。
 基地がある限り平時でも軍隊によって殺される。日本にある米軍基地
の7割を押しつけられている、沖縄の危険性は想像を絶する。
         (9月26日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)


 ◆【素粒子】より3つ

 ・人間の尊厳を守るとして国連の機能強化を訴えた首相。
  そう言うならまず足元から。
 ・先月の国連人権作業部会の声明を官房長官は「法的拘束力はない」
  と一蹴。独立した人権機関の設立要求も長年たなざらし。
  それでも国連重視?
 ・部会は性的少数者やアイヌ民族の現状にも憂慮を表明。
  差別発言を繰りかえす議員を放置して、何が人間の尊厳?
             (9月25日「朝日新聞」夕刊1面より)

━━━━━━━ 
※【動画アップの紹介】

  ☆【拡散歓迎です】
 青森市の医師、大竹進さんからの、トリチウムのDNAと遺伝子への
影響についての動画を紹介します。
 実は2種類あるトリチウムのうち、有機結合型トリチウムは、食物連
鎖で体内に蓄積し、DNAと遺伝子を傷つけるというお話です。
 15分の短い動画に、問題点が完結にまとめられています。

 大竹進 大竹整形外科@青森市です。
 動画にまとめてみました。拡散歓迎です。
https://youtu.be/4SXcrQLTf3k?feature=shared 

  ☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

・20230918 UPLAN【集会】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL
 ~再エネ100%と公正な社会を目指して」
 https://www.youtube.com/watch?v=xKEb7CeRIXI 
・20230918 UPLAN【パレード】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL~
 再エネ100%と公正な社会を目指して」
 https://www.youtube.com/watch?v=2gWy_fbC9Q4 
・20230914 UPLAN 黒川眞一
 「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」
 https://www.youtube.com/watch?v=SWa9uyfm8v8 
 「汚染水放流の中止を求めて1600km韓日市民徒歩行動」
 李元栄さんのお話を聴く夕べ 動画。
・20230911 UPLAN【講演会】
 https://www.youtube.com/watch?v=acrHNhRSs2g 
・20230826 UPLAN STOP!!東海第二原発の再稼働・いばらき大集会
 https://www.youtube.com/watch?v=TY6T7qP5Zio 
・20230821 UPLAN 西尾正道「続“複合汚染”医師の目から見た日本の破壊」
 https://www.youtube.com/watch?v=NxZQIKTzXBA 
・20230819 UPLAN 山崎久隆ゼミ「誰のため・何のための海洋放出か」
 「老朽化原発の安全性確保の理屈は成り立つのか」
 https://www.youtube.com/watch?v=0KOLAc74PpY 
・20230724 UPLAN【前集会・記者会見】東電株主代表訴訟第1回控訴審
 https://www.youtube.com/watch?v=sR0apZw84Sg 
・20230720 UPLAN 中野晃一「日本の官僚制:内務省の戦後そして現在」
 https://www.youtube.com/watch?v=fmEQvUzChBQ 
・20230717 UPLAN 汚染水を海に流すな!~海といのちを守るパレード~
 https://www.youtube.com/watch?v=z6d2s-wS2-4 
・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」
         【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 
・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」
            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴」
    【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線
 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」
 なんていう突拍子もない話を信じられますか。
 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

────────── 
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・メールマガジン=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、
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 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も
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  の「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
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2023/09/27 映画「略称・連続射殺魔」上映とトーク 北海道・網走市・呼人で映画を観る会

9月27日(水)
今年は19歳の少年永山則夫が事件を起こして55年の秋になる。
永山則夫が生まれた北海道網走市呼人の朝は早い・・

開催 9時30分~12時 「略称。連続射殺魔」上映会
会場 網走市呼人コミュ二ティセンター
  (〒099-2421 網走市字呼人344番地の1 電話・FAX:0152-48-2255)
内容 永山則夫の事件を通じて当時の背景や風景を垣間見る
お話 小樽市立小樽文学館元館長、玉川薫氏
参加費 100円。開催経費のご寄付も歓迎。
主催  呼人で映画を観る会 
問合せ・連絡先 090-9088-9110(平賀貴幸)

映画「略称・連続射殺魔」
 風景論の原点の作品として近年改めて注目されている。事件の翌年、逮捕から4か月も
たたない頃。1999年夏。呼人から始まり永山が見たであろう風景。見せたかった景色等2
ヵ月かけて6人のチームで撮影。公開を目的としなかった。監督足立正生。野々村政行、
佐々木守、松田政男。岩崎進。山崎務。

お話のテーマ(予定)
「なぜ、小樽文学館が永山則夫を保存するのか」
 市立小樽文学館は、永山が処刑された2年後の夏、大規模な展示会に永山も加え、特別
展「昭和歌謡全集 北海道編」開催。以来、『無知の涙』の自筆ノートNO1と自筆原稿「
なぜかアバシリ」「木橋」などを保管。ノートは、小林多喜二のデスマスクと共に保管、
時々公開している。

 

元死刑囚・永山則夫氏が眺めたであろう風景をたどった、ドキュメンタリー映画「略称 連続射殺魔」の上映会が27日(水)午前9時半から、網走市の呼人コミセンで開かれる。参加料は100円。

 「呼人で映画を観る会」の主催。当日は、市立小樽文学館・元館長の玉川薫さんが講話するほか、永山氏と最後に面会するなどした市原みちえさん(東京在住)も参加する予定。

 問い合わせは、同会事務局の平賀さん(090-9088-9110)へ。

 

みなさま(重複失礼、拡散歓迎)

FoE Japanの満田です。
先日開催した「オンラインセミナー:ALPS処理汚染水 メディアはどう報じたか?」
は、原子力市民委員会の村上正子さんが汚染水をめぐるメディア報道について、
短いながら、的確にまとめ、分析をしてくださいました。とてもよかったです!
それに続き、ジャーナリストの志葉玲さん、木野龍逸さんが、メディア報道につ
いて、鋭く問題点を指摘しました。
以下に資料およびアーカイブ映像をアップしましたので、よろしければご覧くだ
さい。
資料&動画:オンラインセミナー:ALPS処理汚染水 メディアはどう報じたか?
https://foejapan.org/issue/20230913/14377/
志葉さんによると、東電は自社報道に関してものすごくまめにメディアの報道を
チェックして、何かあるとすぐ連絡してくるそうで、メディアからは「めんどく
さい」と思われているそうです。
私たち市民側も、負けずに、「え、これは?」と思ったらメディアに意見をいう
ようにすれば、報道も少しは変わってくるのではないか、と。
やり方は、投書、電話、ご意見コーナーへの書き込みなど、いろいろあります。

たとえば昨日もNHKのニュースで、ソロモン諸島の首相が、汚染水放出に「愕然
としている」と演説したことを、「中国との関係を強めているソロモン諸島は…」
という枕言葉入りで報じていました。
ソロモン諸島が中国との関係を深めていることは事実かもしれません。
しかし、汚染水放出に「愕然としている」とスピーチしたことを、中国との関係
に結び付けて報じることは、疑問です。過去、核実験の被害をうけてきた太平洋
の島々が、核問題に敏感であることは確かであり、そうした世論を背景にしたス
ピーチとみるほうが自然ではないでしょうか? なぜ、「過去核実験の舞台となっ
た」ということばはつけずに「中国との関係を強めている」という言葉をつけた
のでしょうか?
…というような意見をNHKに送ろうかと思います。

ソロモン諸島 首相 “処理水の海洋放出にがく然” 国連で批判
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230923/k10014204681000.html

みなさんも、「え、これは?」と思ったら、メディアに意見を送るようにしましょ
う!

-------------------------
【オンラインセミナー:福島第一原発敷地からの放射性物質の流出の実状と処理汚染水 】

福島第一原発事故後、膨大な量の放射性物質が海に流れました。今も敷地および
その周辺地域から海洋への放射性物質の流出は続いています。原子力資料情報室
の推計によれば、福島第一原発から漏出している放射性物質は、2023年5月現在、
セシウム137で70億~96億ベクレル/月、全βでは2,500億Bq~2,900億Bq/月、ト
リチウムが430億Bq~530億Bq/月に上ります。
原子力資料情報室の松久保肇さんに、解説していただきます。

日時:2023年9月27日(水)15:00~16:30
オンライン会議システムzoomを利用
現在も続く、福島第一原発からの放射性物質の放出…松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長)
コメント:細川弘明さん(京都精華大学名誉教授、高木基金理事)
▼詳細・申し込みは以下から
https://foejapan.org/issue/20230921/14432/

-----------------
【Q&A】ALPS処理汚染水、押さえておきたい14のポイント
https://foejapan.org/issue/20230801/13668/
-------------------------

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No4870】
2023年9月25日(月)地震と原発事故情報-
              4つの情報をお知らせします
                    転載・転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.【記事紹介】「東洋経済」
  ALPS処理汚染水海洋放出差し止め訴訟の狙いと意義と今後の記事
  1400億円という放出費用は全て国民負担。税金であり電気料金
  「放射性物質を故意に人類共有の資産である海に流すという
  行為は法律以前の道徳性の欠如…」
               山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.岸田政権の2つのウソ
  1.ありえない!保険証の廃止
  2.核汚染処理水の海洋投棄    加藤浩道(札幌市在住)
★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
  ◆福島県双葉町元町長 井戸川克隆さんの闘い
   9/27【井戸川裁判 福島被ばく訴訟】第26回期日のご案内
   東京地裁103号法廷 報告集会12:30より 衆議院第2議員会館
★4.配信・新聞より3つ
  ◆ソロモン、処理水の海洋放出批判 国連総会で、中国に接近
                (9月23日「共同通信」より)
  ◆原電、直下に「活断層ない」 敦賀2号機、審査会合再開
            (9月23日「東京新聞」3面より抜粋)
  ◆朝日川柳 西木空人選 より2句抜粋
   ・物言うてそこそこ儲け去る株主 ほか
━━━━━━━ 
※9/26(火)孫崎 享氏 「台湾有事と日本外交・日米同盟」
 ☆定員に達したため、予約受付を終了させていただきます。
━━━━━━━ 
※9/28(木)第20回【ハロー原電】にご参加を!
     東海第二原発とめよう!日本原電本店前アピール行動

 日 時:9月28日(木)15時30分より17時くらい
       可能な方は13時たんぽぽ舎で配布ビラの帳合いをして
       日本原電本店へ行きますのでご協力を
 集 合:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
  主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
     マイクアピールやビラ配布(周辺の住宅街にも)
                  定例:毎月第4木曜
━━━━━━━ 
※9/30(土)東海村JCO臨界事故(1999年)から24年

  臨界事故を忘れない!「追悼と抗議」の集会にご参加を

 日 時:9月30日(土)午前10時~11時
  場  所:経済産業省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)
 内  容:経過説明
      抗議アピール
         黙祷(事故発生時刻 10:35~)
        献花-追悼の花を用意します。
 よびかけ:たんぽぽ舎
━━━━━━━ 
※10/1(日)10月1日は「都民の日」、首都圏原発について考えよう
 『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫という人々』
  樋口英明講演会&パネルトーク
                    ☆予約制となりました
 日 時:10月1日(日)13:30~16:00
 お 話:樋口英明(元福井地裁裁判長)
 場 所:文京シビックセンター3階会議室 (文京区春日1-16-21)
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」たんぼぼ舎気付
             電話 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797
             E-mail stoptokai2.shutoken@gmail.com 
 資料代:800円(避難者500円) 90名定員
◇予約受付中 …上記E-mailか、電話…小張 090-9108-0464、
                  横田 080-1135-7672
━━━━━━━ 
※10/4(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
                  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.2024年9月の再稼働はゆるさない!第63回日本原電本店抗議行動
  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:10月4日(水)17:00より18:00
 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 
      JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分
       ※北ビルです!南ビルではありません!
 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

    ☆第64回は、11月1日(水)17:00より18:00です。

2.「第121回東電本店合同抗議」 放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!
  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

スピーチ3人の紹介

 ・「東海第二原発は、圧力容器内の試験片がゼロ(全て取り出した)
   老朽化の監視不可能-規制委は運転延長を取り消せ」
  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
 ・茨城県東海村村議会で「東海第二再稼働陳情」を採決
  慎重・反対の意見を切り捨てる乱暴な運営
  柳田 真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)
 3.核汚染水の海洋投棄に反対する声明の紹介
  全米海洋研究所協会が昨年12月に出した
  佐々木敏彦(東電本店合同抗議行動実行委員)

 日 時:10月4日(水)18:45より19:45
 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

    ☆第122回は、11月1日(水)18:45より19:45です。
━━━━━━━ 
※10/7(土)康 宗憲氏5回連続講座 解放と分断、そして平和統一への道
 「死刑台から教壇へ」の著者と学ぶ韓国現代史
 第3回「独裁政権との闘い…韓国民主化運動の歴史」

 お 話:康 宗憲(韓国問題研究所代表)
 日 時:10月7日(土)14時より16時
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(資料代含む) 
  ◇予約受付中    たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か
  「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、
  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 11/4(土)第4回「平和統一への道…統一運動の歴史」
 12/9(土)第5回「最近の朝鮮半島情勢について」
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.【記事紹介】「東洋経済」
 | ALPS処理汚染水海洋放出差し止め訴訟の狙いと意義と今後の記事
 | 1400億円という放出費用は全て国民負担。税金であり電気料金
 | 「放射性物質を故意に人類共有の資産である海に流すという
 | 行為は法律以前の道徳性の欠如…」
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

「ALPS処理汚染水」放出差し止め訴訟の切実な思い
原告側の海渡雄一弁護士に聞く、提訴の狙いと意義
2023年9月25日 岡田広行:東洋経済 解説部コラムニスト

以下、山崎のコメント

◎ もともとは「安く早くできる」との触れ込みで、国の汚染水処理対
策委員会(経産省)が方針決定し、2021年4月の閣議決定で実施が決め
られた汚染水海洋放出。
 ところが「早く」については、委員会では「7年半」とされていたの
が「30~40年」に、「安く」は34億円から設備などで400億円以上、さら
に「風評被害対策」として基金800億円、輸出困難になったことから、
その対策として200億円の積み増しと、実に1400億円にも上る「負担」に
なっていた。

◎ 期間が長いことは、それだけ影響時間が延びることを意味し、さら
に想定していた放出濃度や量が現実と全く異なっていたことが露呈した
結果だ。
 金額が40倍以上にもなったのは、沿岸排出から沖合1kmまで地下
トンネルを掘るなど、方法がそもそも異なったこと、国際的にも国内的
にも納得が得られるはずもなく、事前了解なく強行した結果であること
を考えれば、最初から最後までデタラメな行政運営と東電の無能さが引
き起こしたことである。

◎ 言うまでもなく、費用は全て国民負担。税金であり電気料金による。
東電だけでなく日本全国の負担で強行されたことを知っている国民は
少ないのだろう。
 反対意見は地元や周辺でこそ強いが、全国的には「関心がない」。
 あるいは記事のように「最近の日本では、海洋放出に反対の人は意見
を述べた途端に、「お前の言うことは間違いだ」「中国を利するだけ
だ」という罵詈雑言を浴びせられている。」(記事より)とは、どうい
うことだろうか。

◎ 「裁判を通じ、まともな議論の場ができることの意義は大きい。」
 提訴の理由を話す海渡さんの言葉。裁判の場でしかまともな議論がで
きない。
 これがこの国の現実である。
 10月10日までの期限で、第二次訴訟も準備されており、原告は東京か
ら福島県までの太平洋沿岸都県の住民か、そこから避難した人に限られる。
 原告適格をめぐる論争を極力回避するために、限定された。
 この訴訟の意義、踏み切った理由などが、東洋経済に掲載されている。
 岡田広行記者が海渡雄一弁護士にインタビューした内容。
 是非お読みください。

原文記事のURL
 https://toyokeizai.net/articles/-/703381?utm_source=author-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2023-09-25 


┏┓ 
┗■2.岸田政権の2つのウソ
 | 1.ありえない!保険証の廃止
 | 2.核汚染処理水の海洋投棄
 └──── 加藤浩道(札幌市在住)

  5年程前、政府総務省が出したマイナカード取得を促す「道新」への
広告で皆様の疑問にお答えしますと書いてあった。
  そこで3点
  「マイナカードを作るのは任意ですね?」
  「作らないことで不利益が生じないですか?」
  「納得してから作っても大丈夫ですか?」と聞いてみた。

  電話に出た担当者は「任意で間違いありません、作らないことで不利
益になることは絶対ありません、納得してから作って大丈夫です」との
返事だった。
  なので安心していた。

  しかし
  ・期日迄にカードを作らなければ2万円分のポイントは与えない、
  ・保険はカードでなければ割り増しにする、
  ・紙の保険証は廃止する、
  などと実質的にはマイナカードの作成を強制するやり方に変化した。

  紙の保険証を廃止したら多くの人は利便性どころか不利益をこうむります。
  資格確認証発行に多額の費用がかかるしトラブルも多発している今、
保険証の突然の廃止に合理的な理由はなく中止にし、説明を尽くしてか
らにしてほしいと思います。

  さらに、政府は漁業関係者との理解なしにはデブリに直接触れた核汚
染処理水を海洋投棄しないと文書合意しながら流しました。
  またウソを重ねました。


┏┓ 
┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 

 ◆福島県双葉町元町長 井戸川克隆さんの闘い
  9/27【井戸川裁判 福島被ばく訴訟】第26回期日のご案内

期 日:2023年9月27日(水)10:30より(東京地裁103号法廷)
    地裁前事前集会:9時30分より
    報告集会 受付11:30 開始12:30より
    場 所:衆議院第2議員会館 多目的会議室
連絡先:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
    メール  idogawasasaerukai@yahoo.co.jp
    TEL 080-4865-3159(稲垣)
    HP <http://idogawasupport.sub.jp/index.html>


┏┓ 
┗■4.配信・新聞より3つ
 └──── 

 ◆ソロモン、処理水の海洋放出批判 国連総会で、中国に接近

 【ニューヨーク共同】南太平洋の島国ソロモン諸島のソガバレ首相は
22日、ニューヨークでの国連総会一般討論で、東京電力福島第一原発の
処理水海洋放出に「がくぜんとしている」と批判し、放出の停止を求めた。
 ソロモンは昨年に中国と安全保障協定を締結するなど、関係を深めて
いる。
 ソガバレ氏はインフラ整備のパートナーとして中国の支援に感謝を表明。
 その後に処理水放出に言及し、放出計画が安全基準に合致するとした
国際原子力機関の報告書が確定的でなく、データが「不適切、不十分で
偏向している」と主張した。日本政府がそうした懸念を無視したと述
べ、「もし処理水が安全ならば日本国内に保管されるべきだ」と語った。
                 (9月23日「共同通信」より)
https://www.47news.jp/9897705.html 


 ◆原電、直下に「活断層ない」 敦賀2号機、審査会合再開

 原子力規制委員会は22日、地質データの不適切な書き換えなどの資料
不備が相次いだ日本原子力発電(原電)敦賀原発2号機(福井県)につ
いて、新規制基準への適合性を判断する審査会合を再開した。
 原電が8月末に再提出した申請書の内容を説明し、規制委は原電の主
張が妥当かどうか議論を続けるとした。
 会合で、原電は再提出した申請書で追加した地質データや新たな分析
結果などの概要を提示。2号機直下につながる、地震を引き起こす可能
性のある活断層はないと説明した。(中略)
 規制委の石渡明委員は、地層内の鉱物の状態を調べた新たなデータが
少ないとして「これで十分と思っているのか」と問うたが、原電は必要
なデータはそろえたと主張した。(後略)
                       (9月23日「東京新聞」3面より抜粋)


 ◆朝日川柳 西木空人選 より2句抜粋

 ・物言うてそこそこ儲け去る株主  岸田万彩(兵庫県)
          (東芝TOB)
 ・政権に「物言う国民」少なすぎ  野田充男(千葉県)
           (類句)
           (9月23日「朝日新聞」朝刊より抜粋)

━━━━━━━ 
※【動画アップの紹介】

  ☆【拡散歓迎です】
 青森市の医師、大竹進さんからの、トリチウムのDNAと遺伝子への
影響についての動画を紹介します。
 実は2種類あるトリチウムのうち、有機結合型トリチウムは、食物連
鎖で体内に蓄積し、DNAと遺伝子を傷つけるというお話です。
 15分の短い動画に、問題点が完結にまとめられています。

 大竹進 大竹整形外科@青森市です。
 動画にまとめてみました。拡散歓迎です。
https://youtu.be/4SXcrQLTf3k?feature=shared 

  ☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

・20230918 UPLAN【集会】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL
 ~再エネ100%と公正な社会を目指して」
 https://www.youtube.com/watch?v=xKEb7CeRIXI 
・20230918 UPLAN【パレード】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL~
 再エネ100%と公正な社会を目指して」
 https://www.youtube.com/watch?v=2gWy_fbC9Q4 
・20230914 UPLAN 黒川眞一
 「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」
 https://www.youtube.com/watch?v=SWa9uyfm8v8 
 「汚染水放流の中止を求めて1600km韓日市民徒歩行動」
 李元栄さんのお話を聴く夕べ 動画。
・20230911 UPLAN【講演会】
 https://www.youtube.com/watch?v=acrHNhRSs2g 
・20230826 UPLAN STOP!!東海第二原発の再稼働・いばらき大集会
 https://www.youtube.com/watch?v=TY6T7qP5Zio 
・20230821 UPLAN 西尾正道「続“複合汚染”医師の目から見た日本の破壊」
 https://www.youtube.com/watch?v=NxZQIKTzXBA 
・20230819 UPLAN 山崎久隆ゼミ「誰のため・何のための海洋放出か」
 「老朽化原発の安全性確保の理屈は成り立つのか」
 https://www.youtube.com/watch?v=0KOLAc74PpY 
・20230724 UPLAN【前集会・記者会見】東電株主代表訴訟第1回控訴審
 https://www.youtube.com/watch?v=sR0apZw84Sg 
・20230720 UPLAN 中野晃一「日本の官僚制:内務省の戦後そして現在」
 https://www.youtube.com/watch?v=fmEQvUzChBQ 
・20230717 UPLAN 汚染水を海に流すな!~海といのちを守るパレード~
 https://www.youtube.com/watch?v=z6d2s-wS2-4 
・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」
         【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 
・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」
            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴」
    【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】
 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線
 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」
 なんていう突拍子もない話を信じられますか。
 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・メールマガジン=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、
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 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も
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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ
  の「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
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憲法9条改憲NO!ウィメンズアクション
日時:9月25日(月)18:00~19:00
場所:JR有楽町駅イトシア前
   JR山手線「有楽町駅」中央口 徒歩1分
   東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D7-b出口 徒歩1分
        銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座駅」C-9出口 徒歩2分
   地図→http://www.itocia.jp/access
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 性差別撤廃Project Team

参照:http://kyujokowasuna.com/?page_id=891

 

2023年10月14 日(土)
13:00開場/13:30 開始~16:00 終了
立川市こぶし会館 第1 集会室
資料代500 円   申込不要



〇交通アクセス
多摩モノレール砂川七番駅より徒歩5 分
西武拝島線玉川上水駅南口より徒歩10 分
駐車場なし

〇プログラム
13:30 開会挨拶

13:40 第1 部
・PFAS 汚染について学ぶ
     原田浩二氏(京都大学准教授)
14:40 第2 部
・多摩のPFAS 汚染問題の現状と取り組み
      高瀬毅氏(ノンフィクション作家)
・立川市の環境問題の歴史と現状
      (立憲ネット緑たちかわ意見交換会)
・ディスカッション
15:50 総括・閉会挨拶

問い合わせ:042 536 3167

 

 

1955年、米軍立川基地拡張に反対する「砂川闘争」が展開され、強制測量を阻止、68 年には滑走路延長計画を撤回させるに至りました。自衛隊の駐屯する「基地」は依然として残されているものの、現在の砂川の大地が、当時の農民・支援者たちの手によって守り抜かれたことは確かな事実です。
それから半世紀以上を経た今年6 月、水道水のPFAS(有機フッ素化合物)汚染の問題に対して、多摩の市民団体が実施した血液検査の最終報告が示され、検査を受けた方の半数以上から高い濃度のPFAS が検出されたことが明らかになりました。多摩西部の汚染源は米軍横田基地である可能性が高く、米軍は過去の泡消火剤漏出事故については認めたものの、基地外への漏出は認めていません。2013 年以降、沖縄県の米軍嘉手納基地や普天間基地周辺でも河川や浄水場から高い濃度のPFAS が検出され、県は基地内への立ち入り調査を求めましたが日米地位協定の壁に阻まれています。米軍キャンプ座間周辺に加え、航空自衛隊浜松基地や岐阜基地、あるいはまた、大阪府摂津市の工場周辺の河川や地下水からも、高い濃度のPFAS が検出されています。
振り返れば、米軍立川基地時代には排水による河川や井戸水の「発火」事件があり、2000 年代には別種の有機化合物が検出されたことで浄水場が休止となり、基地跡地の給食センター建設地からは多量の重金属が検出されました。地下水が何十年もかけて移動し浸み出すように、私たちは、ある土地に基地や工場といった大規模施設がつくられることの意味に、長い時間を経て気づかされることになります。
砂川闘争が守り抜いたものとは何だったのか。今年の「砂川平和ひろば」秋の集会では、現在直面しているPFAS 汚染問題を基点として、立川基地/跡地をめぐる過去の出来事と、隣接する横田基地、そして沖縄をはじめとする全国の米軍基地・自衛隊基地・大規模施設周辺の環境汚染の問題とをつなぎあわせ、連帯の可能性を考えます。
「『一本の井戸を掘ろう』…一つの現場を、一人の人間を、井戸を掘るように深く深く掘り下げていく。すると、いろいろな鉱脈にぶつかる。時代や社会の病巣が見えてくる。」(朝日新聞「斎藤茂男さんの死を悼む」1999 6 22)
本集会は、皆様からのカンパやご支援の声によって運営されています。
ぜひ多くの方のご賛同をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

 

*賛同のお願い

賛同費:1000 円/一口
郵便振替: 口座番号00130-2-292299
※払込用紙に「賛同費」とご記入ください。
※「御名前・御住所・電話番号・メールアドレス」を
お知らせください。


 

2023年10月1日集会の案内 | 差別・排外主義に反対する連絡会 / http://hansabetsu.html.xdomain.jp/posts/news55.html 

 

「1923年9月1日の関東大震災は単なる自然災害にとどまらなかった。虐殺という凄惨な事件が各地で同時多発したからである。多くの朝鮮人や中国人が軍隊・警察・自警団によって虐殺された。
 あれから100年、なぜ虐殺事件が引き起こされ、誰が殺したのかを加害者の立場から考えたい。今に生きる私たちはその忌まわしい遺伝子を断ち切ることができているのだろうか?

 

主催からのお知らせ】

このイベントは「伊藤野枝・大杉栄らの没後100年記念イベント」の一環として行なう、「分科会1」になります。引続き同じ会場で、「分科会2」として「労働争議と弾圧の推移と現在」が別途開催されます。両方の分科会にご参加いただければ幸いです。
2つの分科会終了後は交流会も予定しておりますので是非ご参加ください。

 

 催:差別・排外主義に反対する連絡会 riteihyo@gmail.com