原発免許延長 中電、4度目の回答;中電をかばう県の黒塗り文書に情報公開を!! | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20130225-OYT8T01432.htm?from=tw
原発免許延長 中電、4度目の回答

 中国電力が上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長を申請している問題で、県が中電側に求めていた4度目の補足説明の回答が25日、県に届いた。審査の目安となる期間はあと2日間だが、山本知事は目安を超える可能性も示唆。県の判断が注目される。

 中電は昨年10月5日に延長を申請したが、県は▽(当初の)期間内の工事完了を妨げた要因の解消状況▽延長期間内に確実に工事を完了できるか——などについて繰り返し中電側に質問。1月30日に4回目の説明を求めていた。

 県の内規などでは、申請から32日以内を目安として処理するとされている。県によると、説明を求めている間などは審査が中断され、残り期間は25日を含めて2日間。追加の補足説明を求めなければ、県は近く判断するとみられる。

 山本知事はこの日、記者団に対し、「(不許可処分を表明した)二井前知事の法的整理は現在も受け継いでいる」と説明。一方で、審査期間について「事柄の性格上、そういう風にいかない場合もありうる」と語った。
(2013年2月26日 読売新聞)

・・・・・・・・・・・・スナメリチャンネル・・・・・・・・
http://sunamerichannel.jimdo.com/2013/02/24/%E4%B8%8A%E9%96%A2%E5%8E%9F%E7%99%BA-%E7%9C%8C%E3%81%A8%E4%B8%AD%E9%9B%BB%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8A%E5%8F%96%E3%82%8A%E9%BB%92%E5%A1%97%E3%82%8A/
【上関原発】県と中電のやり取り黒塗り  <文字部分のみの転載です;写真等↑をどうぞ>

これは、市民が山口県に情報公開請求をして出された書類です。

県と中国電力のやり取りのほぼ全てが黒塗りにされています。

上関原発建設のための海の埋め立て免許が3年の期限を迎え、失効する日の前日に中国電力は山口県に延長申請を出しました。

「延長を認めない」という公約を掲げて当選した山本繁太郎知事は、その後も一貫してそう言い続けています。しかし、県は延長申請を「審査する」という名目で、これまで4ヶ月半以上に渡って判断を先延ばしにしています。

県の内規では、原則32日以内に審査し判断することと定められていますが、県が中国電力に補足説明を求めている期間はそれに当たらないとして、これまで4回に渡り、質問を繰り返しています(それも、同じ質問を繰り返していることが黒塗りにされていない部分から見てとれます)。(写真右:県からの質問、右下:中電からの回答・資料)

何十枚もの黒塗りの資料の中、唯一見られる資料は中電の報道資料だけでした。

10/5 中電が県に延長申請(失効日の前日)

10/23 県から中電に質問①回目

11/15 中電から県に回答

11/22 県から中電に質問②

12/25 中電から県に回答

2013/1/4 県から中電に質問③

1/28 中電から県に回答

1/30 県から中電に質問④

延長申請の審査が実質「延長を認めている」という矛盾。

県と中国電力のやり取りは市民に見えない状況で行われています。県は黒塗りにした理由を、中国電力が不利益を被る恐れがあるためとしています。市民の知る権利よりも企業の利益を優先したということです。

福島原発の事故以降もこのような対応が続けられています。

いつか、「どうすれば原発をやめられるでしょう」と、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに投げかけたことを思い出しました。小出さんの答えはシンプルで「誠実に生きること」でした。

原発には多くの問題がありますが、このように誠実ではないということも大きな問題であり、エネルギー問題以前の「生き方」の問題であると感じます。

まもなく中電からの回答を受け、県は審査を再開させます。32日の期限まであと2日に迫っています。僕たちの未来を見届けましょう。

山口県知事への提言

電話 083-933ー2570 FAX 083-933-2599     

一般封書・はがき 〒753ー8501 山口市滝町1-1

         山口県総合政策部広報広聴課内 中央県民相談室



 港湾課(担当部署) (083)933―3810

 商工労働部 エネルギー対策室 (083)933―3125

 土木建築部 計画振興班 (083)933―3817

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今回の件は、ブログ「いのち・未来うべ スタッフブログ」で詳しく書かれています。

写真もこちらから了承を頂き、掲載させて頂きました。ありがとうございます。



(参考動画)

事実上中止の上関原発 町・県の判断を問う 2012.9.20/27 (中電の延長申請前)


・・・・・・・・・・・・・・いのち・未来うべ スタッフブログ・・・・・・・・・・

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/fef7cb522faafd109bb7eb9c2e84a06a
<情報公開請求の部分を抜粋;資料豊富です、是非アクセスしてみてください>

黒塗り文書にあまりに驚いたので 山口県の情報公開制度  というHPを見ました。 

「県民の知る権利」・・・・・全く尊重されてませんが???

「透明性の向上を図る」・・・・・真っ黒なんですが???

真っ黒にして開示しない理由にならないと思います。

「知る権利」「請求する権利」は侵害されれば、救済される(行政救済)権利です。

憲法第12条「権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」

県HPには

「山口県情報公開条例による開示請求に対して実施機関(知事、教育委員会等)が行った決定に不服があるときは、行政不服審査法に基づく不服申立てをすることができます。」と書いてあります。

山口県情報公開審査会答申一覧

今、県民一人ひとりが声を上げなかったら 「山口県では、【情報開示請求とはこんなもの】と黒塗りが当たり前」になってしまうのではないでしょうか?

「知事への提言」を書いて提言箱に投函しましょう。

山口県庁、各地方県民相談室(岩国・柳井・周南・宇部・下関・萩の各県民局及び山口県税事務所)、各市町の本庁舎等に設置してあります。備え付け用紙にご記入の上、箱に投函してください。郵便ポストに切手なしで投函出来る封筒が庁舎のありますので遠くの方はご活用いただけます。もし、その封筒が用紙と一緒においてなければ、庁舎でお尋ねください。すぐもらえます。

山口県民の皆さん、他県の方も、メールFAXなどお願いします。

知事への提言  http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/chiji-room/proposal.html

電 話⇒083-933-2570   FAX⇒083-933-2599
一般封書・はがき  
〒753-8501 山口市滝町1-1 山口県総合政策部広報広聴課内 中央県民相談室

商工労働部 エネルギー対策室 (083)933-3125

* Fax(083)933-3139
* Mail a16100@pref.yamaguchi.lg.jp

土木建築部 計画振興班    (083)933-3817

   ・Fax(083)933-3829

   ・Mail a18700@pref.yamaguchi.lg.jp

担当部署は港湾課↓だそうですが、もし、電話が混んでいたら違う課に。

港湾課 a18700@pref.yamaguchi.lg.jp

港湾課 (083)933-3810