心と心を結ぶ花
心と心を結ぶ花
人生の中で、思いがけない出来事って、一体どれくらいあるんだろう。
人に会う度にそんなことを聞いてきたけど、、心にストンと来るような答えを聞けなかった。でも、ひとつだけ分かったことがあるんだ。言葉の文(あや)かもしれないけど、思いがけない出来事って、想像したことがないことだっけ。
結花から告白されたのも、そんな感じかな!?
正月休みが終わり、またいつも通りの日常を取り戻していた。
私は工場を回る工具販売の営業をしていた。気持ちは人一倍やる気に満ちていたが、まだ正月休みが体の中から抜けなくて悩まされていた。私の回っている工場の大部分は、自動車の部品を作っている会社だ。今年に入ってからは、仕事がなかなか回っていないらしく、どの工場も四苦八苦していた。
気持ちとは裏腹にたくさんの工場を回っていても、なかなか売上が上がらない。どうしようと悩んでいる時、一通の紺色の手紙が自宅に届いた。紺色の手紙には”あるマーク”が記されていた。紺色の中に黄色の線で模様が描かれていた。その模様をどこかで見たことがあったが、なかなか思い出そうとしても思い出せなかった。
シビレを切らして裏を見てみると、そこに答えが書かれていた。そう、それは私がかつて通っていた中学校の校章だった。
中学生の頃、その校章が好きで好きでたまらなかった。中学校の名前を元にデザインされた校章が。だから、何度も何度もその校章を机やノートに描いていた。卒業制作では校章をモチーフにしてオルゴールを作った。それほど、好きでたまらなかった。
手紙の中を開いてみると、それは同窓会の招待状だった。これまで何度も同窓会の誘いを受けたが、一度も出席したことがなかった。なぜかって言うと、中学校時代の自分があんまり好きじゃなかったから・・・
でも、今回はなぜか出席したかった。大好きだった先生が出席すると聞いたから・・・
相鉄線のさがみ野駅の近くににある洋食レストランで行われた。店に入ると、真っ先に先生を探した。すると、中学時代の面影がある人がたくさんそこにいた。それは、アルバムを見て懐かしいなぁ~と思うような、そんな気持ちに似ていた。
懐かしいな、懐かしいなと思ってキョロキョロしていると、ひとりの女性に声を掛けられた。彼女は、僕の親友の幼馴染だった。かつての親友を通じて、何度か遊んだことを今でも覚えている。
そんな彼女がなんで声をかけてきたんだろう。
すると、彼女は“会わせたい人がいるから、待っていて”という言葉を残してどこかへ行ってしまった。数分後、ひとりの女性を連れて戻ってきた。結花だ。彼女と私は幼稚園の頃から知り合いだった。私の母親と彼女の母親が親しかったせいか、何度かお互いの家で遊んだことを覚えている。ただ、それだけだ。
小学校は別の学校で、中学校は一緒の学校に通ったが、これと言って触れ合わなかった。だから、彼女と出会って、何を話していいのか分からなかった。
そんな私の動揺を結花は感じ取ったのか、「ちょっと外に出ない」と
誘われた。人がたくさんいるところが苦手だったので、彼女に従うことにした。外に出ると、気持ちのいい風がビュンビュン吹いていた。
気持ちのいい空気をいっぱい吸い込んでいると、ずっと先に進んでいってしまった。エッという気持ちでいっぱいだったけど、彼女が足を止めるまで彼女の背中を追い続けた。どのくらい歩いたのだろう。分からない。だって、今いる場所は、一度も行ったことのないところだったから。
そこは自然がたくさんあるところだった。見渡すと、森の中に畑が見えた。そのわきには川が流れていた。川を見ると、太陽の光を浴びてキラキラ光っていた。川の前で彼女は止まり、振り返った。
彼女は口を開いた。
「今日あなたが同窓会に参加することを知ってビックリしたわ。最初の頃は、あなたに私の思いを伝えようと心構えをしていたけど、ずっと出席しない日々が続いたから・・・今日あなたに伝えたいと思ったのは、他でもないの。あなたと出会った時から、あなたのことが好きだったの。私と付き合ってくれない」
この川のほとりに着くまでいろいろなことを考えていたが、まさか告白されるとは思わなかった。なぜなら、私は生まれてから一度も告白されたことなんてなかったからだ。もしかすると、これは何かのドッキリかもしれない。そんな思いと裏腹に私は答えた。
「僕でよかったら」と。
人を好きになる理由なんてなんでもいいと思った、その時。彼女が好きな花でもいいし、彼女のしぐさであってもいい。本当に大切なのは、理由なんかではない。大切なのは、好きだという思い。気がつくと、詩人か、あるいは哲学者のような言葉が次々と心の中からあふれ出てきた。
人生の中で、思いがけない出来事って、一体どれくらいあるんだろう。
人に会う度にそんなことを聞いてきたけど、、心にストンと来るような答えを聞けなかった。でも、ひとつだけ分かったことがあるんだ。言葉の文(あや)かもしれないけど、思いがけない出来事って、想像したことがないことだっけ。
結花から告白されたのも、そんな感じかな!?
正月休みが終わり、またいつも通りの日常を取り戻していた。
私は工場を回る工具販売の営業をしていた。気持ちは人一倍やる気に満ちていたが、まだ正月休みが体の中から抜けなくて悩まされていた。私の回っている工場の大部分は、自動車の部品を作っている会社だ。今年に入ってからは、仕事がなかなか回っていないらしく、どの工場も四苦八苦していた。
気持ちとは裏腹にたくさんの工場を回っていても、なかなか売上が上がらない。どうしようと悩んでいる時、一通の紺色の手紙が自宅に届いた。紺色の手紙には”あるマーク”が記されていた。紺色の中に黄色の線で模様が描かれていた。その模様をどこかで見たことがあったが、なかなか思い出そうとしても思い出せなかった。
シビレを切らして裏を見てみると、そこに答えが書かれていた。そう、それは私がかつて通っていた中学校の校章だった。
中学生の頃、その校章が好きで好きでたまらなかった。中学校の名前を元にデザインされた校章が。だから、何度も何度もその校章を机やノートに描いていた。卒業制作では校章をモチーフにしてオルゴールを作った。それほど、好きでたまらなかった。
手紙の中を開いてみると、それは同窓会の招待状だった。これまで何度も同窓会の誘いを受けたが、一度も出席したことがなかった。なぜかって言うと、中学校時代の自分があんまり好きじゃなかったから・・・
でも、今回はなぜか出席したかった。大好きだった先生が出席すると聞いたから・・・
相鉄線のさがみ野駅の近くににある洋食レストランで行われた。店に入ると、真っ先に先生を探した。すると、中学時代の面影がある人がたくさんそこにいた。それは、アルバムを見て懐かしいなぁ~と思うような、そんな気持ちに似ていた。
懐かしいな、懐かしいなと思ってキョロキョロしていると、ひとりの女性に声を掛けられた。彼女は、僕の親友の幼馴染だった。かつての親友を通じて、何度か遊んだことを今でも覚えている。
そんな彼女がなんで声をかけてきたんだろう。
すると、彼女は“会わせたい人がいるから、待っていて”という言葉を残してどこかへ行ってしまった。数分後、ひとりの女性を連れて戻ってきた。結花だ。彼女と私は幼稚園の頃から知り合いだった。私の母親と彼女の母親が親しかったせいか、何度かお互いの家で遊んだことを覚えている。ただ、それだけだ。
小学校は別の学校で、中学校は一緒の学校に通ったが、これと言って触れ合わなかった。だから、彼女と出会って、何を話していいのか分からなかった。
そんな私の動揺を結花は感じ取ったのか、「ちょっと外に出ない」と
誘われた。人がたくさんいるところが苦手だったので、彼女に従うことにした。外に出ると、気持ちのいい風がビュンビュン吹いていた。
気持ちのいい空気をいっぱい吸い込んでいると、ずっと先に進んでいってしまった。エッという気持ちでいっぱいだったけど、彼女が足を止めるまで彼女の背中を追い続けた。どのくらい歩いたのだろう。分からない。だって、今いる場所は、一度も行ったことのないところだったから。
そこは自然がたくさんあるところだった。見渡すと、森の中に畑が見えた。そのわきには川が流れていた。川を見ると、太陽の光を浴びてキラキラ光っていた。川の前で彼女は止まり、振り返った。
彼女は口を開いた。
「今日あなたが同窓会に参加することを知ってビックリしたわ。最初の頃は、あなたに私の思いを伝えようと心構えをしていたけど、ずっと出席しない日々が続いたから・・・今日あなたに伝えたいと思ったのは、他でもないの。あなたと出会った時から、あなたのことが好きだったの。私と付き合ってくれない」
この川のほとりに着くまでいろいろなことを考えていたが、まさか告白されるとは思わなかった。なぜなら、私は生まれてから一度も告白されたことなんてなかったからだ。もしかすると、これは何かのドッキリかもしれない。そんな思いと裏腹に私は答えた。
「僕でよかったら」と。
人を好きになる理由なんてなんでもいいと思った、その時。彼女が好きな花でもいいし、彼女のしぐさであってもいい。本当に大切なのは、理由なんかではない。大切なのは、好きだという思い。気がつくと、詩人か、あるいは哲学者のような言葉が次々と心の中からあふれ出てきた。
私を救ったメールとメロディ
私を救ったメールとメロディ
最近、何もかもうまくいかない。
人と会話していても、盛り上がるような会話ができない。
こんな自分って、なんかイヤ。
字を書いていても、きれいな字が書けない。
こんな自分って、なんかイヤ。
写真を撮っていても、撮りたい写真が撮れない。
こんな自分って、なんかイヤ。
景色を見ていても、景色がきれいに見えない。
こんな自分って、なんかイヤ。
日記を書いていても、思うような文章が書けない。
こんな自分って、なんかイヤ。
何をしても、自分が悪く見えてしまう。
この世で一番不要な人物のように。
時々こんな風に思う日々が来る。
そんな日はいつも電気をつけず、暗闇の中でボーッとしている。
すると、目の前にいろいろな光景が現れる。
今日も、そんな光景を見ていた。
目の前には、見慣れた部屋が広がっていた。
私はそこでかつて付き合っていた彼女に別れ話を切り出していた。
あまりにもお互いがすれ違っていた。
私が会いたいと思もう日は彼女は会ってくれない。
彼女が会いたいという日は私は会いたくない。
約束をしてもどちらかが何らかの都合で、約束を流れてしまう。
こんなんじゃ、付き合っても意味がない。
そう思って、彼女の家に行って別れ話を切り出した。
一方的に別れ話を切り出している間、彼女はずっと黙って私の言葉を耳を傾けていた。
彼女の表情を見ていると、段々と言葉が出なくなった。
そのまま二人の間に時間がじ~っと流れた。
そんな不穏な時間を彼女の携帯から流れるがかき消した。
パッヘルベルのカノン。
それは、彼女がアルバイトに出かける時間を知らせるメロディ。
でも、彼女は一向に音楽を切らない。
曲が一通り終わるまで間、私たちは音楽に耳を傾けていた。
私はずっと今まで彼女と過ごした日々を考えていた。
曲が終わると、彼女はアルバイトに行く用意をして、一緒に外に出た。
お互い無言で。
埼京線の戸田公園駅まで歩いて、そのまま電車に乗った。
電車のドアに寄りかかって、向き合っていた。
遠い目で、原宿(彼女のアルバイト先)に着くまでの間、彼女のことを考えていた。
”電車が止まると、私たちは別れてしまう。だから、ずっと電車よ止まらないでくれよ”
と私は心の中で祈っていた。
でも、電車は着実に目的地まで進んでいた。
そして、いつの間にか目的地の駅に着いてしまった。
電車の扉が開くと、たくさんの人が駅に降りた。
私たちも。
そして、私は重い口を開いた。
「じゃあ、ここで。さようなら」
すると、彼女は私に抱きついた。
彼女は泣いていた。
そんな彼女を見ていると、私の目からも涙がこぼれた。
とどめなく・・・
それから、数分もの間、私たちは駅のプラットホームで抱き合って泣いていた。
次の電車が到着するアナウンスで、どちらともなく離れた。
そして、彼女は口を開いた。
「もし、心が少しでも変わったら、あたしのバイトが終わるまでここで待ってて。あたし今日ここで待っているから」
そう言い残して、アルバイトに向かっていった。
そんな彼女の後姿を見ながら、”こんな自分って、なんかイヤ”って心の底から思った。
心の底から。。。
憂鬱な気持ちになりながら、原宿の駅のまわりを歩き回った。
体力の続く限り・・・
でも、一向に気持ちが良くならなかった。
次第にもう生きていてもしょうがないと思い始めた。
駅前の歩道橋に上がって、飛び降りてしまおうと足をかけた。
その時、人生に終わりを告げようとした時、ひとつだけどうしても知りたいとことがあることに気づいた。
そして、大学時代の友人にメールをした。
「元気?ねぇ、ひとつ聞いていい?生活していて、何もかもうまくいかない日ってあるでしょ(僕だけかもしれないけど・・・)。そんなとき、Shinさんなら、どうする?」
その後、どんなメールを返してくれたのかは分からない。
ただ、分かっているのはすぐメールをくれたことだけ。
「そっか。ありがとう!」
とその時私は返信した。
いくら思い出そうとしても、その時のメールの内容を思い出すことができない。
気づいたときには、そのメールが消えてしまっていたから・・・
たぶん、すごくいいメールだったと思う。
それか、単純な文章か。
どちらか分からない。
でも、そのメールを読んだ私は、駅前の公園に座って、彼女が通り過ぎるのを待っていた。
遠くから歩いてくる彼女の姿を見た瞬間、走り出していた。
気がつくと、私の目の前に彼女の顔があった。
そんな光景を暗闇の中でずっと眺めていた。
どん底の気分から立ち直るきっかけをくれたメール(内容を思い出せないけど)。
彼女との思い出を思い出させてくれたパッヘルベルのカノン。
YouTubeでパッヘルベルのカノン(http://jp.youtube.com/watch?v=Kefm-ZkOtR8
)を聞きながら、必死にメールの内容を思い出そうとしていると、いつの間にか憂鬱な気持ちが消え去っていた。
心の底から”頑張ろう”という声が聞こえてきたような気がした。
今日のような憂鬱な気分のとき、どうすれば気分が晴れるのか分からない。
ただ、ひとつだけ、ひとつだけ分かったことがある。
それは、私は自分が思っているより、どうしようもない自分ではないということ。
だって、絶対に自分の周りには自分のよさを知っている人がいるはずだから・・・
最近、何もかもうまくいかない。
人と会話していても、盛り上がるような会話ができない。
こんな自分って、なんかイヤ。
字を書いていても、きれいな字が書けない。
こんな自分って、なんかイヤ。
写真を撮っていても、撮りたい写真が撮れない。
こんな自分って、なんかイヤ。
景色を見ていても、景色がきれいに見えない。
こんな自分って、なんかイヤ。
日記を書いていても、思うような文章が書けない。
こんな自分って、なんかイヤ。
何をしても、自分が悪く見えてしまう。
この世で一番不要な人物のように。
時々こんな風に思う日々が来る。
そんな日はいつも電気をつけず、暗闇の中でボーッとしている。
すると、目の前にいろいろな光景が現れる。
今日も、そんな光景を見ていた。
目の前には、見慣れた部屋が広がっていた。
私はそこでかつて付き合っていた彼女に別れ話を切り出していた。
あまりにもお互いがすれ違っていた。
私が会いたいと思もう日は彼女は会ってくれない。
彼女が会いたいという日は私は会いたくない。
約束をしてもどちらかが何らかの都合で、約束を流れてしまう。
こんなんじゃ、付き合っても意味がない。
そう思って、彼女の家に行って別れ話を切り出した。
一方的に別れ話を切り出している間、彼女はずっと黙って私の言葉を耳を傾けていた。
彼女の表情を見ていると、段々と言葉が出なくなった。
そのまま二人の間に時間がじ~っと流れた。
そんな不穏な時間を彼女の携帯から流れるがかき消した。
パッヘルベルのカノン。
それは、彼女がアルバイトに出かける時間を知らせるメロディ。
でも、彼女は一向に音楽を切らない。
曲が一通り終わるまで間、私たちは音楽に耳を傾けていた。
私はずっと今まで彼女と過ごした日々を考えていた。
曲が終わると、彼女はアルバイトに行く用意をして、一緒に外に出た。
お互い無言で。
埼京線の戸田公園駅まで歩いて、そのまま電車に乗った。
電車のドアに寄りかかって、向き合っていた。
遠い目で、原宿(彼女のアルバイト先)に着くまでの間、彼女のことを考えていた。
”電車が止まると、私たちは別れてしまう。だから、ずっと電車よ止まらないでくれよ”
と私は心の中で祈っていた。
でも、電車は着実に目的地まで進んでいた。
そして、いつの間にか目的地の駅に着いてしまった。
電車の扉が開くと、たくさんの人が駅に降りた。
私たちも。
そして、私は重い口を開いた。
「じゃあ、ここで。さようなら」
すると、彼女は私に抱きついた。
彼女は泣いていた。
そんな彼女を見ていると、私の目からも涙がこぼれた。
とどめなく・・・
それから、数分もの間、私たちは駅のプラットホームで抱き合って泣いていた。
次の電車が到着するアナウンスで、どちらともなく離れた。
そして、彼女は口を開いた。
「もし、心が少しでも変わったら、あたしのバイトが終わるまでここで待ってて。あたし今日ここで待っているから」
そう言い残して、アルバイトに向かっていった。
そんな彼女の後姿を見ながら、”こんな自分って、なんかイヤ”って心の底から思った。
心の底から。。。
憂鬱な気持ちになりながら、原宿の駅のまわりを歩き回った。
体力の続く限り・・・
でも、一向に気持ちが良くならなかった。
次第にもう生きていてもしょうがないと思い始めた。
駅前の歩道橋に上がって、飛び降りてしまおうと足をかけた。
その時、人生に終わりを告げようとした時、ひとつだけどうしても知りたいとことがあることに気づいた。
そして、大学時代の友人にメールをした。
「元気?ねぇ、ひとつ聞いていい?生活していて、何もかもうまくいかない日ってあるでしょ(僕だけかもしれないけど・・・)。そんなとき、Shinさんなら、どうする?」
その後、どんなメールを返してくれたのかは分からない。
ただ、分かっているのはすぐメールをくれたことだけ。
「そっか。ありがとう!」
とその時私は返信した。
いくら思い出そうとしても、その時のメールの内容を思い出すことができない。
気づいたときには、そのメールが消えてしまっていたから・・・
たぶん、すごくいいメールだったと思う。
それか、単純な文章か。
どちらか分からない。
でも、そのメールを読んだ私は、駅前の公園に座って、彼女が通り過ぎるのを待っていた。
遠くから歩いてくる彼女の姿を見た瞬間、走り出していた。
気がつくと、私の目の前に彼女の顔があった。
そんな光景を暗闇の中でずっと眺めていた。
どん底の気分から立ち直るきっかけをくれたメール(内容を思い出せないけど)。
彼女との思い出を思い出させてくれたパッヘルベルのカノン。
YouTubeでパッヘルベルのカノン(http://
心の底から”頑張ろう”という声が聞こえてきたような気がした。
今日のような憂鬱な気分のとき、どうすれば気分が晴れるのか分からない。
ただ、ひとつだけ、ひとつだけ分かったことがある。
それは、私は自分が思っているより、どうしようもない自分ではないということ。
だって、絶対に自分の周りには自分のよさを知っている人がいるはずだから・・・
願いをひとつ叶えられるとしたら?
願いをひとつ叶えられるとしたら?
今日、夢を見た。
仲間との久しぶりの飲み会。
懐かしい思い出話に花を咲かせて盛り上がった。
もっともっと話をしたかったけど、みんな終電で帰るという。
私だけ自転車で来たので、とぼとぼ夜道を帰っていた。
飲み会での話を思い出しながら自転車をこいでいると、
なぜか街灯の下に扉があった。
扉の周りは森なのに・・・
そーっと扉を開けてみると、扉の中は真っ暗だった。
夜道よりもずーっと暗くて、まったく中が見えない。
でも、何があるのかなぁ~と身を乗り出して見ていると、ボンと何者かに押された。
うぁ~と叫びながら、どこまでも落ちて行った。
何十秒か、何分間かの間落ち続けた。
このままどうなるんだろうと思っていると、
突然温かくてフカフカな感触が全身に走った。
天気のいい日に布団を干したようなポカポカした布団。
気がつくと、白い布団に私は寝っ転がっていた。
真上には青い空。
あ~っ、気持ちいいなぁ~と思っていると、近くで大声を出して泣いている人がいた。
うるさいなぁ~と思いつつ、無視しようと思って寝たふりをしていた。
が、泣きやまない。
このままじゃ一向に寝れないと思って、声を掛けると、
「わらわの持っていた宝石、全部取られてしまったんじゃ。取り返してくれんかのう」
「う~ん」と悩んでいると、
「もし、とり返したら願い事をひとつ叶えてやろう」
と言われた。
現金な性格なのか”願いを叶えてくれる”という一言に心がそそられた。
それから、私の宝石を探す旅が始まった。
いくつかの困難を超えた上で、宝石を全部探し出し、宝石を渡してあげた。
すると、
「どんな願いを叶えたいのじゃ」
と聞かれた。
願い事をずっと考えていなかった私はとても悩んだ。
ずーっと考えを巡らせていると、目覚まし時計がけたたましい音を立てて鳴った。
現実の世界に連れ戻されてしまった。
あとちょっとだったのにと後悔したが、起きて何十時間たつ今でもどんな願い事をかなえたらいいのか分からないままでいる。
お金?
知識?
名誉?
愛?
健康?
権力?
分からない。
でも、最終的に答えを出すとしたら、たぶん願い事を叶えないという選択をすると思う。
もったいないなと後で後悔するけど、きっと。
だって、たとえ願い事をひとつ叶えてもらっても、それはきっとその瞬間だけのものだから。
あと何年生きるかどうか分からないけど、喜びや幸せと同じように、悲しみにも不幸にも、たくさん巡り合うと思う。
それはたぶんというか絶対、避けられない。
ましてや、悲しみや不幸や不満があるたんびにお願いするわけにはいかない。
本当に大切なものはお願い事をして変えることの中にはない。
変えるべきなのは自分自身。
自分自身が変わらなければ、いつまでたっても今のままだし・・・
願い事を何十個、何百個叶えられても同じままなんじゃないかな?
なんて、答えだしてみたけど、こんな決断をする私って愚かなのかな!?
今もまだそんなことを考えている。。。
今日、夢を見た。
仲間との久しぶりの飲み会。
懐かしい思い出話に花を咲かせて盛り上がった。
もっともっと話をしたかったけど、みんな終電で帰るという。
私だけ自転車で来たので、とぼとぼ夜道を帰っていた。
飲み会での話を思い出しながら自転車をこいでいると、
なぜか街灯の下に扉があった。
扉の周りは森なのに・・・
そーっと扉を開けてみると、扉の中は真っ暗だった。
夜道よりもずーっと暗くて、まったく中が見えない。
でも、何があるのかなぁ~と身を乗り出して見ていると、ボンと何者かに押された。
うぁ~と叫びながら、どこまでも落ちて行った。
何十秒か、何分間かの間落ち続けた。
このままどうなるんだろうと思っていると、
突然温かくてフカフカな感触が全身に走った。
天気のいい日に布団を干したようなポカポカした布団。
気がつくと、白い布団に私は寝っ転がっていた。
真上には青い空。
あ~っ、気持ちいいなぁ~と思っていると、近くで大声を出して泣いている人がいた。
うるさいなぁ~と思いつつ、無視しようと思って寝たふりをしていた。
が、泣きやまない。
このままじゃ一向に寝れないと思って、声を掛けると、
「わらわの持っていた宝石、全部取られてしまったんじゃ。取り返してくれんかのう」
「う~ん」と悩んでいると、
「もし、とり返したら願い事をひとつ叶えてやろう」
と言われた。
現金な性格なのか”願いを叶えてくれる”という一言に心がそそられた。
それから、私の宝石を探す旅が始まった。
いくつかの困難を超えた上で、宝石を全部探し出し、宝石を渡してあげた。
すると、
「どんな願いを叶えたいのじゃ」
と聞かれた。
願い事をずっと考えていなかった私はとても悩んだ。
ずーっと考えを巡らせていると、目覚まし時計がけたたましい音を立てて鳴った。
現実の世界に連れ戻されてしまった。
あとちょっとだったのにと後悔したが、起きて何十時間たつ今でもどんな願い事をかなえたらいいのか分からないままでいる。
お金?
知識?
名誉?
愛?
健康?
権力?
分からない。
でも、最終的に答えを出すとしたら、たぶん願い事を叶えないという選択をすると思う。
もったいないなと後で後悔するけど、きっと。
だって、たとえ願い事をひとつ叶えてもらっても、それはきっとその瞬間だけのものだから。
あと何年生きるかどうか分からないけど、喜びや幸せと同じように、悲しみにも不幸にも、たくさん巡り合うと思う。
それはたぶんというか絶対、避けられない。
ましてや、悲しみや不幸や不満があるたんびにお願いするわけにはいかない。
本当に大切なものはお願い事をして変えることの中にはない。
変えるべきなのは自分自身。
自分自身が変わらなければ、いつまでたっても今のままだし・・・
願い事を何十個、何百個叶えられても同じままなんじゃないかな?
なんて、答えだしてみたけど、こんな決断をする私って愚かなのかな!?
今もまだそんなことを考えている。。。
二つの愛
二つの愛
突然、友人の口から信じられない言葉が飛び出した。私の恋人が他の男とデートしていたという。
ザーッという音を立てながら振りし切る雨の中を、友人の制止を振り切って、一心不乱に自宅に戻った。机の引き出しから拳銃を取り出し、彼女の元へ向かった。真相を知りたいという思いと、知りたくない思いを抱えながら・・・
彼女の家の前で彼女の部屋を一瞥してから、チャイムを押した。すると、彼女は家の前に出てきて、いつものように親しげに接してきた。
サッとポケットの中にあった拳銃を向けると、彼女の体が凍りついた。彼女に聞きたいことは分かっているのだが、どんな言葉を投げかけていいのか分からなかった。数十秒、あるいは数十分の時が私たちの間を駆け抜けた。次第に私の動揺を見抜いたのか、彼女は徐々に冷静さを取り戻していった。
すると、雨音の間から彼女の言葉が聞こえた。
「あなたは決して打たないでしょうね。打ったとしても、自分に返ってくることを知っているから」
そんな言葉を聞いて、フッと我に返った。私はもはや彼女のことを愛していないということを悟ったからだ。いや、正確にいえば、出会った頃感じていた愛と、今さっきまで感じていた愛が違うことに気づいたからだ。
出会った頃の私は、とにかく彼女のことを知りたかった。だから、いろんなことを話したり、いろいろなところに一緒に行ったり、贈り物を贈った。まだ見ぬ彼女の魅力を知りたかった。
だが、彼女の浮気を知った途端、私の愛情は別の方向へ向けられた。彼女を誰かに取られてしまったような錯覚に襲われた。まるで、子供がおもちゃを友達に取られてしまったかのような感情が私の中を駆け巡った。私の愛情はいつの間にか支配欲という欲望に変わっていた。
すると、フッと体が軽くなった。私の心が晴れると同時に、雨もやんだ。目の前には、好きだった頃の彼女が立っていた。
突然、友人の口から信じられない言葉が飛び出した。私の恋人が他の男とデートしていたという。
ザーッという音を立てながら振りし切る雨の中を、友人の制止を振り切って、一心不乱に自宅に戻った。机の引き出しから拳銃を取り出し、彼女の元へ向かった。真相を知りたいという思いと、知りたくない思いを抱えながら・・・
彼女の家の前で彼女の部屋を一瞥してから、チャイムを押した。すると、彼女は家の前に出てきて、いつものように親しげに接してきた。
サッとポケットの中にあった拳銃を向けると、彼女の体が凍りついた。彼女に聞きたいことは分かっているのだが、どんな言葉を投げかけていいのか分からなかった。数十秒、あるいは数十分の時が私たちの間を駆け抜けた。次第に私の動揺を見抜いたのか、彼女は徐々に冷静さを取り戻していった。
すると、雨音の間から彼女の言葉が聞こえた。
「あなたは決して打たないでしょうね。打ったとしても、自分に返ってくることを知っているから」
そんな言葉を聞いて、フッと我に返った。私はもはや彼女のことを愛していないということを悟ったからだ。いや、正確にいえば、出会った頃感じていた愛と、今さっきまで感じていた愛が違うことに気づいたからだ。
出会った頃の私は、とにかく彼女のことを知りたかった。だから、いろんなことを話したり、いろいろなところに一緒に行ったり、贈り物を贈った。まだ見ぬ彼女の魅力を知りたかった。
だが、彼女の浮気を知った途端、私の愛情は別の方向へ向けられた。彼女を誰かに取られてしまったような錯覚に襲われた。まるで、子供がおもちゃを友達に取られてしまったかのような感情が私の中を駆け巡った。私の愛情はいつの間にか支配欲という欲望に変わっていた。
すると、フッと体が軽くなった。私の心が晴れると同時に、雨もやんだ。目の前には、好きだった頃の彼女が立っていた。
わたしの寝言
わたしの寝言
私はよく寝言を言うらしい。
ある時は、仕事の寝言。
何かトラブルがあったせいか、絶えず「すみません」を繰り返したと言う。
また、ある時は、寝ながらサッカーをしていたらしい。
「ヨッシャー」とか「ファウルだよっ!!」とか「主審、主審」という言葉を繰り返していたらしい。
人から寝言を言っていると何度か指摘されたので、思い切って寝ている時に音声レコーダーを仕掛けてみた。
次の日、聞いてみると、なんと英語を喋っていた。
しかも、注意深く聞いていると、英語で心理学の授業をしているみたい。
聞きながら、こんなにも自分が英語をしゃべれるんだと気づいて、ビックリした。。。
仕事の同僚にこんな話をしたら、寝言で英語を喋るようになったら、もう一人前だよって言ってくれた。
ルンルン気分で家に帰って、昨夜もレコーダーをしかけてみた。
すると、変な寝言が録音されていた。
「ニャオ~ン」
という自分の声色で鳴いている猫の鳴き声。
もしかしたら、猫の世界で一人前になったのかな???
な~んて。。。
みなさんも寝言を録音されてみてはいかがですか?
別の一面が見れるかも・・・




