11.anbaggern 【アンバッゲャン】 アンバッガーンでもいいかも。擬音っぽい。バッゲャーン、バッガーン、ドガーン。
Baggerという名詞はパワーショベルの事。工事現場にある、土を掘ったり、
トラックに移したりする大きなアレ。たぶん男の子のあこがれ。
オモチャとかであったりすると嬉しくなる土木作業機械。
何気にレゴでも精巧に再現されたモデルがあって、それはなんと
空気圧やモーターでも動かす事が出来る。そんな掘削機。
その掘削機が動詞になるとbaggern。土をごっそり持って、寄せたり。
anbaggernとanがつく事によって、ごっそり寄せる・・・
言いよる、ナンパする、という意味に。
過去形はangebaggert、アンゲバッゲャト。
例文:
A: Der baggert mich ständig an! Das nervt!
B: Dann hau ihn aufs Maul.
(A: アイツいっつも言いよってくるのよ!うんざりするわ! B: じゃあ殴れば?)
類義語:
anmachen 【アンマッヘン】
さりげなくこれは発音がカタカナで完璧に近い。
アンのあと、マッヘン、はアンよりも2音位下で読めばOK。
アンマッヘン自体は、喧嘩売るって意味もある。
flirten 【フリャーテン】
発音が地味に難しいFLi。フリじゃなくてFリ。FULIじゃない。
色目を使うという意味で。目線だけでいちゃついたり。なんだか大人っぽい。
angraben 【アングラーベン】
grabenの意味は掘る。an自体が何何の・・・や何々へ・・・と言う意味があり、
掘る、にanをつけて誰かをこう掘る動きのようにごそっと寄せる。
つまり言い寄ってナンパ。
12. Land unter 【ランド ウンター】 水没。
のようなイメージで口語で使う場合は「超忙しい」「右も左も分からない」等、
とても大変な時に。
例文:
A: Lass uns morgen ins Kino gehen.
B: Nee, bei mir ist Land unter.
(A: 明日映画行こうよ。 B: 無理、今本気で忙しい。)
怒涛の如く押し寄せる問題や仕事がある場合や、
締め切りがとってもタイトな時などに使用すると素敵。
床上浸水になった時に使うと本来の意味としても使える。
でもそんなときはうまいこと云ったな、というよりは本当に大変なので笑えない。
翻訳家も仕事を引き受けすぎるとよくLand unterな状況に陥る。
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