Dark sideからの毒霧 -7ページ目

絶望の淵

どこまでオレは見放されればいいんだ。

些細な楽しみだったことが消えた。

ちょっとだけ見えた小さな光だったのに。


オレはなんのために生きている?

答えを聞かせてくれ。

悲しむために生きているのか?


悲しみがオレを支配する。

苦しみがオレを狂わせる。


生きているべきではない。

いや、死んだほうがいい。

そんな声が聞こえる。


オレは人としての喜びがほしかった。

一時の愉しみ、それも奪われオレには悲しみ、苦しみ、憎しみしか残っていない。


この一年、オレの周りには幸せになった人間しかいない。

結婚3人、付き合い始めたの4人、結婚したうち一人は子供もできた。

人間全体の幸、不幸のバランスが取れているならオレはそれらの不幸を一手に背負っているのだろう。


もうたくさんだ。

道連れに幸せ者の首を取って身投げしようか。

怒り、悲しみ、苦しみ…偽りの仲の良さ

愛という感情は怒りに変わった。

今まで見つめていたときは愛よ届けと念じていた。

今は別れればいい、ヤらせろよ、減るもんじゃないし、彼氏とヤってるのなら変わらんやろっていうどす黒い感情。


オレがどんな状態になろうとも、オレの周りからはなんのアクションも起きないんだろう。

まわりにやさしさを見せたところでそれは自分が思う形では一切返ってこない。

オレだけ氷河期にいるようだ。


声を掛ける。

ただそれだけで救われることが有る。

心が満たされ続けている人間たちはそれにすら気付かないんだろう。


無駄なことはもうしない。

元から持っていないやさしさを無理に振りまくのはやめる。

誰かのために何かをするのは無駄なこと。


表の日記も遠くの友は見てくれるが周りの人間は一人を除いて一切見ない。

誰も興味がないらしい。

きっと急に出勤しなくなっても、人手が一人足りなくて困るくらいなもんだろう。

金さえあれば抜け出せるのにそれが無いからとどまらなければならない。

会社に行くのももうイヤだ。

友達のいないところ。

誰も歩みよっては来てくれない。

近寄っていけばみんな避けるように遠くにいく。

幸せボケしている人間は足元に転がっている不幸な人間が見えてない。

そして、それを踏み潰しながらこの世の春を謳歌している。


すべて消えてなくなればいい。

消えてしまえ。

神様ヘルプ

まわりを見渡せば、そこには人間の顔をしてるけど心を持たないものがたくさん。
心から助けてって思っているのに、口ではいつでもとか言うのに、責任を負わない。

飲みに行きましょっか。
具体的に誘ったのに返事は返ってこない。

そんな人間っぽい姿形してるけど、人間の心を持ってないものばっかりだ。
少なくともオレが思う人間の心を持ってる人間はいない。

責任を果たさんのならそれは嘘だ。
そんな無責任な口だけなものは閻魔大王に舌を抜かれてしまえばいい。

でも、ほんとうは実はオレが人間じゃないのかもしれない。
きっとそうだ。

この前連休で不精髭を生やしてたら野獣っぽいって言われた。
やさしい心を持った野獣は人を愛するあまり抵抗せず深い傷を負う。
しかし、愛が奇跡を起こす。

でも、オレが野獣であって愛を持っていても、誰もそれに応えてくれないから奇跡は起きない。
深く傷ついて、絶命する。
恋愛の愛を求めているのではないんだ。
特別な愛なんていらない。
誰かに愛されたい。

それが叶わぬなら、救いなどいらぬ。
滅ぼせよ、この身を。